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東海農政局

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「平成30年度食育実践セミナー(簡易な栽培の体験~お部屋deとれたて!マイ畑)」を開催しました

東海農政局では、平成30年8月23日(木曜日)、名古屋国際センター(名古屋市中村区)において、とうかい食育ネットワークの活動の一環として、浜松市緑化推進センター緑の相談員の竹村久生氏を講師に迎え、主に栄養教諭・教諭・栄養士を対象としたセミナーを開催しました。

1.開催概要

日時

平成30年8月23日(木曜日)13時30分~16時30分

場所

名古屋国際センター(名古屋市中村区)

講師

竹村久生 氏(浜松市緑化推進センター 緑の相談員、元浜松市立天竜中学校教諭)
(※ 中学校教諭時代から、親子等の一般向けから教職員等の指導者向けまでの幅広い層を対象に、全国で年間30件ほどの「栽培を通して育む食育」の実技講習を実施)

参加者

栄養教諭・教諭・栄養士等、計28名

配付資料

内容

講義

「おもしろ菜園」~未来を担うこどもたちの食育~

実習

「マイ畑」作り、「マイ畑」野菜を使った料理の試食

2.セミナーの概要

講義

今回「おもしろ菜園」~未来を担うこどもたちの食育~ をテーマに講義をしていただきました。その主な内容は以下のとおりです。

  • 今回紹介する「マイ畑」(容器栽培)は天候にかかわらず実施することのできる手軽な栽培方法である。
  • 知育・徳育・体育が教育の基本であるが、食は人を良くすると書き、食育がそれぞれのベースであると感じている。特に徳育については、食べることをセットにした栽培体験を追加するのがよいのではないかと考えている。子どもたちに、食べるために作る意味を伝えたい。農業高校や技術の授業でも、食べることまでは行わない。一度自分がまいた種を栽培し、収穫し、食べておいしかったと感じる一連の流れを体験・実感することは、様々な学びとともに1つ1つの関係性の理解や自信の獲得にもつながり、ひいては「生きる力」を育むことになると考えている。
  • 野菜は育ててくれる人の足音を聞いて大きくなるといわれているが、今の小中学生は虫等の理由で栽培が嫌いなため畑に行けといっても見に行かない。そこで、発想の転換をし、野菜から教室に来てもらう、植物が子どもたちに身近な生活空間で育つという発想の下、今回紹介するマイ畑を考案した。教室で行うため虫がつく心配もない。
  • 実際の畑の栽培も必要ではあるが、まずはマイ畑で成功体験を得ることで、畑の栽培に興味を持ってもらえるようになると信じている。
  • 今回の参加者には、現場で同じ講義をしていただきたい。今回の実習で紹介する豆苗の栽培は、誰にでもでき、中学校でも失敗する生徒はいない。
  • 今回は豆苗で実習するが、いちごの苗で手間と時間をかける方法もある。

講義講義

実演実演

また、講義の中では、デジタル糖度計を用いて果物の糖度当てを実施する授業の例も紹介いただきました。
数字によって表示されるデジタル糖度計は生徒にもわかりやすく、特に甘いトマト作りのための確認や給食の食材の糖度当てクイズに活用できるそうです。

糖度当て糖度当て

実習

試食

今回の参加者が食育の指導者であることから、先ずゴールをイメージしてもらうために試食をしました。
試食に当たり、講師から以下の説明がありました。

  • 栽培の目的は自分が作った野菜を調理して食べること。
  • 今回は豆苗の簡単な調理例として、餃子の皮を使ったピザと豆苗入りのラーメンを紹介する。
  • 豆苗は、ビタミン、ミネラル等栄養を豊富に含み、栽培が簡単な野菜の代表例である。
  • 豆苗は、栽培期間が短いので、授業に取り入れやすい。

マイ畑作り

講師の実演指導の下、参加者全員が牛乳パックによる豆苗の「マイ畑」作りを行いました。
マイ畑作りの実習に当たり、講師から以下の説明がありました。

  • 今回は、給食で使用されている牛乳パックで作成する。
  • 牛乳パックの底に空気の通り口や底面給水のための穴をはさみで開け、不織布(100円ショップで販売)を敷き、土を入れ、豆苗の種を播き、土をかぶせ、後は水をためる受け皿に乗せるだけで簡単に作成できる。
  • できたマイ畑は、日当たりの良い窓際に置く。
  • 受け皿に水がなくなったら、受け皿に水を入れる(上からかけない)のが失敗しないためのポイントである。
  • 光の量や質を変えたり、水の質や量を変えて生育の違いを観察することも学びになる。

実習実習

3.アンケート結果から

セミナーの感想をいただきました

  • 育てることにより食の大切さが理解しやすい講義でした。
  • 実際の現場での取組なども紹介されていて、どれもアイデアに富んだものばかりで関心させられました。
  • 今後親子でできる容器栽培実習を実施できるようにしたいです。畑に行かなくても野菜を育てるきっかけ作りにとても良いと思いました。
  • 体験を含んだ講演が魅力的でした。2学期からの生活科で生かせることがたくさんありました。
  • 体験型のセミナーは楽しく実感を伴うことができるセミナーとして良いと思いました。
  • 色々な実践をもとにまとめられていて、とても参考になりました。子どもが興味深く、観察し行動できる工夫、失敗しないためのポイントなど、とても細かく教えていただいてわかりやすく、実行してみたくなりました。材料の工夫、入手方法、保存、保管まで教えていただいてありがとうございました。
  • 写真や動画など、実際の授業の様子がよくわかるセミナーで非常によかったです。今後の仕事に役立てていきたいと思います。
  • 大変興味深く、楽しい時間でした。また、学校に戻ってどのように取り入れようかワクワク感もあります。最初は特別支援学級から実施してみようと思います。

お問合せ先

消費・安全部消費生活課

担当者:食育推進班
代表:052-201-7271(内線2815)
ダイヤルイン:052-223-4651
FAX番号:052-220-1362

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