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東海農政局

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教育ファームスタディin名城大学農学部附属農場「~親子で学ぼう『食』と『農』~」を開催しました

東海農政局では、平成28年11月12日(土曜日)、愛知県春日市の名城大学農学部附属農場において、名城大学農学部と共催し、親子で学ぼう「食」と「農」をテーマに、「教育ファームスタディin名城大学農学部附属農場」を開催しました。

当イベントは、東海管内の小学生の親子を対象として、親子向け食育のお話、農場の研究紹介、農業体験等を行い、知識や体験を通じて「食」と「農」への理解を深めていただくことを目的として開催しました。

食育のお話

NPO法人だいずきっず代表理事の沢田和英氏から「すごい大豆と子供たち~食の原点は家族にあり~」をテーマに、食育に関するお話をしていただきました。

NPO法人だいずきっずの取組紹介から始まり、大豆を中心とした農業から食に至るまでの体験を通して感じてほしいこと、そして食育とは何かが伝わる内容でした。

お話の概要

  • NPO法人だいずきっずの主な取組として、参加者とともに1年をかけて大豆の栽培から収穫、そしてお豆腐を作るという体験活動を行っている。
  • 大豆は自分で栄養を蓄え、自分自身で成長することができる「大いなる豆」である。この大豆のように子供たちも自分でいろんなことを吸収し、経験をして、自分自身で生きる力を持っていることを少しでも感じてほしい。
  • だいずきっずの取組に参加する多くの子供たちは、大豆の生産や調理等の体験を通して、食や農に対する興味を持ってくれている。幼い頃に、こうした記憶に残る経験をすることが大切であると考えている。
  • 食事をする際には、家族や仲間たちと一緒に食べることが大切であり、「おいしい、うれしい、たのしい」の「食育の3C」が感じられる食事の工夫や時間に心がけていただくことが、食育で一番大切なことだと考えている。

だいずきっず沢田和英氏のお話食育の3Cの説明食育の話を真剣に聞く参加者質問に答える子供たち

わくわくフィールドサイエンス

名城大学農学部のフィールドサイエンス研究室の学生さんから、野菜、畜産、果樹、花きの4分野に分かれ、日頃、大学で研究している内容を分かりやすく紹介していただきました。

野菜の分野は、「野菜の混植」と「植物に振動を与えることによる発芽や成長への影響」について、畜産分野は、「春日井市特産のウチワサボテンを名古屋コーチンに食べさせた場合の産卵性に及ぼす影響」や「牛やヤギの飼料に、きのこ廃菌床を含めた場合の摂食量に及ぼす影響」について、ポスター等にまとめて紹介いただきました。

また、果樹の分野は、ミカン収穫後の時間の長短による味の違いを参加者に確かめてもらったり、花き分野では、新しい品種の花を作る際の受粉方法を花の蕾を使って説明したりと工夫をして紹介していただき、参加者も真剣に聞き入っていました。

野菜分野の紹介畜産分野の紹介果樹分野の紹介花き分野の紹介

ヤギの乳搾り見学

附属農場で飼育しているヤギのユキちゃんの搾乳実演を行いました。

担当の林先生と石川技術職員からヤギの搾乳についての説明後、搾乳実演が始まると、子供たちは興味津々で「お乳がたくさん出る」と、ヤギがいるトラックの荷台に張り付き、身をのりだして乳搾りを見ていました。

ヤギのユキちゃんヤギの乳搾り見学

親子農業体験

いも掘り体験

附属農場のほ場で行ったさといもやダイジョイモ掘り体験では、担当の森田先生と片山先生からいもの掘り方の説明を受けた後、親子で力を合わせて、土の上に出ている茎や葉を取り除き、スコップでいもを傷つけないように周りから掘りました。

1株にたくさんのいもが付いているため、なかなか引き抜けず苦戦していましたが、掘りあがると「たくさんとれた」「すごく大きい」と歓声があがっていました。

農作業に汗を流した後には、カゴいっぱいに収穫したいもを運ぶ満足そうな子供たちの姿がみられました。

また、保護者からは、いもの保存方法や調理方法を質問するなど、親子ともども楽しく体験できたようです。

サトイモ掘りの様子サトイモがたくさん掘れましたダイジョイモを掘る様子ダイジョイモの茎を引っ張っている様子

ヤギ乳のキャラメル作り体験

加工室で行ったヤギ乳のキャラメル作り体験では、担当の林先生から作り方の説明を受けた後、砂糖を計り取り、ヤギ乳と混ぜてから、コンロに火を付け30分ほどゆっくりとかき回していきました。

子供たちは、ヤギ乳が白色からキャラメル色に変わっていく様子や、だんだん固まっていく様子を見ながら根気よく頑張りました。

その後、ほどよく固まったキャラメルを少し冷やし、思い思いの形にしました。お花の形や顔の形、中にはキャラメルに文字や絵を描く子もおり、それぞれ納得のいくオリジナルのキャラメルが完成しました。

キャラメル作りの様子完成したヤギ乳のキャラメル

親子で学ぼう「食」と「農」に参加いただいた皆様へ

「教育ファームスタディin名城大学農学部附属農場」に参加いただいた皆様には、食育についての大切なことを学び、農産物等の収穫や調理する喜びを体感し、親子で一つのことをやり遂げたことで、今回のテーマである「親子で学ぼう『食』と『農』」を実践していただけたのではないかと思います。

また、収穫や加工した食材をご家庭で食べる際には、「おいしい、うれしい、たのしい」を思い出し、家族で今回の体験や食について話題にしながら、味わっていただきたいと思います。

参加者の感想

参加者から以下のような感想をいただきました。

  • 「すごい大豆と子供たち」のような一貫した体験ができたら素晴らしいと思う。
  • 大豆はほぼ毎日とる食材なので、とても興味深かった。
  • ヤギの搾乳を初めて見て、牛乳との違いが新鮮だった。
  • サトイモは土の深いところまで育っており、掘るのが大変だった。
  • 親芋が食べられることを初めて知った。
  • ヤギ乳のキャラメル作りは貴重な体験で、とても楽しかった。
  • これから子供たちが、少しでも好き嫌いなく食べてもらえたら良いと思う。
  • 春日井市内を中心に、これからもこの会場から体験型の学びの機会を増やしてほしい。

お問合せ先

消費・安全部消費生活課

担当者:食育推進班
代表:052-201-7271(内線2815)
ダイヤルイン:052-223-4651
FAX番号:052-220-1362