ホーム > 政策情報 > 分野別情報 > 基本政策 > バイオマス > 東海バイオマス・ニッポン > 東海地域の取組事例、情報等 > 太陽光発電の取組


ここから本文です。

太陽光発電の取組

取組主体

取組主体 JAいがほくぶ
設置施設 太陽光発電装置(システム)
施設所在地 三重県伊賀市猪田3997番地の1
連絡先 0595-37-0341
FAX 0595-36-2726
ホームページアドレス http://www.jaiga.or.jp/(外部リンク)
事業年度 平成22年度
活用補助事業 (農林水産省)平成22年度太陽光エネルギー利用推進事業

発電システムの概要

  1. 推定発電量:10,912kwh/年
  2. 建設単価:851,460円/kw
  3. 発電単価:71.7円/kw

発生電力の利用用途等

  1. 用途:育苗ビニールハウス及び作業棟内の負荷設備(温風器、ポンプ、窓開閉器、播種機、電灯等)
  2. 発生電力による代替率:約29%

経済効果、環境改善効果

  1. 商用電力削減効果:10,436kwh/年
  2. CO2の削減効果:4.4t -CO2/年

取組の目的・背景

 JAいがほくぶでは、管内組合員が生産する約20万俵の伊賀米を集出荷している。伊賀米の高品質と均一化を図るため、育苗事業において約22万箱の水稲苗の生産をおこなっている。上野南育苗センターは生産拠点のひとつで、毎年約12万箱の水稲苗を取り扱っている。

近年、育苗センターでは水稲苗の生産だけではなく、水田畦畔被服植物(カバープランツ)苗の試験栽培も行っている。

水田畦畔を単一植物で被覆することで、多種類の雑草の繁茂を抑制することができる。この植物の生態を利用して、畔草刈の作業軽減につなげるもので、水田畔用の苗供給の他、名阪国道のり面用の苗も試験供給するなど、これまで実証実験を行ってきた。JAいがほくぶの育苗事業では農業分野だけでなく、農業・生活環境維持コストの低減につなげる取組も行っている。

育苗ハウスは太陽の光と熱を有効に活用する施設であるが、育苗施設は3月下旬から6月が稼動繁忙期で、それ以外の時期の施設利用度は低くなる。上野南育苗センターでは年間約37,000kwhの電力を使用しているが、稼働繁忙期の購入電力の最大消費電力を下げることができれば、年間維持費用も軽減できることから、育苗ハウス活用の方法としての自家発電を計画した。

取組上の課題

太陽光発電の導入に当たっては、以下の課題が挙げられた。

  1. 育苗ハウスの被服フィルムの張り替え(3年毎に実施)に支障がないこと。
  2. 装置の発電単価等が将来的に見て低価格であること。
  3. 太陽電池を設置しても、育苗に支障をきたさない日射量を確保できること。

課題への対応

今回導入した太陽光発電装置(システム)は、伊賀市内の企業が開発したもので、次の特徴を有することから採用することとした。

  1. 育苗ハウス内(被服フィルムの内側)に設置する方式で、被服フィルムの張り替えに支障がない。
  2. 太陽電池セルに球状シリコン太陽電池を使用することで、軽量・低コスト化が図れる。
  3. 軽量化により育苗ハウスの躯体を利用することができる。そのため太陽電池設置架台を屋外型より簡易化することができる。
  4. モジュールに太陽光追尾装置を設置することにより、育苗ハウスの被服フィルムによる日照量の減少を補うことができる。

今後の展開方向

全国に数多くの水稲育苗施設があるが、育苗ハウスは季節使用のため、多くの施設において未使用時の有効利用が課題となっている。JAいがほくぶは、本事業を行うことで、JA関連団体等への育苗施設活用と節電のヒントになれればと考えている。また、管内にはビニールハウス栽培を行っている農家も数多く存在し、ハウスの条件が合えば太陽電池を設置し、発電による節電も期待できる。ビニールハウス内発電が全国に広がるならば、少なからずまとまった発電量となり、購入電力の節減や温室効果ガス削減のための一手法になると期待される。

JAいがほくぶは、これらのさきがけとなることを期して、伊賀の地から環境意識向上の情報発信拠点として出発したいと願っている。

育苗ハウス

太陽電池モジュールを取り付けた育苗ハウス(C1~C6)

太陽光モジュール

育苗ハウス内の太陽光モジュール(C1~C6  合計162枚)

パワーコンディショナー

ハウス内に取り付けられたパワーコンディショナー

太陽光センサー

フレームに取り付けられた太陽光センサー

 

ページトップへ

お問い合わせ先

経営・事業支援部事業戦略課
ダイヤルイン:052-223-4619
FAX:052-219-2670

リンク集