02.景観保全
技術の名称
技術の概要
名称 | 概要 | 会社名 | 登録日 |
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川田の緑化システム「みどりちゃん」(外部リンク) | 【概要】 近年、地球温暖化やヒートアイランド現象等の問題から都市緑化が推進され、地上だけでなく屋上や壁面なども含めた緑化工法が多く提案されているが、従来の一般的な緑化工法では植物の維持管理に定期的な(朝夕2~3時間)水やりが不可欠であった。この問題を解決したのが川田の緑化システム「みどりちゃん」である。その特徴は以下の通りである。 1.雨水貯留型緑化システムで、客土と貯留水の間に空気層を設け貯留水の蒸散作用を利用して必要な量の水分を客土に供給する『自然循環型緑化システム』である。一般的な気象条件では、水やりの必要がない(日照りが続くような状態でも1ヶ月程度は水やりの必要がない)。 2.客土や炭は、流木・間伐材及び伐根材等がリサイクルされたものや、型枠・桟木等の木質系建設廃材である。貯水ユニットもリサイクル製品を使用しており、循環型社会の流れに沿った『環境にやさしい緑化システム』である。 3.みどりちゃんは、『屋上緑化』や『地上緑化』はもちろん、幅広いニーズに対応可能な緑化システムである。 【応用例】 (1)屋上緑化 芝や草花はもちろん、低木や中木まで植栽が可能で、通常の気象条件であれば1ヶ月程度以上水やりのいらない『本格的な屋上庭園』を提供。 (2)プランター 通常の気象条件であれば、水やり管理の必要がいらない『プランター』を提供。 (3)地上緑化 タイルや舗装等で覆われる場所の街路樹は、十分な雨水が供給されずに枯れてしまう事があるが、このシステムを利用した地上緑化は雨水を貯留して利用するため、十分な水分が供給される。 (4)道路緑化 歩道や中央分離帯にこのシステムを導入することで、貯水槽に雨水排水貯留施設を利用した、街路樹の緑化工法である。 (5)法面緑化 一般的に法面は保水性が悪くすぐに乾燥するが、このシステムを設けることにより、雨水を貯留させることができるため、本格的な緑化が可能。 (6)雨水の当たらないアーケード下や地下道等でも、水やりの手間が大幅に省けるため維持管理費の軽減が可能。 |
川田建設株式会社 (外部リンク) |
平成18年6月7日 |
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