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知多牛

1.銘柄名:知多牛(知多うし)

銘柄のシンボルマーク 銘柄の所在地 :愛知県半田市
該当なし 愛知県半田市

2.銘柄に係る事項

項目 定義制限※ 具体的な内容
品種による制限 交雑種
格付による制限 B-2以上
飼育日数(期間) 24〜30ヵ月齢
出荷体重 約600〜850kg
餌の制限(必須・禁止等) -  
生産地域の制限 愛知県半田市ほか
と畜・市場の制限 大阪食肉市場、名古屋食肉市場、半田食肉センター
飼養制限 -  
その他項目 -  
出荷頭数   約5,000頭/年
主な出荷先(地域)   大阪市、名古屋市、半田市

※○…定義として制限されているもの、-…定義として制限されていないもの

3.銘柄の特徴

酪農地域の肉用牛銘柄

愛知県の知多地域は酪農が盛んで、ホルスタイン種が多く飼われています。牛が牛乳を出すためには、妊娠・出産させる必要があります。生まれた子牛は、更新牛 として利用されますが、その他は肉用牛に利用します。知多牛は、肉質の劣るホルスタイン種の子牛を生ませるのではなく、和牛の精子を受精 させ、交雑種(F1という)にし、肉質がより和牛に近い子牛を生産しています(病気など にも強くなるというメリットもある)。

牛肉を地元で

もともと、「知多牛」は大阪の市場に出荷されており銘柄牛として高い評価を得ているも のの、地元での流通・消費はほとんどなく知名度は低い状況でした。そうした中、「地元で牛肉が生産されていることをもっと知ってもらおう」と,半田市酪農組合青年部が平成7年から、同市内から出荷された肉牛を買い付け(買い戻し)て精肉加工し,保冷車による移動販売や消費者グループへの注文販売を行ってきました。こうした中で,「知多牛が食べられるレストランがあったらいいのに」という消費者の声が多くなったことから、平成9年に農事組合法人「黒牛の里」を設立し、青年部の有志4人が半田市内に焼き肉レストラン「黒牛の里」(組合と同じ名前)を、平成10年7月に開店。以来「肉がおいしい」と好評となっています。 また、地元小学生による「知多牛」CMの自主制作や応援歌の作成など、地域と生産者が一体となった活動も行われています。

より肉質の高い子牛の生産

今後は、より高品質な知多牛を生産するため、現行の「ホルスタイン種×黒毛和種」(黒 毛和種遺伝子50%)の交雑牛(F1)ではなく、黒毛和種の受精卵をホルスタインに移植する「黒毛和種×黒毛和種」(黒毛和種遺伝子100%)の借腹形式での子牛生産を目指しています。

(参考) 今後の子牛生産

区分 子牛生産の概要 生産上の長所 生産上の短所

1

イラスト1

ホルスタインより良い肉質の子牛を得られる。
雑種強勢により丈夫な子牛が得られる。

ホルスタインより子が小さく出産時の負担軽減(特に初産)。
黒毛和種の精液は高価なのでコストがやや高くなる。

イラスト2

肉質が黒毛和種そのものの子が得られる。
黒毛和種の生産と牛乳生産が一度にできる。

ホルスタインより子が小さく出産時の負担軽減(特に初産)。
受精卵移植には高度な技術と高いコストがかかる。

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