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東海地域で活躍する日本茶インストラクター

平成18年度作成

(愛知県)村田恵子さん

プロフィール

  • (社)日本茶業中央会認定
    日本茶インストラクター第4期生
  • NPO法人日本茶インストラクター協会
    東海ブロック愛知県支部役員
  • 表千家茶道教室講師

日本茶インストラクター協会が主催する「緑茶講座」や生涯学習センターでの「日本茶の美味しい淹(い)れ方教室」、「日本茶を楽しむ会」等で活動しておられます。
またご自宅では、茶道教室を開かれ、お稽古を通して日本の「茶」の魅力を紹介しておられます。

村田 恵子さん

日本茶インストラクターになったきっかけ

私は、静岡県で6年間過ごしたこともあって、日常のお茶には親しみがありました。自宅で茶道教室を開いてお稽古を続けるうち、千年以上も飲み継がれてきた日本の「茶」そのものの奥深さに気づき、自分自身が「茶」の知識を深め、生徒の皆様に伝えていきたいと思うようになりました。
そんな折、日本茶インストラクターの認定制度を知り、迷うことなく資格取得に向け、勉強に取り組みました。筆記及び実技試験は、専門的な知識を必要とし、お茶の専門用語も多く苦労がありましたが、日本茶インストラクターの認定をいただくことができました。
この制度が発足した当初は、茶業関係者が多くを占めていましたが、最近では、私のような非茶業関係者の女性が増え、活動を共にしています。

日本茶インストラクター

日本茶インストラクターの活動状況

日本茶インストラクター協会は全国にブロックが6つあり、それぞれ活動をしています。東海ブロックは岐阜県、愛知県、三重県で構成され、私が所属する愛知県支部には日本茶インストラクター65名、日本茶アドバイザー98名が所属し、活動しています。

愛知県支部では、平成18年の春に緑茶講座「お茶大好き」を4回開催し、地元愛知県の煎茶を味わっていただきました。8月の常滑焼(とこなめやき)まつりでは「常滑焼の急須で淹(い)れる美味しい玉露(ぎょくろ)・煎茶(せんちゃ)」ミニ講座や全国各地のお茶を味わっていただくコーナーを設け、連日大勢の来場者で賑わいました。

平成17年に開催された「愛・地球博」では、万博会場内の地球市民村の茶畑に囲まれた茶堂において、全国の6つのブロックごとに各地の特色あるお茶を紹介する催しを毎月開催し、茶種(ちゃしゅ)ごとに淹(い)れ方、味わい方を多くの来場者に体験していただきました。

また、同万博会場のモロッコ館において日本の緑茶とモロッコのミントティーで「お茶交流会」が企画されました。熱々の煎茶(せんちゃ)にミントの生葉と砂糖をたっぷり加えシェークした友好の味は、甘くすっきりとしていて意外な美味しさに参加者も驚かれている様子でした。

また、私は地元のお茶ボランティア「お茶応援団」に携わり、「お茶で心を繋ぐ」をテーマに茶堂を訪れる多くの人々に美味しいお茶でのおもてなしができました。

万博閉幕後、茶畑の茶の木は、豊田市にある(財)オイスカ中部日本研修センターや生涯学習センター、保見交流館、岡崎市市立宮崎小学校などに移植され、大切に育てられています。地球市民村での出会いがご縁で「緑茶講座」の依頼を受けるなど、万博を通じて活動の輪も広がっています。

日本茶インストラクターの活動

緑茶講座 緑茶講座

お茶の淹(い)れ方教室などを行う際に心がけていること

美味しいお茶の淹(い)れ方教室を開く際には、和やかに、ゆったりとした気持ちで美味しいお茶を味わっていただけるよう教室内のテーブルなどに茶の木や季節の花をあしらい、ウェルカムティーでお迎えするなど和やかな雰囲気作りに心がけています。「お茶を淹(い)れる」実習では、茶葉1人分の分量はティースプーンではどれくらいの分量か量ってみたり、お湯の温度を確かめるため、湯のみに触れたり、湯気の様子を見た後、温度計で計ったり、また浸出時間ではタイマーを使用したりと家庭での目安を覚えていただけるよう工夫しております。

これからの目標

日本のお茶は平安時代初期に最澄や空海によって中国よりもたらされたと一般的には言われています。以来、千年以上飲み継がれて、今では日常欠かせない飲み物ですが、お茶は薬用として飲まれていたことから始まっています。講座では、お茶には様々な成分が含まれており、代表的なものとして「渋味」のカテキン、「苦味」のカフェイン、「甘味」と「旨味」のテアニンなどの効能や私たちの健康を支えているといったお話しなども交えております。

私は、素晴らしい日本茶を子供達に飲み継いでいって欲しいと願っております。講座の終わりに「とってもゆっくり美味しく味わえました」、「楽しいひとときでした」、「家に帰って淹(い)れてみようと思います」などの感想をいただくととても嬉しく「こちらこそありがとうございました」という気持ちでいっぱいになります。

これからも「お茶は身体によいもの」であることをお話ししつつ、日常のお茶に親しんでいただけるよう「急須で淹れる美味しいお茶」を目標にしていきたいと思います。お声を掛けていただきましたら喜んで伺います。「お茶で心を繋(つな)げ輪を広げましょう」

美味しい煎茶(せんちゃ)の淹(い)れ方

〈用意するもの〉
煎茶
急須(250ml)、湯のみ(100ml)、茶托
ティースプーン(ご家庭にあるもの)
湯(カルキ臭を抜くため、水道水は必ず3〜5分沸騰させたものを使います)
温度計、キッチンタイマー、布巾

〈煎茶の標準的な淹(い)れ方:3人分〉
茶葉(2g×3)
湯温70℃
湯量(170ml)
浸出時間(1分30秒)

(1)ポットのお湯を湯のみに8分目ずつ注ぐ。

(2)茶葉を人数分量り、急須に入れる(ティースプーンに軽く山盛り一杯が2gの目安)。

(3)湯のみに入れたお湯を急須に移す(お湯は移しかえるごとに5〜10℃くらい湯温が下がる)。煎茶(せんちゃ)を淹れる適温は70℃くらい。
湯のみにお湯を注ぐ理由は3つ。
1.湯量を量る、2.お湯の温度を下げる、3.湯のみを温める。

(4)1分30秒ほど浸出したあと湯のみに注ぐ。お茶の濃さと量が均一になるように廻し注ぎする(1、2、3と注ぎ、つぎは3、2、1と繰り返し注ぐ)。最後の一滴まで注ぐ。

(5)急須の蓋をずらし、偏った茶葉を均す。茶葉が蒸れないようにするため。その時に茶葉の香りを楽しむこともできる。

(6)茶菓子が添えられている場合は、一煎目を飲み終えてからいただくと、お茶の甘味、旨味をより感じることができます。

(7)二煎目はポットから直接人数分のお湯を注ぎ20秒待ち、一煎目と同じように廻し注ぎをします。

(8)お茶は嗜好品であるため美味しいと感じる味には個人差があります。自分の美味しいと思われる淹(い)れ方を見つけていただければと思います。

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お問い合わせ先

生産部園芸特産課 
担当者:農政調整官(畑作経営)
代表:052-201-7271(内線2426)
ダイヤルイン:052-223-4624
FAX:052-218-2793

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