ホーム > 政策情報 > 分野別情報 > 農業 > 農業経営の支援 > 農山漁村の男女共同参画 > 東海で活躍する農村女性起業 > (有)てまひまグループ「てまひまの店」
~てまひまかけた食と心を伝えたい~
|
「てまひまグループ」のある、岐阜県白川町は、飛騨川沿いに農地が点在する中山間地域で、水稲、茶、夏秋トマトを中心とした農業が営まれています。 「てまひまグループ」は、農家の主婦を中心とする女性起業グループで、白川町内で生産された農産物を使い、先人の生活の知恵と技術を活かし、昔ながらの製法を基本に「てまひま」をかけた農産加工に取り組んでいます。 平成8年に、町が製茶工場跡を農産加工施設に改修し、利用希望者をつのったところ、10ほどの女性グループが集まり、漬物などの加工品作りが始まりました。販売は、「道の駅美濃白川ピアチェーレ」内の朝市が行われる一角に置かれた大型冷蔵庫1つによる委託販売でした。 この時は、グループがそれぞれの作り方や味付けで商品を作っていたことから、味にばらつきがあるという問題がありました。そこで、太田米子さんが中心となり、11年にこれらのグループを一つにまとめ「てまひまグループ」を結成しました。 商品は、地域で保存食として食べられてきた「漬物」と「手作りこんにゃく」などが中心で、道の駅に置かれた大型冷蔵庫による販売の他はイベント時に作る「朴葉ずし」や「栗おこわ」などが主なものでした。その後、12年11月に道の駅に隣接した場所に野菜の直売所「白川育ち野菜村チャオ」ができると、「てまひまグループ」の販売コーナーができ、芋餅などの販売も始めるようになりました。 |
てまひまグループのみなさん |
|
国道41号沿いにある「てまひまの店」 |
活気あふれる厨房の様子 |
任意組織だった「てまひまグループ」は、「立場の弱い農家女性の頑張りを認めてもらいたい」「責任をもっていきいきと活動したい」との思いから17年2月に、ついに法人化をし「有限会社てまひまグループ」となりました。グループの法人化とほぼ同時の3月にオープンした「てまひまの店」は、「道の駅美濃白川」の入り口にあります。 法人化したことで、任意組織であった頃の甘えが通用しなくなり、メンバーそれぞれに自覚と責任が芽生えてきました。また、店舗が道の駅の敷地内にあり、立地条件に恵まれたことから、売上も大きく伸び多忙になりました。 「てまひまグループ」は、当初19人の会員で結成されましたが、今では25名と会員が増え、毎日およそ10名が交代で店舗と加工場で作業を行っています。 |
| グループ結成当時から、メンバーのアイデアにより新商品が次々と開発されてきました。法人化後に商品化したものだけでも20品目ほどあり、季節商品なども含めると全部で70品目以上になります。 その中から、お店には、漬物はもちろん、朴葉ずし、茸ごはん、栗おこわ、お楽しみ弁当、米の粉シフォンケーキなどおよそ50品目が並べられています。 |
米の粉シフォンケーキ |
朴葉ずし |
| 特に、こんにゃくは市販の凝固剤を使わずに、昔ながらの方法で自分たちで稲わらを焼き、その灰からとった「あく」を使い、およそ15の工程を経て作っています。「てまひま」という名のとおり、「手間と暇」は惜しみません。 このようにして作られたこんにゃくを使った、「こんにゃくいなり」は人気商品の一つとなっています。 |
稲わらを焼き、その灰から「あく」を取ります(作業は所定の許可を申請し行っています) |
こんにゃく
|
お店には、グループの経営理念が掲げられています
|
|
代表の太田さんは、「メンバー一人一人にそれぞれの得意分野で力を発揮してもらいたい。お互いに認め合いながら協力して仕事をしてもらいたい。」と考えています。また、メンバーも積極的に調理師試験に挑戦し、これまでに7人が合格するなど、常に何かに挑戦する前向きな姿勢を持っています。
|
お店の一角には、お客様がくつろげるスペースがあります |
| 名称 | (有)てまひまグループ「てまひまの店」 | 代表者 | 太田米子 |
|---|---|---|---|
| 住所 | 岐阜県加茂郡白川町河東3509-1 | 電話・FAX |
電話:0574−75−2265 FAX:0574−75−2268 |
| 経営類型 | 食品加工、流通・販売、都市との交流 | ||
| 構成員数 | 女性:25名 | ||
| 営業時間等 | 9時~17時、木曜定休 | ||
![]()
経営・事業支援部経営支援課
ダイヤルイン:052-223-4620
FAX:052-201-1703