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季の野の台所(平成21年度)

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教育ファームの概要

年間スケジュール

平成21年6月6日

  • 田植え(田んぼで「ブレーメンの音楽隊」の朗読)
  • 取材報告  

平成21年6月27日

平成21年7月4日

  • 田んぼの溝きり   

平成21年8月5日

  • 田畑と里山の恵みを分かち合う 
  • 取材報告    

平成21年9月26日

平成21年10月10日

平成21年11月21日

  • ロバのフンを田んぼに撒く
  • 炭焼きとしいたけ用の木の切り出し
  • 陶芸体験 

平成21年11月22日

  • 炭焼きの準備&窯入れ

平成21年11月28日

  • 炭を出す

平成21年12月12日

  • 焼きあがった炭を確認&鶏を焼いて食べる
  • お昼ご飯を作って食べる
  • 命の循環と農家のかかわり
  • 取材報告 

平成22年1月30日

  • 収穫したお米で箱寿司を作って食べる
  • 田んぼの寒起こしから出る磨き砂で鍋を磨く
  • 振り返りの会
  • 本当のエコを学ぶ
  • 日本型食生活へのお誘い  

平成22年2月下旬

  • ないしょです

教育ファームの概要 

取組の目的

米作りをしながら家畜の存在価値を認識し、地球は人間だけが優先して暮らしていい訳ではなく、たくさんの生き物の存在があってこそ長い営みが保たれていることを里山の暮らしから学び、役割のない命はなく、他者を大切に想う気持をもつことで、人に生まれたことへの感謝と謙虚さを身をもって実感し、大本からの食への関心を高めてもらう 。 

参加形式・人数

  • 一般公募型、親子20名(10組)

対象作物

窓口組織名

連携団体

 年間スケジュール  

平成21年6月6日  

  • 田植え(田んぼで「ブレーメンの音楽隊」の朗読)

田植え体験

今年度も、教育ファーム推進事業が始まりました。

先週の週末。

前日は終日雨で、当日も終わったかと思いきやの朝の雨。

公募で参加される30人ほどの方には『雨天決行です』と

強行ともとれるような連絡をしておいてその陰で「どうかお願いします」と

天に向かう心中には、お天気はどうであれ、あるがままの中に身を置いてもらいながら

この日を過ごしてもらうしかないではないかと複雑に気持ちがからみます。

だからこそ、午後の水色の空が有難い。

田植え体験をしたのですが、夫について機械で植える子。

捕植に励む子。そんなわが子たちを見ているだけで嬉しいお父さん。

1列に並ばなくとも、田んぼの中にいるという共通項で充分横並びの食への意識で

今日が初日とは思えないほど、みなさん打ち解けている様子。

田んぼから上がった後には、ヨシの葉っぱで米粉を包んだちまきを作りました。

蒸す間に「ブレーメンの音楽隊」の紙芝居を読みました。

ペーターに「ちまき」の葉をあげる

なぜか?は、追い追いと・・・・。

「残ったヨシの葉っぱは、ロバが食べるからね。それを食べたロバはフンをして

それがまた田んぼの肥料になるんだよ」

そう言うと子供たちが、食べ終わったかと思うと横から持っていかれるように

短くはない里山へ続く道を何度も、何度も、ロバの所へ駆け上がって行きます。

参加者のお一人のお母さんが当日の夜こんな言葉をくれました。

「なんと言っても楽しいのが、おやつタイムなのにバタバタバタバタとペーターに残ったちまきの皮を与えるために嬉しそうに往復する子どもの足音でした。

片付けなさいという言葉の必要のなさが新鮮でした。

今日行った様々なことがこの先の作業につながっていて全てが循環していると体感できることは素晴らしいですね。(一部抜粋)」

今、余り言葉は必要ないかもしれません。

これからの季節をどうぞみなさんの心に原風景が描けるようにと

これは、あるがままでなない気持ちでもって

これからを過ごして行きたいと思えた教育ファーム初日でした。

記事:季の野の台所 森川美保さん

季節の野原で葉っぱの音を…(季の野の台所ブログ)(外部リンク)

 

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 -原体験で家族の共感を- 

教育ファーム初日。

参加者に体験を申し込まれた理由についてお話を聞きました。

  • 実家には田んぼがあるのだけれど、子どもは田んぼに入ったこともなくて…
  • 小さいうちにこういった体験をさせたいと思いました。裸足で土に立つのも嫌がったので「これはいけない」と。食も細いんです。

と話され、わざわざ豊田市や名古屋市からお見えになっている方もおられました。 

農家の森川美保さんより説明2人で苗箱を運ぶ苗箱を運ぶ田んぼのあぜ道

1人で持つ子もいます

田んぼを前に森川さんより説明

作業は田植え班と、おやつの「ちまき」に使うヨシの葉を摘む班に分かれます。

指の間にニュルリと飛び出る泥の感触、「うわ~」「ぬお~」と、友達と手をとり、

しずしず、熱い風呂にでも足を入れるように田んぼに入る子ども達。

機械植えですが、機械の入らないところや、植え残しの場所に植える補植の作業です。

不定形の田んぼで、機械が入らないところが多く、結構大変!!

田植機体験思わず叫び声

さあ、補植してください~苗を踏まないように気をつけて歩きます

「手をつないだり人に捕まっちゃいけませーん。一人倒れたらみんな倒れるでしょ!!」と叫ぶ森川さん。

そしてさきほどの、「裸足で土に立つのも嫌がった」というお子さんは、優しいお母さんの誘導でなんとか田んぼに裸足で入りました。

そのお子さん(2歳前後のお年かと)はその後…

「ちまき作り」では3個も食べ

帰りに用意したお土産(持ち帰り用のちまき)も、つぶらな瞳で「コレタベテイイ?イイ?」と、追加を欲しがられ、

内心(断れん…)と思いながら、「おなか壊すから持って帰りましょうねえ…」と周囲が説得。

それを見たお母さんいわく「ありえない…こんな食欲だすこと、普通無いんです(笑)」と、とても喜んで帰られました。

家族連れで参加されるきっかけは、かつての自分の原体験を「子どもにも」と考え、教育ファームに参加してこられている方が多いと感じました。

記事:東海農政局消費生活課食育推進係長

ちまき作りをおばあちゃんに教わるチマキが蒸し上がるまでブレーメンの音楽隊の紙芝居を見る

蒸し上がったチマキ。うわ~!!いただきま~す

家族そろっていただきます子ども達が走る!!どこへ?ペーターもカヤの葉をもらったのでした 

 

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平成21年6月27日 

  • 草取り(農家のロバの役割)   季の野の台所ブログ210627-1

いつも、写真を構えている余裕のないままに教育ファームの時間は過ぎていきます。

農政局の方がとらえた父と娘の図。

草取り前のひとときに、それぞれになにかを感じる様子がほほえましい限り。

雑草と一口に言ってもいろいろな種類があり、夫がひとつひとつ説明してくれますが、

みなさん最初はどれがどれやら、区別がつきません。

けれども、よく見て作業を進めていくうちにだんだんと見分けがつくようになっていきます。

私とて、初めてお会いするご家族が何組もあると、子どもと大人の家族の組み合わせがさっぱりわからず、

失礼をするのですが、回を重ねるとやっと結びついてくる思考回路の遅さ。

仔犬が生まれる前の日程なのに、今頃の報告となってしまい、伝達の順序をひっくりかえしての今日であります。

そういえば雑草取りも土をひっくり返しての農作業。

我が家を含めて、いつか親子間の背丈や想いも抜かされる日がくるにちがいない。

疲れたのと買い物に行き損ねての日々で、夜の料理が思いつかず

空っぽの冷蔵庫の前でうなっていると、7歳の娘が「ご飯と味噌汁があればいいじゃないの。」

有難くその言葉を受け取り、その通りの夕食となったものの

母と娘の心境は無言の中にも響くものがあるのでした。

記事:記事:季の野の台所 森川美保氏

季節の野原で葉っぱの音を…(季の野の台所ブログ)(外部リンク)

 

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-さなぶり(早苗振り)の季節を過ぎて- 

もう季節は夏。除草剤を使用しない森川さんの水田では、終わることのない草取りの作業が始まっています。

体験する親子40名は雑草抑制のために水田を覆っている水草の話や、水田雑草のクログワイの見分け方などの説明を聞いた後、

裸足で歓声を上げながら、作業を体験しました。

お母さんと田んぼに入る飛び箱が受付テーブル親子で歩く農家より説明です

子どもを抱いて草取り

器具を使い除草する子ども農家のおばあちゃんと話すあぜ道で遊ぶ 

作業を終えて作業を終えて笑顔

あぜ道にて

小腹が空いた3時には、みんなで桑の実のジャムを使ったお菓子作りをして頂きます。

小さな男の子も、自分が役に立とうと一生懸命お菓子作りに参加していました。

パパも笑顔

あたしもやりたい

はいはい。桑の実ジャムをぬります

参加者の中には現在おなかに赤ちゃんがいる方もおり、

その話を聞いた農家の森川さんは、「人間でも動物でも、生まれてくると言うことは、すばらしいことですね。」と話されていました。

どの命も変わりなく、自然の循環の中で生かされていることを感じつつ、日々暮らしている農家の言葉に

自分たちもいるその流れの中に、新しい命が生まれてくることは、それだけですばらしいことなのだと感じました。

記事:東海農政局消費生活課食育推進係長

梅ジュースが大好評

安心し、寝転がって腹を見せるロバ

桑の実の蒸しケーキ

うわ~もう食べて良いの?いただきます「おいしそ~」と、のぞき込みます

 

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平成21年7月4日 

  • 田んぼの溝きり

草取りしてから、1週間。
先週は水を張ってあった田んぼの水を絞って、溝きりをしました。
まだ、稲が根っこを張っていないウチに水の通り道を作っておいて
秋の稲刈りの時に、すばやく水を抜くための作業です。
初めて扱う溝きり機も、お父さんは男の本能で操作をすぐに覚え
田んぼには、何本もの線が刻まれていきます。

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今日の農家のおやつは、みんなでヨモギを摘んで笹の葉っぱに包んでの笹団子。
蒸しあがったばかりの熊笹の葉っぱの香りを感じながら
みんなでおいしく食べました。

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我が家の犬は、ただのペットとして飼っているわけではなくて
ここ数年前から現れるヌートリアから、田んぼを守ってくれたり
人が来た時の接客係りになったりと大活躍なことを伝えました。

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笹団子をあげると、喜んで食べますが足にくっついて大慌て。
暮らしの中でいつも一緒にいて、それが当たり前の存在は
農業って人間だけじゃあ成り立たないってことを
心和ませながら教えてくれます。

記事:季の野の台所 森川美保さん

平成21年8月5日  

  • 田畑と里山の恵みを分かち合う

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止まないはずはない。そうわかっていても、期待をすることすら、むなしくて
ただただ待つしかなかった今年の梅雨明けから2日目。

それでも、今にも雨が落ちてきそうな空に向かって
手を広げて“待った”をかけたくなったのは、今日が教育ファームの日だったからで す。
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犬たちと一緒に田んぼまで歩いて行き、お腹の膨らんだ稲を割って
緑色した籾の連なる穂をみんなで見ました。
もうすぐ生まれるんだね。妊婦さんがおひとりみえるのですが、重なる想いで
その命を見つめました。
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茶色の根っこの訳を伝えます。
根は、土の中の鉄をくっつけて、病気から自分を守るんです。人間の洋服と同じだね。
稲刈りの後、2ヶ月くらいで根は自分でこの鉄を土に離すので
それから、田んぼを耕すのです。
フライパンを水で濡れたまま置いておくとさびるでしょ。
空気に触れてさびた鉄は次の年の稲には使えないんだよ。
だから、稲刈りの後、すぐに田起こしをしないんです。

目には見えない自然の摂理。

人間の、こうなれば・・という期待、こうしたいという想い。
こうであって欲しいという願いや理想は誰でも持っていて当たり前。

それでも自然は人にはなんの相談もなしに、いろんなことを決定していきます。
わかりました。そう答えることしかできないのですから
この日みなさんが帰るまでもってくれた天気は、有難い以外のなにものでもありません。

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器や箸、流す台まで全部竹で作っての流しそうめんもやりました。
同じ材料が、形を変えて違う役割を担う。
同じ米作りが、目線を変えて言葉を持つ。

今回の教育ファームでは、動物たちもフル参加ですが
最後に、犬やロバや田んぼの気持ちになってみんなにセリフを書いてもらうこともしました。

感動しすぎて、今は活字に出来ません。

それにしても、光の足らない夏の恐ろしさを感じます。
気温の上がらない気持ちの悪さを実感します。

それでも、決定されてのことならば
何か理由があるのでしょう。
従うしかありません。

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記事:季の野の台所 森川美保さん
季節の野原で葉っぱの音を…(季の野の台所ブログ)(外部リンク) 

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-行間でそっと受け取るもの- 

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うちの子…ゲームとか「他人の作ったもの」で遊ばないんです。
本物志向というか(笑)

おもちゃは板にひたすら釘を打ったりしてハリネズミのよう。
手を使うことが大好きで。
よく金槌で手を打ってアザになり「痛い~」っていうけど、 やめないんです。

体験中のお母さんが、うれしそうに話されました。

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今回の体験では、田んぼの観察で、

出穂前の稲の穂を割り、赤色に染まった根を観察しながら鉄分の吸収について

田んぼの中のアカウキゴケが、雑草抑制に役立っていること

ウキゴケがあることで追肥がいらなくなること…

 夕食の流しそうめんで、

流しそうめんのための竹切りや、足の組み立ては、稲刈りのときの「ハザかけ」の練習

竹は適度に間伐が必要な植物で、あまり増えすぎると他の植生にも影響がでること

について学びました。

体験メニューとしては「田んぼの観察」と「竹をつかった流しそうめん」。

それを通じて、参加者は農作物や生産者の生活の実際を知ることだけでなく

農家の森川さんから、作物を中心としたいのちの繋がりについて…

「繋がり」は決して生態系だけの話ではなく、家族や地域にも存在することなど

農業や自然、食に関わるものに限らず行間でそっと受け取っていきます。

でも、森川さんは、教育ファームを行っているなかで、

農家側が参加者の方から受け取るものの方が「多いかもしれない」と言われるのでした。

記事:東海農政局消費生活課食育推進課係長

 

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平成21年9月26日  

  • 稲刈りとはざかけ

kinono_210926_1農業体験の中で、収穫というのはやはり嬉しいものです。

けれども、春から何度も足を運んでくれて
それで今があることを知っている参加者のみなさんは
農家が農業を伝える以上のものを受け取ってくれていて
それは、実際の収穫したお米よりも重みがあるような気がします。

農家が伝えることの何倍にもなって返って来るものが
我が家にとってはお米の収穫に勝るもの。

やったものにしかわからない。それでいいと思いつつ
それでも、やっぱりひとりでも多くの人に伝えたい。

そんな想いも同時にあって、
今年の教育ファームをいろいろ試行錯誤しながら
季節を進めています。

記事:季の野の台所 森川美保さん

季節の野原で葉っぱの音を…(季の野の台所ブログ)(外部リンク)

 

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平成21年9月26日 

年間を通じ、体験が行われる教育ファーム。

繰り返される自然の季節の巡りを実感させられます。

でも、この日のこの場で家族と過ごす瞬間は、もう2度と巡ってはきません…

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新しく農家の一員に加わった子犬や、ロバ、山羊たち。

子犬だって、人にかわいがられるだけでなくて、かわいがっているはずの人に対して、何かを与えているはずです。

農家にいるそんな動物たちに親しみを持ち、

動物たちの請け負っている役割を感じ取ってくれれば…

人間だって自然の一部で、自然の中で与えたり、与えられたりの関係。

ならば家族の中にあっても、親も子どもも大切な役割があるはずです。

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kinono_210926_15そういった与えたり、与えられたりの関係の輪のなか、

体験が行われている農家の森川さんの田んぼで、

お母さんと子どもの会話を聞きました。

母:ボクに出来ることは無~いっかな?
子:おー!

母:ボクに出来ることは無~いっかな?
子:おー!

家族で参加している
おなかの大きなお母さん。
稲刈りの田んぼの中を一緒に歩く
幼い我が子に繰り返し話しかけるのは

共同体の中で自ら参加することを是とする

最近の社会から
忘れ去られようとしている言葉でした。

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稲刈りの後はおやつ作りのための芋掘り。

小さなリヤカーに乗る子どもを見て「昔、こうやって遊んだよなー」の声。

そして紫芋やサツマイモで、かいもちを作ります。

芋が煮える間、ヤギのいのちの誕生などに関する絵本の読み聞かせ。

農家にいる動物(家畜)の役割といのちのつながりについて学びました。

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記事:東海農政局消費生活課食育推進係長

平成21年10月10日 

  • 米の脱穀

10月8日未明。

台風18号が、知多半島から上陸したとテレビが伝えています。
暴風と無風が数秒単位で繰り返される不気味な天候の中、
外では何かが飛んでぶつかる音も続き、
電気も途絶え、真っ暗で情報は夫の手回しラジオのみ。
それでも人間だけが雨風からは守られながら
外に置いてくることしか出来なかった稲や大豆を想います。

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一夜明けて、前回教育ファームで稲刈りとはさ掛けをした田んぼは
まるで田植え直後の様相を呈しています。

倒れたはさ木を立て直し、2日後の教育ファーム当日は
快晴のもと、脱穀とワラ切りができるくらいに稲穗も田んぼの土も
乾いて取り組みが出来たことが本当に有難い限り。

収穫の喜びは、苦難の末だからこそ感じるものが大きいのかも知れません。

この日は、6月に我が家で孵化した鶏を片手に
命のお話もしました。

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ペットでなく、いつかいただく命としての存在だから
名前もつけず、育てていること。
メスは卵を産むから少し長く命はあるけれど
オスはもっと早くに肉になること。

そんな話の後、みなさんに鶏の写真を渡して
そこに言葉を吹き込んでもらいました。

「農林漁業者の指導を受けながら…中略…食べものの大切さを実感をもって知ることが目的です。」

というのが、教育ファームの定義ですが、

みなさんの言葉を読むと、農家のこちらが教えてもらうことの方がやっぱり多い気がします。

農家としてお伝えしたものを、大きくして返してもらい、
農家の私は再び更に広げてお返しをし、受け取ってもらう。
そうやって、農への想いが膨らんでいけるのなら
それが農家にとっての一番の収穫なのだと、
まだ籾に包まれたままのお米の袋の山を見ながら
改めて「食べものの大切さを実感をもって知る」のでした。

記事:季の野の台所 森川美保さん

季節の野原で葉っぱの音を…(季の野の台所ブログ)(外部リンク)

 

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平成21年10月10日 

自然が施すことは、「わかりました」と受け取るしかない…と、農家(季の野の台所)の森川さん。

 

台風の夜、外で何かが吹っ飛ぶような大きな音がしたりして、

風や雷の音におびえる我が子を抱いて過ごしたそうです。

でも外に置いてきた、自分の子どものような存在の稲や大豆などの作物は、

自分たちのようにぬくぬくと室内にいるわけではないと思いをめぐらせる

そんな農家さんです。

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台風直後の週末、脱穀の体験に参加者はやってきました。

体験場所の屋根を直す、森川光男さんの工具の音。倒れて折れた木。壊れた扉。

そして、自分たちが稲刈りしたハザが、水につかり崩れていた写真を、ボードで見て考えます。

そうか…ハザが今はきれいに整っているのは、森川さん夫婦が直してくれたからなんだ。

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体験前に森川さん宅の通称「ロバみかん」を収獲します。

みかんの木に繋がれている森川さん家のロバのペーター。

彼が下草などを食べて出したフンの栄養で、育ったみかんだからですって!!

甘みも酸味も強くて、のどの渇いた作業の合間に食べると、とってもおいしいんです。

そのロバみかんを持って、作業に出発です。

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田んぼのあぜ道を重い荷物を自分で持ってお母さんと歩く子ども。

2人で稲刈り後の田んぼの風景を楽しむ親子。

それぞれの時間とペースで体験に参加します。

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ワラ切りの機械の下で遊んで

それから田んぼの土で泥団子づくり

「農作業」の体験ではなく

子ども達は全身で

田んぼとそれに関わる自然を

体感していくのでした

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おやつの枝豆を収穫します。

苗から定植される森川さんの大豆の茎はとても太く、大きな鋏でないと刈り取ることが出来ません。

その大豆を枝豆でいただきます。

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おわりに農家における鶏の命と役割について森川さんから話を聞きました。

ロバとヤギと犬と鶏と。

ブレーメンの田楽隊と名づけられた今回の取組み。

いのちの繋がりと、役割について参加者は学んでいきます。

 記事:東海農政局消費生活課食育推進係長

平成21年11月21日 

  • ロバのフンを田んぼに撒く
  • 炭焼きとしいたけ用の木の切り出し
  • 陶芸体験

ロバのペーターのフンをてんこ盛りにした一輪車を前に
「今日の農作業は、来年の米作りのためのものです。」とお伝えしました。

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草食動物のロバのフンは、お茶っぱを丸く握り締めたような形なのですが
春からずっと、ペーターがいて当たり前の我が家に来ている参加者のみなさんが
「全然臭くないね。草のいい匂い♪」と、話すその言葉は、本当に自然体。

田んぼに向かうその姿も実に堂に入っていて、農家の私は手ぶらの有難さ。

田植えから草取り、稲刈り、はさがけ、脱穀、そして収穫をしてきた田んぼには
朝から先にペーターを肥料まき係りとして配属させておいて、みなさんをお迎えさせました。

「あっちは自動で肥料をまきますが、みなさんは手動でお願いします。
まいたら、ペーターに乗ることが出来ま~す。」
子どもたちは次々に仕事をし、そしてご褒美にペーターにまたがります。
お父さんもお母さんも…。

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農作業って人間だけでするもんじゃあないんだね。
理屈ではなく温かな背中で、感じます。

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この後、炭焼きとしいたけ用の原木を切りに里山に入りました。
夫が「しいたけが出て、木がぼろぼろになったらまた土に帰るんだよ。」と説明します。

ついでに蔓を切ってクリスマスとお正月のリースにと、
思わぬ自然からの贈り物がおみやげになりました。

玄米餅をみんなでついて食べ、その後は土の恵みを感じてもらおうと
陶芸の先生の指導の下、湯飲みを作りました。
ワラの灰が湯飲みの模様を作ると聞いて
土って田んぼでお米を作るだけじゃなくて、その器にも。
知多半島南部から陶器になる土を求めて転々と窯を作り
常滑焼きに至った経緯を夫が話します。

外は真っ暗で寒くても、室内では薪ストーブのぬくもりに守られて
ひとつまたひとつと湯飲みが出来上がっていきます。

五感を全部使っての今日の1日は、一輪車と同じくてんこ盛りとなりました。

明日は、任意参加で炭を焼きます。

記事:季の野の台所 森川美保さん 

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平成21年11月22日 

  • 炭焼きの準備&窯入れ

2日続けての教育ファームというのは
なんだか気持ちがつながったままで、妙に嬉しいものです。

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今日は昨日切ったウバメガシの木を、陶芸の先生の陶房で炭にするための窯詰め作業。

竹の節を取るのは、夏に流しそうめんでやった経験が活かされていて
ちいさな子の一人前の仕事ぶりがたくましい限りです。

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煙突を支える大きな3本足は、稲刈りの時のはさがけを思い出し
作業は初めてのことなのに、なんだか懐かしい光景と思えてなりません。
1.5トンのトラックにいっぱいに積んだ木は、バケツリレーのようにどんどん窯の中へ。

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耐火レンガでフタをして、その上から土で空気を遮断して、口元から火をつけます。
無風とは言え寒い1日でしたが、だからこそ火の有難さを想います。
みんなで火を囲みながらとりとめもなく会話していると心も温かくなってくるようで、

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炭が焼きあがることだけが成果物ではなく
暮らすために、暮らしそのものにかかわって作り上げていく楽しさを
実感しつつ、出来上がりを楽しみににながら帰路につきました。
明日の夜更けまで火を絶やさず焚き続け、数日後に炭を出す予定です。

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作物を育てることも、火を使うことも、人が生きるための原点だと
改めて思い出した1日でした。

記事:季の野の台所 森川美保さん

季節の野原で葉っぱの音を…(季の野の台所ブログ)(外部リンク) 

平成21年11月28日 

  • 炭を出す

600℃で空気を遮断してから3日後の今日。
任意参加で、炭の窯出しと決めたのですが
けれども、温度計は105℃を差しており…。

以前、窯の入り口を開けて、そこへ来たお客さんの相手をして30分後に見たら
火が点いていたという陶芸の先生の話もあり、
今日は子どもたちもいるので緊張しつつ、それなのに入り口の土を取らせる
のは、内心勇気のいることでした。

それでも、危ないからと何もさせずに遠巻きにさせているより
大人が見守りながらとっさの時に手を出せば…と、ぐっと我慢。

案ずるより産むが易し。とはこのことで、手袋をしていれば
子どもでも触れる炭がどんどん窯から出てきます。

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それでも最前線で窯の中に入っていた夫が熱くて途中で
出てきた後は、参加したお父さんにバトンタッチしての有難さ。
1本持つのも重かった原木は、実にスリムになってそして美しくなって整列するお姿。

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うらやましく思うのは私だけでしょうか。

持ち寄った材料もそれぞれにおいしくて、食べていてばかりで
写真を撮りそこなったのですが、これはほんの一部。

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直火というのは、温度だけではないものを与えてくれるといつも
思うのですが、今日も火を囲み、それぞれにいい時間がゆっくりと過ぎて行きました。

暮らしの中で外で火を焚ける環境が少なくなりつつある中で
人間だけに与えられた、火を使うということの大切さを改めて感じます。

火の恩恵を受け取るには暖かすぎるお天気でしたが
それをつぶやく私に「ぜいたく!」と言う参加者のみなさんは
回を重ねるごとに確実に、生きるということや自然への想いが深まっていることを感じます。

怒られつつも、なんだか嬉しい農家がここにひとり…。

記事:季の野の台所 森川美保さん

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 参加者の方からも体験写真の投稿を頂きました

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平成21年12月12日 

  • 焼きあがった炭を確認&鶏を焼いて食べる
  • お昼ご飯を作って食べる
  • 命の循環と農家のかかわり

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6月の最初の教育ファームの日。
「ブレーメンの音楽隊」の紙芝居を読みました。
その時、私はなにも言いませんでした。言えませんでした。

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参加者のみなさんと一緒にお米作りをしながら
少しずつ、少しずつロバやヤギ、犬、鶏たちの存在の大きさや役割の重要さを
お伝えしてきて、今日、再び「ブレーメンの音楽隊」の紙芝居を読みました。

「お話と違って、ロバもヤギも犬も、年を取っても農家にとっての役割があるから
ずっと一緒に暮らします。だけど鶏だけは、今日、お話の通り食べてしまいます。
ずっと、考えていたことでしたが、ずっと言わずに来ました。
みなさんごめんなさい。」

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みる間にみなさんの表情が変わっていくのがわかります。
けれどもお米の命も鶏の命もどちらもいただいて生きている私たち。
きっと経験してこそわかることがあるから、
一生に一度、今日限りでいいから一緒に参加してもらいたいとお願いしました。

夫が首に手をかけ、頚椎を外し、参加者の方に足を持ってもらいます。
直視できずに、顔を背けても手だけはしっかりと握って
命が絶えていく経過を実感していく時間が過ぎると
後は毛をむしり、肉を解体していく作業が進むにつれて
興味は「食材」としての鶏肉に変わっていきました。

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これが、もうすぐクリスマスに食べるモモ肉。
これが居酒屋で出る手羽先。
これがささみ。
子どもが言います。「もっといっぱいあると思ったらふたつしかないんだね。」

スーパーではバラバラに置かれている部位がどこにどう収まっているのかを
確認しながら、さしみや霜降りにしたり、前回焼いた炭で文字通り焼き鳥を焼き
五目ご飯の具として骨を一緒に煮込んで先にいわゆるスペアリブを食べ・・・。

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解体しながら食べながらの時間の後、それからが本当のお昼ご飯です。
「最初足を持った時はもうこれで一生鶏肉は食べられないと思ったけど
なんのことはない。3杯もおかわりしちゃった。」とお母さん。

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骨は犬たちにあげて、羽は畑に返して、捨てるところはどこにもない。
存在の大切さは、やっぱり他の動物たちと同じです。

記事:季の野の台所 森川美保さん

季節の野原で葉っぱの音を…(季の野の台所ブログ)(外部リンク)  

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田んぼとロバのフン 

kinono211212名古屋市内から親子で参加しているお母さん。

体験前に農家の森川さんの説明を聞き
子どもの両肩に手を添え
瞳を正面に見て
体験の内容と意味を
「お母さんもやったことがないけれど…」と
真剣に子どもに言い聞かせていました。

教育ファームの体験前に
裸足で地面をあるくことを嫌がった男の子は
家でも田んぼの泥の中を泳ぐ想像をして遊んで
「あ、ロバのフン」とロバのフンを拾う仕草をするように。

「お母さんもやったことがないけれど…」
その母親の言葉の続きの意味や

みんなで田んぼにロバのフンをまいたことの本当の目的は

子ども達が大きくなるなかで
家族でじわじわと何度か思い出し
理解していってくれればいい。

今は楽しく家族の共通の思い出をつくることが
大切なんじゃないかと感じました。

記事:東海農政局消費生活課食育推進係長

平成22年1月30日 

  • 収穫したお米で箱寿司を作って食べる
  • 田んぼの寒起こしから出る磨き砂で鍋を磨く
  • 振り返りの会
  • 本当のエコを学ぶ
  • 日本型食生活へのお誘い

教育ファーム最後の取り組みの今日も小春日和の快晴。
自分で、日程を決めたとは言うものの
9回すべての取り組みがお天気だったことは
何にも変えがたい自然の恵みに他なりません。

「小さな苗が、今日のご飯になりました。」
参加者のみなさんは、どこか感慨ぶかげに白いご飯を見つめていました。

たくさんの酢飯を作って、たくさんの具を作って、たくさんのお寿司を作って
たくさんの人たちと、たくさんお話しながら、たくさん食べました。

 

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その中でたったひとつ、ちいさなちいさな命が今日、来てくれました。

この教育ファームに応募しようとした矢先にお腹に命が宿り
辛いつわりに、参加するのはやめよう。
そう思い、ご主人だけが参加申し込みをされての初日に一緒にみえて
自分もやりたい想いと、ご自分の中の大事な命のはざまで揺れてみえたお母さん。

無理のないように、出来る範囲で・・そう決めてから
ずっと参加してくだいました。

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日に日に大きくなる稲穗。
会うごとに大きくなるお腹。稲とは会話が出来ないけれど
他の人や子どもたちを含めて、たくさんの会話を通じて
生きている実感を受け取らせてもらってきました。

前回の取り組みから10日後にご出産され
今日は生後40日目。

出産前後のオンナの体や心の変化は一応2回の経験があるので
その時の長時間の外出がどれだけ大変かは言うに及ばず。
だからこそ、今日この手にそのちいさな命を抱かせてもらえた時は
ぐっと涙をこらえるのが精一杯・・・・。
「ずっと一緒に来てたよね。」

まっすぐに見つめてくれる眼差しをはじめ、
命を実感してもらおうと、この教育ファームを進めてきたこちらの方が
教えられるものばかりだった数ヶ月でした。

たくさんのお寿司を手に帰路につくみなさん。
教育ファームの取り組みは今日で終わりですが
今夜はきっと、どのご家庭もお寿司の夕食。

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そして、もうひとつの大きな成果物をこの教育ファームの締めくくりと
したいとの想いで、これまでの月日を心で整理して
もうひとふんばりのエネルギーをたくさんもらえた1日でした。

たくさんのご縁にありがとう。

記事:季の野の台所 森川美保さん

わたしは、農産物を販売するとかではなくて

人の心に育つものの種をまければと思う

 と、話す農家の森川さん。

今週から東海農政局のメールサーバーに入り出した体験参加者の感想は

同じ働く女性としての共感

マンションのベランダで作物の栽培をはじめた

都会でも自然を感じながら生きることは当たり前と感じた

家族で共に過ごした時間があった事への喜び

そういったもので溢れていました。

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「季の野の台所」の教育ファームは、

普段、自然との繋がりを感じにくい

都市で生活する者であっても

土の匂いや

動物の暖かさ

家族と共につくりあげる食卓の温もり

そういったものを、体験することでその存在や大切さを再確認する内容でした。

その経験は普段の生活の中にあっても

参加したひとりひとりの心に何らかの芽を出したことが

体験者の感想より伺えました。

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記事:東海農政局消費生活課食育推進係長

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ダイヤルイン:052-223-4651
FAX:052-220-1362

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