ホーム > 先進的取組事例等 > 平成21年度農林水産情報交流ネットワーク事業モニター交流会の概要
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本交流会は、農林水産情報交流ネットワーク事業における生産者(農業者・林業者・漁業者)、流通加工業者及び消費者から構成される情報交流モニターを対象として、農林水産政策・施策について理解を深めていただくとともに、意見交換を行うことから情報交流モニター間の相互理解の増進と、今後の農林水産行政にその意見を反映させることを目的として、毎年開催しています。 |
平成21年11月12日(木曜日)11時00分~15時30分
愛知県美浜町内
大豆栽培ほ場
愛知県美浜町大字北方字十二谷125番地
水野屋敷記念館
農林水産情報交流モニター
森川講師より、大豆の収穫方法等についてご説明をいただき、情報交流モニターの方々に収穫・サヤとり・豆むきを体験していただきました。
また、収穫した大豆はお持ち帰りいただきました。
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大豆の栽培方法を熱心に説明する森川講師 |
大豆を収穫するモニターの皆様 |
昼食をはさみ、ワークショップに引き続いて講演を開催しました。
ワークショップでは、森川講師から「玄米麹・白米麹・大麦麹・小麦麹・大豆麹」の特徴等の説明を受けたあと、各グループに分かれて「味噌の味見」を行いました。
まず始めに「味噌の味」に期待するイメージには、どんなものがあるか、モニターそれぞれの思いを用紙にまとめていただきました。
その後、各麹ごとに1枚10パーセントのカード10枚(計50枚)を用いて、麹の特徴からそれぞれの好みの味噌の味となるように麹の割合をカードの組み合わせで各グループごとに作っていただきました。これは、市販の味噌を購入する時や家族の味に合わせた味噌料理の味を調える時などに役立ちます。また、昼食時にお召し上がりいただいた二種類の味噌汁に使われた麹の種類を参加者全員で予想しました。講師から、麹の種類や割合の解説を聞いて参加者全員が驚きました。
最後に麹の配合割合の違う5種類の味噌の味見を行い、それらの麹の割合や仕込んだ年月は、それぞれ何時か、といったことを参加者全員で考えました。
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講演される森川講師 |
私の8歳と6歳の娘は、農作業を手伝ってくれます。
本当に農業は、人の手に頼るところが多くて、こんな小さな子どもでも私のやる作業と何の遜色もなくやってくれます。好きなときに来て、楽しくやらせるようにしています。
大豆は「豆」なんですけど、播くときは「種」に名前が変わります。次の代に繋げていく命に変わる瞬間だと感じます。少し前に播いた黄土色の大豆が土の中で水を含んで、光を浴びて、色を緑色に変えて出てきます。生きていることはすごいと思います。
作業を手伝ってくれる娘に「ありがとう。」といいます。子どもは、自分が役に立つ存在だと思うと、家族の中にいるのが嬉しくて一生懸命やってくれます。ただ作業が進むというのではなくて、一人前の人として扱ってやれる貴重なひとときです。子どもが作業をやってくれること自体が嬉しいのではなくて、親の仕事を少しでも「手伝ってあげよう。」といった気持ちが嬉して大豆を育てています。
教育ファームで、保育園の子ども達と一緒にヤギを大豆畑へ連れて行って、サヤを取ったあと「ヤギにあげてね。」といったら、一生懸命働いてくれました。単に大豆の栽培を子ども達に伝えたいというのではなくて、自分たちが本当に生きていることを実感してもらいたいと思います。ヤギのために、子ども達は一生懸命にしてくれます。誰かのために働くことに喜びを持つことは、人間の持って生まれた本能ではないか、と子ども達に教えてもらいます。
一粒の大豆が、種になって葉になって花になって実になって、また命の種になる繰り返しをしていると思うと、いつも「命って大事だな。」と思います。小さな命が大きくなっていくのは、人間も大豆も米もそうですが、何回も自分の一生を見ているようで、学ぶところが多いです。
ワークショップで、麹の割合によって味噌の味が変わるといいましたが、それよりも「混ぜるときの気持ちの持ちよう」が大切です。混ぜるときに怒っていたり、文句をいったり愚痴をいったりすると、味噌は美味しくなくなります。
「温かい心で作ってね。」と味噌作りに参加される方にはいいますが、気持ちがお味噌の味に反映するので、良い心でお味噌を作ってほしいと思います。待つこと1年・2年、さっき飲んでいただいたのは、4年ものです。
自分たちができることは数パーセントで、あとは「待つこと」待てば時間とか微生物が育ててくれます。
教育ファームで子ども達に大豆の種を渡しました。今年聞いたら「種を育てて枝豆にして食べたよ。」とか「大豆になったよ。」といってくれました。
大豆だけが繋がっているのではなくて、子ども達の中にも育てるという意識の命の種が植えられたというのがとても嬉しかったです。
一粒の大豆が芽を出して、そして大きくなって、また一粒になっていくという「命の繰り返し」の中で、仕事をさせてもらって私が本当にやりたいことは、ただ「大豆を育てたい。」とか「お味噌を作りたい。」とか「美味しいお米を作りたい。」といったことではなくて、全ての人に「命の営みを伝えたい。」ということが、私が一番に農業をやっている「元(もと)」にあると思います。
東海農政局
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統計部 調整課
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