このページの本文へ移動

中国四国農政局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    病害虫発生予報


    令和2年度病害虫発生予報第7号
    令和2年度病害虫発生予報第6号
    令和2年度病害虫発生予報第5号
    令和2年度病害虫発生予報第4号
    令和2年度病害虫発生予報第3号
    令和2年度病害虫発生予報第2号

    令和2年9月9日、農林水産省は、「令和2年度病害虫発生予報第7号」を発表しました。

    農林水産省ホームページ
    参照URL:https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/200909.html

    (令和2年度病害虫発生予報第7号のうち、中国四国地域に関係のある内容は以下のとおりです。)

    水稲のトビイロウンカについては、岡山県、広島県、山口県及び愛媛県から警報が発表され、また、管内全県において本虫の注意報が発表され、防除の徹底が周知されています。詳細は各県病害虫防除所のホームページ等を参照してください。(本稿末尾に参照URLを掲載)

     〇水稲については、以下の通り発生が予想されます。

    中国地域
    「多い」と予想
      トビイロウンカ

    「やや多い」と予想
      いもち病、紋枯病、斑点米カメムシ類

    四国地域
    「多い」と予想
      いもち病、コブノメイガ、トビイロウンカ、斑点米カメムシ類

    「やや多い」と予想
      紋枯病、セジロウンカ

    いもち病(穂いもち)の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されており、病害虫予報第6号の発表以降、愛媛県から注意報が発表されています。本病は上位葉に葉いもち病斑が見られる場合には、早期の薬剤散布が指導されています。このような地域では、断続的な降雨により水稲の葉面が湿潤となり、本病に感染しやすい好適な条件となると、急激に穂いもちに進展するおそれがあります。今後の本田散布に際しては、本田での発生状況を把握するとともに、県から発表される発生予察情報等を参考に検討してください。なお、一部の薬剤に対して耐性菌が発生しているので、薬剤の選定に際しても発生予察情報等を参考に検討してください。

    コブノメイガの発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されており、病害虫予報第6号の発表以降、愛媛県から注意報が発表されています。上位葉での被害が多くなると収量に影響するので、本害虫の本田での発生状況を把握するとともに、収穫までの期間を考慮の上、県の発表する発生予察情報等を参考に若齢幼虫の最盛期をとらえた防除を実施してください。

    トビイロウンカの発生が、中国及び四国の多くの地域で多くなると予想されており、一部の地域では坪枯れも発生しています。本虫は、梅雨時期に中国大陸から飛来し、夏以降に高温少雨傾向になると本田で急激に増殖し、一部に集中して稲を枯れさせ倒伏させる被害(坪枯れ)を引き起こします。また、近年では一部の薬剤に対し抵抗性を持つトビイロウンカの飛来が報告されています。本田の見回りの際には株元を注意深く観察し、株元に成虫または幼虫を確認した場合には、収穫までの期間を考慮の上、県の発表する発生予察情報等を参考に適期に防除を実施してください。また、坪枯れが確認された場合には、可能な限り収穫を早めて、倒伏等の被害が拡大しないよう努めてください。

    斑点米カメムシ類の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されており、病害虫予報第6号の発表以降、山口県から注意報が発表されています。県の発表する発生予察情報等を参考に適期に防除を実施してください。

    スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)は、暖冬の影響により越冬量が多く、平年を超える発生が確認されました。来年の発生を抑えるため、収穫後の防除として、県が発表する発生予察情報等を参考に、耕うんや石灰窒素の散布等による殺貝を実施してください。なお、耕うん機などの農機具に付着した泥とともに、スクミリンゴガイが他のほ場へ拡散する事例が報告されています。農機具の泥はよく落としてから移動させるよう、心がけてください。

    〇野菜・花きについては、以下のとおり発生が予想されます。
    中国地域
    「多い」と予想
      作物共通:ハスモンヨトウ

    「やや多い」と予想
      大豆:吸実性カメムシ類
      トマト:葉かび病
      アブラナ科全般:コナガ   

    四国地域
    「多い」と予想
      いちご:炭そ病
      大豆:吸実性カメムシ類
      作物共通:ハスモンヨトウ

    「やや多い」と予想
      なす:ハダニ類
      作物共通:シロイチモジヨトウ
      きく:白さび病

    いちごの炭そ病の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されており、病害虫予報第6号の発表以降、愛媛県から注意報が発表されています。本病は気温が高くなる時期に発生しやすいので、今後の発生状況に注意し、感染株は早期に抜き取り、ほ場外で適切に処分してください。また、菌の胞子はかん水などにより飛散し感染するため、かん水の際には水滴の小さい機材等の利用も検討してください。

    大豆の吸実性カメムシ類の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。本虫の飛来状況は地域や園地により異なるので、県の発表する発生予察情報等を参考にしつつ、園内の観察をきめ細かく行い、飛来が認められた場合は、飛来初期から防除を実施してください。 

    ハスモンヨトウの発生が、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想されており、病害虫予報第6号の発表以降、島根県から注意報が発表されています。ほ場内の発生状況に注意しつつ、県から発表される発生予察情報等を参考に、適期に防除を実施してください。

    〇果樹については、以下のとおり発生が予想されています。
    中国地域
    「やや多い」と予想
      なし:シンクイムシ類、ハダニ類、黒斑病
      ぶどう:べと病
      果樹共通:カメムシ類

    四国地域
    「多い」予想
      かんきつ:ハダニ類、かいよう病、黒点病、そうか病
      果樹共通:カメムシ類

    「やや多い」と予想
     
    かき:炭そ病 

    かんきつの黒点病の発生が、四国の一部の地域でやや多くなると予想されています。本病は、保菌した枯れ枝が伝染源となるため、枯れ枝の剪定・除去を行ってください。また、降雨が続くと発生しやすくなるため、天候の推移に注意し、農薬の散布間隔が空きすぎないように、降雨の合間に薬剤を散布してください。

    果樹カメムシ類の発生が、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想されています。今後、当年世代(越冬世代以降の世代)を中心に、薄暮時に餌を求めて園地に移動するようになります。本年の越冬世代の発生が多かった地域では次世代の発生量に注意が必要です。本虫の飛来状況は地域や園地により異なるので、県の発表する発生予察情報等を参考にしつつ、園内の観察をきめ細かく行い、飛来が認められた場合は、飛来初期から防除を実施してください。

    各地域の情報の詳細は、各県病害虫防除所のホームページ等を参照してください。

    参照URLhttps://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/boujyo/120105_boujosho.html

    【ツマジロクサヨトウ対策について】

    本年、中国四国地域では全県でツマジロクサヨトウの発生が確認されています。
    本虫の防除には、早期発見が重要であることから県が発表する発生情報等を参考にしながら、ほ場観察を行ってください。疑わしい虫を見つけた場合には、県病害虫防除所又は最寄りの植物防疫所にご連絡をお願いします。 

    ツマジロクサヨトウに関する情報
    参照URL:https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/keneki/k_kokunai/tumajiro.html

    令和2年8月5日、農林水産省は、「令和2年度病害虫発生予報第6号」を発表しました。

    農林水産省ホームページ
    参照URL:https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/200805.html

    (令和2年度病害虫発生予報第6号のうち、中国四国地域に関係のある内容は以下のとおりです。)

    令和2年8月3日、山口県から水稲のトビイロウンカの警報が発表されました。また、島根県、岡山県及び広島県からは本虫の注意報が発表されております。詳細は各県病害虫防除所のホームページ等を参照してください。(本稿末尾に参照URLを掲載)

     〇水稲については、以下の通り発生が予想されます。
    中国地域
    「多い」と予想
      いもち病、コブノメイガ、セジロウンカ、トビイロウンカ、斑点米カメムシ類

    「やや多い」と予想
      縞葉枯病(ヒメトビウンカ)、紋枯病 

    四国地域
    「多い」と予想
      いもち病、コブノメイガ、セジロウンカ、トビイロウンカ

    「やや多い」と予想
      紋枯病、斑点米カメムシ類

    いもち病(穂いもち)の発生が、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想されており、病害虫予報第5号の発表以降、岡山県から注意報が発表されています。本病は上位葉に葉いもち病斑が見られる場合には、早期の薬剤散布が指導されています。このような地域では、断続的な降雨により水稲の葉面が湿潤となり、本病に感染しやすい好適な条件となると、急激に穂いもちに進展するおそれがあります。今後の本田散布に際しては、本田での発生状況を把握するとともに、県から発表される発生予察情報等を参考に検討してください。なお、一部の薬剤に対して耐性菌が発生しているので、薬剤の選定に際しても発生予察情報等を参考に検討してください。

    コブノメイガの発生が、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想されています。上位葉での被害が多くなると収量に影響するので、本害虫の本田での発生状況を把握するとともに、県の発表する発生予察情報等を参考に若齢幼虫の最盛期をとらえた防除を実施してください。

    セジロウンカの発生が、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想されています。本虫は、梅雨時期に中国大陸から飛来し、本田で増殖して水稲を加害します。本田の見回りの際には株元を注意深く観察し、株元に褐色の点又はすじ状の傷(産卵痕)が目立ち、成虫または幼虫の発生が多く見られる場合は、県の発表する発生予察情報等を参考に適期に防除を実施してください。

    トビイロウンカの発生が、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想されています。本虫は、梅雨時期に中国大陸から飛来し、夏以降に高温少雨傾向になると本田で急激に増殖し、一部に集中して稲を枯れさせ倒伏させる被害(坪枯れ)を引き起こします。また、近年では一部の薬剤に対し抵抗性を持つトビイロウンカの飛来が報告されています。本田の見回りの際には株元を注意深く観察し、株元に成虫または幼虫を確認した場合には、県の発表する発生予察情報等を参考に適期に防除を実施してください。

    斑点米カメムシ類の発生が、中国の一部の地域で多くなると予想されています。病害虫予報第5号の発表以降、鳥取県から注意報が発表されています。県の発表する発生予察情報等を参考に適期に防除を実施してください。本虫は、本田周辺の雑草に生息し、出穂期になると本田に侵入し穂を加害します。このため、出穂期を迎えた地域では、本田周辺雑草の除草作業は控えてください。

    養蜂被害を軽減するためには、情報の共有(提供)に基づく、巣箱の移動避難所の設置、蜜蜂に配慮した農薬散布等が有効とされています。農薬使用者と養蜂業者の情報共有に努めてください。

    〇野菜・花きについては、以下のとおり発生が予想されます。
    中国地域
    「多い」と予想
      大豆:吸実性カメムシ類
      作物共通:ハスモンヨトウ

    四国地域

    「多い」と予想
      いちご:炭そ病
      作物共通:ハスモンヨトウ

    「やや多い」と予想
      きゅうり:アザミウマ類、褐斑病
      トマト:葉かび病
      なす:アブラムシ類、うどんこ病
      作物共通:シロイチモジヨトウ

    いちごの炭そ病の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。本病は気温が高くなる時期に発生しやすいので、今後の発生状況に注意し、感染株は早期に抜き取り、ほ場外で適切に処分してください。また、菌の胞子はかん水などにより飛散し感染するため、かん水の際には水滴の小さい機材等の利用も検討してください。

    大豆の吸実性カメムシ類の発生が、中国の一部の地域で多くなると予想されています。本虫の飛来状況は地域や園地により異なるので、県の発表する発生予察情報等を参考にしつつ、園内の観察をきめ細かく行い、飛来が認められた場合は、飛来初期から防除を実施してください。 

    ハスモンヨトウの発生が、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想されており、徳島県から注意報が発表されています。ほ場内の発生状況に注意しつつ、県から発表される発生予察情報等を参考に、適期に防除を実施してください。

    〇果樹については、以下のとおり発生が予想されています。
    中国地域
    「多い」と予想
      かんきつ:かいよう病
      果樹共通:カメムシ類

    「やや多い」と予想
     
    かんきつ:黒点病
      なし:シンクイムシ類、黒星病、黒斑病

    四国地域
    「多い」予想
      かんきつ:黒点病
      果樹共通:カメムシ類

    「やや多い」と予想
     
    かんきつ:ハダニ類、かいよう病 

    果樹カメムシ類の発生が、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想されており、複数の県から注意報が発表されています。今後、当年世代(越冬世代以降の世代)を中心に、夏期の薄暮時に餌を求めて園地に移動するようになります。本年の越冬世代の発生が多かった地域では次世代の発生量に注意が必要です。本虫の飛来状況は地域や園地により異なるので、県の発表する発生予察情報等を参考にしつつ、園内の観察をきめ細かく行い、飛来が認められた場合は、飛来初期から防除を実施してください。

    各地域の情報の詳細は、各県病害虫防除所のホームページ等を参照してください。

    参照URLhttps://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/boujyo/120105_boujosho.html

    【ツマジロクサヨトウ対策について】

    本年、中国四国地域では全県でツマジロクサヨトウの発生が確認されています。
    本虫の防除には、早期発見が重要であることから県が発表する発生情報等を参考にしながら、ほ場観察を行ってください。疑わしい虫を見つけた場合には、県病害虫防除所又は最寄りの植物防疫所にご連絡をお願いします。 

    ツマジロクサヨトウに関する情報
    参照URL:https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/keneki/k_kokunai/tumajiro.html

    令和2年7月15日、農林水産省は、「令和2年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)」を発表しました。

    農林水産省ホームページ
    参照URL:https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/200715.html

    (令和2年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)のうち、中国四国地域に関係のある内容は以下のとおりです。)

    〇水稲については、以下のとおり発生が予想されます。
    中国地域
    「多い」と予想
      ヒメトビウンカ(縞葉枯病)、コブノメイガ、トビイロウンカ、斑点米カメムシ類
    「やや多い」と予想
      紋枯病、セジロウンカ

    四国地域
    「多い」と予想
      いもち病(葉いもち)、紋枯病、セジロウンカ、ツマグロヨコバイ、斑点米カメムシ類
    「やや多い」と予想
      ヒメトビウンカ(縞葉枯病)

    いもち病(葉いもち)の発生が、四国の一部で多くなると予想されています。向こう1ヶ月予報では、降水量が平年より多くなると予想されており、断続的な降雨がある場合には急激に発生するおそれがあります。水田の観察を行い、本病の発生状況に応じて適期に防除を実施してください。なお、一部の薬剤に対して耐性菌が発生しているので、県から発表される発生予察情報等を参考に薬剤を選定してください。

    紋枯病の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。昨年、本病が多発した地域では本年も多発するおそれがあるため注意が必要です。本病は高温多湿条件で発生が助長され、病勢は少しずつ進展していきます。向こう1ヶ月予報では、気温が平年より高いと予想されていることから、今後の発生状況に注意し、適期に防除を実施してください。

    縞葉枯病は、ヒメトビウンカによって媒介されるウイルス病であり、経卵伝染により次世代もウイルス媒介が継続するため、当該虫を対象とした防除を実施することが重要です。当該虫は中国の一部の地域では、今後の発生が多くなると予想されています。育苗箱施用剤を施用した苗を移植した水田において当該虫の防除を実施する場合は、薬剤抵抗性の発達を助長しないよう同一系統の薬剤の連続使用を避けてください。

    コブノメイガの発生が、中国の一部の地域で多くなると予想されています。上位葉に被害が発生するので、水田の観察を行い、本害虫の本田での発生状況を把握するとともに、県の発表する発生予察情報等を参考に若齢幼虫期をとらえた防除を実施してください。

    セジロウンカの発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。本虫は、梅雨時期に中国大陸から飛来し、水田で増殖して水稲を加害します。水田の見回りの際には株元を注意深く観察し、株元に褐色の点又はすじ状の傷(産卵痕)が目立ち、成虫または幼虫の発生が多く見られる場合は、県の発表する発生予察情報等を参考に適期に防除を実施してください。

    ツマグロヨコバイの発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。本虫は、多発すると吸汁による生育不良を引き起こし、出穂期以降では茎葉や穂にすす病を引き起こします。また、本虫はイネ萎縮病などのウイルス病を媒介します。水田の観察を行い、本害虫の本田での発生状況を把握するとともに、県の発表する発生予察情報等を参考に適期に防除を実施してください。

    トビイロウンカの発生が、中国の一部の地域で多くなると予想されており、岡山県から注意報が発表されています。本虫は、梅雨時期に中国大陸から飛来し、夏以降に高温少雨傾向になると水田で急激に増殖し、一部に集中して稲を枯れさせ倒伏させる被害(坪枯れ)を引き起こします。また、近年では一部の薬剤に対し抵抗性を持つトビイロウンカの飛来が報告されています。水田の見回りの際には株元を注意深く観察し、株元に成虫または幼虫を確認した場合には、県の発表する発生予察情報等を参考に適期に防除を実施してください。

    斑点米カメムシ類の発生が、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想されており、病害虫予報第4号の発表以降、島根県及び高知県から注意報が発表されています。本虫は、水田周辺の雑草に生息し、出穂期になると水田に侵入し穂を加害します。近年は、移動性が高い飛翔性のアカスジカスミカメとアカヒゲホソミドリカスミカメの発生が多くなっています。水田の観察を行い、県の発表する発生予察情報等を参考に適期に防除を実施してください。また、水田周辺雑草の除草は本虫の発生量の抑制に効果的ですが、出穂期直前の除草は、本虫の水田への侵入を助長し被害を増加させるおそれがあるため、出穂期の10日前までに完了してください。

    スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)による被害が、一部の地域で発生しております。暖冬の影響により本貝の越冬量が多く、平年を超える発生が確認されています。来年の発生を抑えるため、水辺の植物や用水路等のコンクリート壁面に産み付けられた卵塊を水中に落とす又は押しつぶすほか、水田や用水路内の本貝を殺貝するなどにより、発生密度の低減に努めてください。また、収穫後の防除として、県が発表する発生予察情報等を参考に、耕うんや石灰窒素の散布等による殺貝を実施してください。

    なお、耕うん機などの農機具に付着した泥とともに、スクミリンゴガイが他のほ場へ拡散する事例が報告されています。農機具の泥はよく落としてから移動させるよう、心がけてください。

    各地域の情報の詳細は、各県病害虫防除所のホームページ等を参照してください。
    参照URL:https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/boujyo/120105_boujosho.html


    【ツマジロクサヨトウ対策について】

    本年は、7月14日現在、中国及び四国の全県においてツマジロクサヨトウの発生が確認されています。
    本虫の防除には、早期発見が重要であることから県が発表する発生情報等を参考にしながら、ほ場観察を行ってください。疑わしい虫を見つけた場合には、県病害虫防除所又は最寄りの植物防疫所までご連絡をお願いします。  

    ツマジロクサヨトウに関する情報
    参照URL:https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/keneki/k_kokunai/tumajiro.html


    【病害虫防除に関する留意事項】

    病害虫の防除を効果的に実施するためには、注意深くほ場観察を行うことにより、病害虫の発生状況を的確に把握することが必要となります。病害虫の発生は天候の影響を大きく受けるので、天気の推移に注意しつつ、県の防除指針に従い、適期に適切な防除を実施してください。

    薬剤防除を実施する場合は、農薬の使用基準を遵守して適切な薬剤を選択しつつ、病害虫が薬剤抵抗性を獲得しないように、同じ作用機作の薬剤の連続使用を避けてください。また、周辺の農作物等に農薬が飛散しないよう対策を講じるとともに、蜜蜂への被害を防止するため、養蜂の関係者に農薬散布に関する情報の提供等に努めてください。

    農薬による蜜蜂への影響について
    参照URL:https://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_mitubati/honeybee.html

     令和2年7月1日、農林水産省は、「令和2年度病害虫発生予報第4号」を発表しました。

    農林水産省ホームページ
    参照URLhttps://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/200701.html

    (令和2年度病害虫発生予報第4号のうち、中国四国地域に関係のある内容は以下のとおりです。)


    〇水稲については、以下のとおり発生が予想されます。
    ・中国地域
    「多い」と予想
      コブノメイガ、セジロウンカ、斑点米カメムシ類
    「やや多い」と予想
      縞葉枯病(ヒメトビウンカ)、トビイロウンカ

    ・四国地域
    「多い」と予想
      紋枯病、斑点米カメムシ類
    「やや多い」と予想
      いもち病

    紋枯病は、昨年、本病が多発した地域では本年も発生するおそれがあるため注意が必要です。本病は高温多湿条件で発生が助長され、病勢は少しずつ進展していきます。向こう1ヶ月予報では、気温は全国的に平年より高くなると予想されていることから、今後の発生状況に注意し、適期に防除を実施してください。

    セジロウンカは、梅雨時期に中国大陸から飛来し、水田で増殖して水稲を加害します。水田の見回りの際には株元を注意深く観察し、株元に褐色の点またはすじ状の傷(産卵痕)が目立ち、成虫または幼虫の発生が多くみられる場合は、県の発表する発生予察情報等を参考に適期に防除を実施してください。

    斑点米カメムシ類は、水田周辺の雑草に生息し、出穂期になると水田に侵入し穂を加害します。このため、水田周辺雑草の除草は本虫の発生量の抑制に効果的ですが、出穂期直前の除草は、本虫の水田への侵入を助長し被害を増加させるおそれがあるため、出穂期の10日前までに完了してください。

    〇野菜・花きについては、以下のとおり発生が予想されます。
    ・四国地域
    「多い」と予想
      いちご:炭そ病
      きゅうり:アザミウマ類
      なす:アザミウマ類
      作物共通:ハスモンヨトウ
    「やや多い」と予想
      きゅうり:アブラムシ類
      トマト:アブラムシ類
      作物共通:オオタバコガ

    ハスモンヨトウについては、ほ場内の発生状況に注意しつつ、県から発表される発生予察情報等を参考に、適期に防除を実施して下さい。

    〇果樹については、以下のとおり発生が予想されています。
    ・中国地域
    「多い」と予想
      果樹共通:カメムシ類
    「やや多い」と予想
      なし:アブラムシ類、シンクイムシ類、ハダニ類

    ・四国地域
    「やや多い」と予想
      かんきつ:ハダニ類
      果樹共通:カメムシ類

    果樹カメムシ類については、岡山県、山口県、香川県及び愛媛県に加え病害虫予報第3号の発表以降、鳥取県及び広島県からも注意報の発表があり、平年より発生が多いと予想されています。今後、当年世代(越冬世代以降の世代)を中心に、夏期の薄暮時に餌を求めて園地に移動するようになります。本年の越冬世代の発生が多かった地域では次世代の発生量が多くなるので、特に注意が必要です。本虫の飛来状況は地域や園地により異なるので、県の発表する発生予察情報等を参考にしつつ、園内の観察をきめ細かく行い、飛来が認められた場合は、飛来初期から防除を実施してください。

    なしのハダニ類については、園内を注意深く観察し、発生状況に応じて防除を実施してください。なお、本虫は薬剤抵抗性が発達しやすいので、県の発表する発生予察情報等を参考に同系統薬剤の連用を避けるなど、薬剤を適切に選定してください。

    各地域の情報の詳細は、各県病害虫防除所のホームページ等を参照してください。
    参照URLhttps://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/boujyo/120105_boujosho.html

    【ツマジロクサヨトウ対策について】

    中国四国地域では6月30日現在、7県においてツマジロクサヨトウの発生が確認されています。
    本虫の防除には、早期発見が重要であることから県が発表する発生情報等を参考にしながら、ほ場観察を行ってください。疑わしい虫を見つけた場合には、県病害虫防除所又は最寄りの植物防疫所にご連絡をお願いします。

    ツマジロクサヨトウに関する情報
    参照URLhttps://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/keneki/k_kokunai/tumajiro.html

    令和2年6月10日、農林水産省は、「令和2年度病害虫発生予報第3号」を発表しました。

    農林水産省ホームページ
    参照URLhttps://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/200610.html

    (令和2年度病害虫発生予報第3号のうち、中国四国地域に関係のある内容は以下のとおりです。)


    〇水稲については、中国地域で縞葉枯病(ヒメトビウンカ)の発生が「やや多い」と予想されます。

    縞葉枯病は、ヒメトビウンカが縞葉枯病ウイルスを媒介することにより発病するため、防除対策として抵抗性品種の栽培や、当該虫を対象とした薬剤防除を実施することが重要になります。育苗箱施用剤を施用した水田では、当該虫を対象として薬剤散布する場合は、薬剤抵抗性の発達を助長しないよう、同一系統の薬剤の連続使用を避けてください。

    〇野菜・花きについては、以下のとおり発生が予想されます。
    ・中国地域
    「やや多い」と予想
      トマト:葉かび病

    ・四国地域
      「多い」と予想
      きゅうり:アザミウマ類
      なす:アザミウマ類
      ねぎ:アザミウマ類
      「やや多い」と予想
      いちご:ハダニ類、炭そ病
      トマト:コナジラミ類
      きく:白さび病

    ねぎのアザミウマ類については、発生密度が高くなってからでは防除が困難となるため、ほ場の観察をきめ細かく行い、発生初期の防除を実施してください。また、本虫は薬剤抵抗性が発達しやすいので、県の発表する発生予察情報等を参考に同一系統薬剤の連用を避けるなど、薬剤を適切に選定してください。

    〇果樹については、以下のとおり発生が予想されています。
    ・中国地域
      「多い」と予想
      かんきつ:かいよう病
      なし:黒星病
      もも:せん孔細菌病
      「やや多い」と予想
      かんきつ:黒点病、そうか病
      なし:シンクイムシ類、ハダニ類、黒斑病

    ・四国地域
      「多い」と予想
      かんきつ:ハダニ類、かいよう病、黒点病、そうか病
      果樹共通:カメムシ類
      「やや多い」と予想
      かき:カイガラムシ類、炭そ病
      ぶどう:べと病
      もも:せん孔細菌病

    果樹カメムシ類については、果樹園への飛来量が多くなるとして、岡山県、山口県、香川県及び愛媛県から注意報が発表されています。昨年夏以降に本虫の発生が多かった地域では注意が必要です。園内の観察をきめ細かく行い、飛来が認められた場合は、飛来初期から防除を実施してください。

    かんきつのハダニ類については、園内を注意深く観察し、発生状況に応じて防除を実施してください。

    かんきつのかいよう病については、風雨やミカンハモグリガの食害による傷口から感染することから、対策に当たっては、り病部の除去、降雨前の薬剤散布等の防除を実施するとともに、ミカンハモグリガの防除を実施してください。

    なしの黒星病については、伝染源となるり病部の除去、ムラのない均一な薬剤散布等の防除を実施してください。昨年の発生量が多かった地域では、伝染源が多くなっていると予想されることから注意が必要です。また、一部の薬剤に対して耐性菌が発生しているので、県から提供される発生予察情報等を参考に効果的な薬剤による防除を実施してください。

    もものせん孔細菌病については、薬剤による防除を実施するとともに、園内を注意深く観察し、り病部を確実に除去してください。また、防風ネットの設置、早めの袋かけ等の耕種的防除の実施を検討してください。

    各地域の情報の詳細は、各県病害虫防除所のホームページ等を参照してください。
    参照URLhttps://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/boujyo/120105_boujosho.html

    【ツマジロクサヨトウ対策について】

    中国四国地域では昨年ツマジロクサヨトウの発生があった県の一部において、本年も本虫の発生が確認されています。
    本虫の防除には、早期発見が重要です。
    県が発表する発生情報等を参考にしながら、ほ場観察を行ってください。
    疑わしい虫を見つけた場合には、県病害虫防除所又は最寄りの植物防疫所にご連絡をお願いします。

    ツマジロクサヨトウに関する情報
    参照URLhttps://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/keneki/k_kokunai/tumajiro.html


    令和2年5月13日、農林水産省は、「令和2年度病害虫発生予報第2号」を発表しました。

    農林水産省ホームページ
    参照URLhttps://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/200513.html

    (令和2年度病害虫発生予報第2号のうち、中国四国地域に関係のある内容は以下のとおりです。)


    〇水稲については、中国地域で縞葉枯病(ヒメトビウンカ)の発生が「やや多い」と予想されます。

    〇麦類については、赤かび病の発生が、平年より早くなると予想されます。

    〇野菜類については、以下のとおり発生が予想されます。
    ・四国地域
      「多い」と予想
      きゅうり:うどんこ病、べと病
      ねぎ:ネギアザミウマ
      施設野菜共通:コナジラミ類

    ねぎのアザミウマ類については、ほ場の観察をきめ細かく行い、発生初期の防除を実施してください。

    〇果樹については、以下のとおり発生が予想されています。
    ・中国地域
      「多い」と予想
      かんきつ:かいよう病
      もも:せん孔細菌病 「やや多い」と予想
      なし:シンクイムシ類、黒星病
      果樹共通:カメムシ類

    ・四国地域
      「多い」と予想
      かんきつ:ハダニ類
      果樹共通:カメムシ類
      「やや多い」と予想
      かんきつ:かいよう病
      もも:せん孔細菌病

    もものせん孔細菌病については、薬剤による防除を実施するとともに、園内を注意深く観察し、り病部を確実に除去してください。

    各地域の情報の詳細は、各県病害虫防除所のホームページ等を参照してください。
    参照URLhttps://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/boujyo/120105_boujosho.html

    【ツマジロクサヨトウ対策について】

    昨年ツマジロクサヨトウの発生があった府県の一部において、ツマジロクサヨトウの発生が確認されています。
    本虫の防除には、早期発見が重要です。 県が発表する発生情報等を参考にしながら、ほ場観察を行ってください。
    疑わしい虫を見つけた場合には、県病害虫防除所又は最寄りの植物防疫所にご連絡をお願いします。  

    ツマジロクサヨトウに関する情報
    参照URLhttps://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/keneki/k_kokunai/tumajiro.html

    お問合せ先

    農産安全管理課

    担当者:植物防疫係
    ダイヤルイン:086-227-4302
    FAX番号:086-224-4530