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中国四国農政局

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    四国東部農地防災事務所

    2.地域の農業

    吉野川下流の左岸地域は、県下最大の農業地帯であり、農業産出額は県全体の約6割を占めています。江戸時代には藍(あい)の一大産地として栄えましたが、現在は米やにんじん、かんしょ、れんこんなどが中心に生産されています。年間を通じた耕作と「鳴門金時(なるときんとき)」「春夏にんじん」に代表される付加価値の高い農産物の生産により、質・量ともに高い水準の農業を実現しています。

    また、京阪神方面への一大野菜供給基地として、大きく発展しています。 

    徳島市は、県の東部に位置し、温暖な気候と肥沃な土壌に支えられ多様な農業経営が行われています。特に、ほうれん草、ねぎ、いちご、温州みかん、すだちの生産で知られています。

    鳴門市は、本州四国連絡道路の四国側起点であり物流の発展が期待されています。渦潮(うずしお)に代表される豊かな自然に恵まれ数多くの農業特産品は全国的に高い評価を得ています。

    阿波(あわ)市は、肥沃な土壌を活かし、水稲(すいとう)を中心に露地野菜、施設園芸、畜産、果樹、花(か)き等多種多様な農作物が生産されています。

    松茂(まつしげ)町は、県の北東部に位置する「空港の町」です。農業では、なし・かんしょ・だいこん・れんこんなどの栽培が盛んで、品質・味ともにすぐれ、市場で高い評価を得ています。

    北島(きたじま)町は、県東部の吉野川下流域に発達した三角州のほぼ中央に位置し、米作、そ菜(さい)、れんこん、さつまいも、なし、チュ-リップなどの生産が盛んで、市場でも高い評価を得ています。

    藍住(あいずみ)町は、吉野川下流域の肥沃な土壌に恵まれた地帯にあります。特産の洋にんじんは、県下一の生産高を誇り、その品質は全国の市場で高い評価を得ております。

    板野町は、徳島県の北東部に位置し、古くから漬物の産地として有名。最近では、洋にんじんやれんこんの栽培が盛んで、優れた品質は市場で高い評価を受けています。

    上板(かみいた)町は、吉野川平野の中北部に位置し、自然環境に恵まれた、酪農、野菜、果樹生産の盛んな純農業の町です。農業中心の力強い町づくりをめざしています。

    関連リンク

    農林水産省ウェブサイト:グラフと統計で見る農林水産業

    お問合せ先

    四国東部農地防災事務所

    〒779-0105
    徳島県板野郡板野町大寺字王子72-2
    TEL:088-672-5252