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中国四国農政局

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    四国東部農地防災事務所

    1.地形

    徳島県は、四国の東部に位置し、県域の約8割が山地で占められています。県の中央部には四国の背骨・四国山地(剣山地(つるぎさんち))が、北部には香川との県境をなす讃岐(さぬき)山脈がそれぞれ東西に走り、この両山地に挟まれる谷間の部分が徳島平野です。

    徳島平野は、高知県の山中に発する吉野川が上流の山々を削り、その凄まじい流れと共に大量の土砂を運び、氾濫を繰り返しながら形成してきた平野です。吉野川の洪水、氾濫の歴史は凄まじく、特に流路が定まらなかった頃の乱流地帯、河口部に広がる三角州一帯は、甚大な被害を受け続けてきました。現在、この低平地には、かつて吉野川の本流であった旧吉野川が流れています。

    なお、徳島平野は、吉野川に沿って西側に細長く伸びていますが、この細長い部分、特に川の北岸には河岸段丘(かがんだんきゅう)が発達しています。ここは通常の平野よりも一段高い位置にあるため、水が引けず、開墾が遅れた地域でした。また、讃岐山脈の南側の山麓(さんろく)には扇状地もみられます。

    【写真】四国東部の地形

    【写真】四国東部の地形

    お問合せ先

    四国東部農地防災事務所

    〒779-0105
    徳島県板野郡板野町大寺字王子72-2
    TEL:088-672-5252