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中国四国農政局

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    ココねっと通信No. 148号

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      ココねっと通信 (中国四国米粉利用促進ネットワーク)

      第148号    2020年11月27日 発行

      編集・発行  中国四国農政局  生産部
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        ─────── 本号の主な内容  ────────

    1.新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策について
     (農林水産省)
    2.「ノングルテン米粉製造工程管理の日本農林規格(JAS0014)」を制定しました(農林水産省)
    3.米粉の「用途別基準」のポスター作成(日本米粉協会)
    4.「大麦の魅力・再発見ワークショップ~新たな需要拡大に向けて~」(令和2年12月21日(月曜日)
       開催)のご案内(中国四国農政局) 
    5.「米マッチングフェア2020」のご案内(全国農業再生推進機構)
    6.HACCPに沿った衛生管理が制度化されます(厚生労働省)
    7.米粉食品販売店等をPRします!(中国四国農政局)
    8.おうちごはんクッキング 

    新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策について(農林水産省)

     今般の新型コロナウイルスの感染拡大により、畜産・花き生産者を始め、全国の農林水産業・食品産業に影響が広がっております。
     農林水産省では、4月30日、令和2年度補正予算が成立したことを受け、農林漁業者や食品関連事業者の方々が支援の内容を探しやすいウェブサイトを正式にオープンしました。新型コロナウイルス感染症に伴う支援策を、他省庁の支援策も含め、取りまとめています。
     6月12日、令和2年度第2次補正予算が成立し、農林水産関係では、第1次補正予算を補完し、自粛の長期化による環境変化等に対応するため、経営継続補助金200億円の創設を始め、総額658億円を措置しました。また、併せて、現場の実情を踏まえ、第1次補正予算等の運用改善も同時に実施しております。 

    〇詳しくは、農林水産省のホームページをご覧ください。
    ・新型コロナウイルス感染症について
       https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/index.html
    ・新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策
     
     https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/support.html
     

    「ノングルテン米粉製造工程管理の日本農林規格(JAS0014)」を制定しました(農林水産省)

     農林水産省は10月30日、「ノングルテン米粉の製造工程管理の日本農林規格(JAS0014)」を制定しました。
     11月29日より施行され、最終製品のグルテン含有量が1ppm以下となるよう製造工程を管理していると認められた事業者がJAS認証を取得できます。
     認証取得のメリットとしては、以下のようなものがあります。
     1.会社のホームページや名刺、パンフレットなどにJASマークを使用できる。
     2.グルテン含有量1ppm以下となるよう米粉を製造するための管理能力の高さをアピールできる。
     3.JAS認証と民間認証制度による製品認証の二本柱により、米粉の輸出や需要拡大に寄与する。
     また、JAS規格制定に合わせて日本米粉協会において、ノングルテン米粉JAS制定ポスターが作成されました。

    〇ポスター掲示をご希望の方は日本米粉協会事務局までお問い合わせください。
       http://www.komeko.org/post_201104/

    〇詳しくは、農林水産省のホームページをご覧ください。
       https://www.maff.go.jp/j/jas/index.html
     

    米粉の「用途別基準」のポスター作成(日本米粉協会) 

     日本米粉協会(以下「協会」)は、米粉の「用途別基準」のポスターを作成、公表しました。これは、消費者等が店頭などで米粉を選ぶ際に、パッケージに表示されている「1番」(菓子・料理用)、「2番」(パン用)、「3番」(麺用)という用途別基準を目安としていただくことをPRするためのものです。
     米粉は小規模な製造業者が多く、原料米品種も製粉方法も様々で、製造業者によって製品の吸水量が異なるなど製品の品質に違いがあることから、利用が広がりにくいといった課題があります。このため、協会では品質の均一化を目的に、米粉製造業者が自主的に共通の用途別基準に基づく製造が行われるよう推進しています。ポスター掲出をご希望の方は日本米粉協会事務局までご連絡をお願いいたします。 

    〇詳しくは、日本米粉協会のホームページをご覧ください。
       http://www.komeko.org/post_200918/

    「大麦の魅力・再発見ワークショップ~新たな需要拡大に向けて~」(令和2年12月21日(月曜日)
    開催)のご案内(中国四国農政局)

     中国四国地域における大麦等の各産地では、西日本を中心とした直近2年連続の大豊作により、大量の在庫を抱えている状況です。
    このため、中国四国農政局は、「中国・四国地域麦類の販路拡大等プロジェクト」を立ち上げ、今後、大麦の需要を拡大するなど、需要に応じた持続可能な大麦の生産を推進いたします。先ず、これまで以上に産地と麦に関わる関係者の皆様とのコミュニケーションの機会を増やすことが必要であると考えております 。
     今回のワークショップは、主に産地や食品事業者さまを対象として、大麦の新規用途の一つとして期待される大麦粉に着目し、専門家からご講演をいただき、実際に料理の実演をご覧いただきます。大麦を取巻く状況や関係者間で粉にした大麦の使いやすさを実感していただくとともに、適した品種の選択、安定した量の供給、高位安定した品質といった大麦に何が求められているかについての理解をいっそう深めていきたいと考えております 。

    〇詳しくは、中国四国農政局のホームページをご覧ください。
       https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/mugi/project.html
     

    「米マッチングフェア 2020」のご案内(全国農業再生推進機構)

     米産地の法人や農協等がユーザーである中食・外食事業者等と結びつくことで、当該事業者のニーズに応じた生産を行い、安定した取引につなげることを目的に、両者のマッチングを行う「米マッチングフェア2020」が、令和3年2月に名古屋、大阪及び東京で開催される予定です。過去3回の開催では、出展者の半数以上が「商談相手が見つかった」と回答されており、生産者と実需者の結びつきが数多く生まれています。
     安定した取引の開拓をお考えの皆様、ぜひこのマッチングイベントにご参加ください。
    【開催スケジュール(予定)】
      名古屋会場 令和3年2月1日(月曜日)~2日(火曜日)
       (キャッスルプラザ)
      〇大阪会場 令和3年2月8日(月曜日)~9日(火曜日)
       (ワシントンホテルプラザ)
      〇東京会場 令和3年2月15日(月曜日)~16日(火曜日)
       (ホテルグランドパレス) 

      〇詳しくは、「米マッチングフェア2020事務局」ホームページをご覧ください。
        https://kome-matching.com/

    HACCPに沿った衛生管理が制度化されます(厚生労働省)

     平成30年6月13日に食品衛生法等の一部を改正する法律が公布され、原則として食品を扱うすべての事業者に対し、一般衛生管理に加え、HACCPに沿った衛生管理の実施が求められることとなりました。
    同法は令和2年6月1日に施行され、HACCPに沿った衛生管理は1年間の移行(猶予)期間を経て、令和3年6月1日から完全に制度化されます。

    〇詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。
       https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/haccp/index.html

    米粉食品販売店等をPRします!(中国四国農政局)

     中国四国農政局では、米粉の消費拡大及び普及推進を図るため、米粉食品の販売、飲食を提供しているお店情報をホームページやイベント等を通じてPRしています。
     主食としての米の消費量が年々減少する中で、新たな用途に使用できる米粉の需要拡大は重要です。中国四国地域で米粉や米粉食品の販売(飲食での提供を含む)を行っている事業者様で、PRを希望される方を随時、募集しております。
     また、新しい生活様式での米粉利用の取組として、オンラインショップのみで米粉食品を販売されているお店情報も募集します。
     PRを希望される方は、「米粉食品販売店マップPRシート」にご記入のうえ、お店や商品の写真を添えてメールでお知らせください。皆さまのご応募をお待ちしております。 

    〇「米粉食品販売店マップPRシート」及び「米粉食品販売店マップ」については、こちらをご覧ください。
       https://www.maff.go.jp/chushi/kome_syoukaku/komeko/map/index.html 

    おうちで米粉クッキング

    今月は、米粉を使ってどらやきを作ってみました。混ぜて焼くだけで簡単です。油を引かずに焼くときれいに焼き色がつき、皮はしっとりしていました。
    「米粉どらやき」
    材料(10個分)
     米粉110グラム、卵2個(Lサイズ)、水60cc、砂糖90グラム、重曹(タンサン)小さじ3分の2、餡 適量
    作り方
    1.卵黄と砂糖45グラムを合わせて混ぜる。
    2.重曹(タンサン)を水で溶いて1に加える。
    3.米粉を2に加える。
    4.卵白に砂糖45グラムを加え泡立て、メレンゲにする。
    5.3と4を軽く混ぜ合わせ、マヨネーズくらいの柔らかさにする。
    6.フライパンに油を引かずに両面を焼き色が付くまで焼く。
    7.餡を挟んで完成。
     

    「米粉どらやき」レシピ(PDF : 88KB)


     編集後記

      今月のおうちで米粉クッキングの米粉どらやきですが、上新粉でも作ってみました。米粉も上新粉も見た目は同じですが、食べてみると皮の感じが米粉ではしっとりと軽い食感で、上新粉は重く歯ごたえのある感じになり、食感は違いますがどちらも美味しくいただけました。米粉も上新粉も原料は同じお米ですが、粉の粗さが違っていて、上新粉は加熱されると強い歯ごたえが生まれるため、かしわ餅やういろうなどの和菓子に使用されます。
     このように米粉と上新粉は、好みや用途に合わせて使い分けられています。 
     これからも、米粉に関するホットな情報をお知らせするとともに、皆様からの米粉の新商品や各地で開催されるイベント等の情報がありましたら、こちらまでお知らせください。
    komeko.chushi※maff.go.jp(迷惑メール対策のため「@」を「※」と表記しています。送信の際には「@」に変更してください。)
    また、米粉に関する情報の一つとして、中国四国米粉食品販売店マップの充実を図っていきますので、掲載を希望される事業者様、奮ってご応募をお願いいたします。
    引き続き、米粉に関する話題をタイムリーに配信できるよう努めますので、今後ともご愛読いただきますようお願いします。
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     ホームページURL: https://www.maff.go.jp/chushi/index.html
     編集    中国四国農政局生産部生産振興課  TEL:086-224-4511(代)  FAX:086-232-7225

     最後までお読みいただき、ありがとうございました。

    お問合せ先

    生産部生産振興課
    担当者:流通改善係
    代表:086-224-4511(内線2397、2448)
    ダイヤルイン:086-224-9411
    FAX:086-232-7225

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