ココねっと通信No. 157号
──────────────────────────────────── 第157号 2021年8月25日 発行 編集・発行 中国四国農政局 生産部 1.ノングルテン米粉を使用した加工品登録要領の改定について(日本米粉協会) |
ノングルテン米粉を使用した加工品登録要領の改定について(日本米粉協会)
日本米粉協会はこのたび、ノングルテン米粉を使用した加工品の登録について、「原材料となる米粉」の定義を以下のとおり改定しました。
原材料となる米粉については、これまでノングルテン米粉製品の第三者認証を取得した米粉のみを対象としていましたが、このたびノングルテン米粉の製造工程管理(JAS0014)の認証を取得した工場で日本農林規格に基づいて製造された米粉についても対象とすることとなりました。
これにより、国内外における米粉製品の販売拡大につながることが期待されています。
〇詳しくは、日本米粉協会のホームページをご覧ください。
http://www.komeko.org/
岡山市で米粉&乳製品スタンプラリーを実施します!(岡山市)
岡山市では、お米の消費拡大のPR活動の一環として、平成22年より実施している「米粉&乳製品スタンプラリー」を今年も開催しています。
国産のお米で作った米粉を使った料理や商品を提供しているお店や、岡山市内の牧場でとれたミルクで作ったジェラートやヨーグルト、チーズなどを提供しているお店を巡っていくものです。スタンプラリー参加店のうち3店舗を利用してスタンプを集めて応募した方の中から抽選で合計161名様にプレゼントがあります。
【実施期間】令和3年8月21日(土曜日)~令和3年11月21日(日曜日)
〇詳しくは、岡山市のホームページをご覧ください。
https://www.city.okayama.jp/kankou/0000017033.html
みどりの食料システム戦略を策定しました(農林水産省)
我が国の食料・農林水産業は、大規模自然災害・地球温暖化、生産者の減少等の生産基盤の脆弱化・地域コミュニティの衰退、新型コロナを契機とした生産・消費の変化などの政策課題に直面しており、将来にわたって食料の安定供給を図るためには、災害や温暖化に強く、生産者の減少やポストコロナも見据えた農林水産行政を推進していく必要があります。このような中、健康な食生活や持続的な生産・消費の活発化や*ESG投資市場の拡大に加え、諸外国でも環境や健康に関する戦略を策定するなどの動きが見られます。今後、このようなSDGsや環境を重視する国内外の動きが加速していくと見込まれる中、我が国の食料・農林水産業においてもこれらに的確に対応し、持続可能な食料システムを構築することが急務となっています。
このため、農林水産省は、令和3年5月12日に食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
*ESG投資...従来の財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資。
〇詳しくは、農林水産省のホームページをご覧ください。説明動画も掲載されています。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者、食品関連事業者への支援策について(農林水産省)
今般の新型コロナウイルスの感染拡大により、全国の農林水産業・食品産業に影響が広がっております。このため、農林水産省では、新型コロナウイルス感染症に伴う支援策を、他省庁の支援策も含め、取りまとめています。
〇詳しくは、農林水産省のホームページをご覧ください。
新型コロナウイルス感染症について
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/index.html
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/support.html
併せて、新型コロナウイルス感染症に係る農業者や食品事業者等からの相談については、農政局に設置している相談窓口にご連絡ください。
新型コロナウイルスに関する相談窓口
対応時間:平日9時00分~17時00分
設置場所、連絡先:中国四国農政局 企画調整室(岡山市北区下石井1-4-1)
電話:086-224-9400
新型コロナウイルスの感染リスクを下げるために全ての場面で引き続き守ってほしいこと(農林水産省)
1.マスク着用や三密(密閉・密集・密接)の回避を徹底しましょう。
2.換気を良くしましょう(室内の場合)。
3.集まりは、少人数・短時間を心掛けましょう。
4.大声をださず会話はできるだけ静かにしましょう。
5.共用施設の清掃・消毒、手洗い・アルコール消毒を徹底しましょう。
〇詳しくはこちらをご覧ください
「感染リスクが高まる「5つの場面」」(内閣官房)
https://corona.go.jp/proposal/
「5つの場面」に注意しましょう
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/5scenes.html
第5回“日本の食品”輸出EXPOを開催(RX Japan株式会社)
“日本の食品”輸出EXPOは、世界に誇る「日本の食品」を世界各地から集まるバイヤー・食品輸出商などと商談ができる展示会です。特長の一つである、事前アポ設定(会期前にオンライン上でバイヤーとアポイント設定)を活用することで展示会当日に確度の高い商談が実現できます。海外でのグルテンフリー食品への関心度は高く、世界のグルテンフリー市場規模は拡大基調にあることから、グルテンを含まない米粉の特性を活かした、高品質な日本産米粉製品PRに絶好の場となっています。
(申込締め切り日は特に設けておりません。(出展スペースがなくなり次第、申込み終了))
【開催場所】インテックス大阪(大阪市住之江区)
【開催日時】令和3年11月17日(水曜日)~19日(金曜日)
〇詳しくは、RX Japanのホームページをご覧ください。
https://www.jpfood.jp/
第7回「みんなのEXPO2021(アレルギー)」出展者の募集(一般社団法人日本環境保健機構)
一般社団法人日本環境保健機構では、アレルギーやシックハウス症候群、化学物質過敏症などの環境由来の健康問題について調査研究を行い、広く一般の方々に情報提供をしています。その一環として、社会全体でアレルギーなど環境由来の健康問題の改善に取り組み、安心して暮らせる社会の構築を積極的に進めておられる患者会、企業やNPOなど法人や自治体などが情報交換などを行う「みんなのEXPO2021(アレルギー)」が、10月26日(火曜日)、京王プラザホテル(東京都新宿区)にて開催されます。小麦アレルギーに対応可能な米粉活用の商品や米粉に関する取組を紹介できる場となっていますので、興味のある方は、出展に向けて御検討ください。
【開催場所】京王プラザホテル 4階「花」ほか
【開催日時】令和3年10月26日(火曜日)10時~19時
【募集期間】令和3年9月24日(金曜日)まで
※募集数に達した場合、期限前に締め切ることがあります。
〇詳しくは、一般社団法人日本環境保健機構のホームページをご覧ください。
https://expo.jeho.or.jp/
米粉食品販売店探訪『パン工房米風香』(島根県雲南市)~中国四国の米粉食品販売店を紹介します~
パン工房米風香は2011年にオープンし、今年の9月で11年目を迎えます。
『地元の米を地元で食べる』をコンセプトに、米の消費が年々低下している中、別の形で地元米を食べていただき、その魅力を発信しようと日々、米粉パンを製造・販売しています。
島根県産の米粉を使った米粉パンと米粉菓子を製造し、卵や野菜などの副原料もできるだけ島根県産の安心・安全な素材を厳選して使用しています。特に人気のあるパンは米粉塩パンで、シンプルな塩味で米粉本来の風味が楽しめると人気です。
また、米粉のクッキーも人気があり、塩、抹茶、チョコ及びチョコチップの4種類を揃えており、どれも口に入れるとほろっと溶けてなくなる優しい味のクッキーとなっています。グルテンを使用していないため、小麦アレルギーの方にも安心してお召し上がりいただけます。
近年では、雲南市で有名な観光スポット『斐伊川堤防桜並木』にちなんだ桜パンの開発や、地元高校生とコラボして、日本棚田百選にも選ばれた『大東・山王子の棚田』で栽培された米を使用した米粉パンの販売を行うなど、地元の魅力発信を行っています。
米粉パンは店舗だけでなく、島根県雲南市の産直市場・スーパーの他に松江尾道自動車道のパーキングエリア『たたらば一番地』でも販売しています。また最近では、大阪・岡山や首都圏のセレクトショップへの出荷もし、同店の商品はますます人気が高まっています。
【問合せ先】
パン工房 米風香(株式会社 大東農産加工場)
TEL:0854-43-3849
米粉食品販売店等をPRします!(中国四国農政局)
中国四国農政局では、米粉の消費拡大及び普及推進を図るため、米粉食品の販売、飲食を提供しているお店情報をホームページやイベント等を通じてPRしています。
米の消費量が年々減少する中で、新たな用途に使用できる米粉の需要拡大は重要です。中国四国地域で米粉や米粉食品の販売(飲食での提供を含む)を行っている事業者様で、PRを希望される方を随時、募集しております。
また、新しい生活様式での米粉利用の取組として、オンラインショップのみで米粉食品を販売されているお店情報も募集します。
PRを希望される方は、「米粉食品販売店マップPRシート」にご記入のうえ、お店や商品の写真を添えてメールでお知らせください。PRシートにメールアドレスを記載しております。皆さまのご応募をお待ちしております。
〇「米粉食品販売店マップPRシート」及び「米粉食品販売店マップ」については、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/kome_syoukaku/komeko/map/index.html
編集後記
学校の夏休みの宿題で、子供と一緒にお弁当を作りました。主食・主菜・副菜や彩りのバランスに意識して、おかずの詰め方も少し工夫してみました。お弁当作りはなかなか難しいところもありますが、料理の楽しさを知ってもらえる良い機会になりました。無事に宿題が終わってホッとしました。
厳しい残暑が続きますので、まだまだ熱中症にも気をつけていきましょう。
これからも、米粉に関するホットな情報をお知らせするとともに、皆様からの米粉の新商品や各地で開催されるイベント等の情報がありましたら、こちらまでお知らせください。
komeko.chushi※maff.go.jp(迷惑メール対策のため「@」を「※」と表記しています。送信の際には「@」に変更してください。)
また、米粉に関する情報の一つとして、中国四国米粉食品販売店マップの充実を図っていきますので、掲載を希望される事業者様、奮ってご応募をお願いいたします。
引き続き、米粉に関する話題をタイムリーに配信できるよう努めますので、今後ともご愛読いただきますようお願いします。
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編集 中国四国農政局生産部生産振興課 TEL:086-224-4511(代) FAX:086-232-7225
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お問合せ先
生産部生産振興課
担当者:流通改善係
代表:086-224-4511(内線2397、2448)
ダイヤルイン:086-224-9411
FAX:086-232-7225