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中国四国農政局

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    中国四国あぐりレター 第400号 2018(平成30)年7月5日 中国四国農政局

    もくじ

    1. 【ひとことメッセージ】
    2. 【ふるさと元気だより】
    3. 【イベント情報】
    4. 【お知らせ】
    5. 【消費者の部屋】
    6. 【ホームページの新着・更新に関する情報】

    1 【ひとことメッセージ】

    「国産ジビエ認証制度」について

    中国四国農政局農村振興部農村環境課長  前薗 博幸

    野生鳥獣による農作物被害は、農作物への直接的な被害だけでなく、離農や営農意欲の低下を招く深刻な問題です。平成27年の全国のシカやイノシシの捕獲頭数は117万頭と過去10年で倍増していますが、そのほとんどが埋設処分されており、ジビエ利用は1割未満となっています。ジビエの消費拡大を鳥獣被害の軽減のみならず地域の所得向上につなげることとしています。

    「このため、農林水産省ではジビエ利用量を平成31年度までに倍増させる目標を立て」一方、ジビエを扱う上では、衛生面に対する不安があったため、今年5月にジビエの衛生管理を認証する仕組みとして「国産ジビエ認証制度」を制定しました。

    この制度は(1)厚生労働省が定める「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針」(ガイドライン)に沿った衛生管理、(2)枝肉の切り分け方を示すカットチャートの導入、(3)捕獲から販売までの過程を追跡できるラベル表示などの基準を設け、これらを満たした食肉処理施設を「国産ジビエ認証委員会」による審査・登録を受けた認証機関が認証するものです。

    現在、捕獲や流通の専門家で構成する「国産ジビエ認証委員会」が認証機関を公募しており、審査後、登録された認証機関により、国が定めた基準に沿って食肉処理施設が認証されます。今後、国産ジビエ認証のロゴマークの付いた商品が流通し、安全で良質なジビエの利用が増え、農村地域の所得向上につながっていくことが期待されます。

    国産ジビエ認証のロゴマーク
    (商標登録出願中)
    国産ジビエ認証のロゴマーク

    2 【ふるさと元気だより】

    匹見わさび「葵屋(あおいや)」 匹見わさびの復活を目指しIターンで就農10年目 益田市匹見町

    島根県拠点

    「葵屋」代表の安藤達夫氏は、京都から10年前、わさび栽培を行うため匹見にIターンで就農されました。

    趣味の鮎釣りで訪れていた匹見町で、全国どこでも栽培できる産物ではない「谷わさび(根わさび)」を知りました。匹見のわさび田は、静岡のわさび田と違い渓流の急斜面に石を積んだ「渓流式」と呼ばれる自然に近い方法で、その栽培に魅力を感じ、自分でわさび栽培をしてみたいと思ったことが就農のきっかけとなりました。また、地域のわさび栽培農家の高齢化などにより、出荷量が減少していたこともあり、益田市の主催で「匹見わさび」の復活を目指し、わさび栽培の人材掘り起こし、栽培講座(わさびカレッジ)を行っていたことから、これに参加し、わさび栽培を始めました。

    経営規模は、長年作付けされていなかった「わさび田」を借受け、5~6年かけて再整備し、現在では谷わさび20~30アールと畑わさび(葉、花わさび)60アールを栽培しています。わさび田の再整備には、ボランティアの助けも借りて行い、匹見わさび復活への取組としてメディアにも取り上げられました。

    課題は、数十年放置されたわさび田を再整備しているため、規模拡大に時間を要することです。また、しっかり根の張った優良苗を数多く必要とするため、栽培に必要なハウスを確保することも課題となっています。

    谷わさびは、益田市出身の実業家の紹介、料理店への営業、利用いただいているお店からの紹介などで販路を拡大し、関東・関西等の料理店等へ直接販売しているため、現時点では生産量が足りない状況となっています。

    畑わさびは、付加価値を付けるため、「花わさびの醤油漬け」、「ワサビペースト」、「ワサビペースト(自然薯入り)」などを販売しています。平成29年度からは、他の生産者からも原材料を仕入れ、加工製造を行っています。

    今後は、谷わさびの生産販売だけでは、経営が難しいため、加工品の製造販売を充実させていく計画です。代表の安藤氏は、「わさびをメインにして、美しい自然環境、米を初めとした地場農産品の活用、農作業体験、宿泊など、地域全体が連携しパッケージ化した地域振興の取組が行えたら。」と考えられています。

    ワサビペースト(自然薯入り)、花わさびの醤油漬け
    ワサビペースト(自然薯入り)、花わさびの醤油漬け
    わさび田
    わさび田

    写真提供:葵屋「あおいや」

    3 【イベント情報】

    〔新規情報〕

    〔継続情報〕

    農業データ連携基盤に関する全国ブロック説明会(中国四国ブロック)の開催について

    農林水産省では、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)を活用し、産学官連携の下、農業ICT推進に向けた環境整備として、さまざまなデータの連携・共有・提供機能を有する「農業データ連携基盤」の構築に取り組んでいるところです。

    農業データ連携基盤は、平成31年4月に本格稼働を開始することとしており、それに向けて、より多くの農業者の生産性や経営力の向上に資するため、農業者や自治体等に広く周知を図るとともに、ご意見をお伺いして、提供するデータやサービスの充実を図っていきます。

    このため、地方農政局等を単位として、ブロックごとに農業データ連携基盤に関する説明会を開催することとし、中国四国ブロックでは、岡山会場及び香川会場でそれぞれ開催します。

    なお、本説明会では、農林水産省が推進しているスマート農業の取組についても併せてご紹介します。

      開催日時及び場所

      【岡山会場】

    • 日時:平成30年8月6日(月曜日)13時30分~15時30分
    • 場所:中国四国農政局  10階会議室AB
        (岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2号同庁舎)

      【香川会場】

    • 日時:平成30年8月27日(月曜日)13時30分~15時30分
    • 場所:高松サンポート合同庁舎 南103中会議室
        (高松市サンポート3番33号)

    平成29年度「食料・農業・農村白書」、「食育白書」、「森林・林業白書」及び「水産白書」に関する中国・四国ブロック説明会の開催について

    「食料・農業・農村白書」、「食育白書」、「森林・林業白書」及び「水産白書」は、農林水産業を取り巻く最近の動きを踏まえ、主要施策の取組状況や課題について、国民的な関心と理解が一層深まることをねらいとして作成されています。

    この度、平成29年度白書が公表されましたので、広く国民に発信していくことを目的に、4白書合同の説明会を中国ブロック及び四国ブロックの2会場で開催します。

      開催日時及び場所

      【四国ブロック会場】

    • 日時:平成30年7月12日(木曜日)13時00分~16時40分
        ※ 12時40分から受付を開始します。
    • 場所:サンポートホール高松5階 54会議室(高松市サンポート2番1号)

      【中国ブロック会場】

    • 日時:平成30年7月19日(木曜日)13時00分~16時40分
        ※ 12時30分から受付を開始します。
    • 場所:岡山県農業共済会館 6階大会議室(岡山市北区桑田町1番30号)

    4 【お知らせ】

    米トレーサビリティ制度を紹介するマンガ版リーフレットの作成について

    このたび、消費・安全部流通監視課では、米トレーサビリティ制度を、だれでもがわかりやすくマンガで学べるリーフレット「知っていますか?米トレーサビリティ制度「しあわせの食卓」~お誕生日のごちそう~」を新たに作成しました。

    このリーフレットは、中国四国農政局ホームページや、農政局が実施するイベント会場でもご覧いただけます。

    また今後、量販店等に常置し、皆様方のお近くでも手にすることができるよう取組んでまいります。

    GAPオンライン研修「これから始めるGAP」の開設について

    これからGAPに取り組む皆さまに向け、GAPの基礎を学べるオンライン研修「これから始めるGAP」が農林水産省のホームページに開設されました。

    研修の最後には、理解度確認テストを受けることができ、修了証が発行されます。

    なお、このテストの修了証は、環境保全型農業直接支払交付金の支援対象者が提出する国際水準GAPに関する研修等を受講したことを証明する書類として使うことができます。

     ・オンライン研修は、次のどこからでもアクセスできます。

    「牛乳が好き。」MILK・JAPAN中国四国フォトコンテスト2018の作品の募集について

    牛乳、乳製品の消費拡大の一環として、「牛乳が好き。」MILK・JAPAN中国四国フォトコンテストを実施します。

    募集期間は平成30年9月30日(当日消印有効)までとなっております。牛乳を飲む、乳製品を食べる、あるいは乳牛とのふれあいなどのテーマに沿った作品の応募をお待ちしております。

    「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第5回選定)に係る優良事例の募集について ~見つけよう!今、元気なムラの取組~

    「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」は、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を選定し、全国へ発信するものです。

    このため、他の地域の参考となるような優れた地域活性化の取組を募集します。

    応募期間は平成30年8月13日(月曜日)までとなっております。自薦・他薦は問いませんので、ふるってご応募ください。

    「第3回 全国子ども和食王選手権」の開催及び参加者の募集について

    農林水産省は、日本の伝統的な食文化である「和食」やふるさとの「郷土料理」に対して、子どもたちの強い関心と理解を育むことを目的に、「全国子ども和食王選手権」を開催しています。小学校1年生~3年生はお絵かきを通して、小学校4年生~6年生はチームで協力しながら和食の知識や技を競い合う体験を通して、日本の食文化に対する理解を深め、その普及を推進します。今般、「第3回 全国子ども和食王選手権」の開催に当たり、参加する小学生を募集します。

     募集部門

    1. 和食お絵かき部門:小学校1年生~3年生対象
    2. 和食王部門:小学校4年生~6年生対象

     募集期間

      平成30年6月11日(月曜日)~9月21日(金曜日)当日消印有効

    「平成30年度 農薬危害防止運動」の実施について

    農林水産省では、厚生労働省、環境省等と共同で、農薬の使用に伴う事故・被害を防止するため、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を推進する「農薬危害防止運動」を6月から8月までの3か月間実施しています。

    中国四国農政局においても、農薬及びその取扱いに対する正しい知識の普及啓発や農薬の適切な保管による誤飲・誤食の防止、住宅地等で農薬を使用する際の周辺への配慮の徹底、農薬使用時の農薬用マスク等防護装備着用の徹底による事故防止などの取組みを行っています。

     ・詳しくは以下のホームページをご覧ください。

    農産物の輸出を目指す産地の皆様へ(技術的なサポートを行います)

    農林水産省では、平成29年度から植物検疫や残留農薬など輸出先国の規制に対応した防除体系や栽培方法の確立に向けた取組への支援を行っています。

    産地の皆様のご相談に応じ、専門家を現地に派遣するとともに、本年度からは新たに、外国人旅行者等が携帯品(おみやげ)として農産物を海外に持ち出すための検疫手続き円滑化の取組を行う産地への支援も開始しました。

    専門家の派遣等に当たり、費用負担はありませんので、ぜひ以下のサポート事務局サイト内の相談窓口にご相談ください。

    • 輸出先国の規制に対応するためのサポート事務局
      一般社団法人全国植物検疫協会内
        電話:070-1187-1520  FAX:03-5294-1525
      (サポート事務局ホームページ)
        http://www.zenshoku-kyo.or.jp/consultation/

    農林水産物・食品の輸出相談窓口について

    農林水産省と日本貿易振興機構(ジェトロ)は、農林水産物及び食品の輸出に関して、お気軽にご相談いただけるよう、国内各地に相談窓口を設置しています。諸外国の規制・制度、国の支援事業、輸出先国のマーケット情報、輸出等のお問い合わせに、ぜひご活用ください。

    「消費税軽減税率制度関係について」

    平成31年10月から消費税の軽減税率制度が導入されます。
    軽減税率制度に関することや中小事業者等向けの支援につきましては、以下のホームページ等をご覧ください。

    東日本大震災に関する情報

    5 【消費者の部屋】

    テーマ:「みんな知ってる?郷土料理」

    今回の消費者の部屋特別展示では、食育月間の一環として、中国・四国地方で先人から受け継がれてきた郷土料理や、地域の伝統的な食文化の保護・継承に取り組んでいる団体を紹介します。また、地域で創意工夫を凝らした、地産地消に資する優れた取組や給食等に地場産農林水産物・食材を活用している優れたメニューを表彰する「地産地消等優良活動表彰」、「地産地消給食等メニューコンテスト」で受賞された団体の活動概要などについても紹介します。

    • 開催期間:平成30年6月18日(月曜日)~平成30年7月6日(金曜日)
        8時30分~17時15分
      (土・日曜日を除く。最終日は13時まで)
    • 開催場所:中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー
        (岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階)

    テーマ:「新発見!農山漁村の魅力」

    豊かな自然、四季のうつろい、その土地ならではの食事や伝統文化など、たくさんの魅力をもつ農山漁村へ出かけてみませんか?
    今回の消費者の部屋特別展示では、中国四国地域の農林漁業体験や農泊(日本ならではの伝統的な生活体験や農山漁村地域の人々との交流を楽しむ農山漁村滞在型旅行)等の情報を紹介します。

    • 開催期間:平成30年7月9日(月曜日)~平成30年7月27日(金曜日)
        8時30分~17時15分
        (土・日曜日、祝日を除く。最終日は13時まで)
    • 開催場所:中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー
        (岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階)

    テーマ:「子どものための夏休み企画」~考えてみよう!農林水産業と私たちの食生活~

    夏休みを迎えた子どもたちを対象に、毎日の食生活を支えている地域の農林水産業の役割等について、考え、理解を深めてもらうことを目的に、パネル展示の他、ゲームやクイズ等を通して、楽しみながら学べるイベントを開催します。

    • 開催期間:平成30年8月8日(水曜日)
      10時00分~16時00分
    • 開催場所:中国四国農政局
      (岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎2階 共用会議室)

    6 【ホームページの新着・更新に関する情報】

    政策情報

    【採用情報】

    平成30年度一般職試験(大卒行政)業務説明会(第3回)を実施します。
    http://www.maff.go.jp/chushi/org/recruit/setumei2.html

    平成30年度一般職試験(大卒:農業農村工学、機械、電気・電子・情報)業務説明会について
    http://www.maff.go.jp/chushi/org/recruit/setumei_gizyutu.html

    平成30年度一般職試験(大卒:農業農村工学、機械、電気・電子・情報)現地見学会について
    http://www.maff.go.jp/chushi/org/recruit/gennba_kengaku.html

    【農業生産】

    主要野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(平成30年7月)
    http://www.maff.go.jp/chushi/press/se_tokusan/180629.html

    【農村振興】

    平成30年度農山漁村振興交付金の公募(第2回)について
    http://www.maff.go.jp/chushi/green/nousangyoson/30_2koubo.html

    平成29年度農山漁村振興交付金(農山漁村滞在型旅行泊食分離実証事業)の公募について
    http://www.maff.go.jp/chushi/green/nousangyoson/29_2bunri.html

    報道・広報

    【ニュースレター】
    http://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/mag_newsletter/

    申請・お問い合せ

    【発注・入札情報、その他公表事項】
    http://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/

    その他

    編集後記

    この中国四国農政局メールマガジン「あぐりレター」も、平成13年5月の創刊から数えて、今回で400号の配信となりました。
    これもひとえに読者の皆様のおかげと感謝しております。
    これまで担当してきた先達たちに負けないよう、読みやすく丁寧な情報提供に努めていきたいと思いますので、今後もご愛読いただきますよう、よろしく願いします。(Ya)


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        中国四国農政局企画調整室
        電話:086-224-4511(代)(内線2295)
        FAX:086-235-8115

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

    お問合せ先

    企画調整室

    担当者:交流係
    代表:086-224-4511(内線2295)
    ダイヤルイン:086-224-9400
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