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中国四国農政局

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    中国四国あぐりレター 第461号 2021(令和3)年1月5日 中国四国農政局

    もくじ

    1. 【重要なお知らせ】
    2. 【ひとことメッセージ】
    3. 【ふるさと元気だより】
    4. 【お知らせ】
    5. 【消費者の部屋】
    6. 【ホームページの新着・更新に関する情報】

    1 【重要なお知らせ】

    高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う監視体制の強化の徹底について

     令和2年11月以降、高病原性鳥インフルエンザが各地において相次いで発生しています。

     今般の事例を踏まえ、家畜飼養者の皆様におかれましては、徹底した消毒と野生動物等の侵入防止に努めるなど、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。

    なお、万が一、飼養する家畜に異常を見つけた場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。

    暴風雪や大雪に備えるための予防減災情報について

    今後、本格的に降積雪期を迎えるに当たり、暴風雪や大雪による農林水産業の被害を最小限に抑えるために、適切な備えを行うことが重要です。

    農林水産省では、農林漁業者の皆様が、暴風雪や大雪に備えるためのポイントを分野別に、簡潔な文章でまとめています。

    令和3年度農林水産予算概算決定の概要について

    農林水産省は12月21日、令和3年度予算を総額2兆3,050億円と概算決定しました。新たな食料・農業・農村基本計画や新型コロナウイルス禍を受け、生産基盤の強化と経営所得安定対策の着実な実施など9項目を重点事項としています。

    令和3年度税制改正の大綱における農林水産関係事項について 

    農林水産省は、12月21日に閣議決定された令和3年度税制改正の大綱における農林水産関係分野の事項を取りまとめました。

    令和2年度農林水産関係第3次補正予算の概要について

    農林水産省は12月15日、令和2年度農林水産関係第3次補正予算を総額1兆519億円と決定しました。「「総合的なTPP等関連政策大綱」に基づく施策の実施」や「ポストコロナに向けた地域・社会・雇用の好循環の実現」など4項目を重点事項としています。

    新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策について

    今般、令和2年度第3次補正予算案が閣議決定されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者の方々への支援策を改訂しました。

    なお、令和2年度第3次補正予算の成立を前提としているものは、事業内容が今後変更等されることがあります。

    併せて、新型コロナウイルス感染症に係る農業者や食品事業者等からの相談については、農政局に設置している相談窓口にご連絡ください。

    • 新型コロナウイルスに関する相談窓口
      対応時間:平日9時00分~17時00分
      設置場所、連絡先:中国四国農政局 企画調整室(岡山市北区下石井1-4-1)
      電話:086-224-9400

    新型コロナウイルスの感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫を実践しましょう!

    〇飲酒をするのであれば、(1)少人数・短時間で、(2)なるべく普段一緒にいる人と、(3)深酒・はしご酒などはひかえ、適度な酒量で、楽しみましょう。
    〇箸やコップは使い回さず、1人ひとりで使いましょう。
    〇座席の配置は斜め向かいにしましょう。
    〇会話する時はなるべくマスクを着用しましょう。
    〇換気が適切になされているなどの工夫をしている、感染拡大予防ガイドラインを遵守したお店を利用しましょう。
    〇体調が悪い人は参加しないようにしましょう。

    2 【ひとことメッセージ】

    年頭にあたって

     中国四国農政局長  塩屋  俊一

    新年明けましておめでとうございます。

    昨年は、世の中全体も農業分野においても新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受ける一年となりました。本年を迎えるに当たり、各人がしっかりと感染対策を実施することにより、少しでも早く収束することを期待しています。

    さて、農業の分野では、新型コロナの影響が出始めた頃から、外食、インバウンド向け農産物の需要が大きく落ち込み、出荷先を失った農家の方からは新たな出荷先を紹介して欲しいという声が多く聞かれました。一方、いわゆる巣ごもり需要により、スーパー等での農産物の売れ行きは好調で、特に地元スーパーからは、消費者の安全・安心志向の高まりから、もっと地場農産物を置きたいという声がありました。

    関係者の方からの多くの声に触れる中、地場農産物を求める消費者が多いのであれば、これまでの大都市圏を中心に考えられていた農産物の生産・流通・販売体系を見直し、もっと地場で消費する動きが重要になるのではないかと強く感じたところです。
    中国四国管内でこの思いを共有する県やJAの方々と相談し、昨年まずは先行する岡山県において、地場農産物の需給拡大に向けた取組を進めるための連携協定を締結させていただきました。その他各県においても、地域にあった取組を検討しており、地場農産物を、今よりも更に多く地場消費に向け供給するための取組を積極的に進めていきたいと考えています。

    最後になりますが、管内農業の可能性を広げるため、引き続き皆様のお力添えをお願いいたします。

    どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。

    3【ふるさと元気だより】

    かみかつ棚田未来づくり協議会  棚田の魅力を伝えるために新たな活動を展開!

    徳島県拠点 

    上勝町の棚田を保全活用し、地域の活性化を目的として設立した「かみかつ棚田未来づくり協議会」では、これまで棚田LEDライトアップ、町内の棚田4地区の集落拠点を食でつなぐ活動、棚田往還道復元交流体験等を行っていましたが、新型コロナの影響により中止を余儀なくされました。

    今年から人と接触しない活動方法に転換し、新たに棚田で採れた米を材料に「上勝アイス」を作り、県内の観光施設等で販売を始めたほか、イタリアで出版された「13歳までにやっておくべき50の冒険」を参考に冊子「棚田50の冒険」を3年後に出版する目標を立てました。また、「かみかつ棚田ウェブ談議所」を立ち上げ、様々なテーマについて県内外大学研究者等と話し合っています。

    同協議会は、これらの活動により人とのネットワークづくりや棚田の魅力の情報発信を行っていくこととしています。

    4【お知らせ】

    「#元気いただきますプロジェクト」について

    農林水産省は、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛や輸出停滞などの影響で価格低下や売り上げ減少などが生じている農林水産業を支えるため、幅広い層の消費者の皆様に、食べて元気になって、生産者を応援する消費を呼びかける「#元気いただきますプロジェクト」を実施しています。

    • 詳しくは、こちらをご覧ください。(#元気いただきますプロジェクトホームページ)
      #元気いただきますプロジェクトの終了に伴い、公式ウェブサイトは閉鎖しました。

    野菜をもっと召し上がりませんか

    国民1人当たりの1日当たり野菜摂取量は280グラム程度と「健康日本21」(厚生労働省が推進する健康づくり運動)の摂取目標量(350グラム)を大きく下回っています。

    一方、今秋は、気候が良好に推移し、全国的に野菜の生育が良好で出回り量が多いなど、多くの野菜の価格がお手頃になっています。

    農林水産省では、野菜の消費拡大のため「野菜を食べよう」プロジェクトに取り組んでいます。

    農山漁村地域づくりホットラインの開設について

    農林水産省では、食料・農業・農村基本計画に基づき「しごと」、「くらし」、「活力」の3つの柱からなる農村の振興を進めるため、農村の実態や要望を直接把握し、関係府省とも連携して課題の解決を図ることとしています。

    このため、農山漁村の現場で地域づくりに取り組む団体や市町村等の皆様からの相談を受け付け、地域づくりに関する取組を後押しするための窓口「農山漁村地域づくりホットライン」を開設しました。

    全国の野生鳥獣による農作物被害状況について(令和元年度)

    農林水産省は、令和元年度の野生鳥獣による農作物被害状況について、都道府県からの報告を基にして、全国の被害状況をとりまとめました。(都道府県は、市町村からの報告を基に把握を行っています。)

    鳥獣による令和元年度の農作物被害について、被害金額は約158億円で前年度に比べ約2千万円増加(対前年0.2%増)、被害面積は約4万8千ヘクタールで前年度に比べ約3千ヘクタール減少(対前年7%減)、被害量は約45万8千トンで前年に比べ約3万8千トン減少(対前年8%減)しています。

    女性農業者が輝く農業創造のための提言~見つけて、位置づけて、つなげる~

    農林水産省は、女性農業者が活躍できる環境を整えるための具体的方策を検討するため、本年7月に女性農業者、学識経験者、ジャーナリスト等で構成される「女性の農業における活躍推進に向けた検討会」を立ち上げ、今般、本検討会において、報告書が取りまとめられました。

    水田農業を営む農業者への新たな支援策のご案内

    水田農業を活性化させるために、需要に応じた作付転換を支援します。

    具体的には、産地と実需者が連携して輸出や加工等に取り組むプランに基づく、農業者の低コスト生産等の取組に対して、新たに支援(4万円/10a)を行います。

    (注)本支援は、令和2年度第3次補正予算成立を前提としており、今後変更の可能性があります。また、申請内容を踏まえて審査の上、予算の範囲内で支援対象が決定される補助事業です。

    「中国・四国地域麦類の販路拡大等プロジェクト」について

    中国・四国地域では、令和元年及び令和2年の2年連続で麦類が大豊作となり、生産量が食品メーカー等の需要量を遙かに上回ったことから、各産地は大量の在庫を抱えてしまっています。

    このため中国四国農政局としては、今後、中国・四国地域の麦類の需要を拡大等しつつ、産地における需要に応じた持続可能な麦類の生産を推進するために、産地と麦類に関わる関係者の皆様とのコミュニケーションの機会を増やすための取組を実施しています。1月20日には、国産小麦の現状と今後の課題について、意見交換(web会議)を行います。

    今年の和食王選手権は動画とフォトコンテスト!

    農林水産省は、「和食」や「郷土料理」に対して、子どもたちの関心と理解を育むことを目的に、全国子ども和食王選手権を開催しています。このたび、第5回全国子ども和食王選手権を開催し、YouTube動画コンテストやInstagramフォトコンテストの募集を開始するとともに、和食への理解を育む魅力を伝えてくれるアンバサダーを任命します。

    「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンの実施について

    農林水産省は、消費者庁、環境省、全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会と連携し、令和2年12月から令和3年1月まで、「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンを実施し、外食時の食べきりを進めるほか、家庭での食べきりの呼びかけに取り組みます。

    5【消費者の部屋】 

    ▼テーマ:来て、見て、知って!お米・米粉の魅力~ぜったいお米たべたくなります!~

    お米は日本人の主食ですが、その消費量は減少が続き、2018(平成30)年度では、1人当たりの年間消費量は53.8キログラムと、ピークであった1962(昭和37)年度(118.3キログラム)の半分以下となっています。

    12月21日からの消費者の部屋特別展示では、お米・ごはんの大切な役割とおいしさについてあらためてご紹介するとともに、グルテンを含まない特性をもつ「米粉」について、米粉製品の展示及び菓子や料理、パン、めん用などの用途別基準やノングルテン米粉の表示制度等を紹介しています。

    また、朝ごはんの健康面での効用についてもご紹介しています。

    開催期間:令和2年12月21日(月曜日)~令和3年1月15日(金曜日)
      8時30分~17時15分
      (土・日曜日及び祝日、年末年始は除く。最終日は13時まで)

    開催場所:中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー
      (岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階)

    6【ホームページの新着・更新に関する情報】

    政策情報 

    【農業生産】
    指定野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(令和3年1月)
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_tokusan/201225.html

    【統計情報】
    令和2年産水稲の市町村別データ(中国四国各県)
    https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/00chushi/index.html#r2suitou 

    農業経営統計調査 令和元年産 米生産費(中国四国)(個別経営)
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/t_toukei/201225.html 

    報道・広報

    【ニュースレター】
    https://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/mag_newsletter/

    【BUZZ MAFFチャンネル】
    https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g/videos
    (外部リンク)

    申請・お問い合せ

    【発注・入札情報、その他公表事項】
    https://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/

    その他

    【農政局ホームページ新着情報】
    https://www.maff.go.jp/chushi/sintyaku/

    編集後記

    自宅の斜め向かいに小さな神社があって、毎年元日にお参りに行きます。

    これまで、神様には自分と家族のことしか祈ったことはありませんが、今年は世界から新型コロナウイルス感染症が消滅するよう強く強くお願いしました。(く)


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      https://www.maff.go.jp/chushi/
    • 編集  〒700-8532  岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎
        中国四国農政局企画調整室
        電話:086-224-4511(代)(内線2111)
        FAX:086-235-8115

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

    お問合せ先

    企画調整室

    代表:086-224-4511(内線2111)
    ダイヤルイン:086-224-9400
    FAX:086-235-8115

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