中国四国あぐりレター 第464号 2021(令和3)年2月19日 中国四国農政局
もくじ
1 【重要なお知らせ】
高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う監視体制の強化の徹底について
令和2年11月以降、高病原性鳥インフルエンザが各地において相次いで発生しています。
今般の事例を踏まえ、家畜飼養者の皆様におかれましては、徹底した消毒と野生動物等の侵入防止に努めるなど、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。
なお、万が一、飼養する家畜に異常を見つけた場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/r2_hpai_kokunai.html
令和2年から3年までの冬期の大雪に関する情報について
令和2年から3年までの冬期の大雪により被災された農林漁業者の皆様が、営農意欲を失わず1日も早く経営再開ができるように、農林水産関係被害への支援対策を取りまとめ、対策のポイントや被災された農林漁業者の皆様向けの資料を作成しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/setgai/ooyuki_2020-2021.html
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策について
今般の新型コロナウイルスの感染拡大により、全国の農林水産業・食品産業に影響が広がっております。
このため、農林水産省では、新型コロナウイルス感染症に伴う支援策を、他省庁の支援策も含め、取りまとめています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/support.html - 新型コロナウイルス感染症に関する各情報はこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/index.html
併せて、新型コロナウイルス感染症に係る農業者や食品事業者等からの相談については、農政局に設置している相談窓口にご連絡ください。
- 新型コロナウイルスに関する相談窓口
対応時間:平日9時00分~17時00分
設置場所、連絡先:中国四国農政局 企画調整室(岡山市北区下石井1-4-1)
電話:086-224-9400
令和3年度農林水産予算概算決定の概要について
農林水産省は令和2年12月21日、令和3年度予算を総額2兆3,050億円と概算決定しました。新たな食料・農業・農村基本計画や新型コロナウイルス禍を受け、生産基盤の強化と経営所得安定対策の着実な実施など、9項目を重点事項としています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r3kettei.html
令和3年度税制改正の大綱における農林水産関係事項について
農林水産省は、令和2年12月21日に閣議決定された令和3年度税制改正の大綱における農林水産関係分野の事項を取りまとめました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/keiei/tyosei/201221.html
令和2年度農林水産関係第3次補正予算の概要について
令和2年度第3次補正予算が令和3年1月28日に成立しました。農林水産関係は総額1兆519億円を計上し、「「総合的なTPP等関連政策大綱」に基づく施策の実施」や「ポストコロナに向けた地域・社会・雇用の好循環の実現」など4項目を重点事項としています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r2hosei3.html
新型コロナウイルスの感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫を実践しましょう!
〇飲酒をするのであれば、(1)少人数・短時間で、(2)なるべく普段一緒にいる人と、(3)深酒・はしご酒などはひかえ、適度な酒量で、楽しみましょう。
〇箸やコップは使い回さず、1人ひとりで使いましょう。
〇座席の配置は斜め向かいにしましょう。
〇食べるときだけマスクを外し、会話の時はマスクを着用しましょう。
〇換気が適切になされているなどの工夫をしている、感染拡大予防ガイドラインを遵守したお店を利用しましょう。
〇体調が悪い人は参加しないようにしましょう。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
感染リスクが高まる「5つの場面」(内閣官房ホームページ)
https://corona.go.jp/proposal/
新型コロナウイルス感染症について(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/index.html
新型コロナに関する「5つの場面」(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/5scenes.html
2 【ひとことメッセージ】
はだか麦生産日本一の愛媛県
道前平野農地整備事業所長 黒木 博志
はだか麦をご存じでしょうか?例えば麦ごはんでよく使われる押麦は、はだか麦が加工されたもので、大きくは大麦の一種です。国内生産、輸入のほとんどは味噌などの加工原料に向けられており、はだか麦も他の麦類と同じく、近年は輸入品に押されていました。
その中でも、愛媛県は、はだか麦の生産が34年連続で日本一となっており、年間約4千トン~ここ2年は7千トンほどを生産しています。春先収穫前の短い期間ですが、金色に染まった麦穂が風になびく様子はとても心地よく目に映ります。
このはだか麦ですが、大麦β-グルカン(水溶性食物繊維)が豊富に含まれ、食物繊維では玄米の約3倍、白米の約20倍となっており、その健康機能性にも注目です。
しかし、ここ2年ほど、新品種の導入などの営農努力の成果でもあるかもしれませんが、豊作が続き、販売予定を上回る生産量となり、新たな販路を探さなければいけない事態になっています。JAなどの販路確保の取組みのほか、中国四国農政局では、「中国・四国地域麦類の販路拡大等プロジェクト」を展開して、販路開拓、新規需要発掘の取組みが行われています。
何より、皆様。日々の食事に国産はだか麦(押麦、丸麦、もち麦などを使って麦ごはん、サラダなど)を取り入れてみてはいかがでしょう。農業を応援していただき、きっと健康によい習慣にもなると思います。
3【ふるさと元気だより】
縁が育んだおむすび屋さん
鳥取県拠点
昨年3月、大山町に「おむすび屋ひとむすび」がオープンしました。
和歌山県出身の店主の小橋俊哉さんは、大学在学中に鳥取市内のイベントでおむすび屋を出店し、卒業後には鳥取を離れ、北海道から九州までの武者修行をしました。
一度鳥取を離れ、様々な土地を訪れたことで鳥取の良さを再認識され、先輩移住者や親切な近隣住民と育んだ「縁」で大山町に出店を決めたとのことです。
育んできた縁はおむすびにも表れ、お米は地元大山町産、海苔や塩は旅先で出会った方から仕入れます。具材はご近所さんお手製味噌の「ネギみそ」等8種類、テイクアウトや配達も行います。
小橋さんは大学時代、おむすびで人々を癒やした女性についての本に出会い、自分もおむすびで皆を笑顔にしたいとの強い思いから、おむすび屋を出店したそうです。夢は、「自分が育てたお米のおむすびを世界の人たちに食べてもらうこと」だそうです。
4【お知らせ】
「#元気いただきますプロジェクト」について
農林水産省は、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛や輸出停滞などの影響で価格低下や売り上げ減少などが生じている農林水産業を支えるため、幅広い層の消費者の皆様に、食べて元気になって、生産者を応援する消費を呼びかける「#元気いただきますプロジェクト」を実施しています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(#元気いただきますプロジェクトホームページ)
#元気いただきますプロジェクトの終了に伴い、公式ウェブサイトは閉鎖しました。
「花いっぱいプロジェクト2021」について
農林水産省は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で需要が減少している花きの需要を喚起するため、「花いっぱいプロジェクト2021」を実施しています。新しい生活様式に花きを取り入れて、日々の暮らしをより豊かなものにしていきませんか。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/seisan/kaki/210129.html
野菜をもっと召し上がりませんか
国民1人当たりの1日当たり野菜摂取量は280グラム程度と「健康日本21」(厚生労働省が推進する健康づくり運動)の摂取目標量(350グラム)を大きく下回っています。
農林水産省では、野菜の消費拡大のため「野菜を食べよう」プロジェクトに取り組んでいます。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai/2ibent.html
水田農業を営む農業者への新たな支援策のご案内
水田農業を活性化させるために、需要に応じた作付転換を支援します。
具体的には、産地と実需者が連携して輸出や加工等に取り組むプランに基づく、農業者の低コスト生産等の取組に対して、新たに支援(4万円/10アール)を行います。
(注)本支援は、申請内容を踏まえて審査の上、予算の範囲内で支援対象が決定される補助事業です。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/r2hosei_3.html
オープンAPIでスマート農業が加速化!~データ駆動型農業の実現に向けてガイドラインを策定~
農林水産省は、農業機械から得られるデータを様々なソフトと連携する仕組み(オープンAPI※)の整備に向けて、事業者の対応指針を示した「農業分野におけるオープンAPI整備に関するガイドラインver1.0」を策定しました。
オープンAPI(Application Programing Interface):データ連携のための仕様を外部へ公開し、一定の条件の下、他のシステムと連携する仕組み。
これにより、農業者が営農管理ソフトを利用して、ほ場ごとの作業記録を一元的に管理・分析ができるようになるなど、経営の効率化が期待されます。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo03/210210.html
「令和3年春の農作業安全確認運動」の実施について
農林水産省は、毎年約300件発生している農作業死亡事故を減少させるため、3月から5月までを農作業安全対策の重点期間として、「令和3年春の農作業安全確認運動」を実施します。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/
スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害防止対策(春夏編)について
スクミリンゴガイは水温が高くなる春から活動が始まり、産卵、摂食活動を行います。
スクミリンゴガイが発生している地域やほ場では、移植した稲の食害防止のため、田植え前後での効果的な被害防止対策を地域ぐるみで取り組みましょう。
農林水産省では、春夏に行うスクミリンゴガイの被害軽減を目的とした防除対策のポイントをリーフレットにまとめました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/siryou2/sukumi/attach/pdf/sukumi-5.pdf (PDF:659KB)
家畜共済における肉用牛の評価基準設定の特例について
令和2年の牛枝肉や肉用牛の取引価格は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により一時的に低下しました。
このため、農林水産省では、家畜共済における令和3年度の肉用牛の評価基準を定めるに当たっての特例措置として、新型コロナウイルス感染症の感染拡大以前の直近の取引価格(平成31年2月から令和2年1月における平均取引価格)を基に設定するようにしました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/keiei/hoken/210212.html
全国ジビエフェア2020の開催期間延長について
農林水産省では、昨年11月から「全国ジビエフェア」を開催していますが、新型コロナウイルス感染症拡大により一部地域で緊急事態宣言が発出され、飲食店の営業時間が短縮されている状況において、ジビエの喫食機会をできるだけ確保するため、開催期間を3月21日(日曜日)まで延長します。
あわせて、各参加店舗のテイクアウト・デリバリー情報についても掲載しています。
当初開催期間:令和2年11月1日(日曜日)~令和3年2月28日(日曜日)
延長後:令和2年11月1日(日曜日)~令和3年3月21日(日曜日)
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/210212.html
「農の雇用事業」及び「就職氷河期世代雇用就農者実践研修支援事業」の募集について(令和3年6月研修開始分)
農林水産省は、農業法人等が就農希望者を新たに雇用して実施する研修に対して支援を行う「農の雇用事業」及び「就職氷河期世代雇用就農者実践研修支援事業」について、令和3年6月研修開始分の募集をします。
募集期間:令和3年2月17日(水曜日)~3月22日(月曜日)
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/keiei/zinzai/210217.html
5【消費者の部屋】
テーマ:「魅力あふれる黒毛和牛の作出を目指して」~家畜改良センター鳥取牧場の取組~
独立行政法人家畜改良センターでは、「畜産の発展と豊かな食生活のために」を合言葉に、家畜などの育種改良をはじめ、牛の出生から牛肉となって店頭に並ぶまでの情報を記録・保存する牛トレーサビリティ等の取組を行っています。
中でも、鳥取牧場では、我が国固有の肉用牛である黒毛和種(和牛)の育種改良や新たな育種改良技術の開発・実用化と普及等を行っています。
2月15日(月曜日)からの消費者の部屋特別展示では、鳥取牧場で作出された黒毛和種の優良種雄牛や繁殖技術及び家畜改良センターの取組について紹介しています。
開催期間:令和3年2月15日(月曜日)~2月26日(金曜日)
8時30分~17時15分
(土・日曜日及び祝日は除く。最終日は13時まで)
開催場所:中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー
(岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階)
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/210204.html
テーマ:「農村地域の更なる振興を目指して」
農業・農村は、食料の生産だけでなく、国土の保全、水源の涵養、良好な景観形成などの多面的機能を発揮し、都市住民を含む様々な人々に多様な恩恵をもたらしています。
3月1日(月曜日)からの消費者の部屋特別展示では、こうした多面的機能の維持・発揮を図るための地域での共同活動や営農活動、地域活性化に向けた活動等を支援する「日本型直接支払制度」を活用し、美しく活力のある農村の実現に向けて取り組まれている事例を紹介します。
開催期間:令和3年3月1日(月曜日)~3月19日(金曜日)
8時30分~17時15分
(土・日曜日は除く。最終日は13時まで)
開催場所:中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー
(岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階)
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/210218.html
6【ホームページの新着・更新に関する情報】
政策情報
【農業生産】
指定野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(令和3年2月)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_tokusan/210129.html
【統計情報】
令和2年産かんしょの収穫量における中国四国管内の全国上位順位https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/00chushi/index.html#210209
令和2年産日本なし、ぶどうの収穫量における中国四国管内の全国上位順位(10位以内)
https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/00chushi/index.html#210218
報道・広報
【ニュースレター】
https://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/mag_newsletter/
【BUZZ MAFFチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g/videos
(外部リンク)
申請・お問い合せ
【発注・入札情報、その他公表事項】
https://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/
その他
【農政局ホームページ新着情報】
https://www.maff.go.jp/chushi/sintyaku/
編集後記
先日、息子の靴が小さくなったので、一緒に新しいものを買いに行きました。
息子が試し履きをしてみると、私の靴より大きいサイズになっていました。昨年の夏までは私の方が大きかったので、半年で追い抜かれた様です。
息子の成長が嬉しく、少し悔しい出来事でした。(お)
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https://www.maff.go.jp/chushi/ - 編集 〒700-8532 岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎
中国四国農政局企画調整室
電話:086-224-4511(代)(内線2111)
FAX:086-235-8115
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お問合せ先
企画調整室
代表:086-224-4511(内線2111)
ダイヤルイン:086-224-9400
FAX:086-235-8115