中国四国あぐりレター 第476号 2021(令和3)年8月20日 中国四国農政局
もくじ
1 【重要なお知らせ】
【新着】「みどりの食料システム戦略」中国四国ブロック説明会の開催について
農林水産省は令和3年5月12日、環境負荷の軽減を図りつつ、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションにより実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
中国四国農政局は、本戦略に基づく取組の拡大に向け、生産・流通・加工・消費に関わる様々な関係者の皆様に御理解を深めていただくため、「みどりの食料システム戦略」中国四国ブロック説明会をオンラインにて開催します。
- 開催日時:令和3年8月25日(水曜日)13時00分~15時00分
- 申込締切:令和3年8月23日(月曜日)17時00分
- 「みどりの食料システム戦略」については、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html - 中国四国ブロック説明会の申込みについては、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/210806.html
【新着】豚熱の発生に伴う監視体制の強化について(兵庫県淡路島で死亡野生イノシシ(陽性)を発見)
令和3年8月7日現在、14県の飼養農場において71例の豚熱の発生が確認されています。
また、豚熱については、発生原因の一つとされている野生イノシシ(陽性)が管内の近隣である兵庫県で発生したことに伴い、鳥取県及び岡山県は、豚熱ワクチン接種推奨地域に設定されていますが、今般、兵庫県淡路島で死亡野生イノシシ(陽性)が発見されたことにより、8月6日付けで、新たに四国4県が追加設定されました。
豚飼養者の皆様におかれましては、徹底した飼養衛生管理と野生イノシシ等の侵入防止に努めるなど、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。
なお、万が一、飼養する豚に異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策について
今般の新型コロナウイルスの感染拡大により、全国の農林水産業・食品産業に影響が広がっております。
このため、農林水産省では、新型コロナウイルス感染症に伴う支援策を、他省庁の支援策も含め、取りまとめています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/support.html - 新型コロナウイルス感染症に関する各情報はこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/index.html
併せて、新型コロナウイルス感染症に係る農業者や食品事業者等からの相談については、農政局に設置している相談窓口にご連絡ください。
- 新型コロナウイルスに関する相談窓口
対応時間:平日9時00分~17時00分
設置場所、連絡先:中国四国農政局 企画調整室(岡山市北区下石井1-4-1)
電話:086-224-9400
FAX:086-235-8115
2 【ひとことメッセージ】
インスタ映え“ひまわり”~笠岡湾干拓地~
岡山南土地改良建設事業所長 白神 裕之
岡山県笠岡市の国道2号線バイパスに設置された道の駅「笠岡ベイファーム」の周辺は、夏の風物詩でもあります“ひまわり”が見渡す限り黄色で染まったインスタ映えする絶景の場所です。秋には“コスモス”、春には“菜の花”と“ポピー”が咲いており、四季折々の花畑を見ることができます。
道の駅「笠岡ベイファーム」は、笠岡湾干拓地内にありますが、昔は笠岡湾の海の底でした。昭和41年度から中国四国農政局が事業主体となって干拓工事を進め、平成元年度に約1,000ヘクタールの干拓地が完成しました。現在、干拓地内の広大な農地では、野菜、果樹、花等の農作物が栽培され、また、畜産も非常に盛んに行われています。この干拓地を守っているのが「寺間排水機場」です。
干拓地は、海抜0メートルの低平地であり降雨時には湛水しますので、「寺間排水機場」のポンプを運転して海へ排水する必要があります。しかし、この排水機場も昭和51年から稼働し続けて40年以上経過し、老朽化が著しくなっています。
このため、岡山南土地改良建設事業所寺間支所では、「寺間排水機場」の更新整備を令和元年度から実施しています。
- 詳しくは、こちらをご覧下さい。(岡山南土地改良建設事業所寺間支所ホームページ)https://www.maff.go.jp/chushi/kj/okayamam/3/index3.html
3【ふるさと元気だより】
すべての人が生きがいを持って自分らしく生活できる社会を目指して
高知県拠点
高知県の東部に位置する安芸市では、自殺予防対策の一つである農福連携の取組を行っています。その中心を担うのが、安芸市農福連携研究会の活動です。同研究会は、安芸市及び高知県安芸福祉保健所、JA高知県等の関係機関を構成員として平成30年5月に設置しました。
高知県は、自殺死亡率が全国上位で推移しており、生きづらさを抱える人の生きがいづくりや社会参加の促進が積年の課題となっています。そこで同研究会では、「関係機関との情報共有」、「障がいや生きづらさを抱える人を理解する勉強会」、「農福連携の普及・啓発に向けたサミット等の開催」とともに「就労を希望していても一般就労は難しいと判断された人を、JA高知県安芸地区無料職業紹介所を通じて受入農家に紹介し就労につなげる」等の取組を行っています。
これらの取組により、現在は林業や水産業(林福連携、水福連携)を含めて安芸地域で85名が就労しており、高齢化により労働力が不足している農林水産分野において、貴重な労働力となっています。
同研究会は、今後も、触法者を含めた生きづらさを抱える人の理解者を増やすためのサミットの開催や就労場所の確保等の支援を行うことにより、誰もが暮らしやすい地域づくりに取り組むこととしています。
4【イベント】
消費者の部屋「子どものための夏休み企画(リモート版)」
~考えてみよう!農林水産業と私たちの食生活~の開設について
中国四国農政局では、夏休みを迎えた子どもたちを対象に、色々な情報やクイズなどを通して、毎日の食生活を支えている地域の農林水産業の役割等について、楽しみながら学ぶことができるイベントコーナーをホームページに開設しています。
- 開設期間:令和3年8月2日(月曜日)~8月31日(火曜日)
- 開設場所:中国四国農政局ホームページ「消費者の部屋(夏休み企画の御案内)」
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/heya/riw3.html
「中国四国農政局食育Webセミナー」学ぶ 食べる 育てる「マイ畑」
~どこでも だれでも 種からの野菜づくり~の開催について
中国四国農政局は、子ども(幼児~学童)とその保護者及び食育に関心のある方を対象に、家庭で簡単にできる野菜づくりを通して、食べることの楽しさや大切さを学ぶWebセミナーを開催しています。
おうちでプチ農業体験!豆苗を育ててみませんか?たくさんのご参加をお待ちしています。
- 動画配信期間:令和3年8月2日(月曜日)~令和3年8月31日(火曜日)(申込者限定公開)
- 申込締切:令和3年8月25日(水曜日)
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/210719_26.html
5【お知らせ】
【新着】令和3年秋の農作業安全確認運動の実施について
農林水産省は、農作業死亡事故を減少させるため、9月から10月までを農作業安全対策の重点期間として、「令和3年秋の農作業安全確認運動」を実施します。令和3年秋の重点推進テーマは、春に引き続き「⾒直そう!農業機械作業の安全対策」です。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/#全国農作業安全確認運動
「令和3年度 農薬危害防止運動」の実施について
農林水産省は8月末まで、厚生労働省、環境省、都道府県等と共同で、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を推進する「農薬危害防止運動」を実施しています。
令和3年度の運動のテーマは「農薬は 周りに配慮し 正しく使用」です。
【新着】「栽培から出荷までの野菜の衛生管理指針(第2版)」について
農林水産省は、生産現場における衛生管理を更に進めるため、「栽培から出荷までの野菜の衛生管理指針(第2版)」を取りまとめ、公表しました。
食中毒の発生を未然に防ぐためには、微生物を「付けない」「増やさない」ための衛生管理が重要です。
今回、生で食べられることも多い生鮮野菜を衛生的に保つため、水及び家畜ふん堆肥の管理に係る記載を充実しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_yasai/
【新着】令和3年度全国ジビエフェア参加店舗の募集について
農林水産省では、ジビエ(野生鳥獣肉)の全国的な認知向上、普及、需要拡大に向けた取組を行っています。
その一環として、期間を設けてジビエ消費を促進し、ジビエメニューを提供する飲食店やジビエ商品を販売する店舗等の情報をとりまとめPRする「全国ジビエフェア」を開催することとし、同フェアの参加店舗を募集します。
- 対象店舗: ジビエメニューを提供する飲食店や惣菜店、ジビエ商品を扱う小売店やEC事業者等
- 応募締切:令和3年10月22日(金曜日)
- 開催期間:令和3年11月1日(月曜日)~令和4年2月28日(月曜日)
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/210811.html
【新着】サステナウィーク「未来につながるおかいもの」について
農林水産省は、消費者庁、環境省と連携し、「あふの環(わ)2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~」の取組の一環として、第76回国連総会開催時期にあわせて、9月18日から28日まで、サステナウィーク「未来につながるおかいもの」を実施します。
サステナウィークでは、「あふの環2030」に参画する企業等とともに、サステナブルな取組を発信、店頭等でPRすることで、「見た目重視から持続性重視のおかいもの」が増えることを目指します。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/210817.html
「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」(第8回選定)エントリー募集について
農林水産省では、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」(第8回選定)と称して、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良事例を募集しています。
- 応募締切:令和3年8月31日(火曜日)
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
(ディスカバー農山漁村(むら)の宝ホームページ)
https://www.discovermuranotakara.com/sentei/
「第6回 食育活動表彰」の募集について
農林水産省は、ボランティア活動、教育活動又は農林漁業、食品製造・販売等その他の事業活動を通じて食育を推進する取組を募集しています。
- 応募締切:令和3年9月10日(金曜日)
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/hyousyo/6th/boshu.html
「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の実施について
農林水産省は、持続可能な農業の確立を目指し意欲的に経営や技術の改善等に取り組んでいる農業者等を表彰する「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」を実施します。
GAP部門、有機農業・環境保全型農業部門から農林水産大臣賞を選定しますので、奮ってご応募ください。
- 応募締切:令和3年9月17日(金曜日)
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/seisan/kankyo/210628.html
6【消費者の部屋】
テーマ:食品の家庭備蓄のすすめ~私たちが災害に備えてできること~
毎年8月30日から9月5日は、内閣府が定める防災週間です。近年では、毎年のように大雨や台風などによる洪水や土砂崩れなどにより道路が寸断されるような甚大な災害が日本各地で発生しています。そんな時役に立つのが、ご家庭における食品等の備蓄です。
8月16日(月曜日)から開催の消費者の部屋特別展示では、災害の発生に備え、各家庭でできる食品備蓄のポイントなどをご紹介しています。
- 開催期間
令和3年8月16日(月曜日)~9月3日(金曜日)8時30分~17時15分
(土・日曜日、祝日は除く。最終日は13時まで) - 開催場所
中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー
(岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階) - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/210805.html
移動消費者の部屋in島根「考えてみよう!農林水産業と私たちの食生活」
中国四国農政局では、管内各地に出向き、パネル展示等を通じて農林水産行政や農業、食生活に関する情報を消費者の皆様に提供する「移動消費者の部屋」を開催しています。
8月25日(水曜日)から開催の「移動消費者の部屋」では、毎日の食生活を支えている地域の農林水産業の役割について、考え、理解を深めてもらうことを目的に、日本の食料事情や中国四国地域の農産物についての展示を行います。
- 開催期間
令和3年8月25日(水曜日)~9月6日(月曜日) - 開館時間
9時~22時(初日は15時に開始、最終日は13時に終了) - 休館日
8月26日(木曜日)、8月27日(金曜日) - 開催場所
島根県民会館1階プロムナードギャラリー
(島根県松江市殿町158) - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/210816.html
7【ホームページの新着・更新に関する情報】
政策情報
【農業生産】
指定野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(令和3年8月)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_tokusan/210730.html