中国四国あぐりレター 第484号 2021(令和3)年12月20日 中国四国農政局
もくじ
1 【重要なお知らせ】
【新着】農作業安全の再確認について(シートベルトの着用を厳守してください。)
農林水産省は、毎年、春と秋に農作業安全確認運動を実施し、農作業死亡事故を減少させるよう呼びかけを行っておりますが、12月9日と11日に中国四国地域においてトラクター運転中の死亡事故が立て続けに2件発生し、3名の方が命を落とされました。関係者の方々には心からお悔やみ申し上げます。
公益財団法人交通事故総合分析センターが過去の事故を集計した結果、農耕車の公道走行時の事故死亡者数151人のうち、シートベルト不着用者148人に対し着用者は3人と圧倒的に少ないことが分かりました。
農用運搬車、トラクターなどに乗車する際は、シートベルトの着用を改めてお願いします。
令和3年度農林水産関係補正予算の概要について
農林水産省は、11月26日、令和3年度農林水産関係補正予算を総額8,795億円と決定しました。「「総合的なTPP等関連政策大綱」に基づく施策の実施」や「米の需給及び価格の安定に向けた対策の実施」など5項目を重点事項としています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/yosan/211126.html
高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う監視体制の強化について
今シーズンにおいては、8県の飼養農場において、9例の高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されています。
本年11月に全国一斉に行われた飼養衛生管理の自己点検の結果では、本年4月より遵守率が下がっています。
このため、家畜飼養者の皆様におかれましては、徹底した消毒と野生動物等の侵入防止に努めるなど、鳥インフルエンザの発生防止のため特に重要とされる飼養衛生管理基準7項目の遵守率100%に向けた取組をお願いします。
なお、万が一、飼養する家畜に異常を見つけた場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/inf/index.html
豚熱の発生に伴う監視体制の強化について
平成30年9月以降、16県の飼養農場において、75例の豚熱の発生が確認されています。
このため、豚飼養者の皆様におかれましては、徹底した飼養衛生管理と野生イノシシ等の侵入防止に努めるなど、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。
なお、万が一、飼養する豚に異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
「みどりの食料システム戦略」の策定について
農林水産省は、令和3年5月、環境負荷の軽減を図りつつ、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/sesaku/kihon/011_210825.html
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策について
農林水産省は、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策について、他省庁の支援策も含め、取りまとめています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/support.html - 新型コロナウイルス感染症に関する各情報はこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/index.html
2【イベント】
【新着】「スマート農業推進フォーラム2021 in 中国四国~こうちスマート農業技術展~」の開催について
中国四国農政局は、農業者に経営改善や新規就農者の早期経営確立に繋がるスマート農業に関する技術や情報を提案し広く周知することを目的として、2022年1月25日に「スマート農業推進フォーラム2021 in 中国四国~こうちスマート農業技術展~」を開催します。(共催:高知県、農研機構西日本農業研究センター)
- 開催日時
令和4年1月25日(火曜日)13時~16時20分 - 開催場所
高知県立農業大学校 体育館
(高知県吾川郡いの町波川234) - 申込期限:令和4年1月11日(火曜日)
(参加は無料ですが、事前登録が必要です。定員100名) - 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_kankyo/211220_30.html
【新着】「水産流通適正化法に係る全国ブロック説明会」の開催について
水産庁は、「特定水産動植物等の国内流通の適正化等に関する法律(令和2年12月11日法律第79号)」の施行を控え、特定第一種水産動植物等に指定予定のアワビ及びナマコを取り扱う事業者等を対象に、法律の内容を広く周知する説明会を令和4年1月14日(金曜日)から全国8会場で順次開催します。
中国四国地域の開催会場及び開催日時は、以下のとおりです。参加を希望される方は、開催日の1週間前までにお申し込みください。
- 開催日時
第1部 令和4年1月31日(月曜日)13時30分~15時30分
第2部 令和4年2月1日(火曜日)13時30分~15時30分 - 開催場所
岡山国際交流センター2階国際会議場
(岡山市北区奉還町2-2-1) - 詳しくは、こちらをご覧ください。(水産庁ホームページ)
https://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kakou/211208.html - 参加申込フォーム(水産庁ホームページ)
https://www.contactus.maff.go.jp/jfa/form/kakou/211206.html
「第7回日本ジビエサミットin岡山」の開催について
一般社団法人日本ジビエ振興協会は、農林水産省の「鳥獣利活用推進支援事業」の一環として、令和4年1月27日(木曜日)及び1月28日(金曜日)に、加計学園創立50周年記念館(岡山県)において「第7回日本ジビエサミットin岡山」を開催します。
また、全てのプログラムについて、オンライン上で同時配信を行います。
- 開催日時
令和4年1月27日(木曜日)9時~15時45分
令和4年1月28日(金曜日)9時~15時45分 - 開催場所
加計学園創立50周年記念館(岡山理科大学構内)
(岡山市北区理大町1-1) - 参加費
5,000円 / 人(税込・事前支払) - 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/211129.html - 参加申込フォーム(DMMオンラインサロン)
https://lounge.dmm.com/detail/3731/
3【お知らせ】
スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害防止対策について
ジャンボタニシは、淡水巻貝の一種で、水稲等を食害します。近年、暖冬の影響でジャンボタニシの発生が全国で増えています。
秋冬期には、冬期の耕うんにより貝を物理的に破壊するとともに寒風にさらすことが重要です。また、水路の泥上げ等の防除対策を実施することで、越冬個体数を減らすことができます。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/siryou2/sukumi/sukumi.html
【新着】台湾日本産食品サンプルショールーム及びオンライン商談会「水産品・水産加工品展」の出展募集について
日本貿易振興機構(ジェトロ)では、台湾台北市内に常設の日本産食品サンプルショールームを設置しています。この度、現地バイヤーのニーズを踏まえ、同ショールームにて「水産品・水産加工品」の企画展示を行いますので、出展を希望する事業者を募集します。
また、企画展示期間中は集中商談期間を設け、現地バイヤーとのWEB会議システムを活用したオンライン商談を積極的に実施します。
- 商品展示期間
令和4年2月14日(月曜日)~2月25日(金曜日) - 募集企業数
20社程度 - 海外バイヤー
台湾における食品輸入事業者、有力小売店、飲食店等 - 対象品目
日本産水産品(帆立、タイ、ブリ等)、水産加工品
(台湾の輸入規制や検疫条件等に合致し、輸入が禁止されていない品目に限ります。) - 募集締切
令和3年12月24日(金曜日)17時 - 詳しくは、こちらをご覧ください。(ジェトロホームページ)
https://www.jetro.go.jp/events/afb/9f8d50d36e993fe6.html
【新着】年末年始の牛乳消費拡大に向けて「NEW(乳)プラスワンプロジェクト」開始!
寒い冬には、牛乳の消費が減りますが、今年の年末年始においては特に厳しい状況であり、処理不可能な生乳の発生が懸念されています。
このため、牛乳の消費拡大に向け、農林水産省では、「NEW(乳)プラスワンプロジェクト」を開始しました。
極寒の中、毎日酪農家の方が生産した生乳を無駄にすることがないよう、消費者の皆様におかれましても、いつもよりもう1杯多く飲んでいただいたり、1本多くご購入いただくなど、牛乳や乳製品の消費拡大に御協力をお願いします。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/chikusan/c_gyunyu/211217.html
【新着】「野菜を食べようプロジェクト」ロゴマークの決定について
農林水産省では、野菜出荷量が増加し、野菜価格が低下した際の対策として、令和2年12月に「野菜を食べようプロジェクト」を立ち上げ、国産野菜の利用促進の取組を進めています。
この取組の更なる推進のため、この度、「野菜を食べようプロジェクト」ロゴマークを決定しました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/ryutu/211215.html
【新着】6次産業化及び地産地消等の優れた取組の表彰について
農林水産省は、6次産業化推進協議会及び全国地産地消推進協議会とともに、「令和3年度6次産業化アワード」及び「令和3年度地産地消等優良活動表彰」の各賞の受賞者を決定しました。表彰式は令和4年1月21日(金曜日)にリモート形式で開催します。
なお、中国四国地域の受賞者は以下のとおりです。
- 6次産業化アワード
大臣官房長賞:有限会社小野養豚(山口県萩市) - 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/seisaku/211215_4.html
【新着】令和3年度「地産地消コーディネーター育成研修会」のインターネット動画配信について
(一財)都市農山漁村交流活性化機構(まちむら交流きこう)は、学校等施設給食における地場産物の利用拡大促進に向けて、給食事業者側と農林水産関係者側の間をつなぐ調整役となりうる地産地消コーディネーターの育成に資するため、「地産地消コーディネーター育成研修会」の動画をインターネットで配信しています。
- 配信期間令和3年12月中旬~令和4年3月31日(木曜日)
(ご視聴は無料ですが、事前登録が必要です。) - 詳しくは、こちらをご覧ください。(まちむら交流きこうホームページ)
https://www.kouryu.or.jp/information/20211210_1968/
【新着】「作物統計調査 令和3年産水稲の収穫量(中国地域・四国地域)」について
中国四国農政局は12月8日、「作物統計調査 令和3年産水稲の収穫量(中国地域・四国地域)」について取りまとめました。
令和3年産水稲の作付面積(子実用)は、中国地域が9万8,800ヘクタール、四国地域が4万5,900ヘクタールとなりました。
10アール当たり収量は、中国地域が517キログラム(前年産に比べ33キログラム増加)、四国地域が482キログラム(同12キログラム増加)となりました。
また、農家等が使用しているふるい目幅ベースの作況指数は、中国地域が99、四国地域が101で、それぞれ平年並みとなりました。
収穫量(子実用)は、中国地域が51万1,000トン、四国地域が22万1,400トンとなりました。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/press/t_toukei/211208.html
【新着】資料集「2020年農林業センサスでみた中国四国地域の農業構造」について
中国四国農政局は、ホームページにて資料集「2020年農林業センサスでみた中国四国地域の農業構造」を公開しました。
この資料集は、中国四国地域の農業構造の現状について、2020年農林業センサス結果を用いて図表等により分かりやすく取りまとめたものです。
なお、ペーパーレス化の観点から、印刷物としての刊行は行っていません。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/20cenkozo.html
「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンの実施について
我が国における「食品ロス」は、年間約570万トンと推計(注)されており、食品ロスの削減を「食品ロスの削減の推進に関する法律」において、消費者・事業者・地方公共団体を含む様々な主体が連携し、国民運動として推進していくこととされています。
このため、農林水産省は、消費者庁、環境省及び全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会とともに、令和3年12月から令和4年1月まで、「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンを実施し、食品ロス削減の普及啓発を行います。
(注)令和元年度推計値:農林水産省・環境省
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/211130_1.html
農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中
我が国では食の外部化・簡便化が進む一方、食と農との距離が遠くなり、農業や農村に対する国民の意識・関心は薄れています。
このため、農林水産省は、時代の変化に対応し日本各地の食を支えてきた農林漁業者・食品事業者の努力や創意工夫について消費者の理解を深め、良いところは伸ばし変えるべきことを変え新しいことにもチャレンジする取組を応援する新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開始しています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(ニッポンフードシフトホームページ)
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/
令和3年度全国ジビエフェアの開催について
農林水産省では、ジビエ(野生鳥獣肉)の全国的な認知向上、普及、需要拡大に向けた取組を行っています。
その一環として、11月1日からジビエをもっと知って「食べたい」と思ってもらえるようPRし、ジビエメニューを提供する飲食店等の情報をとりまとめ提供する「全国ジビエフェア」を開催しています。
- 詳しくは、こちらをご覧ください。(全国ジビエフェアホームページ)
https://www.gibier-fair.jp/