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中国四国農政局

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    中国四国あぐりレター 第489号 2022(令和4)年3月4日 中国四国農政局

    もくじ

    1. 【重要なお知らせ】
    2. 【イベント】
    3. 【お知らせ】
    4. 【消費者の部屋】
    5. 【ひとことメッセージ】
    6. 【ふるさと元気だより】
    7. 【ホームページの新着・更新に関する情報】

    1 【重要なお知らせ】

    【新着】令和4年春の農作業安全確認運動の展開について  しめよう!シートベルト

    近年、農業就業人口が減少する中、農作業死亡事故者数は年間300人前後で推移している状況であることから、事故件数を減少させることが喫緊の課題となっており、農作業事故防止に向けた対策の強化を図る必要があります。

    このため、春作業が行われる3~5月を重点期間として、全国の関係機関の協力の下、春の農作業安全確認運動を実施します。

    特に乗用型トラクターの転落・転倒による死亡事故が多くの割合(3割)を占めているため、転落・転倒時等の死亡事故を大幅に低減できるシートベルトの装着徹底を重点推進テーマとして、農業者に対する「声かけ運動」などを展開します。

    春の安全確認運動、特に「しめよう!シートベルト」の声かけ運動についてご協力をお願いします。

    被覆肥料の対策について

    「プラスチックに係る資源循環の促進に関する法律」が成立するなど、プラスチック使用製品による環境汚染に対する関心が高まる中、農業(水稲)で使用される被覆肥料のプラスチック被膜が海洋流出している問題が取り上げられるようになりました。

    このようなこともあり、全農、全国複合肥料工業会及び日本肥料アンモニア協会の連名により、令和4年1月21日、「緩効性肥料におけるプラスチック被膜殻の海洋流出防止に向けた取組方針」が公表されるとともに、取組方針内容の周知及び流出防止対策の取組を働きかける農産局長通知が発出されたところです。

    今後、中国四国農政局においても同様の取組を行って参りますが、これを機会に、被覆肥料についての正しい理解と、流出防止対策の方法、プラスチック被膜の被覆肥料と同等の機能を有する代替肥料や代替技術の紹介を目的として、「被覆肥料対策」のページを新たに開設しているところなので、ご利用ください。内容については、今後、拡充させていく予定です。

    なお、プラスチック被覆肥料の代替技術、被覆殻の流失防止対策の検討について、みどりの食料システム戦略推進交付金のうち「グリーンな栽培体系への転換サポート」により支援が受けられます(HPに掲載した配布用チラシをご参照下さい)。

    高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う監視体制の強化について

    今シーズンにおいては、10県の飼養農場において、16例の高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されています。

    令和3年11月に全国一斉に行われた飼養衛生管理の自己点検の結果では、同年4月より遵守率が下がっています。

    このため、家畜飼養者の皆様におかれましては、徹底した消毒と野生動物等の侵入防止に努めるなど、鳥インフルエンザの発生防止のため特に重要とされる飼養衛生管理基準7項目の遵守率100%に向けた取組をお願いします。

    なお、万が一、飼養する家畜に異常を見つけた場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。

    豚熱の発生に伴う監視体制の強化について

    平成30年9月以降、16県の飼養農場において、76例の豚熱の発生が確認されています。

    このため、豚飼養者の皆様におかれましては、徹底した飼養衛生管理と野生イノシシ等の侵入防止に努めるなど、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。

    なお、万が一、飼養する豚に異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。

    「みどりの食料システム戦略」の策定について

    農林水産省は、令和3年5月、環境負荷の軽減を図りつつ、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。

    新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策について

    農林水産省は、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策について、他省庁の支援策も含め、取りまとめています。

    2【イベント】

    消費税インボイス制度説明会の開催について

    令和5年10月1日から複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として、適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入されます。制度導入に向けての準備や対応を円滑に行っていただけるよう、オンラインで説明会を開催します。

    • 【開催日時】
      1回目 令和4年3月4日(開催終了)
      2回目 令和4年3月8日(申込受付終了)
      3回目 令和4年3月10日(木曜日)13時30分~15時00分
      (各回とも説明内容は同じです。)
    • 【開催方法】
      オンライン開催(Webex)各回1,000名
      中国四国農政局及び管内各県拠点で視聴することも可能です。
    • 詳しくは、こちらをご覧ください。
      https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/220204.html

    3【お知らせ】

    スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害防止対策について

    スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)は淡水巻貝の一種で、水稲等を食害します。

    越冬した個体は春に水温が上昇すると活動を始め、すぐに産卵を開始するため、昨年、発生を確認した所では、水路からの侵入防止(取水口・排水口にネットや金網の設置)、田植え時の薬剤散布に取り組みましょう。

    【新着】令和3年度「農福連携普及啓発研修」の受講者の募集について

    農林水産省は、農福連携の取組を加速するため、農福連携にこれから取り組もうとしている方、取り組んで間もない方等を対象に「農福連携普及啓発研修」を開催します。

    • 【開催日時】
      令和4年3月17日(木曜日)13時15分~16時30分
    • 【開催方法】
      オンライン開催(Zoom)先着100名
    • 詳しくは、こちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)
      https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/220301.html

    【新着】水田における作付意向について(令和4年産第1回中間的取組状況(1月末時点))

    農林水産省は、水田農業に関して産地・生産者が主体的に作付を判断し、需要に応じた生産・販売を行うことができるよう、きめ細やかな情報提供を行うこととしています。

    その一環として、都道府県及び地域農業再生協議会の作付意向(中間的取組状況)を公表しているところです。

    この度、令和4年産における第1回中間的取組状況として、都道府県別の令和4年1月末時点の作付意向を公表しました。

    【新着】令和3年度「飼料用米多収日本一」の受賞者の決定について

    農林水産省及び(一社)日本飼料用米振興協会は、令和3年度「飼料用米多収日本一」を実施し、農林水産大臣賞をはじめ各賞の受賞者を決定しました。

    「飼料用米多収日本一」は、生産技術の面から先進的で他の模範となる飼料用米生産者を表彰し、その成果を広く紹介することで、飼料用米生産農家の生産に係る技術水準の向上を図ることを目的として実施しています。

    【新着】「花いっぱいプロジェクト ROAD to 2027年 国際園芸博覧会」を開催中

    昨今の情勢により、自宅等の屋内で過ごす時間が長くなったことから、生活に安らぎや潤いを与えてくれる花や観葉植物を飾ったり、贈ったりする機会が増えつつあります。また、2027年(令和9年)には、横浜市において国際園芸博覧会では最上位のクラスであるA1クラスの園芸博覧会が開催される予定であり、我が国では1990年「大阪花の万博」に次いで2回目の開催となります。

    農林水産省は、こうした状況を踏まえ、花いっぱいプロジェクトとして、国民の皆さんに花や観葉植物をより身近に感じてもらうため、花きの暮らしへの取り入れ方等や国際園芸博覧会の開催に向けて機運を高める活動等を応援・発信しています。

    また、中国四国農政局(岡山第2合同庁舎1階玄関)では、生産者支援・花きの需要喚起に向けた取組として、中国四国地域のお花を展示しています。

    大切な人に愛や感謝の気持ちを込めてお花を贈りませんか?

    農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中

    農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中です。

    令和3年度「地産地消コーディネーター育成研修会」のインターネット動画配信について

    (一財)都市農山漁村交流活性化機構(まちむら交流きこう)は、学校等施設給食における地場産物の利用拡大促進に向けた「地産地消コーディネーター育成研修会」の動画をインターネットで配信しています。

    • 配信期間:令和4年3月31日(木曜日)まで(ご視聴は無料ですが、事前登録が必要です。)
    • 詳しくは、こちらをご覧ください。(まちむら交流きこうホームページ)
      https://www.kouryu.or.jp/information/20211210_1968/

    玄米及び精米表示の見直し(年月旬表示の導入)について

    玄米及び精米商品は、令和2年3月27日から、「調製年月日」「精米年月日」「輸入年月日」表示に加えて「年月旬(上旬/中旬/下旬)」表示もできるようになりました。

    なお、米の取扱事業者の皆様は、令和4年3月31日までに、米袋の一括表示欄の表示事項を「精米年月日」から「精米時期」へ変更いただくようお願いします。

    併せて、「調製年月日」「輸入年月日」は、それぞれ「調製時期」「輸入時期」に変更をお願いします。

    4【消費者の部屋】 

    テーマ:来てみんさい!岡山県の国有林

    国有林では、森林を保健休養の場として利用いただけるよう「レクリエーションの森」を整備するとともに、優れた自然景観を有する森林が数多くあります。

    令和4年2月28日から開催中の消費者の部屋特別展示では、皆様に訪れてもらいたい国有林を紹介するとともに、林業現場の現状と成長産業化の必要性、先端技術(ドローン・レーザースキャナ)を活用した森林管理、国有林で行っている林業の低コスト化や効率化等について紹介しています。

    • 【開催期間】
      令和4年2月28日~3月11日(木曜日)8時30分~17時15分
      (土・日曜日は除く。最終日は13時まで) 
    • 【開催場所】
      中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー
      (岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階)
    • 詳しくは、こちらをご覧ください。
      https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/220217.html

    テーマ:食品の家庭備蓄のすすめ~私たちが災害に備えてできること~

    2011年3月11日に発生した東日本大震災から11年が経過します。大きな災害が発生し、物流機能が停止した場合、スーパーやコンビニでは食品在庫が一時的に少なくなることが考えられます。災害時には、公的支援が届くまでの間、家庭における食品等の備蓄が不可欠です。

    令和4年3月14日(月曜日)から開催の消費者の部屋特別展示では、災害の発生に備え、家庭で簡単にできる「ローリングストック」など食品備蓄のポイントや、災害時における国による支援内容について紹介します。

    • 【開催期間】
      令和4年3月14日(月曜日)~4月8日(金曜日)8時30分~17時15分
      (土曜日、日曜日及び祝日は除く。最終日は13時まで)
    • 【開催場所】
      中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー
      (岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階)
    • 詳しくは、こちらをご覧ください。
      https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/220303.html

    移動消費者の部屋in鳥取「食品の家庭備蓄のすすめ~私たちが災害に備えてできること~」

    近年、毎年のように地震や豪雨などによる甚大な災害が全国各地で発生しています。大きな災害が発生すると、物流がストップし、スーパーやコンビニで食品が手に入りにくくなることがあります。そんな時に役立つのが、ご家庭における食品等の備蓄です。

    令和4年3月3日から開催中の移動消費者の部屋では、いざという時に備え、簡単にできる「ローリングストック」など、ご家庭でできる食品備蓄のポイントや、災害時における国の役割などをご紹介しています。

    • 【開催期間】
      令和4年3月3日~3月16日(水曜日)
    • 【開館時間】
      月曜日、水曜日~金曜日:9時~19時、土曜日及び日曜日:9時~17時
      初日は15時から。最終日は13時まで
      (新型コロナウイルスのまん延状況によっては、開館時間の短縮や臨時閉館となる場合があります。)
    • 【休館日】
      火曜日
    • 【開催場所】
      鳥取市立中央図書館
      (鳥取県鳥取市富安2丁目138-4)
    • 詳しくは、こちらをご覧ください。
      https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/220224.html

    5【ひとことメッセージ】

    きれいな水、豊かな農業

    四国東部農地防災事務所長  鈴木  浩之

     「きれいな水、豊かな農業」をキャッチコピーに徳島県北東部、吉野川下流域左岸の約5千ヘクタールの農地に水質の良い農業用水を供給する国営事業を進めています。吉野川の上流からきれいな水を取水して下流の鳴門市里浦地区まで送水する、60キロメートル以上に及ぶ幹線水路を地下の大動脈として造成しました。

    吉野川下流域地区は、さつまいも、レンコン、春ニンジンの全国有数の産地です。さつまいもは焼き芋ブームで需要も伸び、東南アジア向けの輸出額も右肩上がりです。レンコンの産地では、用水を国営のきれいな水に切り替えたことで病害も減ったと農家から喜ばれています。春ニンジンは、稲刈り後の水田にマルチを張り播種をして春先に収穫します。ニンジンには灌水しないと聞いていましたが、年明けから雨が少なく、ニンジンに灌水している光景をよく見かけます。軽トラにタンクを載せて水を運び、マルチの中に水をかける大変な重労働です。ほ場整備をしてパイプラインで送水していたらもっと楽に水がかけられるのにと残念に思います。

    徳島県は圃場整備率が低く、農地の整備が進みません。合意形成が難しい土地柄もありますが、農地の整備を進めることが本地域の農業の生産性向上を目指す鍵となります。きれいな水の利点を生かした施設園芸の導入や有機農業の取組など、もっと豊かな農業を実現するためにも、国営事業を契機とした地域のチャレンジに期待したいと思います。

    6【ふるさと元気だより】

    美作市地域おこし協力隊員が「ジビエ料理コンテスト」で受賞!

    岡山県拠点

    昨年末に結果発表があった「第6回ジビエ料理コンテスト((一社)日本ジビエ振興協会主催)」において、美作市地域おこし協力隊で活動されている濱田恭徳氏のレシピ「猪スペアリブのコーラ煮」が受賞されました。

    濱田氏は千葉県出身で、以前は関東で調理師をされていたそうですが、昨年4月、美作市地域おこし協力隊に採用され、家族で美作市に移住されました。美作市では、昨年7月に認証された国産ジビエ認証施設「地美恵の郷みまさか」に配属となり、活動されています。

    受賞レシピ「猪スペアリブのコーラ煮」について、濱田氏は「家庭で簡単にプロのような味付けができるよう工夫した一品ですが、飲食店での逸品としても提供できる。」と自信の仕上がりです。

    濱田氏は、「地域おこし協力隊で活動しながら、現役の料理人として、精肉加工や美作市の特産になるような料理を作り、美作の自然の恵みを全国へ届けたい。」と抱負を述べられていました。

    7【ホームページの新着・更新に関する情報】

    政策情報 

    【農業生産】
    指定野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(令和4年3月)
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_tokusan/220228.html

    報道・広報

    【ニュースレター】
    https://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/mag_newsletter/

    【BUZZ MAFFチャンネル】
    https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g/videos
    (外部リンク)

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    【発注・入札情報、その他公表事項】
    https://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/

    その他

    【農政局ホームページ新着情報】
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    編集後記

    我が家の「ひな祭り」の献立は、ちらし寿司です。「ひな祭り」にちらし寿司を食べる理由ですが、「寿司」は、「寿を司る(つかさどる)」という漢字を用いることから、縁起担ぎでおめでたい日に頻繁に食べるようになったようです。

    ちらし寿司以外に、ひなあられやハマグリのお吸い物などがありますが、忘れてならないのが甘酒です。今年も甘酒の代わりに日本酒をたくさん飲み、「ひな祭り」を楽しみました。(や)


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        中国四国農政局 企画調整室
        電話:086-224-4511(代)(内線2111)
        FAX:086-235-8115

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

    お問合せ先

    企画調整室

    代表:086-224-4511(内線2111)
    ダイヤルイン:086-224-9400
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