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中国四国農政局

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    中国四国あぐりレター 第491号 2022(令和4)年4月5日 中国四国農政局

    もくじ

    1. 【重要なお知らせ】
    2. 【お知らせ】
    3. 【消費者の部屋】
    4. 【ひとことメッセージ】
    5. 【ふるさと元気だより】
    6. 【ホームページの新着・更新に関する情報】

    1 【重要なお知らせ】

    令和4年春の農作業安全確認運動の展開について  しめよう!シートベルト

    例年、3月以降は農作業死亡事故が急増する傾向にあります。中国四国農政局では、春の安全確認運動、「しめよう!シートベルト」の声かけ運動の一環として、「+(プラス)安全min」を実施しています。(現在、Vol.1-01及びVol.1-02を発行中)

    ホームページにコーナーを設け、農作業安全に関する情報を掲載しておりますので、ご活用ください。農作業安全確認運動に一層の取組をいただけますよう、ご協力をお願いします。

    被覆肥料の対策について

    中国四国農政局は、農業(水稲)で使用される被覆肥料についての正しい理解と、プラスチック被膜殻の海洋流出防止対策の方法、プラスチック被膜の被覆肥料と同等の機能を有する代替肥料や代替技術をホームページで紹介しています。また、maffchannelでは、プラスチック被膜殻流出防止の対策の事例を紹介したビデオも公開していますので、是非、ご覧ください。

    なお、プラスチック被覆肥料の代替技術及び被覆殻の流失防止対策の検討については、みどりの食料システム戦略推進交付金のうち「グリーンな栽培体系への転換サポート」により支援が受けられます。(ホームページに掲載した配布用チラシをご参照ください。)

    豚熱の発生に伴う監視体制の強化について

    平成30年9月以降、16県の飼養農場において、77例の豚熱の発生が確認されています。また、本年3月には、豚熱に感染した野生イノシシが広島県と山口県において発見されたため、これまでの管内6県に加えて、新たに島根県、広島県及び山口県が豚熱ワクチン接種推奨地域に設定されました。

    豚飼養者の皆様におかれましては、徹底した飼養衛生管理と野生イノシシ等の侵入防止に努めるなど、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、 飼養する豚に異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。

    高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う監視体制の強化について

    今シーズンにおいては、11県の飼養農場において、17例の高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されています。

    暖かくなってまいりましたが、例年5月頃までは同病の発生が確認されています。家畜飼養者の皆様におかれましては、引き続き徹底した消毒と野生動物等の侵入防止に努めるなど、鳥インフルエンザの発生防止のため特に重要とされる飼養衛生管理基準7項目の遵守率100%に向けた取組をお願いします。

    なお、万が一、飼養する家畜に異常を見つけた場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。

    「みどりの食料システム戦略」の策定について

    農林水産省は、令和3年5月、環境負荷の軽減を図りつつ、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。

    先般、令和4年度予算が成立し、令和3年度補正予算と合わせて、戦略推進の財政措置である「みどりの食料システム戦略推進総合対策」が出揃いました。この予算は、化学農薬・肥料の低減や温室効果ガスの削減など環境にやさしい農業技術を地域ぐるみで導入するモデル的先進地区の創出等の取組を推進することとしています。また、この予算を活用して地域の課題である労働力不足や肥料高騰などについても、環境にやさしい技術と一体的に取り組むことができるのではないかと考えています。

    ウクライナ情勢に関する農林水産業・食品関連産業事業者向け相談窓口の設置について

    農林水産省は、昨今のウクライナ情勢や原油価格高騰などにより影響を受ける中小企業・小規模事業者を支援するため、相談窓口を設置しています。

    新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策について

    農林水産省は、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策について、他省庁の支援策も含め、取りまとめています。

    令和4年度農林水産予算の概要について

    政府の令和4年度予算が令和4年3月22日に成立し、農林水産予算は総額2兆2,777億円を計上しました。

    「生産基盤の強化と経営所得安定対策の着実な実施」、「2030年輸出5兆円目標の実現に向けた農林水産物・食品の輸出力強化、食品産業の強化」など10項目を重点事項としています。

    2【お知らせ】

    「サツマイモ基腐病マニュアル(令和3年度版)」の発行について

    本病は、南九州などで大きな被害となり、中国四国管内の一部の地域でも発生しているところです。本病を「持ち込まない、増やさない、残さない」ことを中心に、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(通称:農研機構)は、令和4年3月10日、技術者向けに「サツマイモ基腐病の発生生態と防除対策(令和3年度版)」を刷新し、発行しました。

    なお、疑わしい苗やイモがあった場合は、最寄りの病害虫防除所にご相談ください。

    スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害防止対策について

    スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)は淡水巻貝の一種で、水稲等を食害します。

    越冬した個体は春に水温が上昇すると活動を始め、すぐに産卵を開始するため、昨年、発生を確認したほ場では、水路からの侵入防止(取水口・排水口にネットや金網の設置)、田植え時の薬剤散布に取り組みましょう。

    なお、防除対策マニュアルを改定しておりますので、ご活用ください。

    【新着】中国四国農政局食育Webセミナー「学ぶ食べる 育てる『マイ畑』~どこでも だれでも 種からの野菜づくり~」の「体験集」の取りまとめと動画の配信について

    中国四国農政局では、令和3年8月に「新たな日常」に対応した食育の推進を図るため、農林水産省YouTubeチャンネルを用いたWeb配信による講義と、参加者各自による実践を組み合わせ、家庭で簡単にできる野菜づくりを通して、食べることの楽しさや大切さを学ぶWebセミナーを実施しました。

    この度、同セミナーの開催概要を「『マイ畑』体験集」として取りまとめました。併せて、セミナーで使用した動画も掲載していますので、参考にして頂き、是非、皆様も「マイ畑」づくりにチャレンジしてください。

    【新着】「うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~」のデータベース化について

    農林水産省では、地域固有の多様な食文化を保護・継承していくため、都道府県別に30品目程度の郷土料理を掲載し、各郷土料理の解説やレシピなどを一元的に「うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~」としてデータベース化し、情報発信を行っています。

    今回、20都府県579品の追加掲載をし、全47都道府県の郷土料理が揃いましたのでご紹介します。

    【新着】「国際果実野菜年2021」おすすめレシピ・食べ方(第2弾)の審査結果の公表について

    農林水産省は、「国際果実野菜年2021」の取組の一環で、果物や野菜を使ったおすすめレシピ・食べ方を、昨年12月から本年2月にかけて募集し、全国から177品の応募がありました。審査の結果、18品を優れたレシピとして表彰するとともに、全てのレシピを農林水産省 Webサイトで紹介します。

    【新着】「活力あふれる農村地域の発展事例から学ぶー土地改良事業の実施地区からー」(第8弾)の公表について

    農林水産省では、土地改良事業の実施を契機に効率化や所得向上、就業機会の創出など、農村地域が発展した事例を紹介する事例集を作成し、横展開を図っています。

    今回新たに取りまとめた事例集(第8弾)では、TPP等関連農業農村整備対策、防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策、簡易な基盤整備により集積・集約化を図った地区のうち、その効果等が顕著な55地区の事例を掲載しています。

    【新着】「MAFFアプリ(マフアプリ)」の林業・漁業分野の追加について

    農林水産省は、農業者と農林水産省をつなぐ新たなコミュニケーションツール「MAFFアプリ(マフアプリ)」(スマートフォン用アプリケーション)を、令和2年5月より提供してきました。

    令和4年度からは、林業者及び漁業者の方向けの記事も配信を開始していますので、引き続きよろしくお願いします。

    【新着】「第6回インフラメンテナンス大賞」の募集について

    農林水産省は、総務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省及び防衛省とともに「第6回インフラメンテナンス大賞」を募集しています。

    同賞は、日本国内の社会資本のメンテナンス(以下「インフラメンテナンス」という。)に係る優れた取組や技術開発を表彰するものです。

    表彰により、好事例として広く紹介することで、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ります。

    【新着】令和3年度「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の受賞者の決定について

    農林水産省は、「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」において、持続可能な農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術の改善等に取り組んでいる農業者等を表彰しています。

    この度、令和3年度の農林水産大臣賞(各1点)及び農産局長賞(各3点)を決定しました。中国四国地域の受賞者は、以下のとおりです。

    【新着】令和3年度「飼料用米多収日本一」中国四国農政局長賞受賞者の決定について

    農林水産省及び一般社団法人日本飼料用米振興協会は、令和3年度「飼料用米多収日本一」を開催し、応募者の中から優秀な取組を行っている経営体を表彰しています。

    中国四国農政局においても、管内から応募のあった経営体のうち、その取組が優秀と認められた経営体を表彰し、その成果を広く紹介することにより、中国四国地域における飼料用米の生産に係る技術水準の向上を図ります。

    農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中

    農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中です。

    3【消費者の部屋】 

    テーマ:べんりでおいしい冷凍食品

    「冷凍食品」には、たくさんの魅力があります。簡単・便利なだけでなく、急速冷凍した食品は本来の食感・風味・栄養も保たれています。コロナ禍でおうちごはんが増える中、ちょっとの手間でリッチな気分を味わうこともできます。春は新生活が始まる季節。この機会に、お弁当作りをはじめたり、食生活を見直してみませんか。

    令和4年4月11日から開催の消費者の部屋特別展示では、冷凍食品を上手に使って、料理の手間と時間を節約するメニューや食生活に役立つ情報などをご紹介します。

    • 【開催期間】
      令和4年4月11日(月曜日)~4月28日(木曜日)8時30分~17時15分
      (土曜日、日曜日は除く。最終日は13時まで)
    • 【開催場所】
      中国四国農政局「消費者の部屋」展示コーナー
      (岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎1階)
    • 詳しくは、こちらをご覧ください。
      https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/220331.html

    4【ひとことメッセージ】

    牛の個体識別情報

    生産部畜産課長 井上 善行

     牛の両耳に黄色の札が付いていて、そこには10桁の数字が表示されているのはご存知でしょうか。私たちのマイナンバーと同じように、全ての牛には個体識別番号があり、その番号は黄色い札に印字され、牛の両耳に装着されています。

    牛が生まれると、牛の管理者は個体識別番号を付した耳標を耳に装着し、牛の情報を届出します。牛が売買されれば、売った人も買った人も、それぞれが情報を届出します。

    こうしたことで、牛はどこで生まれ、どこで育って、どこでお肉にされたかが記録され、この番号は肉の販売段階で表示されます。

    これらの情報は、独立行政法人家畜改良センター個体識別部が所有する大型コンピューターで一元管理されており、購入した牛肉に付してある個体識別番号を家畜改良センターのホームページの所定場所に入力すると、牛の情報を知ることができます。

    この10桁の番号は、全ての牛が個別に持っており、全ての牛を管理するために、牛ごとに番号は異なっております。そのため、番号は順番に印字され配布されていきますが、一番最後の10桁目の番号だけは、最初の9桁のそれぞれの数字を、決められた計算式で換算して決められます。これは、牛の管理者が牛の情報を届出するときに、10桁の数字を間違った場合、届出先のコンピュータ-が間違いを把握できるように行っています。このように、届出について間違いが起こらないように細心の注意が払われています。

    どれだけシステムがきちんとしていても、牛の管理者などの届出者が正しく取り扱わなければ成り立たないのは言うまでもありません。また、この情報システムは、牛の管理者にも、消費者にも大切なものであり、今後も続けられていくべきシステムと考えております。

    なお、牛の個体識別情報についてご興味のある方は、農林水産省や、独立行政法人家畜改良センターのホームページで知ることができますので、是非ご覧ください。

    5【ふるさと元気だより】

    「鳥取地どりピヨ」は自慢のトリです

    鳥取県拠点

    鳥取県では知る人ぞ知る「鳥取地どりピヨ」(以下「ピヨ」という。)が生産されています。

    ピヨは、鳥取県中小家畜試験場において、シャモ(軍鶏)をベースとして長年にわたり研究し作出された、良好な食感と強い旨味の肉質を特徴とする鳥取県の地どりです。

    平成4年から本格的に生産が開始され、平成5年にはピヨと命名されました。生産のピークは平成26年頃でしたが、生産効率が良くないことや、飼養の難しさから平成30年11月には一度、生産中止の危機に陥りました。しかし、同年12月、生産者や流通業者により(株)鹿野地鶏(しかのじどり)が設立され、新たに生育から販売までを一貫して手掛ける体制を整備し、飼育環境や飼料にもこだわり、愛情を込めてピヨを育てています。

    鳥取県にお越しの際は是非、ご賞味ください。

    6【ホームページの新着・更新に関する情報】

    政策情報 

    【農業生産】
    指定野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(令和4年4月)
    https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/vegetable/sijyou_mitousi/index.html

    【統計情報】
    「令和2年度6次産業化総合調査結果(中国四国)」を掲載
    https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/yotei_keka.html#220329-2

    「令和2年漁業産出額(中国四国9県)」を掲載
    https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/yotei_keka.html#220329-1

    「畜産物流通調査 令和3年鶏卵流通統計調査結果 鶏卵生産量における中国四国管内の全国順位(10位以内)」を掲載
    https://www.maff.go.jp/chushi/info/toukei/yotei_keka.html#220330

    報道・広報

    【ニュースレター】
    https://www.maff.go.jp/chushi/kohoshi/mag_newsletter/

    【BUZZ MAFFチャンネル】
    どっさりchu-shi第4回「おかやま農業女子とコラボ(前半)」公開中(YouTube)
    https://www.youtube.com/watch?v=f-cL8vqUZR0

    申請・お問い合せ

    【発注・入札情報、その他公表事項】
    https://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/

    その他

    【農政局ホームページ新着情報】
    https://www.maff.go.jp/chushi/sintyaku/

    編集後記

    気候も暖かくなって、もう桜も咲いています。新しい年度を迎え、環境が変わった方もいらっしゃると思います。

    年末年始には旧年を振り返り、新年を新たな気持ちで迎えるように、一つの節目として旧年度を振り返り、新しい年度も良い年になるように新たな気持ちでスタートしたいと思います。(い)


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        中国四国農政局 企画調整室
        電話:086-224-4511(代)(内線2111)
        FAX:086-235-8115

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

    お問合せ先

    企画調整室

    代表:086-224-4511(内線2111)
    ダイヤルイン:086-224-9400
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