フォトレポート(広島県)平成29年度
3月
会場の様子
坂井農政局長の挨拶
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「一日農政局in世羅町」を開催
- 撮影場所:広島県世羅町
- 撮影日:平成30年3月2日
中国四国農政局は、3月2日(金曜日)世羅町「せら香遊ランド」において、「将来を見据えた安定的な集落法人のあり方」をテーマに「一日農政局in世羅町」を開催しました。 当日は、集落法人、担い手、実需者、JA、行政関係者に傍聴を含め38名の参加がありました。 意見交換は、「複数法人の共同経営による2階建て法人の設立の具体的な展開方向」「高収益農業への取組」「担い手・新規就農の育成・確保」の3つをテーマとして進められました。 法人が複数の法人や個人と連携し、機械や資材の共同利用などによるコスト削減や、高収益作物の生産による年間を通じた安定的な収入確保、地域が一体となって後継者を育てること、また、農業技術の継承をJA、行政等と連携して進めていく仕組み作りなど、参加者の共通認識の中で本音の熱い議論が交わされ、充実した一日となりました。
【関連URL】 (プレスリリース)「一日農政局in世羅町」開催のお知らせ
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2月
パネリストの皆さん
パネリストとの個別意見交換
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「第6回農を取りまく情報交流の広場」を開催
- 撮影場所:広島県広島市
- 撮影日:平成30年2月3日
生産者や消費者が一堂に会し情報交換を行う場として、「農を取りまく情報交流の広場」を、2月3日(土曜日)広島市内で開催しました。 6回目の今年は、「広島で農業やってます!広島で農業をする理由(わけ)は?」をテーマに、6名の若手農業者を迎え、広島で農業に取組む熱い思いを語ってもらいました。 参加者との意見交換では、「新規就農者を増やすには?」という質問に「農業で儲けている背中を見せること!」という力強い言葉や、「農業は単に地域を守るだけでなく、もっと魅力的な職業だと知ってもらいたい」、「是非農場見学に行かせて欲しい」という要望も出るなど、感動的な意見交換となりました。 終了後も、会場のあちこちで熱心に意見交換や情報交換が行われ、終始熱気を帯びた雰囲気に包まれ、充実した情報交流の広場となりました。
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12月
認定証の授与:世羅高原6次産業ネットワーク
認定証の授与:川西自治連合会
意見交換:世羅高原6次産業ネットワーク
意見交換:川西自治連合会
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中国四国農政局「ディスカバー農山漁村の宝」選定証授与式及び意見交換を開催
- 撮影場所:広島県世羅町,三次市
- 撮影日:平成29年12月11日
平成29年12月11日(月曜日)広島県拠点では、「中国四国農政局『ディスカバー農山漁村の宝』」に選定された「世羅高原6次産業ネットワーク」(世羅町)と「川西自治連合会」(三次市)を訪問し、二井地方参事官から選定証の授与を行いました。 「世羅6次産業ネットワーク」では、農家の高齢化や後継者不足を解消し、主産業である農業を活性化するため行政やJAともに連携して、早くから6次産業化に取り組み、農家民宿の増加目標を立て、農泊を推進している点が評価されました。 「川西自治連合会」では、都市住民との交流拠点や地域密着型の生活拠点づくりを実現し、地域の組織と連携した都市農村交流活動で交流人口の増加に貢献し、住民出資の地域運営会社を設立しました。結果、地域外からの移住者が増加している点が評価されました。 授与式終了後には、それぞれの会場で意見交換会を開催し、今後の取組みなどについて活発な意見交換を行いました。
【関連URL】
(プレスリリース)中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証授与式の開催について
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11月
防疫作業説明の様子
動力噴霧器の操作演習
車両消毒の演習
中継基地での実動演習
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平成29年度重大な動物感染症(高病原性鳥インフルエンザ)地域防疫演習
- 撮影場所:広島県東広島市
- 撮影日:平成29年11月15日
中国四国農政局広島県拠点は、平成29年11月15日、広島県東広島市で広島県が開催した「平成29年度重大な動物感染症(高病原性鳥インフルエンザ)地域防疫演習」に参加しました。 この演習は、高病原性鳥インフルエンザの発生リスクの高まる季節の前に開催し、いざという時の備えとするため実施されています。 本年は、1万羽を飼養する養鶏場で発生したとの想定に基づき、東広島合同庁舎会議棟を中継基地として、その設営や動員者の動線確認(受付・健康管理・防護服の着衣方法等)を行い、実際に中継基地として機能するかの検証も併せて行うなど、実践的な演習でした。また、屋外で動力噴霧器を使い車両消毒の実習も行いました。
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担当者による施策説明
講義の様子
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県立広島大学への施策説明
- 撮影場所:広島県庄原市
- 撮影日:平成29年11月1日
平成29年11月1日、中国四国農政局広島県拠点は、県立広島大学生命環境学部において、「6次産業政策論」を選択している学生26名を対象に「農林漁業の6次産業化の展開」について講義を行いました。 県立広島大学生命環境学部では、「6次産業政策論」で、発表されている科学論文や実験の趣旨に基づいて、それを如何に商品やサービスに反映させるか、開発させるかのプレゼンを行っています。しかし、プレゼン内容は、アイデア(構想・提案)であって、現実を反映した形で出てこないため、今回の講義による農林漁業の6次産業化に係る政策や実際に取り組んでいる製品及び優良事例が、プレゼンを行うにあたって実態に即した提案となると期待されます。 講義に参加した学生からのアンケートでは、「広島県内でもたくさんの6次産業計画があり驚いた」、「広島県や地元の具体例もあって興味を持った」、「6次産業について理解することができた」などの感想があり、学校側からも今後も機会があれば施策説明をお願いしたいとのお話がありました。
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10月
JA安芸きずな農園
秋穫りのとうもろこし畑
瀬野川沿いに広がる農園
安芸・秋・飽きない・あきコーン
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広島のベッドタウンで「JA安芸きずな農園」を開設
- 撮影場所:広島県広島市
- 撮影日:平成29年10月27日
JA安芸管内(安芸区、安芸郡海田町、府中町、坂町、熊野町、呉市押込町)は、広島市中心部から10~20キロメートルに位置し、立地条件の良さから都市化が進んでいる反面、農地の荒廃に併せ、高齢化も進んできており、現在は、水稲面積が270へクタール程度、中核となる担い手もいない状況にあります。 そのような中、JA安芸として、中期3年の営農ビジョンにおいて、農地の維持活用を聞き、組合員の営農と生活をサポートするための事業の一つとして、JAが直接農業経営を行い、農産物の生産・販売の経営モデルを組合員に示すため、5月に「JA安芸きずな農園」を広島市安芸区上瀬野地区に開設しました。 同農園では、消費者のニーズを把握するため、県・JAの重点品目を栽培し、長期出荷や特産品化を目指しており、レタスやキャベツ等の露地野菜を始めゴールドラッシュとういう秋採りとうもろこしの作付けを行っています。また、新規就農者のための研修農園機能も果たし、先ず、取組姿勢を見てもらうことにより、管内の発展に繋げていくことを期待されています。
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9月
パネル展示の様子
賑わうパネル展示会場
ジュニア農林水産白書を閲覧する子供たち
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西日本農業研究センター一般公開
- 撮影場所:広島県福山市
- 撮影日:平成29年9月30日
9月30日(土曜日)広島県福山市西深津町にある農研機構西日本農業研究センターにおいて「来て、見て、体験!食と農のサイエンス」をテーマに一般公開が開催され1,000名近い来場者がありました。 一般公開では研究センターが進めている研究をパネルや実物展示のほか国産飼料で育てた黒毛和牛の試食やいも堀り体験を交えた紹介、ミニ講演会など子供からシルバー世代まで身近に感じていただけるような企画が盛りだくさんでした。 広島県拠点でも、「6次産業化とは」、「広島県内の6次産業化の取組事例」をパネルで紹介したり、6次産業化に取り組む農林漁業者を支援するパンフレットを配布もしました。なかでも子供連れの家族は、「ジュニア農林水産白書」に関心を集めていました。
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8月
審査の様子
グランプリ「じゃがレモンおはぎ」
スイーツ大賞「じゃがトリュフ」
講評する二井地方参事官
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第8回じゃがワングランプリ開催
- 撮影場所:広島県竹原市
- 撮影日:平成29年8月28日
8月28日(月曜日)広島県竹原市吉名町にある「農家レストラン西野」において、第8回じゃがワングランプリが開催されました。 この取組は、竹原市吉名町特産じゃがいもの美味しさを多くの人に知っていただき、農業の活性化や地産地消、食育の応援、「地域の元気づくり」を目指し、毎年開催されており、吉名町特産品のじゃがいもを使って「オリジナルじゃがいも料理ナンバーワン」を競っています。 受賞は、「じゃがワングランプリ大賞」「じゃがワンスイーツ大賞」などたくさん賞があり、このほか、「竹原市教育委員会賞」は、市内すべての小中学校で給食のメニューとして提供されるという特典付きで、子供たちに特産品のじゃがいもを通して、地域風土や歴史、文化を知る機会を提供しています。
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始動式の様子
設備全体
ロボットはい付機の様子
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JA広島中央中部ライスセンター始動式
- 撮影場所:広島県東広島市
- 撮影日:平成29年8月3日
8月3日(木曜日)広島県東広島市福富町のJA広島中央中部ライスセンターにおいて行政、JA、農業法人、関係業者ら約50名が出席し、「始動式」が開催されました。
この中部ライスセンターは、JA広島中央が「強い農業づくり交付金」を活用し、老朽化した管内の3つのライスセンターの機械稼働を休止し、既存の施設を更新・改修して効率化を図る目的に整備され、一日当たりの荷受けトン数は、126トンで、年間処理能力は、1,600トンに拡張し、対象面積は208ヘクタールとなりました。
再編されたライスセンターは、光選別機、籾摺調製装置、ロボットはい付機等の最新の設備や機器を導入した。この施設をフル活用することで、品質向上、地域の担い手と連携した販売戦略や作物分散による共同利用など、効率的な施設運営を図り、全量集荷や有利な販売を加速させるなど、生産者の要望に応えうる取組みを促進することとしています。
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6月
カラフルな弁当:広島県拠点
会話がはずむランチタイム:広島県拠点
色とりどりの弁当:福山駐在所
いただきま~す:福山駐在所
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弁当の日
- 撮影場所:広島県広島市
- 撮影日:平成29年6月19日
農林水産省では、食育月間(6月)の取組の一環として食育の日(毎月19日)である6月19日を「弁当の日」として、職場に弁当をもちより一緒に食べることとしています。
広島県拠点・福山駐在所でも、共食の場を作り、コミュニケーションの円滑化、食に関する知識や経験の共有を目的に「弁当の日」の取り組みを行いました。
参加者から、弁当のこだわった点、食材の話をきっかけに会話のはずんだランチタイムとなり、美味しくいただく事が出来たと好評でした。
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じゃぼんの栽培圃場を確認
試験的に6月まで成木栽培したじゃぼん
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「機能性等に着目した地域振興策作物の生産拡大に関するプロジェクト」に係る現地調査(じゃぼん推進協議会:ジャボン)
- 撮影場所:広島県東広島市
- 撮影日:平成29年6月6日
機能性等に着目した地域振興作物の導入を通じて農業振興への気運を高めていくため、中国四国農政局内に設置したプロジェクトにおける先駆的な事例把握の活動として、全国で唯一「じゃぼん」を生産している安芸津町を訪問し、現地調査を行いました。 安芸津町では、2011年7月に、芸南果樹研究同士会(会員約110名)をはじめ、県・市・JAなどが参画した「じゃぼん推進協議会」を設立し、地域一体となった取組を行っています。
じゃぼんの由来は、九州で酒造りを学んで帰郷した杜氏が何らかの果実(恐らくザボン)を持ち帰り、その中の種の中からじゃぼんが生まれたとされており、古い文献や地元生産者の話からじゃぼんの存在を知ったJA芸南が地域活性のため平成になって復活させ、5~6年かけて苗木1000本を生産者に配付し、現在の生産面積は1.4ha(収穫量4トン)となっています。
特性としては、果汁が非常に多く(搾汁率60%)独特の香りがあり、果皮は天然ワックスの分泌量が多く、特に他の香酸柑橘にない血圧上昇抑制成分であるナリンギン含有量が極めて高いことが安田女子大学薬学部の調査結果から判明しています。また、糖度も温州ミカン程度あるほかカボスやスダチと同等の酸含有量があり、貯蔵性が高く、鳥獣害に遭いにくい果実です。
JA芸南では、6次産業化事業により加工施設を設置し、果汁を絞ったじゃぼんサイダー(果汁3%)やマーマレードとして販売しており、また、西条農業高校や広島大学と連携した新商品の開発やPR方法の検討など、じゃぼんを地域に根付かせる取組を行っています。
今後、果汁をパウダーにしたサプリメントを販売するほか、課題である生食としての販売を検討していくこととしており、平成31年には生産面積及び生産量を現状の2倍にすることを目標にしています。
さらには、ナリンギン含有量が同程度であるグレープフルーツの種に防菌作用があることに着目し、じゃぼんの種についても検証を行い、新たな用途開発にも取り組むこととしています。
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4月
二井地方参事官の挨拶
会場全体の様子
参加者からの質疑応答の様子
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「平成29年度経営所得安定対策等説明会」を開催
- 撮影場所:広島県広島市
- 撮影日:平成29年4月24日
広島県拠点は4月24日(月曜日)、広島県広島市において、「平成29年度経営所得安定対策等説明会」を広島県農業再生協議会との共催で開催しました。
この説明会は、年度初めに、地域再生協議会の担当者を参集し、経営所得安定対策等の改正点や当年度の事務について認識を共有し事務の円滑化を図るもので、地域再生協議会の担当者ら約130人が参加しました。
説明会は、二井地方参事官・広島県農業経営発展課岩本参事の挨拶に続き、広島県拠点の担当者から経営所得安定対策等実施要綱の一部改正等について、続いて、広島県農業再生協議会の担当者から、平成29年度広島県再生協議会の運営体制と事務の流れ、産地交付金等について説明が行われました。
参加者からは、30年産以降の農政に関する課題、飼料用米の助成金、収入保険制度などの活発な質問・要望が出されました。
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認定書の交付
大田社長(右)と二井地方参事官
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平成28年度3月末認定「六次産業化・地産地消法」に基づく認定証を交付
- 撮影場所:広島県福山市
- 撮影日:平成29年4月14日
広島県拠点は平成29年4月14日、「六次産業化・地産地消法」に基づく総合化事業計画の認定を受けた(株)福山健康舎の代表取締役大田祐介氏に二井地方参事官から認定証を手交しました。
(株)福山健康舎では、平成16年から病院の給食野菜生産を機に農業への関心を高め、平成22年から自社の経営改善と耕作放棄地の解消、地域創生への貢献を目指してブドウの生産に取り組んできました。
当初は、生食用として生産していましたが、福山市がワイン特区を取得したことにより自社においてワインを製造、平成27年から「やまの宿・西元」で提供してきました。
「平成28年3月に「備後圏域ワイン・リキュール特区」が認定されたことにより、ブドウの栽培面積を拡大し、本格的なワイン醸造と販売、地域の活性化と福山の特産品として位置付けられるように全力で取組む。」と抱負を述べられました。
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