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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第103号 2020(令和2)年4月1日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    ~日本の農業、もっと強く。~
    「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省HPで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。

    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

    1【今週のひとこと】

    ★ 経営所得安定対策等交付申請の受付を開始しました! (4月1日より6月30日まで)

    総括農政業務管理官 野村一弘

    農林水産省では、担い手農家向けとして「畑作物の直接支払交付金(ゲタ対策)」と「米・畑作物の収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策)」を実施しています。また、販売農家(担い手農家含む)・集落営農向けとして、地域の貴重な財産である水田を有効活用し、食料自給率・食料自給力の維持向上を目的とした「水田活用の直接支払交付金」を併せて実施しています。

    4月1日より令和2年度の交付申請の受付を始めました。経営所得安定対策等の交付を希望する販売農家の皆様は、交付申請書(様式第1号)と営農計画書に記入し、630日までに、まずは最寄りの地域農業再生協議会へ提出をお願いします。また、ナラシ対策へ加入(収入保険との重複加入はできません)を希望される担い手農家の皆様は、交付申請書の裏面に対象農産物(米・麦・大豆)の生産予定面積、積立金の積立コース(10or20%)の記入をお願いします。

    経営所得安定対策に関するお問い合わせは、中国四国農政局香川県拠点又は最寄りの地域農業再生協議会までお願いします。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/seisaku_tokatu/antei/keiei_antei.html

     

    2【お知らせ】

    ★ 新型コロナウイルス感染症による小学校休校等対応助成金について

    新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、休校となった小学校等に通う子供等のお世話をする保護者である労働者に対し、有給休暇(労基法上の年次有給休暇を除く。)を取得させた農業経営体も本助成金の対象となります。

    【助成対象事業主】

    対象労働者による有給休暇の申出により、有給休暇を取得させた以下に該当する農業経営体

    A ・雇用保険に加入している農業経営体

       ・労働者災害補償保険に加入している農業経営体

    B Aに該当しない雇用保険・労働者災害補償保険の暫定任意適用事業所※である農業経営体 ※被雇用者が常時4人以下の個人事業主等

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/keiei/nougyou_jinzaiikusei_kakuho/singatakoronataiou/syougakkoukyuukou.html


    ★ 農福連携等応援コンソーシアムの設立について

    農林水産省は、令和2313日(金曜日)に、関係団体及び関係省とともに、国民的運動として農福連携等を応援する農福連携等応援コンソーシアムを設立しました。

    また、当コンソーシアムの趣旨に御賛同いただき、ご参加いただける団体や企業の方を募集しております。

    農福連携は、障害者の皆さんに農業で活躍してもらい、自信や生きがいを持って社会に参画していただくための取組であり、担い手不足や高齢化が進む農業分野において、働き手の確保につながるものであるとともに、共生社会の実現にも貢献するものです。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/200313.html


    ★ 令和元年産米の相対取引価格・数量について(令和2年2月)

    農林水産省は、令和元年産米の「相対取引価格・数量(令和22月)」について取りまとめました。

    令和22月の相対取引価格は、全銘柄平均価格で15,773/玄米60kg、相対取引数量は、全銘柄合計で23万トンとなっています。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/kikaku/200313.html


    ★ 「令和2年産水稲の10a当たり平年収量」について

    農林水産省は、「水稲の作柄に関する委員会(令和元年度第4回)」(持ち回り開催)の意見を踏まえ、令和2年産水稲の全国農業地域別・都道府県別10a当たり平年収量を決定しました。

    なお、令和2年産水稲の作柄表示地帯別10a当たり平年収量については、6月末頃を目途に決定します。

    ふるい目幅1.70ミリにおける令和2年産水稲の全国の10a当たり平年収量は、前年産より2kg増加の535kgとなりましたが、香川県は前年産と変わらず496kgです。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/tokei/seiryu/200317.html


    ★ 令和2年産米等の作付意向について(第1回中間的取組状況)

    農林水産省は、令和2年産における各都道府県の主食用米、戦略作物等の作付意向について、第1回中間的取組状況(令和22月末現在)を取りまとめました。

    各都道府県の主食用米の作付意向は、令和元年産実績と比較すると増加傾向の県はないのですが、前年並み傾向が香川県を含め41都道府県、減少傾向が6府県と見込まれています。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/s_taisaku/200326.html

     

    ★ 「農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドライン」の改正について

    農林水産省は、ロボット農機の安全性確保のためにメーカーや使用者が順守すべき事項等を定めた「農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドライン」について、近く実用化が見込まれるロボット田植機、ロボット草刈機に対応するよう改正を行いました。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/seisan/gizyutu/200327.html

    ★ 「平成30事業年度総合農協一斉調査結果」について

    農林水産省は、総合農協の組織、財務及び事業の状況を把握することを目的に「総合農協統計表」を毎年度取りまとめています。

    この度、「平成30事業年度総合農協一斉調査結果」を取りまとめ公表しました。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/keiei/sosiki/200327.html

     

    3【農政ミニ知識】

    ★ 新たな外国人材受入れ制度について(その21)

    新たな外国人材の受入れのための在留資格「特定技能」は、平成3141日から施行されています。制度の内容についてQA形式でご紹介していきます。

    Q:外国人材が地域で円滑に共生できるように、冬場の除雪作業等、従事可能な業務範囲は日本人と極力同じにできないでしょうか。

    A:運用要領において、特定技能外国人は、農業の業務に従事する日本人が通常従事することとなる関連業務(農畜産物の製造・加工、運搬、販売の作業、冬場の除雪作業等)に付随的に従事することができることが記載されています。

    したがって、冬場の除雪作業が農業分野の業務に従事する日本人が通常従事する関連業務として付随的なものであれば行うことができます。

    また、運用方針においては、「農業の特性に鑑み、かつ、豪雪地域等年間を通じた農業生産が維持できない農村地域の事情を考慮し、特定技能外国人が従事可能な農業関連業務の範囲について柔軟に対応する」旨が記載されています。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/keiei/foreigner/new.html

     

    4【AFFクイズ】

    ★ 中国四国農政局が公表した平成30年農業産出額及び生産農業所得(中国・四国地域)によると香川県の農業産出額の中で野菜の品目1位だったものは何だったでしょうか?のこたえ

    正解は  (2)ブロッコリー でした。

    1位はブロッコリーで、47億円(全国3位)でした。2位は米126億円(同40位)、3位ブロイラー50億円(同17位)でした。

     

    ★  Q  農林水産省が公表した平成30年漁業産出額によると香川県の産出額は22,061百万円でしたが都道府県別では何位だったでしょうか?

     (1)21位  (2)28位(3)35位

     (解答は次号)

    5【コラム】

    ★ 来年の秋を夢見て

    昨年の暮れから、自宅の台所でシイタケとヒラタケをそれぞれ菌床で栽培しています。シイタケは栽培キットを私が通信販売で購入し、大型シイタケがたくさん採れた後、現在2回目の収穫に備えているところです。一方、ヒラタケはシイタケ栽培が上手くいったことで味を占め、地元ホームセンターの新規開店セールで購入したもので、現在収穫中です。

    このヒラタケとの出会いが新たな出会いに発展しました。原木シイタケの栽培です。

    ホームセンターで見付けた「原木シイタケ栽培講習会」のことが頭を離れず、一週間後、私は家内と共に講習会に参加しました。講師は、きのこの総合事業を全国展開するM産業の社員の方で、原木の選び方、電動ドリルでの穴の開け方、種駒の打ち方、その後の原木の扱い方を丁寧に説明し、来場記念として植菌した原木を参加者全員に1本ずつプレゼントしてくれました。そして、最後に「皆さん、シイタケは、焼いて塩をふって食べるのがサイコー。笠の方を下にして焼いて、笠の内側に小さな水滴が出てきたら塩をパラパラッと掛けてやるの。いいよ。」と、言っておられました。

    私は真っ直ぐ家に帰り、講師先生の言うとおり、シイタケ菌の活着を良好にするために植菌した原木を雨のあたる日陰に「仮伏せ」しました。この状態を梅雨前まで続け、次にシイタケ菌が原木全体に蔓延するように「立てかけ」するとのことです。気象環境と管理等が良ければ、今年の秋にもシイタケが発生することがあるようですが、来年秋の収穫を夢みて、気長に観察していこうと思います。

    皆さんも原木や菌床でシイタケを育ててみませんか。

    (農政推進官 石原)

     

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