香川ぴっぴ通信 第104号 2020(令和2)年4月16日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 1【今週のひとこと】
・「令和2年春の農作業安全確認運動」について……総括農政推進官 山師 徹雄 - 2【お知らせ】
・新型コロナウイルス感染症に伴う経済対策関係(令和2年度農林水産関係補正予算の概要)について
・新たな食料・農業・農村基本計画について
・令和2年度「麦の需給に関する見通し」の公表について
・令和2年集落営農実態調査(令和2年2月1日現在 中国四国)
・「令和2年農作業安全ポスターデザインコンテスト」を開催します
・米に関するマンスリーレポート(令和2年4月号)の公表について - 3【農政ミニ知識】
・新たな外国人材受入れ制度について(その22) - 4【AFFクイズ】
- 5【コラム】
・珍獣の館……主任農政推進官 片井
~日本の農業、もっと強く。~
「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省HPで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html
1【今週のひとこと】
★ 「令和2年春の農作業安全確認運動」について
総括農政推進官山師 徹雄
農林水産省の調査データによると、年間300人以上方々が農作業中の事故で亡くなっています。これは、一般交通事故の約6倍、建設業の約3倍にも及びす。
この数字を減らすために、同省では、現在「春の農作業安全確認運動」を令和2年5月31日まで行っています。年間300件を超える農作業死亡事故の約7割を農業機械作業の死亡事故が占めるため、農業機械作業の死亡事故を2017年の211件から2022年に半減させる目標を新たに設定しました。
明確な削減目標のもと、自治体や農機メーカーなど関係団体と連携して安全対策を強化し、重点推進テーマ「見直そう!農業機械作業の安全対策(乗用型の農業機械の転落・転倒死亡事故の大幅削減を目指す)」を設定し、運動の浸透・充実を図っていきます。
年間約300件の死亡事故の内、乗用トラクター等による転落・転倒死亡事故が約90件起こっており、これを大幅に減少させるためには、安全意識の向上や安全行動の呼びかけに加え、農業機械作業について安全対策を農業者個人及び地域全体で強化することが重要となります。特に、乗用型の農業機械作業におけるシートベルト・ヘルメットの着用の徹底により転倒・転落死亡事故の減少を目指していきます。
これから本格的な農作業時期に入ることから、農業者の皆様におかれましては、日頃の点検・整備や基本操作を十分に確認し、くれぐれも農作業事故のない日々を送っていただきますようお願いいたします。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/
(参考)作業機付きトラクターの公道走行について
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/kodosoko.html
2【お知らせ】
★ 新型コロナウイルス感染症に伴う経済対策関係(令和2年度農林水産関係補正予算の概要)について
新型コロナウイルス感染症に伴う経済対策関係の令和2年度補正予算について、令和2年4月7日(火曜日)に閣議決定されました。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r2hosei.html
★ 新たな食料・農業・農村基本計画について
食料・農業・農村基本計画は、食料・農業・農村基本法に基づき、食料・農業・農村に関し、政府が中長期的に取り組むべき方針を定めたものであり、情勢変化等を踏まえ、概ね5年ごとに変更することとされています。
令和2年3月31日(火曜日)に新たな食料・農業・農村基本計画が閣議決定されました。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/k_aratana/index.html
★ 令和2年度「麦の需給に関する見通し」の公表について
農林水産省は、麦の需給及び価格の安定を図るため、麦の需要量、生産量、輸入量等について、令和2年度の「麦の需給に関する見通し」を策定しましたのでお知らせします。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/boeki/200331.html
★ 令和2年集落営農実態調査(令和2年2月1日現在 中国四国)
令和2年集落営農実態調査(令和2年2月1日現在 中国四国)について、下記のとおり取りまとめましたのでお知らせします。
香川県内の集落営農数は236で、前年に比べ14(5.6パーセント)減少しました。
このうち、法人の集落営農数は107で、前年に比べ6(5.9パーセント)増加しました。
この結果、集落営農に占める法人の割合は45.3パーセントで、前年に比べ4.9ポイント上昇しました。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/t_toukei/200331.html
★「令和2年農作業安全ポスターデザインコンテスト」を開催します
農林水産省は、春の農作業安全確認運動の一環として、農作業安全に対する国民意識の醸成及び効果的な推進を図るため、農作業安全を広く呼びかける「令和2年農作業安全ポスターデザインコンテスト」を開催します。
募集期間は、令和2年6月26日(金曜日)までとなっております。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/seisan/sizai/200410.html
★ 米に関するマンスリーレポート(令和2年4月号)の公表について
農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート(令和2年4月号)」について取りまとめました。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/kikaku/200410.html
3【農政ミニ知識】
★ 新たな外国人材受入れ制度について(その22)
新たな外国人材の受入れのための在留資格「特定技能」は、平成31年4月1日から施行されています。制度の内容についてQ&A形式でご紹介していきます。
Q:外国人材の農業技能を確認・評価する試験はどのようなものですか。
A:技能試験は、耕種農業と畜産農業の2種類を予定しています。
それぞれ第2号技能実習修了者が受検する専門級試験と同等レベルで、栽培管理、飼養管理、安全衛生などの知識や経験を有することを確認・評価するものになります。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/keiei/foreigner/new.html
4【AFFクイズ】
★ 農林水産省が公表した平成30年漁業産出額によると香川県の産出額は22,061百万円でしたが都道府県別では何位だったでしょうか?のこたえ
正解は(1)21位でした。
1位は北海道で、274,961百万円でした。2位は長崎県で99,627百万円、3位は愛媛県の88,715百万円でした。
★ Q 農林水産省が公表した平成30年漁業産出額によると香川県の海面漁業の産出額で品目1位は何でしょうか。
(1)たこ類(2)たい類(3)いわし類
(解答は次号)
5【コラム】
★ 珍獣の館
昨年夏頃、我が家の築83年になる母屋の応接室に悪臭がたち始めました。応接室といっても40数年前に玄関の土間であったところをリフォームして洋室をこしらえたものです。窓を開け換気をしても、日増しに悪臭がひどくなってきました。
臭いの元は何か珍獣の仕業と思われ、害虫駆除業者に相談すると、家の周りを見たり天井裏を覗いたりして現場を見てくれました。屋根に残った足跡などから珍獣の正体は「イタチ」で、立木を伝って屋根に登り、どこからか天井裏に入り糞尿をしているのだろうとのこと。捕まえるには時間も費用もかかるし、古い建物のため侵入を防ごうにも侵入口がたくさんあり、全部塞ぐことは不可能。
そこで、私の身体はさておき、小さな孫も来ることから衛生面も考え、天井を張り替えることにしました。工事の準備で床の絨毯を剥がすと、40数年前の接着剤もいつからか効き目がなくなり、そこかしこでフローリングの表面が浮いてボコボコになっていました。天井張り替えの見積もりはしていたのですが、余分に床の張り替えもすることになり、イタチのせいで思わぬ出費となりました。
実は我が家では6年前に納屋でアライグマの子が突然現れ、偶然居合わせたJAの職員がうまく捕らえてくれました。町役場に連絡して引き取ってもらい、まだ親がいるのではないかと罠を置くと、数日後、なんと親が捕れました。親子の運命は承知していないのですが、当時の出費は餌のキャラメルコーン代だけで済みました。珍獣の館、次は何が現れるか。
(主任農政推進官 片井)
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