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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第105号 2020(令和2)年5月1日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    ~日本の農業、もっと強く。~
    「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省HPで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。

    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

    1【今週のひとこと】

    2020年7月1日よりレジ袋有料化がスタートします。

    総括農政業務管理官 徳田立栄

    以前、このコラムにおいて「プラスチックごみの軽減に向けて」を書かせていただきましたが、今回もプラスチックについて書かせてもらいます。

    プラスチックは便利なものであり、成形しやすく、軽くて丈夫で加工によっては密閉性も高く、非常に便利な素材で、あらゆる分野で私たちの生活に貢献しておりますが、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあることは、周知の事実。プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。

    このような状況を踏まえ、令和2年7月1日から、全国でプラスチック製買物袋(レジ袋)が有料化となります。これは、普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要なのかを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています。

    先日、スーパーでキュウリ(3本入り)だけを買いました。その際、レジの方に「シールで。」と伝え、金額が書かれているスーパーのラベルにシールを貼ってもらい、そのままで持ち帰りました。ある意味、キュウリを「裸」で持ち帰ったので、恥ずかしかったです。普段では、本当に必要であったキュウリと何か別の物と一緒に買って袋をもらっておりましたが、本当に必要なもの以外は、そのうち食べようと思って何かを一緒に買っていても、食べずに捨てたりすることが多く、無駄になっておりました。

    プラスチックごみを減らすことと合わせて、ごみを減らす工夫として、必要なもの以外は買わない。袋は断る。私自身できる限りそのことを徹底したいと思っております。コロナウイルスが感染拡大しております。マスクの着用、手洗いとうがいは、感染予防になります。加えて、三つの密(「密閉」「密集」「密接」)を避け、不要不急の外出をしないで、感染防止に努めましょう。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/plastic/index.html

    (参考)レジ袋有料化ホームページ(経済産業省)
    https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/plasticbag_top.html

    2【お知らせ】

    農林水産業・食品産業に関するコロナ支援情報がすぐに探せるウェブサイトを公開!~新型コロナウイルスに関する支援策が、見つけやすくなりました~

    新型コロナウイルスの感染拡大により、全国の農林水産業・食品産業に影響が広がっております。このため、農林水産省は、新型コロナウイルス感染症に関して、農林漁業者や食品関連事業者の方々が支援の内容を探しやすいウェブサイトを公開しています。

    ウェブサイトの内容は、農林水産省の事業目的別のPR動画を含む支援策をはじめ、農林水産省の支援策にとどまらず、他省庁による支援策や都道府県による支援策、さらに花き生産者や肉用牛生産者、酪農生産者、外食事業者など事業者に整理した支援策で構成されております。

    また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた場合、その影響が4月や3月のものであっても、遡って受けられる支援もございます。ぜひ、ご利用ください。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/support.html

    関係団体に対する新型コロナウイルス感染症に係る雇用維持等の配慮の要請について

    新型コロナウイルス感染症の影響により、人や物の動きが停滞し、事業活動を縮小せざるを得ない事業者が生じており、経済全般にわたって甚大な影響をもたらしているところです。こうした状況等を踏まえ、政府としては、過去にない規模となる108兆円の経済対策を講じてまいります。関係団体においては、これらの施策も活用いただくとともに、特に急激な事業変動の影響を受けやすい有期契約労働者、パートタイム労働者及び派遣労働者並びに新卒の内定者の方々等の雇用維持等に関して適切な配慮を行うよう、農林水産省は、総務大臣、法務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣と連名で要請しました。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/bunsyo/saigai/200414.html

    日本の牛乳を救う「プラスワンプロジェクト」緊急スタート!

    ~毎日牛乳をもう(モ~)1杯。育ち盛りは、もう(モ~)1パック~

    緊急事態宣言の対象地域拡大によって、学校給食や外食産業における牛乳や乳製品の消費の更なる減少が懸念されています。農林水産省は、酪農家を支えるため、牛乳やヨーグルトを普段より1本多く消費することを推進する「プラスワンプロジェクト」を2020年4月21日より開始しました。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_gyunyu/200421.html

    「令和2年度 病害虫発生予報第1号」の発表について

    農林水産省は、4月22日、向こう1か月の主要な病害虫の発生予察情報を発表しました。

    四国地方で平年値より発生が多いと予想されるのは、たまねぎでアザミウマ類とベと病です。
    また、香川県は4月14日、ねぎ、たまねぎ、にんにく、施設栽培野菜・花き類にネギアザミウマの注意報を発表しています。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/200422.html

    食品ロス量(平成29年度推計値)の公表について

    農林水産省及び環境省は、食品ロス削減の取組の進展に活かすため、平成24年度以降、食品ロス量の推計を行い、公表しています。

    このたび、平成29年度の食品ロス量は約612万トン、このうち食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は約328万トンと推計しましたのでお知らせします。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/kankyoi/200414.html

    令和元年産米の相対取引価格・数量について(令和2年3月)

    農林水産省は、令和元年産米の「相対取引価格・数量(令和23月)」について取りまとめました。

    令和23月の相対取引価格は、全銘柄平均価格で15,749/玄米60kg、相対取引数量は、全銘柄合計で37万トンとなっています。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/kikaku/200417.html

    3【農政ミニ知識】

    ★ 新たな外国人材受入れ制度について(その23)

    新たな外国人材の受入れのための在留資格「特定技能」は、平成3141日から施行されています。制度の内容についてQA形式でご紹介していきます。

    Q 登録支援機関としてどのような機関を想定しているのですか。

    A 登録支援機関については、例えば社会保険労務士や弁護士といった「士業」の方々、外国人支援活動等をしているNPO法人、業界団体等の個人又は法人・団体がなることを主に想定しています。

    農業分野の機関として想定されるのは、これまでに技能実習の監理団体等として外国人の受入れに関与していたような農協や法人協会等、地域の農業団体が考えられます。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/keiei/foreigner/new.html

    4【AFFクイズ】

    農林水産省が公表した平成30年漁業産出額によると香川県の海面漁業の産出額で品目1位は何でしょうか?のこたえ

    正解は(3)いわし類でした。

    いわし類は8,133百万円、2位はたこ類の816百万円、3位はひらめ・かれい類の530百万円でした。

    ★Q 農林水産省が公表した平成30年漁業産出額によると香川県の海面養殖業の産出額で品目1位は何でしょうか?

     (1)ぶり類(2)かき類(3)のり類
    (解答は次号)

    5【コラム】

    月並みですが「うどん」の話です

    香川に転勤して1ヶ月足らず、単身赴任生活ももうすぐ5年目を向かえようとしています。単身生活の中で、自炊は週に1回程度ですが、その中で一番多く作る料理は鍋料理です(具材を入れ、ただ煮るだけですが・・・)。鍋のシメには主に「うどん」を使います。ご飯やラーメンもたまに試してみるのですが、個人的には「うどん」が一番しっくりときます。冷凍麺を使用しますが、パッケージに「讃岐うどん」と書いてあるものを自然と購入してしまいます。

    「讃岐うどん」の名はよく知っていますが、改めて考えると、「讃岐うどん」について知らないことが多いことに気づき、これを機に香川のうどん文化について少し調べてみました。まず、香川には「うどんの日」というものがあるようです。昔から県内の農家では、半夏生の日に、農作業(麦刈り、田植え)の労をねぎらう意味でうどんを食べる風習があり、そのため半夏生に当たる7月2日を香川県生麺事業協同組合が「うどんの日」と定めたとのことです。無料接待があるということなので、可能であればイベントに参加できればと思っています。

    また、高松空港には、うどんだしが出る蛇口が存在するとのことです(地元の方には常識だとは思いますが・・・)。試飲もできるようなので、話の種に一度訪れてみようと思っています。他にも、「年明けうどん」、「初風呂うどん食え(新築した家の風呂の湯船でうどんを食べる風習)」、「飲んだ後のシメうどん」などの習慣があるようです。

    せっかく、うどん県である香川に住むこととなったので、まずは、高松駅から歩いていける讃岐うどん店から店巡りを始めて、うどん巡りの範囲を広げてみようと思っています。

    しかし、このようなことが出来るのも、平穏な日常があってのことです。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、現在、大変な思いをされている方が多くいらっしゃると思いますが、感染拡大が一日でも早く終息し、平穏な日常が戻ってくることを心から祈るしかありません。

    (総括農政業務管理官 小田)

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