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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第107号 2020(令和2)年6月1日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    ~日本の農業、もっと強く。~
    「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省HPで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。

    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

    1【今週のひとこと】

    ★心身の健康は「食」から・・

    総括統計専門官 越智眞智子

    令和2年4月1日付けの異動により、中国四国農政局統計部経営・構造統計課から香川県拠点統計チ-ムへ異動して参りました。どうぞよろしくお願い申し上げます。新型コロナウイルスの感染症対策のため、在宅勤務が増え、子供さんも学校が休校となったり、また、外食する機会もなく、以前に比べて、自宅で家族揃って食事をする機会が増えたかと思います。せっかくの機会ですので、家族で「食」について考えてみてはいかがでしょうか。私たちの心身は、自分自身が食べたものでできています。ですから、偏った食事ばかりしていると、身体だけでなく心の健康にも大きな影響を及ぼすと言われています。
    さて、皆さんは「こ食」という言葉を聞いたことがありますか?

    「こ食」とは、家庭の食卓での避けたい問題点をわかりやすく表したもので、厚生労働省は七つの「こ食」を次のように示しています。

    (1)孤食・・一人で食事を摂る
    (2)個食・・家族の食べている物がそれぞれ違う
    (3)子食・・こどもだけで食べる
    (4)小食・・必要以上に食事量を制限する
    (5)固食・・同じものばかりを食べる
    (6)濃食・・濃い味付けの物ばかり食べる
    (7)粉食・・パン、麺類など粉物ばかり食べる

    これらの「こ食」は、生活環境や食生活の変化に伴い現れてきた食事形態です。

    食事は、栄養素を補給するだけではありません。家族が一緒に食卓を囲むことによって、栄養のバランスがとれるだけでなく、コミュニケ-ション力や食事のマナ-が身につき、感謝の心や協調性なども育ちます。また、生活習慣病などの病気の防止にもつながります。
    6月は「食育月間」です。ぜひ、この機会に少しでも多くの家族団らんのひとときをもち、身体だけでなく、心の健康の維持のために「こ食」を減らしていくようにしてみてはいかがでしょうか。

    2【お知らせ】

    新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策

    前号(ぴっぴ通信106号)でも掲載しましたが、農林水産省は、新型コロナウイルス感染症に関して、農林漁業者や食品関連事業者の方々が支援の内容を探しやすいウェブサイトを公開しています。

    ウェブサイトの内容は、農林水産省の事業目的別のPR動画を含む支援策をはじめ、農林水産省の支援策にとどまらず、他省庁による支援策や都道府県による支援策、さらに花き生産者や肉用牛生産者、酪農生産者、外食事業者など事業者に整理した支援策で構成されております。また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた場合、その影響が4月や3月のものであっても、遡って受けられる支援もございます。

    ぜひ、ご利用ください。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/support.html

    令和2年度第2次農林水産関係補正予算について

    5月27日に令和2年度第2次補正予算について閣議決定されました。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/yosan/200527.html

    ★ 令和元年産米の相対取引価格・数量について(令和2年4月)

    農林水産省は、令和元年産米の「相対取引価格・数量(令和2年4月)」について取りまとめました。

    令和2年4月の相対取引価格は、全銘柄平均価格で15,775円/玄米60kg、相対取引数量は、全銘柄合計で13万トンとなっています。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/kikaku/200515.html

    ★「令和2年度 農薬危害防止運動」の実施について

    農林水産省は、農薬を使用する機会が増える6月から8月にかけて、厚生労働省、環境省等と共同で、農薬の使用に伴う事故・被害を防止するため、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を推進する「農薬危害防止運動」を実施します。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouyaku/200515_22.html

    ★国内産農産物における農薬の使用状況及び残留状況調査の結果について(平成30年度)

    農林水産省は、農薬の適正使用を推進し、安全な農作物の生産に資すること等を目的として、農家における農薬の使用状況及び生産段階における農産物での農薬の残留状況について調査を実施しています。この度、平成30年度の国内産農産物における農薬の使用状況及び残留状況について取りまとめましたのでお知らせします。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouyaku/200515.html

    ★指定棚田地域の指定について

    総務省、文部科学省、農林水産省、国土交通省、環境省は、棚田地域振興法(令和元年法律第42号)第7条第1項の規定に基づき、令和2年5月20日(水曜日)、新たに16道県185地域の指定棚田地域を指定しました。

    香川県では、土庄町(1)、小豆島町(1)、綾川町(6)の8地域が指定されました。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/nihon/200520.html

    子ども食堂等に対する政府備蓄米の無償交付について

    農林水産省では、児童・生徒等に「米の備蓄制度」、「ごはん食の重要性」を理解していただくために、学校給食等に使用する米の一部に対し政府備蓄米を無償で交付しています。(米粉パン等用も含まれます。)

    この度、新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの学校で休校措置がとられ、学校給食が休止する中、子ども食堂等における児童等への食事提供の役割が再認識されたことを踏まえ、子ども食堂等に対しても、食育の一環として、政府備蓄米を無償交付できるように要領を一部改正いたしました。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/b_taisaku/200526.html

    ★令和元年産米の契約・販売状況、民間在庫の推移及び米穀販売事業者における販売数量・販売価格の動向について(令和2年4月末現在)

    農林水産省は、平成30年産からの米政策の見直しにおいては、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めることとしており、その一環として、平成26年3月から米の流通に係るよりきめ細かい需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等の提供を行っています。

    今回、令和2年4月末現在の契約・販売状況、民間在庫の推移について、米の出荷・販売業者、団体等から報告のあった内容を取りまとめましたので公表いたします。

    また、米穀販売事業者における販売数量・販売価格の動向については、今回から「米に関するマンスリーレポート」での公表に加えて、契約・販売状況、民間在庫の推移と併せて公表いたします。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/kikaku/200527.html

    ★令和2年産米等の地域農業再生協議会別の作付意向について

    中国四国農政局は、産地・生産者に対してきめ細やかな情報提供を行うため、令和2年産における管内の地域農業再生協議会別の主食用米、戦略作物等の作付意向について、中間的取組状況(令和2年4月末現在)を取りまとめましたのでお知らせします。

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_sinko/200527.html

    3【農政ミニ知識】

    ★ 新たな外国人材受入れ制度について(その25)

    新たな外国人材の受入れのための在留資格「特定技能」は、平成31年4月1日から施行されています。制度の内容についてQ&A形式でご紹介していきます。

    Q:肉用牛経営でも新制度での受入れができることとなりますが、和牛精液及び受精卵等の遺伝資源の管理の徹底、家畜伝染病の発生予防を徹底してほしい。

    A:農林水産省において、以下の措置を講じることしています。

    (1)諸外国との人の往来が増加することにより、和牛の精液、受精卵等が海外に輸出されることに対する不安を、関係者に与えることがないよう必要な措置を講じる

    (2)諸外国からの入国者が増加し、家畜の伝染性疾病が持ち込まれる可能性が高まるおそれがあることから、侵入防止に必要な措置を講じる

    (詳しくはこちら)
    https://www.maff.go.jp/j/keiei/foreigner/new.html

    4【AFFクイズ】

    農林水産省が公表した平成29年度の食品ロス量は何万トンだったでしょうか?のこたえ

    正解は(1)約612万トンでした。

    平成28年度643万トン、27年度646万トン、26年度621万トンでした。

     ★Q農林水産省が公表した平成29年度の食品ロス量(推計値)は約612万トンだったのですが、そのうち家庭系食品ロス量は何万トンだったでしょうか?

     (1)284万トン  (2)306万トン  (3)328万トン

    (解答は次号)

    5【コラム】

    新しい生活様式

    香川県においては5月14日、特別措置法に基づく「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」が解除されました。不要不急の外出の自粛など仕事面や生活面様々なところで不便を強いられた人が多かったと思います。私自身も東京から単身赴任しておりますが、4月以降一度も帰省しておらず、家族とは今も電話等でのやり取りしかできない状況が続いています。特に、GW(ゴールデンウィーク)は一人高松市内で過ごし、GW(がまんウィーク)となりました。解除はされたものの、今後、感染者が増加しないように、自分自身も気を緩めずに毎日を過ごさなければならないと思っています。

    さて、緊急事態宣言の解除と併せて、厚生労働省からは「新しい生活様式」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html)(厚生労働省ホームページ)が示され、香川県でも「感染予防対策期」における対策(https://www.pref.kagawa.lg.jp/content/dir1/dir1_6/dir1_6_2/w4by4j200526105209.shtml)(香川県ホームページ)が出されています。

    皆さんもご存じだと思いますが、「新しい生活様式」には、(1)一人ひとりの基本的感染対策、(2)日常生活を営む上での基本的生活様式、(3)日常生活の各場面別の生活様式、(4)働き方の新しいスタイルが書かれています。

    感染防止の3つの基本として、(1)身体的距離の確保、(2)マスクの着用、(3)手洗いがありますが、これは私も含め皆さんも習慣づいたのではないでしょうか。また、「3密」の回避(密集、密接、密閉)も日々、ニュース等で言われているので、気にされている方が多いと思います。

    「新しい生活様式」の中には、食事の場面で「料理に集中、おしゃべりは控えめに」や、働き方の新しいスタイルとして「名刺交換はオンライン」などという私個人としてはえぇっ!?と思うようなこともあったりしますが、これからのライフスタイルを変えていく必要性も感じているところです。

    この「新しい生活様式」をできる限り実践して、自分自身が感染しないのももちろんですが、周りの人たちにうつさないことも念頭において行動したいと思っています。

    最後になりましたが、医療関係者や物流事業者など感染リスクと向き合いながら働いておられる全ての方々に敬意を表すとともに感謝いたします。

    地方参事官 森

     ◆香川県拠点ホームページURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
      https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html

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      https://www.facebook.com/nogyokeiei

     ◆農業競争力強化プログラム
      https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

     ◆収入保険制度
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