香川ぴっぴ通信 第113号 2020(令和2)年9月1日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 1【今週のひとこと】
・第5回食育活動表彰対象者募集中!!……総括農政推進官 谷 淳吉 - 2【お知らせ】
・新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策
・令和2年秋の農作業安全確認運動の実施について
・令和元年産米の相対取引価格・数量について(令和2年7月)
・指定棚田地域の指定について
・「90分で分かる!新たな基本計画のすべて」~策定した職員が解説します!~
・日本からEU加盟国向けにクロマツ盆栽の輸出が可能となります - 3【農政ミニ知識】
・新・農業人(農業に関心がある、農業を始めたい方)の皆様へ - 4【AFFクイズ】
- 5【コラム】
・東山魁夷(ひがしやまかいい)せとうち美術館……農政推進官 枝松
~日本の農業、もっと強く。~
「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省HPで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html
1【今週のひとこと】
★第5回食育活動表彰対象者募集中!!
総括農政推進官 谷 淳吉
「食育」と言われて・・漠然とわかっているつもりだけど?
食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。 最近「食育」ってよく目にするようになったけど?
近年、栄養の偏りや不規則な食事などで、それらが原因と考えられる生活習慣病(肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症)が増加しています。
また、食の安全や信頼に係る問題や、外国からの食料輸入に依存する問題など、食を取り巻く環境が大きく変化しています。こうした中で、食に関する知識を身につけ、健康的な食生活を実践することにより、心と体の健康を維持し、「生きる力」を育んでいきます。
単身生活者は食生活が乱れがちになりやすいので、特に気をつけたいものです。
食育活動表彰って?
農林水産省においては、食生活が自然の恩恵や生産者の苦労の下に成り立っていることを消費者が実感しにくくなってきていることから、農林漁業体験活動を通じた食育を推進しており、ボランティア活動、教育活動又は農林漁業、食品製造・販売等その他の事業活動を通じて食育を推進する優れた取組を表彰することで、さらに食育の環を広げていきますので、皆さんの周りで食育を推進する取組があればお知らせください。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/200721.html
2【お知らせ】
★ 新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策
農林水産省では、新型コロナウイルス感染症に対する支援策を分かりやすく取りまとめ、HPに掲載しています。令和2年度第2次補正予算の成立等を受け、新たな事業を創設するなど、より充実した支援となっています。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/support.html
★令和2年秋の農作業安全確認運動の実施について
農林水産省は、毎年約300件発生している農作業死亡事故を減少させるため、9月から10月までを農作業安全対策の重点期間として、令和2年秋の農作業安全確認運動を実施します。
実施期間 令和2年9月1日(火曜日)から10月31日(土曜日)まで
重点推進テーマ 「見直そう!農業機械作業の安全対策」
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/seisan/sizai/200812.html
★令和元年産米の相対取引価格・数量について(令和2年7月)
農林水産省は、令和元年産米の「相対取引価格・数量(令和2年7月)」について取りまとめました。
令和2年7月の相対取引価格は、全銘柄平均価格で15,556円/玄米60キログラム、相対取引数量は、全銘柄合計で8万トンとなっています。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/kikaku/200818.html
★指定棚田地域の指定について
総務省、文部科学省、農林水産省、国土交通省、環境省は、棚田地域振興法(令和元年法律第42号)第7条第1項の規定に基づき、令和2年8月20日(木曜日)、新たに5県12地域の指定棚田地域を指定しました。
香川県では、琴平町とまんのう町の8地区が指定されました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/nihon/200820.html
★「90分で分かる!新たな基本計画のすべて」~策定した職員が解説します!~
農林水産省は、「新たな食料・農業・農村基本計画」の閣議決定(令和2年3月31日)を受けて、47都道府県54会場で説明会を開催し、農業者、消費者、食品産業関係者、地方自治体等、幅広い関係者への周知を行います。なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、対面ではなく、各都道府県に設定された会場にてテレビ会議により開催します。
香川県での開催日時及び場所は以下のとおりです。
日時:令和2年9月25日(金曜日)
1回目10時00分~12時00分
2回目14時00分~16時00分
場所:高松サンポート合同庁舎南館5階(高松市サンポート3番33号)中国四国農政局香川県拠点大会議室
定員:各18名
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/kikaku/200826.html
★日本からEU加盟国向けにクロマツ盆栽の輸出が可能となります
~10月1日から輸出が可能に~
欧州連合(EU)は、日本産クロマツ盆栽について、EUが侵入を警戒する病害虫が我が国で発生していることを理由に、輸入を禁止していました。
農林水産省は、産地からの要望を踏まえ、クロマツ盆栽の輸出が可能となるように、EUの植物検疫当局と技術的協議を積み重ねてきました。
その結果、今般、日本産クロマツ盆栽に関係するEUの規則が改正され、10月1日から、日本産クロマツ盆栽の輸出ができることになりました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/200828.html
輸出を検討される方は、最寄りの植物防疫所にお問い合わせいただくようお願いします。
植物防疫所ホームページ
https://www.maff.go.jp/pps/j/guidance/outline/index.html
3【農政ミニ知識】
★新・農業人(農業に関心がある、農業を始めたい方)の皆様へ
「興味はあるけど農業ってどう始めたらいいんだろう?」
「農業に関心がある」「農業を始めたい」という方に、よくある質問と回答をご紹介していきます。
Q:新規就農する場合の国の支援策はどのようなものがありますか?
A:農業を始めてから経営を確立するまでの期間を支援する農業次世代人材投資資金(経営開始型)や、農業を始める際に必要となる資金(※)等を無利子で融資する青年等就農資金等があります。(※機械・施設の購入、農地の改良、作物の植栽・育成、家畜の購入・育成に必要な費用等)認定新規就農者であることなど、一定の要件を満たす必要がありますので、詳しくは各事業のページを御覧ください。
このほか、新・農業人ハンドブックに様々な施策を事業ごとに紹介していますので、御覧ください。
【青年等就農資金(日本政策金融公庫ホームページ)】
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/seinen.html (外部リンク)
【新・農業人ハンドブック2019】(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/n_kikaku/handbook2019.html
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/
4【AFFクイズ】
★農林水産省が公表した畜産統計(令和2年2月1日現在)において、香川県の乳用牛の飼養頭数は何頭だったでしょうか?のこたえ
正解は(2)4,760でした。
全国では1,352千頭、そのうち北海道が820.9千頭でした。香川県は、全国で31位でした。
★Q農林水産省が公表した令和元年産キウイフルーツの収穫量によると、香川県の収穫量は何トンだったでしょうか?
(1)533 (2)765 (3)1,016
(解答は次号)
5【コラム】
★東山魁夷(ひがしやまかいい)せとうち美術館
みなさん、せとうち美術館ネットワークをご存じですか?
このネットワークに参加している美術館や博物館を年間に4県8館以上鑑賞してスタンプを集めれば、美術館提供の景品や図書カードがもらえます。
ネットワークは四国4県、岡山、広島、山口、兵庫、大分と9県に広がっていて、今年、香川県では13施設が参加しています。その中でおすすめは、坂出市にある香川県立東山魁夷せとうち美術館。ライトブルーの建物が、オリーブの木のある公園の中、周りの風景に溶け込むようにして、こじんまりと佇んでいます。
祖父が櫃石島(ひついしじま)で生まれ育ったそうで、窓からはその瀬戸内の島々や瀬戸大橋の眺めが広がります。
東山魁夷の作品は、名前の難解な印象とは裏腹に、四季を通じた穏やかな風景画が多く、特に青や緑の寒色系の色彩を多用した木立は清涼感を味わえます。この夏、絵画を鑑賞することで、涼しさを感じてみるのはいかがでしょうか。
農政推進官 枝松
◆香川県拠点ホームページURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html
◆Facebookページ農水省・農業経営者net
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◆農業競争力強化プログラム
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html
◆農業保険(収入保険・農業共済)
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(「配信解除」等と入力のうえ、送信してください。)
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TEL:087-883-6500(地方参事官ホットライン)
FAX:087-883-6504
E-mail:kagawa_merumaga(アットマーク)maff.go.jp
注)迷惑メール対策のため「@」を「(アットマーク)」と表記しています。送信の際には「@」に変更して下さい。
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香川県拠点 地方参事官室
電話:087-883-6500
FAX:087-883-6504