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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第116号 2020(令和2)年10月16日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    ~日本の農業、もっと強く。~
    「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省ホームページで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。

    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

    1【今週のひとこと】

    ★「プラスチックごみ」を減らす工夫

    総括農政業務管理官 徳田立栄

    今回もプラスチックごみについて書かせてもらいます。

    2020年7月1日より、プラスチックごみを削減する目的で、スーパー等で無料配布されていたレジ袋が有料化となりました。

    ポリ袋は大変便利なものであり、賢く利用していく必要があるのと、以前このコラムで書かせていただきましたが、コロナの影響を受けている昨今、プラスチックのありがたみを感じているのは、私だけでしょうか。夕方、飲食店に立ちより、ちょっと一杯・・・が、今は昔のこと。その飲食店のメニューをテイクアウトで購入できるようになり、自宅で食すことが多くなりました。テイクアウトを経験された方でしたらわかっていただけると思うのですが、テイクアウトで注文すると、衛生的にプラスチックの容器に入れてくれることが多くありませんでしたか。

    私が幼い頃の経験ですが、鍋を持参し近所のおでん屋さんによく行ったものです。一杯やっているお父さん達の横でおでんを選んで鍋に入れてもらい、家に持ち帰ってお母さんと一緒に晩御飯で食べる。これもある意味テイクアウトなのか。

    その鍋の利用方法は、ある日はラッパの音色で鍋を持って家を出て行ったお母さんが、豆腐を入れて帰ってくる。ある日はアサリとかシジミ。鍋ひとつのことですが、なかなか風情があったような気がします。そんなに大きくなく、彼方此方が凹んでしまった子どもでも持てるくらいの大きさで両手鍋。

    普段から便利で衛生的なので、当たり前のように使っているプラスチック容器とかポリ袋ですが、鍋ひとつでそれを使わずに済みます。コロナの影響で「生活様式を変えること。」と巷では言われておりますが、鍋を持参し飲食店からテイクアウトで食品を持ち帰る。鍋ひとつで生活様式を変えることができるかも知れません。プラスチックごみを減らすためには、一人ひとりの工夫が必要です。

    コロナウイルスの感染予防には、マスクの着用、手洗いとうがいが有効手段であると言われております。加えて感染予防には、三つの密(「密閉」「密集」「密接」)を避け、不要不急の外出をしないように努めましょう。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/plastic/index.html

    2【お知らせ】

    新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策

    農林水産省では、新型コロナウイルス感染症に対する支援策を分かりやすく取りまとめ、ホームページに掲載しています。令和2年度第2次補正予算の成立等を受け、新たな事業を創設するなど、より充実した支援となっています。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
     https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/support.html

    ★「令和元年(2019年)木材需給表」の公表について~木材自給率は9年連続で上昇~

    林野庁は、令和元年(2019年)の木材需給に関するデータを集約・整理した「木材需給表」を取りまとめました。

    令和元年(2019年)の木材自給率は37.8%となりました。前年に比較すると1.2ポイント上昇しました。木材自給率は、平成23年から9年連続で上昇しています。

    (詳しくはこちら)(林野庁ホームページ)
    https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kikaku/200930_30.html

     ★「スマート農業推進総合パッケージ」を策定しました

     農林水産省は、スマート農業を加速化するための新たな政策パッケージを取りまとめました。

    今後、この政策パッケージに基づき、政策目標「2025年までに農業の担い手のほぼ全てがデータを活用した農業を実践」を実現するべく、5年間で施策を集中展開していきます。 

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo03/201001.html 

    ★収入保険における「新型コロナウイルス特例」について

    農林水産省は、収入保険において、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年の収入が減少した場合であっても、翌年の基準収入(過去5年間の平均が基本)に影響しない特例を設けます。

    具体的には、令和元年以前の収入を用いて、令和2年の収入(単位面積当たり収入)を調整し、過去5年間の平均収入を補正します。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/keiei/hoken/201006.html

    ★「農業参入フェア2020」の開催及び参加者の募集について

    農林水産省及び日経ビジネスは、農地中間管理機構(以下「農地バンク」という。)を活用した企業の農業参入を促進するため、令和2年11月19日(木曜日)の東京、11月25日(水曜日)の大阪の2会場で、先進事例の発表や、農業参入を希望する企業と、企業を誘致したい地域の具体的なマッチングを行う「農業参入フェア2020」を開催します。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/keiei/seisaku/201007.html

    ★「令和2年度 病害虫発生予報第8号」の発表について

    農林水産省は、10月7日、向こう1か月の主要な病害虫の発生予察情報(発生予報)について公表しました。

    四国地方では、野菜・花きではいちごのハダニ類、炭そ病、作物共通でシロイチモンジヨトウ、ハスモンヨトウ、果樹・茶ではかんきつのハダニ類、黒点病、そうか病の発生が多くなると予想されています。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
     https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/201007.html 

    ★Newドギーバッグアイデアコンテストの結果について

    農林水産省と、環境省、消費者庁及びドギーバッグ普及委員会は、「Newドギーバッグアイデアコンテスト」の結果を公表しました。

    本コンテストは、食べきれなかった料理について、自己責任で持ち帰ることを身近な習慣として広め、利用者とお店との相互理解の下で、飲食店等における持ち帰りの実践を促す社会的な機運醸成を図ることを目的として開催したものです。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/kankyoi/201009.html 

    ★米に関するマンスリーレポート(令和2年10月号)の公表について

    農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート(令和2年10月号)」について取りまとめました。 

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/kikaku/201009.html 

    3【農政ミニ知識】

    ★新・農業人(農業に関心がある、農業を始めたい方)の皆様へ

    ★新・農業人(農業に関心がある、農業を始めたい方)の皆様へ

    「興味はあるけど農業ってどう始めたらいいんだろう?」

    「農業に関心がある」「農業を始めたい」という方に、よくある質問と回答をご紹介していきます。

    Q:いつか独立して、農業をやっていきたいと考えていますが、技術や経営に関する知識が乏しいので、どこか学べるところはありませんか?

     A:これから就農を目指す方が技術や経営を学べる研修教育機関として、全国42道府県に農業大学校が設置されています。この他に、民間による研修教育機関もあります。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/keiei/zinzai/kyoiku/kyoiku_syoukai.html

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/

    4【AFFクイズ】

    ★農林水産省が公表した令和元年特用林産基礎資料によると、香川県のたけのこの生産量は974.6トンだったのですが、全国で何位だったでしょうか?のこたえ

    正解は(2) 5位  でした。

    全国の生産量は、22,284.9トンでした。1位は福岡県で5,652.8トン、あとは2位鹿児島県、3位熊本県、4位京都府の順となっています。

    ★Q 農林水産省が公表した野生鳥獣資源利用実態調査(令和元年度)によると、全国のジビエ利用量は2,008トンだったのですが、前年度と比べてどうだったでしょうか?

    (1)  -3.2%  (2)  +3.2%  (3)  +6.4%

     (解答は次号)

    5【コラム】

    ★綿

    綿は、私たちの服や布団など古くから身近な繊維などとして親しまれていますが、花や実をご覧になったことはありますか。

    花はハイビスカスやオクラを思わせる黄色い花びらが特徴で、1日しか開花せず、開花後はツンと尖った丸い実をつけ、実が膨らんではじけると、中から白いコットンボールが現れます。

    綿は讃岐三白に含まれ、昔は主に西讃地区で栽培されていました。私の出身地の豊浜町では綿の花が町の花になっており、小学校の校外学習や夏休みの植物観察では棉を育てた覚えがあります。

    観音寺市豊浜郷土資料館(コットンミュージアム)には、「わた」の歴史や綿糸ができるまでの過程などが、わかりやすく学べます。また、昔ながらの道具である糸車を使った糸紡ぎなどの体験コーナーもあり、あたたかい綿の世界を体験する事ができます。みなさん一度体験してみてはいかがですか。

    主任広域監視官 石川

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     ◆農業競争力強化プログラム
      https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

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