香川ぴっぴ通信 第120号 2020(令和2)年12月16日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 1【今週のひとこと】
・令和2年産水稲調査結果概要……総括統計専門官 仙波正弘 - 2【お知らせ】
・新型コロナウイルスの感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫を実践しましょう!
・鳥インフルエンザに関する情報
・令和3年度農林水産予算概算要求の概要について
・農業生産における気候変動適応ガイドの作成について
・就農をもっと身近に!
・MAFFアプリに「リアル行政手続リポートBOX ~添付書類などの実態を教えてください~」 をリリースしました!
・米に関するマンスリーレポート(令和2年12月号)の公表について
・令和2年産水稲の収穫量(中国地域・四国地域)
・スマート農業に関する最新情報を動画を交えて一斉公開! - 3【農政ミニ知識】
・新・農業人(農業に関心がある、農業を始めたい方)の皆様へ - 4【AFFクイズ】
- 5【コラム】
・高瀬銘茶発祥の地…行政専門員 児山
~日本の農業、もっと強く。~
「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省ホームページで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html
1【今週のひとこと】
★令和2年産水稲調査結果概要
総括統計専門官 仙波正弘
令和2年産水稲調査の概要を今月9日に公表いたしました。香川県の結果概要は次のとおりです。
令和2年産水稲作付面積(子実用)は1万1,700ヘクタールで、前年産に比べ300ヘクタール減少しました。
うち主食用作付面積は1万1,600ヘクタールで、前年産に比べ400ヘクタール減少しました。10アール当たり収量は496キログラムで、前年産に比べ25キログラム増加しました。
以上の結果、収穫量(子実用)は5万8,000トンで、前年産に比べ1,500トンの増加となりました。なお、農家等が使用しているふるい目幅ベース(香川県1.80ミリメートル)の作況指数は100となりました。
香川県の作況指数が100となるのは、平成17年以来15年ぶりです。
令和2年産水稲は、早生品種では出穂期以降、日照時間が平年を上回って推移し良好であったものの、中生品種で開花期の高温の影響により受精が阻害されたこと等から全体として平年並みとなりました。
調査にご協力を頂いた生産者の皆様には厚くお礼申し上げます。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/t_toukei/201209.html
2【お知らせ】
★新型コロナウイルスの感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫を実践しましょう!
●飲酒をするのであれば、1)少人数・短時間で、2)なるべく普段一緒にいる人と、3)深酒・はしご酒などはひかえ、適度な酒量で、楽しみましょう。
●箸やコップは使い回さず、1人ひとりで使いましょう。
●座席の配置は斜め向かいにしましょう。
●会話する時はなるべくマスクを着用しましょう。
●換気が適切になされているなどの工夫をしている、感染拡大予防ガイドラインを遵守したお店を利用しましょう。
●体調が悪い人は参加しないようにしましょう。
(詳しくはこちら)
感染リスクが高まる「5つの場面」(内閣官房ホームページ)
https://corona.go.jp/proposal/
新型コロナウイルスについて(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/index.html
「5つの場面」に注意しましょう(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/5scenes.html
★鳥インフルエンザに関する情報
本年11月、香川県内の家きん飼養農場で高病原性鳥インフルエンザが発生しました。
鳥インフルエンザについて知りたい情報や発生情報につきましては、農林水産省ホームページで詳しく取りまとめていますのでご覧ください。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/index.html
★令和3年度農林水産予算概算要求の概要について
農林水産省は9月30日、令和3年度予算概算要求を総額2兆7,734億円と決定しました。
新たな食料・農業・農村計画や新型コロナウイルス禍を受け、生産基盤の強化と経営所得安定対策の着実な実施など8項目を重点事項としています。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r3yokyu.html
★農業生産における気候変動適応ガイドの作成について
農林水産省は、都道府県の農業部局担当者や普及指導員向けに、産地自らが気候変動に対するリスクマネジメントや適応策を実行する際の指導の手引きとして「農業生産における気候変動適応ガイド」を作成しています。
令和2年8月に作成した水稲編、りんご編に続いて、うんしゅうみかん編及びぶどう編を作成しましたので、お知らせします。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/seisan/kankyo/201202.html
★就農をもっと身近に!
~~就農情報ポータルサイト「農業をはじめる.JP」本格スタート~~
農林水産省と一般社団法人全国農業会議所は、就農を検討している方が、農業を知り、具体的な行動を起こしていくために必要となる情報を一元的に閲覧できる、就農情報ポータルサイト「農業をはじめる.JP」をスタートしました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/keiei/zinzai/201207_5.html
(詳しくはこちら)「農業をはじめる.JP」(外部リンク)
https://be-farmer.jp
★MAFFアプリに「リアル行政手続リポートBOX ~添付書類などの実態を教えてください~」 をリリースしました!
農林水産省では、所管する補助金等の行政手続のオンライン化を進めており、その際、申請の主体となる農林漁業者の皆様や、審査の主体となる地方自治体等の職員の皆様の事務負担の軽減を図るため、行政手続の申請に係る書類や申請項目等の抜本的な見直しの取組を進めているところです。
この度、農業者等との直接のコミュニケーションツールであるMAFFアプリに「リアル行政手続リポートBOX ~添付書類などの実態を教えて下さい~」の機能をリリースし、農業者や地方自治体の職員の皆様から農林水産省が所管する行政手続に対し、広く意見を募集することとしました。
第1回意見募集期間は、令和2年12月31日(木曜日)までとなっております。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/joho/201207.html
★米に関するマンスリーレポート(令和2年12月号)の公表について
農林水産省は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート(令和2年12月号)」について取りまとめました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/kikaku/201208.html
★令和2年産水稲の収穫量(中国地域・四国地域)
中国四国農政局は、令和2年産水稲の収穫量(中国地域・四国地域)について取りまとめましたのでお知らせします。
令和2年産水稲の作付面積(子実用)は、中国地域が10万1,200ヘクタール、四国地域が4万7,400ヘクタールとなりました。
10アール当たり収量は、中国地域が484キログラム(前年産に比べ19キログラム減少)、四国地域が470キログラム(同13キログラム増加)となりました。
収穫量(子実用)は、中国地域が48万9,700トン、四国地域が22万2,800トンとなりました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/t_toukei/201209.html
★スマート農業に関する最新情報を動画を交えて一斉公開!
~「スマート農業推進フォーラム2020」を本日オープン~
農林水産省と農研機構は、「スマート農業実証プロジェクト」の実証成果やスマート農業に関する最新の研究成果や製品などを動画を交えて紹介する「スマート農業推進フォーラム2020」を農林水産省ホームページで公開しました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo03/201211.html
3【農政ミニ知識】
★新・農業人(農業に関心がある、農業を始めたい方)の皆様へ
「興味はあるけど農業ってどう始めたらいいんだろう?」
「農業に関心がある」「農業を始めたい」という方に、よくある質問と回答をご紹介していきます。
Q:悩みを相談できる先輩農業者や、農業者同士のコミュニティはありますか。
A:様々なものがありますが、一例をご紹介します。詳細は以下のウェブサイトをご確認ください。
(1)都道府県の認定を受け、新規就農者等の育成に取り組んでいる「指導農業士」
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/nogyoshi.html
(2)都道府県が開催する「新規就農者向け交流会」
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/n_syunou/roudou.html#kouryuukai
(3)20~30代前半の若手農業者を中心に各地で自主的に組織されている「4Hクラブ(農業青年クラブ)」
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/4hclub.html
(4)企業や教育機関とのコラボによる商品開発等により、農業で活躍する女性の姿を広く社会に発信する「農業女子プロジェクト」
(詳しくはこちら)(外部リンク)
https://nougyoujoshi.maff.go.jp/
4【AFFクイズ】
★ジュニア農林水産白書2020年版によると、日本で一番食べられている魚介類は何でしょうか?のこたえ
正解は (3) さけ類 でした。
1人1年当たり、さけ類は841グラム、いか類387グラム、えび類381グラムでした。
★Q ジュニア農林水産白書2020年版によると、一年間で林業に新しく就職する人はどれくらいいるでしょうか?
(1)約1,000人 (2)約2,000人 (3)約3,000人
(解答は次号)
5【コラム】
★高瀬銘茶発祥の地
私の出身地三豊市高瀬町は、県の銘茶・高瀬茶で有名なところで、妻の実家でも茶を栽培しています。八十八夜前後のゴールデンウィークには一番茶が始まり、結婚当初(約35年前)は10人ほどの摘み子さんたちといっしょに手摘みを手伝っていたものです。
当時、妻の実家では2ヘクタール程栽培しており、茶業組合の中でも大規模な農家でしたが、ペットボトルの茶の普及などで価格が下落したことなどから、手摘みでは採算があわなくなり、徐々に機械摘みに移行し、両親の高齢化に伴い栽培面積も徐々に減らしてきました。
今年は約30アールを摘みましたが、義父が一番茶のあと怪我をして二番茶を諦め、秋冬番茶は摘んだものの、来年の一番茶を摘んで廃業すると言っていました。
茶業組合の組合員もピーク時には200戸を超えていたそうですが、義父の話では今年は18戸だったそうです。
茶業組合では高齢化や後継者不足の活性化を目指し、「薬膳」を茶の新活路にと薬膳教室の取り組みを行ったと新聞報道で拝見し、産地が盛り返してくれればと期待しています。
周辺は耕作放棄と太陽光発電のパネルが目立つようになりましたが、来年のゴールデンウィークには、高瀬町二の宮地区へ茶摘み風景と高瀬銘茶発祥の地の「茶」のシンボルを見に行ってみませんか。
(詳しくはこちら)(高瀬茶業組合ホームページ)
http://www.takasechagyou.jp/user_data/info.php
行政専門員 児山
◆香川県拠点ホームページURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html
◆Facebookページ農水省・農業経営者net
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◆農業競争力強化プログラム
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html
◆農業保険(収入保険・農業共済)
https://www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/index.html
◆香川県拠点お問い合わせ窓口
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香川県拠点 地方参事官室
電話:087-883-6500
FAX:087-883-6504