香川ぴっぴ通信 第123号 2021(令和3)年2月1日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 1【今週のひとこと】
・新たな加工食品の原料原産地表示について…総括広域監視官 青木一弘 - 2【お知らせ】
・令和2年度農林水産関係第3次補正予算の概要について
・令和3年度農林水産予算概算決定の概要について
・令和2年度地産地消等優良活動の表彰について
・令和2年度6次産業化アワード受賞者の決定について
・「第5回ジビエ料理コンテスト」の結果について
・令和元年度農薬の使用に伴う事故及び被害の発生状況について
・「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト」と「農業版BCP(事業継続計画書)」を策定しました - 3【農政ミニ知識】
・新・農業人(農業に関心がある、農業を始めたい方)の皆様へ - 4【AFFクイズ】
- 5【コラム】
・124年ぶりの節分…地方参事官 森
~日本の農業、もっと強く。~
「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省ホームページで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html
1【今週のひとこと】
★新たな加工食品の原料原産地表示について
総括広域監視官 青木一弘
「新たな加工食品の原料原産地表示制度」について、お知らせします。
2017年9月1日から、食品表示法に基づく食品表示基準の一部改正により、それまで一部の加工食品のみに義務づけられていた原料原産地表示について、国内で製造した全ての加工食品を対象にし、原材料として表示されている重量割合上位1位の原料を、原則として国別に重量順で表示する制度が開始され、今年で4年目を迎えます。
新たな制度により、消費者は、原料の原産地について、これまでよりも充実した情報を得ることが可能となりました。
新たな原料原産地表示とは、具体的には、加工食品の原材料の中で重量の割合の1番多い原材料について、原材料が生鮮食品の場合はその産地を、加工食品の場合はその製造地を、国別に重量順に表示することになっています。
例えば、ウインナーソーセージで1番多い原材料が豚肉(生鮮食品)の場合は、「原材料名 豚肉(アメリカ産、国産)」と表示し、豚肉の産地はアメリカ産、国産の重量順であることを意味します。
チョコレートケーキで1番多い原材料がチョコレート(加工食品)の場合、「原材料名 チョコレート(ベルギー製造)」と表示し、チョコレートはベルギーで製造されたものであることを意味します。
なお、原則として国別重量順に産地を表示することになっていますが、産地が3カ国以上の場合は3カ国以降を「その他」と表示される場合があります。
また、季節によって使用する原材料が変動する場合は、「アメリカ産又は国産」、3カ国以上の外国産の場合は「輸入」と表示される場合もあります。
消費者の方は、スーパー等でお買い物の際に是非とも商品選択の参考にしていただきたいと思います。
加工食品を製造販売或いは小分け販売される方は、2022年3月31日までが食品メーカー等が表示の切り替え準備のための経過措置期間とされておりますので、経過措置期間内に表示の切り替えをお願いします。
(詳しくはこちら)(消費者庁ホームページ)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/quality/country_of_origin/index.html
2【お知らせ】
★令和2年度農林水産関係第3次補正予算の概要について
農林水産省は、令和2年度農林水産関係第3次補正予算の概要を取りまとめました。
令和2年度第3次補正予算については、令和3年1月28日に成立しました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/yosan/201215.html
★令和3年度農林水産予算概算決定の概要について
農林水産省は、令和3年度農林水産予算概算決定の概要を取りまとめました。
令和3年度予算については、令和2年12月21日閣議決定されました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/yosan/201221.html
★令和2年度地産地消等優良活動の表彰について
全国地産地消推進協議会は農林水産省とともに、全国各地の創意工夫のある様々な地産地消や国産農林水産物・食品の消費拡大に取り組んでいる団体・企業や個人の優れた取組を表彰しており、このたび、各賞の受賞者が決定しました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/renkei/210118_16.html
★令和2年度6次産業化アワード受賞者の決定について
6次産業化推進協議会は農林水産省とともに、6次産業化のさらなる推進に向けて、6次産業化の取組事例を全国から広く募集し、地域活性化や事業の新規性・発展性等の観点で特に優れた事例を表彰しています。
このたび、令和2年度6次産業化アワードの各賞の受賞者が決定しました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/renkei/210118.html
★「第5回ジビエ料理コンテスト」の結果について
ジビエの普及啓発等に取り組む農林水産省の「鳥獣利活用推進支援事業」の一環として開催した「第5回ジビエ料理コンテスト」において、農林水産大臣賞等の受賞者が決定されたのでお知らせします。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/210118.html
★令和元年度農薬の使用に伴う事故及び被害の発生状況について
農林水産省は、農薬の安全かつ適正な使用を推進し、農薬の使用に伴う事故及び被害を防止するため、それらの発生状況について調査を実施しています。
この度、令和元年度の結果を取りまとめましたのでお知らせします。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouyaku/210126.html
★「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト」と「農業版BCP(事業継続計画書)」を策定しました
農林水産省は、農業者が自ら自然災害等への備えに取り組みやすいものとなるよう、「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト」と「農業版BCP(事業継続計画書)」を策定しました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/keiei/hoken/210127.html
3【農政ミニ知識】
★新・農業人(農業に関心がある、農業を始めたい方)の皆様へ
「興味はあるけど農業ってどう始めたらいいんだろう?」
「農業に関心がある」「農業を始めたい」という方に、よくある質問と回答をご紹介していきます。
Q:「農業次世代人材投資事業」は、親が農業者ですが、支援対象となりますか?
A:支援対象となりますが、次の点に注意して下さい。
研修終了後に親元就農する場合は、就農に当たって家族経営協定等により交付対象者の責任や役割を明確にすること、及び就農後5年以内に、親の経営を継承する(農地は利用権設定でも可)こと又は親の法人の共同経営者になることが必要となります。
4【AFFクイズ】
★中国四国農政局が公表した令和元年産米生産費(中国四国)によると、中国地方と四国地方の10アールあたりの生産費を比べるとどうだったでしょうか?のこたえ
正解は (2)四国が約20,000円低い でした。
中国地方は157,176円、四国地方は137,041円でした。
★Q令和3年1月25日、高校生が生け花の腕前を競う「第4回全国高校生花生けバトル」の決勝トーナメントが、高松市を審査会場としてオンラインで開催されました。
香川県勢として準優勝に輝いたのは、何という高等学校だったでしょうか?
(解答は次号)
5【コラム】
★124年ぶりの節分
明日は節分、ということで、せっかく香川にいるので今年は「さぬきまるごと恵方巻」を食べようと思っています。
さぬきまるごと恵方巻は、具材が七福神にちなんで7種類になっており、具材の他、シャリのお米、海苔にいたるまですべて香川県産の食材で作られています。
お店によって使われている具材が異なるので、どのさぬきまるごと恵方巻を食べるかまだ迷っています。
また、スイーツの「SANUKI恵方ロール」もあります。こちらも七福神にちなんで7種類以上の香川県産食材が使われています。こちらもチャレンジしたいと思っています(食べ過ぎか?)。
食品ロス削減のため予約のみの受付のお店もあるようですが、まだ予約をされていない方で食べてみたいと思われた方は是非お店へ。
ところで、ご存じの方も多いかと思いますが、今年の節分は2月3日ではなく、明日2日。国立天文台暦計算室によると、3日でなくなるのは昭和59年(1984)2月4日以来37年ぶり、2日になるのは明治30年(1897)2月2日以来124年ぶりのことだそうです。
なぜ節分の日がずれるのかについて知りたい方は、国立天文台のサイトをご確認ください。
ちなみに、来年は2月3日に戻りますが、2025年から4年ごとに2月2日がしばらく続くそうです。
節分だけに豆知識。。。お後がよろしいようで。
地方参事官 森
◆香川県拠点ホームページURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html
◆Facebookページ農水省・農業経営者net
https://www.facebook.com/nogyokeiei
◆農業競争力強化プログラム
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html
◆農業保険(収入保険・農業共済)
https://www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/index.html
◆香川県拠点お問い合わせ窓口
https://www.contactus.maff.go.jp/j/chushi/form/161205_3.html
◆配信停止等の手続き
登録情報の変更、配信を解除されたい方は、メールにより連絡をお願いします。
(「配信解除」等と入力のうえ、送信してください。)
E-mail:kagawa_merumaga(アットマーク)maff.go.jp
注)迷惑メール対策のため「@」を「(アットマーク)」と表記しています。送信の際には「@」に変更して下さい。
◆発信者
〒760-0019 高松市サンポート3番33号
中国四国農政局 香川県拠点地方参事官室
TEL:087-883-6500(地方参事官ホットライン)
FAX:087-883-6504
E-mail:kagawa_merumaga(アットマーク)maff.go.jp
注)迷惑メール対策のため「@」を「(アットマーク)」と表記しています。送信の際には「@」に変更して下さい。
お問合せ先
香川県拠点 地方参事官室
電話:087-883-6500
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