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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第130号 2021(令和3)年5月17日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    ~日本の農業、もっと強く。~
    「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省ホームページで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。

    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

    1【ひとこと】

    ★乗用トラクター作業ではヘルメット、シートベルトの着用

    総括農政推進官 髙木 文訓

    この度、4月から香川県拠点で勤務することになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

    私の出身は広島県ですが県北の山間部で育ったためか、瀬戸大橋を渡って香川県に入るとおむすび型の山々と広がる平野を目にし、心躍らされました。海と山の自然の中に、魅力の詰まった香川県をこれから楽しんでいきたいと思います。

    さて、以前にもぴっぴ通信で農作業安全の取組をご紹介しておりますが、農繁期を迎える時期になりましたので、この場を借りて改めて農作業による死亡事故についてお伝えします。

    令和元年の農作業事故死亡者数は281人で前年より7名増加しています。

    その中でも農業機械作業に係る事故は184人で全体の7割弱(65.5%)を占めています。農業機械の機種区分では、「乗用型トラクター」による事故が最も多く、80 人(農作業死亡事故全体の28.5%)、次いで「農用運搬車(軽トラックを含む。)」が26人(9.3%)、「歩行型トラクター」が22人(7.8%)と、これらの3機種で農作業死亡事故全体の約半分(45.6%)を占めています。

    また、事故の原因は操作ミスによる「機械の転落・転倒」が多くなっています。

    このように、トラクターなどの農耕車による死亡事故が多く発生しており、現在展開されている「春の農作業安全確認運動(3月~5月)」においては、農作業死亡事故を減らすため、乗用トラクター作業でのシートベルやヘルメットの着用、安全フレーム付きの装備などを呼びかけています。

    農業者の皆さまご自身やご家族を守るため、積極的に安全対策を講じていただくようお願いします。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/seisan/sizai/210208.html

    2【お知らせ】

    ★スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害を防止するために

    スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)は水稲等に食害を発生させる淡水巻貝の一種で、香川県においても毎年その被害が発生しており、水温が15度を超えるこの時期から活動を始めます。

    農林水産省では、スクミリンゴガイの被害軽減を目的とした防除対策のポイントをまとめていますので、関係者の方は一度ご覧になってください。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/siryou2/sukumi/sukumi.html

    ★安全で健やかな食生活を送るために

    食中毒は、加熱調理した後、室温で冷まして放置し、再び加熱することを繰り返した食品が原因になりやすいことをご存じでしたか。具体的には、煮物、カレー、シチュー、スープ、麺つゆなどがこれに当たります。ご家庭で作りおきされた料理は十分に加熱して早めに食べるようお薦めします。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/fs/index.html#a02

    3【農業に関心がある、農業を始めたい方】

    「興味はあるけど、農業ってどうやって始めたらいいんだろう?」

    農業法人等に就職する、自分で農業を始める、大きく2通りの始め方があります。

    どこで、何を作るのかによっても、仕事の内容は様々です。まずは、気軽に参加できる農業体験や活躍する保管者等の事例を見て、自分の理想のイメージを描いてみましょう。

    また、以下の農林水産省ホームページには、農業を実践的に学ぶことができる学校や、就農について何でも相談できる総合窓口、様々な支援施策を掲載していますので一度ご覧になってください。

     (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/index.html

    4【報道発表資料】

    ぴっぴ通信第130号の発行日以前の報道発表は以下でご確認いただけます。

    ★農林水産省の報道発表

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/index.html

    ★中国四国農政局の報道発表

    (詳しくはこちら)(中国四国農政局ホームページ)
     https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html

    5【AFFクイズ】

    ★今回のクイズ
       中国四国地域において地理的表示法(※)に基づき、登録されている地理的表示が19産品あります。香川県内では、香川小原紅早生みかん及び善通寺産四角スイカが登録されています。 さて、地理的表示保護制度の略称は、何でしょうか。

    (1)GI   (2)GL  (3)GA

    (※)地理的表示保護制度は、伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地等の特性が、品質等の特性に結びついている産品が多く存在しています。これらの産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録し、保護する制度であります。

     (解答は次号)

    ★Q 前回クイズは、「2021年1月~2月の商業用の米の輸出は、輸出数量が3,447トンでした。さて輸出数量が一位は、どこの国(地域)でしょうか?」でした。おわかりになったでしょうか。

    正解は   (1)  香港 でした。

    6【コラム】

    ★WRC ラリージャパン

    新型コロナウイルス感染症が全世界で猛威を振るう中、各種イベントの中止や延期が発表されていますが、うれしいニュースがありました。

    ラリージャパンがFIA世界ラリー選手権(WRC)の第11戦(最終戦)として11月に愛知・岐阜で開催されることとなりました。昨年の開催が予定されていましたが新型コロナ感染対策のために中止となっており、もし日本で開催されれば11年ぶりとなります。

    WRCは、日本では比較的マイナーですが、世界的にはメジャーなモータースポーツです。1973年から開催されており49回目となります。その舞台となるのはサーキットではなく、競技のために閉鎖された公道を使用します。凍った峠道や森林を縫うように走る高速路、岩の突き出た悪路や土埃の舞う砂利道、アップダウンの激しい舗装路など様々です。14カ国のさまざまな舞台で、季節を渡っていくWRCは、文字通り世界の道を競技フィールドとしています。

    日本から唯一参戦しているトヨタは、GRyaris(車名:ガスーレーシングヤリス)でC.オジエ、E.エバンス、K.ロバンペラの3人のワークスドライバーに加え、WRCチャレンジプログラムとして14年ぶりにトップカテゴリーのドライバーとして勝田貴元が参戦しています。3戦終了時点で1位はC.オジエ(トヨタ)61ポイント、2位T.ヌービル(ヒュンダイ)53ポイントとなっており、3戦とも6位で完走した勝田が7位24ポイントとなっており今後の活躍を大いに期待し見守っていきたいと思います。

    マスターズで松山が優勝し、MLBで二刀流の大谷が復活するなど世界の舞台で日本人が活躍する様を見るのは大きな感動と勇気をいただけます。

    新型コロナウイルス感染症が早く収束し色々なイベントが心置きなく生で観戦できる日が来ることを願いつつ、これからも感染対策をしっかり行っていくつもりです。

    行政専門員 岡澤

     ◆香川県拠点ホームページURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
      https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html

     ◆Facebookページ農水省・農業経営者net
      https://www.facebook.com/nogyokeiei

     ◆農業競争力強化プログラム
      https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

     ◆農業保険(収入保険・農業共済)
      https://www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/index.html

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