香川ぴっぴ通信 第131号 2021(令和3)年6月1日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 1【ひとこと】
・「水稲調査」の調査時期の変更について…総括統計専門官 樋野 克浩 - 2【お知らせ】
・令和2年度 食料・農業・農村白書が公表されました
・令和3年農作業安全ポスターデザインコンテストの開催について
・「令和3年度病害虫発生予報第2号」について
・MAFFアプリに「熱中症警戒アラート」の通知機能を追加しました
・安全で健やかな食生活を送るために - 3【農業に関心がある、農業を始めたい方へ】
- 4【報道発表資料】
・農林水産省及び中国四国農政局 - 5【AFFクイズ】
- 6【コラム】
・前回(115号)は「うどん」今回は「醗酵」…総括農政推進官 谷 淳吉
~日本の農業、もっと強く。~
「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省ホームページで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html
1【ひとこと】
★「水稲調査」の調査時期の変更について
総括統計専門官 樋野 克浩
農林水産省で実施しています「水稲調査」の調査時期の変更についてお知らせします。
「水稲調査」では、国民の主食として重要なコメの作柄を把握することを目的として、これまで9月15日現在、10月15日現在で調査を行い、作況指数等を公表していましたが、本年産よりそれぞれ9月25日現在、10月25日現在と調査期日を10日後ろに変更することになりました。
これは、「米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針」の策定スケジュールがこれまで11月中下旬に策定・公表されていたものを、麦の播種準備が始まる10月中旬に早め、麦の作付けの判断に利用できるよう変更されたことに伴うものです。
この基本指針の策定に、次年産の生産方針等を検討する際の重要な基礎資料として「水稲調査」の調査結果が活用されており、最適な時点で調査結果の提供を行います。
生産者や関係者の方々には、これまで9月15日現在、10月15日現在の作況指数としてなじみがあり、関心をお持ちいただいていたと思いますが、ご理解いただきますようお願いします。また、引き続き調査へのご協力をよろしくお願いいたします。
2【お知らせ】
★令和2年度 食料・農業・農村白書が公表されました
令和3年5月25日に公表された白書では、「新型コロナウイルス感染症による影響と対応」を特集として掲載するなど、農業関係者以外にも広く我が国の食料・農業・農村について理解してもらうことを目指しています。一度ご覧になってはいかがでしょうか。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo04/210525.html
★令和3年農作業安全ポスターデザインコンテストの開催について
農林水産省は、春の農作業安全確認運動の一環として、農作業安全に対する国民意識の醸成及び効果的な推進を図るため、令和3年4月23日(金曜日)から6月23日(水曜日)までの間、農作業安全を広く呼びかける「令和3年農作業安全ポスターデザインコンテスト」を開催します。
募集するポスターとしては、ポスターを目にした農業者が農作業安全に改めてしっかり取り組もうと感じるようなデザイン、他の農業者にも注意を促したくなるような内容のデザインを募集しています。(未公表でオリジナルのものに限る)
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/seisan/sizai/210423.html
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)(農作業安全対策)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/
★「令和3年度病害虫発生予報第2号」について
令和3年5月12日、農林水産省は「令和3年度病害虫発生予報第2号」を発表しました。
四国地域の野菜類では、たまねぎべと病の発生が四国の一部の地域で多くなると予想されています。
また、水稲については、四国地域にイネミズゾウムシの発生が「やや多い」と予想されています。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/210512.html
★MAFFアプリに「熱中症警戒アラート」の通知機能を追加しました
農業者と農林水産省をつなぐコミュニケーションツール「MAFFアプリ」に、今般、環境省及び気象庁が発表する「熱中症警戒アラート」を通知する機能を追加しましたのでお知らせします。
農作業中の熱中症による死亡事故は、平成30年は調査開始以降最も多い43人、令和元年も前年に次ぐ29人と近年急増しており、農業者の方に熱中症の警戒を促す手法の開発が課題となっていました。
このため、MAFFアプリに登録された方の地域に環境省及び気象庁が運用する「熱中症警戒アラート」が発出された場合、当日の朝7時頃に自動でMAFFアプリにアラートが通知される機能(プッシュ通知機能)を追加し、5月20日(木曜日)より運用を開始しましたので、MAFFアプリを登録していただき熱中症警戒アラート機能を活用してはいかがですか。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/seisan/sizai/210520.html