香川ぴっぴ通信 第139号 2021(令和3)年10月1日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 1【ひとこと】
・「2020年農林業センサス」(確定値)結果、4月に公表…総括統計専門官 越智眞智子 - 2【お知らせ】
・令和4年度農林水産予算概算要求の概要について
・令和3年農作業安全ポスターデザインコンテストの結果について
・「みどりの食料システム戦略」を策定しました
・ノウフク・アワード2021の募集について
・農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」をスタート
・農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう
・MAFFアプリのご利用をおすすめします
・かがわ6次産業化人材育成塾2021が開催されます
・スマート農業を目指す先端技術フェア in 岡山 - 3【農業に関心がある、農業を始めたい方へ】
- 4【報道発表資料】
・農林水産省及び中国四国農政局 - 5【AFFクイズ】
- 6【コラム】
・コロナ禍における週末の楽しみ……地方参事官 小野寺慎司
~日本の農業、もっと強く。~
「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省ホームページで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html
1【ひとこと】
★「2020年農林業センサス」(確定値)結果、4月に公表
総括統計専門官 越智眞智子
農林水産省では、令和2年2月1日現在で、「2020年農林業センサス」を実施し、昨年11月末に調査結果(概数値)を公表、本年4月末に確定値を公表しております。
調査結果は、印刷物で発行するとともにホームページでも公表しています。調査にご協力いただきました農林業に携わっておられる方、また、そうで無い方も興味を持たれた方は、一度ご覧になってみてください。
また、農林水産省ホームページの統計情報には、過去の調査結果を活用した、農業集落(全国約14万、香川県3,179)を単位として、過去3回の農林業センサス結果(2005年、2010年及び2015年)と各種情報を組み合わせて、農林水産省が独自に加工・再編成したデータを提供している「地域の農業を見て・知って・活かすDB」があります。地域農業や地域コミュニティについての多角的な分析ができ、さらに、併せて提供する農業集落境界データを地理情報システム(GIS)に取り込ませることで、「地域の農業を見て・知って・活かすDB」の分析を地図として視覚化することも可能です。
使い方を記載した「データ利用の手引」や、どのデータを使えばどのような分析ができるかの事例も掲載しています。データを活用して資料を作成する際の参考としてください。
一方、中国四国農政局ホームページの統計情報には、県別、市町村別、旧市町村別及び農業集落別の農林業センサス等のデータを自由に加工・分析し、人・農地プランの実質化や地域計画の検討等に活用していただくための地域データベース・ツールとして「統計デ-タで見える地域の現状」があります。どちらもご利用される皆様の目的に応じて、デ-タをご提供できるよう作成したものです。ご活用いただければ幸いです。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)「2020年農林業センサス」
https://www.maff.go.jp/j/tokei/census/afc/2020/index.html
「地域の農業を見て・知って・活かすDB」
https://www.maff.go.jp/j/tokei/census/shuraku_data/index.html
(詳しくはこちら)(中国四国農政局ホームページ)「統計デ-タで見える地域の現状」
https://www.maff.go.jp/chushi/info/chiiki_gen.html
2【お知らせ】
★令和4年度農林水産予算概算要求の概要について
農林水産省は、令和3年8月31日、令和4年度農林水産予算概算要求を取りまとめました。
今回は、「生産基盤の強化と経営所得安定対策の着実な実施」、「5兆円目標の実現に向けた農林水産物・食品の輸出力強化、食品産業の強化」、「環境負荷軽減に資する『みどりの食料システム戦略』の実現に向けた政策の推進」など、9項目を重点事項として要求しています。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r4yokyu.html
★令和3年農作業安全ポスターデザインコンテストの結果について
農林水産省は、農作業安全に対する国民意識の醸成及び効果的な対策の推進を図ることを目的とした農作業安全ポスターデザインコンテストを実施し、優秀な作品を表彰しており、農林水産大臣賞受賞作品については、農林水産省で作成する秋の農作業安全確認運動のポスターデザインに採用し、安全意識の啓発活動に活用されます。この度は、農林水産大臣賞、農林水産省農産局長賞など各賞の受賞者を決定しました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/r3poster.html
★「みどりの食料システム戦略」を策定しました
我が国の食料・農林水産業は、大規模自然災害、地球温暖化、生産者の減少等による生産基盤の脆弱化、地域コミュニティの衰退、新型コロナを契機とした生産・消費の変化などの課題に直面しており、将来にわたって食料の安定供給を図るためには、それらの課題も見据えた農林水産行政を推進していく必要があります。
このため、農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html#sakutei
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)みどりの食料システム戦略説明動画
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/video.html
★ノウフク・アワード2021の募集について
農林水産省は、農福連携について、優れた取組事例を表彰し、全国への情報発信を通じて他地域への拡大を図っています。現在、「ノウフク・アワード2021」への応募者を募集しておりますので、ご関心をお持ちの方は是非ご応募ください。
・応募締切:令和3年11月12日(金曜日)
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/210916.html
★農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」をスタート
農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開始しました。
我が国では食の外部化・簡便化が進む一方、食と農との距離が遠くなり、農業や農村に対する国民の意識・関心は薄れています。
食についても新たな生活様式を模索する今、これからの日本の、自分たちの食を確かなものとしていくためには、消費者と生産者が一体となって自分たちの課題と捉え、行動変容に繋げていくことが必要です。
今回の取組は、時代の変化に対応し日本各地の食を支えてきた農林漁業者・食品事業者の努力や創意工夫について消費者の理解を深め、良いところは伸ばし変えるべきことを変え新しいことにもチャレンジする取組を応援する、新しい国民運動です。
今後、様々なメディアやシンポジウム等を通じて、全国各地の農林漁業者等の取組、地域の食や農山漁村の魅力などを伝えることにより、国産の農林水産物や有機農産物の積極的な選択に向けた行動変容に繋がることを目指し、生産者団体や食品関連事業者等と連携した官民協働による取組を推進していきます。
(詳しくはこちら)(ニッポンフードシフトホームページ)
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/
★農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう
農業は、自然災害による収入減少や市場価格の低下など、様々なリスクにさらされる産業です。
このようなリスクに対応して農業経営の安定を図る観点から、農林水産省は、農業経営収入保険制度を設け、平成31年1月から実施しています。
新型コロナウイルス感染症のような想定外のリスクも含めて幅広く補償される制度ですので、是非とも加入をご検討ください。ご加入やご質問につきましては、NOSAI香川までお問い合わせください。
(詳しくはこちら)(NOSAI香川ホームページ)
https://nosai-kagawa.jp/