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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第145号 2022(令和4)年1月5日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    ~日本の農業、もっと強く。~
    「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省ホームページで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。

    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

    1【ひとこと】

    ★新年の御挨拶

    地方参事官  小野寺  慎司

    新年明けましておめでとうございます。

    昨年4月に着任して初めての新年を無事に迎えることができました。皆様はどのようなお正月をお過ごしになられたでしょうか。感染力が強いと言われているオミクロン株等による新規感染者の拡大もあり、御自宅で、ゆったり、まったり、のんびりとしたお正月だったでしょうか。私は、お陰様で、9か月ぶりに家族(犬2匹を含む)と一緒に自宅で過ごすことができました。自宅がある地域は昨年緊急事態宣言下であったことから、昨年中はなかなか帰省することができず、久しぶりにのんびりと過ごさせていただきました。

    さて、昨年(4月以降)の県内の状況を振り返ってみますと、梅雨入りが平年より20日以上も早く訪れ、統計開始以来最も長い梅雨になったほか、8月には台風第9号による農作物被害がありましたが、その他に大きな自然災害もなく、さすが香川県と思えるほど、災害の少ない年だったのではないでしょうか。

    一方、県内の新型コロナウイルスに関しましては、その感染拡大により、4月から県独自の対策が始まり、8月には初めてまん延防止等重点措置区域に加わるなど、10月下旬の感染者数減少までの期間は様々な方面で影響があったのではないでしょうか。香川県拠点といたしましても、小職が着任した4月以降、県内の関係者の皆様はもとより、様々な分野の方々とのネットワークづくりを心がけましたが、年内は思ったほどの交流ができず、歯がゆい状況が続いた年でした。本年は、年末年始の辺りから全国的に再び感染者数が増加傾向にありますが、第6波と言われるほどにならない段階で減少に転じることを祈念してやみません。くれぐれも感染防止に努めていただければ幸いです。

    また、引き続き農政を担う最前線の組織として、現場と農政を結び地域の課題を解決するとともに、農林水産業をはじめとした地域の活性化を促すイノベーションを生むような異業種交流の機会を提供できるよう努めて参ります。様々な分野の方々の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、新型コロナウイルスの克服と皆様の御多幸を心から祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。

    本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

    2【お知らせ】

    ★令和3年度農林水産関係補正予算の成立について

    12月20日に令和3年度補正予算が成立しました。農林水産省関係では総額8,795億円となり、柱となる米需給対策である「米の需給及び価格の安定に向けた対策の実施」に904億円を確保しました。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
     
    https://www.maff.go.jp/j/budget/r3hosei.html

     ★令和4年度農林水産予算概算決定の概要について

    農林水産省は、令和4年度農林水産予算概算決定の概要を取りまとめました。今後、国会での審議が行われることとなります。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/budget/r4kettei.html

    ★「みどりの食料システム戦略」を策定しました

    我が国の食料・農林水産業は、大規模自然災害、地球温暖化、生産者の減少等による生産基盤の脆弱化、地域コミュニティの衰退、新型コロナを契機とした生産・消費の変化などの課題に直面しており、将来にわたって食料の安定供給を図るためには、それらの課題も見据えた農林水産行政を推進していく必要があります。

    このため、農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
     
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html#sakutei

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)みどりの食料システム戦略説明動画
     
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/video.html 

    ★高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う監視体制の強化について

    今シーズンの近県での家きんの高病原性鳥インフルエンザの発生につきまして、愛媛県西条市の採卵鶏農場において、令和3年12月31日に今シーズン国内10例目が、令和4年1月4日には11及び12例目が確認されています。

    家畜飼養者の皆様におかれましては、引き続き、徹底した消毒と野生動物等の侵入防止に努めるなど、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。

    なお、万が一、飼養する家畜に異常を見つけた場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/220104_8.html

    農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」をスタート

    農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開始しました。

    我が国では食の外部化・簡便化が進む一方、食と農との距離が遠くなり、農業や農村に対する国民の意識・関心は薄れています。

    食についても新たな生活様式を模索する今、これからの日本の、自分たちの食を確かなものとしていくためには、消費者と生産者が一体となって自分たちの課題と捉え、行動変容に繋げていくことが必要です。

    今回の取組は、時代の変化に対応し日本各地の食を支えてきた農林漁業者・食品事業者の努力や創意工夫について消費者の理解を深め、良いところは伸ばし変えるべきことを変え新しいことにもチャレンジする取組を応援する、新しい国民運動です。

    今後、様々なメディアやシンポジウム等を通じて、全国各地の農林漁業者等の取組、地域の食や農山漁村の魅力などを伝えることにより、国産の農林水産物や有機農産物の積極的な選択に向けた行動変容に繋がることを目指し、生産者団体や食品関連事業者等と連携した官民協働による取組を推進していきます。

    (詳しくはこちら)(ニッポンフードシフトホームページ)
    https://nippon-food-shift.maff.go.jp/

    ★農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう

    農業は、自然災害による収入減少や市場価格の低下など、様々なリスクにさらされる産業です。

    このようなリスクに対応して農業経営の安定を図る観点から、農林水産省では、農業経営収入保険制度を設け、平成31年1月から実施しています。

    新型コロナウイルス感染症のような想定外のリスクも含めて幅広く補償される制度ですので、是非とも加入を御検討ください。御加入やご質問につきましては、NOSAI香川までお問い合わせください。

    (詳しくはこちら)(NOSAI香川ホームページ
    https://nosai-kagawa.jp/

    ★「MAFFアプリ」 の御利用をおすすめします

    MAFFアプリは、皆様に役立つ情報を農林水産省から直接お届けするスマホ用アプリです。

    農業者や農業関係者だけでなく、どなたでも無料※で御利用いただけますので是非ご登録してみてください。

    プロフィールとして設定いただいたお住まいの地域や作目、関心事項等に応じて、役立つ情報をお届けします。

    また、現場の情報を農林水産省に直接届けることができます。

    ※通信に要する費用(データ通信料等)は、利用者の負担となります。 

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/maff-app.html

    ★玄米及び精米表示の見直し(年月旬表示の導入)について

    玄米及び精米商品は、これまで「調製年月日」「精米年月日」「輸入年月日」を表示することとされていましたが、令和2年3月27日より、年月日に加えて「年月旬(上旬/中旬/下旬)」表示もできるようになりました。これにより、食品ロスの削減や物流の効率化が図られることが期待されます。

    なお、米の取扱事業者の皆様は、玄米及び精米に関する表示基準の改正に伴う経過措置期間が終了する令和4年3月31日までに、米袋の一括表示欄の表示事項を「精米年月日」から「精米時期」へ変更いただくようお願いします。あわせて、「調製年月日」「輸入年月日」は、それぞれ「調製時期」「輸入時期」に変更をお願いします。

    (詳しくはこちら)(中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/kome/

    ★「国際果実野菜年2021」おすすめレシピ・食べ方(第2弾)の募集について

    2021(令和3)年は、国際連合が定める国際果実野菜年です。農林水産省は、「国際果実野菜年2021」の取組の一環として、このたび、「「国際果実野菜年2021」おすすめレシピ・食べ方(第2弾)」について募集しています。

    ・募集対象:「果物や野菜を使った一般家庭で作ること・食べることができるおすすめレシピ・食べ方」

    ・応募締切:令和4年2月1日(火曜日)

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/ryutu/211201.html

    ★「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンの実施について

    我が国における「食品ロス」は、年間約570万トンと推計(注)されており、食品ロスの削減を「食品ロスの削減の推進に関する法律」において、消費者・事業者・地方公共団体を含む様々な主体が連携し、国民運動として推進していくこととされています。

    このため、農林水産省は、消費者庁、環境省及び全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会とともに、令和3年12月から令和4年1月まで、「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンを実施し、食品ロス削減の普及啓発を行います。           (注)令和元年度推計値:農林水産省・環境省

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/211130_1.html

    ★スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害防止対策について

    ジャンボタニシは、淡水巻貝の一種で、水稲等を食害します。近年、暖冬の影響でジャンボタニシの発生が全国で増えています。

    秋冬期には、冬期の耕うんにより貝を物理的に破壊するとともに寒風にさらすことが重要です。また、水路の泥上げ等の防除対策を実施することで、越冬個体数を減らすことができます。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/siryou2/sukumi/sukumi.html

    3【農業に関心がある、農業を始めたい方へ】

    ★「興味はあるけど、農業ってどうやって始めたらいいんだろう?」と思っている方へ

    農家を始めるには、農業法人等に就職する、自分で農業を始めるという、大きく分けて二通りの方法があります。

    また、どこで、何を作るのかによっても、仕事の内容は様々です。まずは、気軽に参加できる農業体験や活躍する事業者等の事例を見て、自分の理想のイメージを描いてみましょう。

    以下の農林水産省ホームページには、農業を実践的に学ぶことができる学校や、就農について何でも相談できる総合窓口など、様々な支援施策を掲載していますので一度ご覧になってください。

     (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/index.html

    4【報道発表資料】

    ぴっぴ通信第145号の発行日以前の報道発表は以下でご確認いただけます。

    ★農林水産省の報道発表

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/index.html

    ★中国四国農政局の報道発表

    (詳しくはこちら)(中国四国農政局ホームページ)
     
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html

    5【AFFクイズ】

    ★今回のクイズは、タラバガニに関することを出題します。

    年末年始~お正月にかけて、食卓を豪華に盛り上げる海の食材としてタラバガニがあります。このタラバガニは、主にロシア、アラスカ、国内では北海道等で捕れます。ではここで問題です。タラバガニは、分類学上は、どちらに属しますか。

    (1)カニ類  (2)ヤドカリ (3)クモ

    (解答は次号)

    ★前回のクイズは、「食料・農業・農村白書」からの出題です。食料自給率を高めるために、みんなができることは何か。みんなが国産の農産物を選ぶと、国産での生産が増えて食料自給率は向上します。では、食料自給率の1%に相当しないものはどれでしょうか。」でした。おわかりになったでしょうか。

    正解は (3) 国産小麦100%使用のうどんを月にもう約3玉(900グラム)食べる。 でした。

    6【コラム】

    ★全国年明けうどん大会 2021 in さぬき

    昨年に続き、今年も全国年明けうどん大会に行ってきました。

    北は北海道から南は九州まで全国15県のご当地うどんと年明けうどんが集合!細いのから極太まで様々な麺に、ご当地の特産品を使ったうどんなどが19種類。全部を食べたいのですが、食べられる量には限界があり、また、制限時間が1時間では多くのうどんを食べることができず、今年は、昨年食べたもの以外で、エビフライがのった名古屋きしめん(愛知県)、少し辛い坦々スープの出雲うどん(島根県)、真っ赤な旨辛の出汁の夜叉うどん(広島県)、牛肉食文化の聖地「津山」のホルモンうどん(岡山県)、濃厚醤油照焼タレを使用した新居浜肉焼きうどん(愛媛県)を妻と一緒に美味しくいただきました。

    このような催しにより美味しくうどんを頂くことが国産小麦の消費拡大に繋がっていくと良いですね。

    来年も開催されるなら、また違ったうどんを食べたいものです。

    主任農政推進官  十川  浩司

     ◆香川県拠点ホームページURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
      https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html

     ◆Facebookページ農水省・農業経営者net
      https://www.facebook.com/nogyokeiei

     ◆農業競争力強化プログラム
      https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

     ◆農業保険(収入保険・農業共済)
      https://www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/index.html

     ◆香川県拠点お問い合わせ窓口
      https://www.contactus.maff.go.jp/j/chushi/form/161205_3.html

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       FAX:087-883-6504
       E-mail:kagawa_merumaga(アットマーク)maff.go.jp
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    お問合せ先

    香川県拠点 地方参事官室
    電話:087-883-6500
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