香川ぴっぴ通信 第145号 2022(令和4)年1月5日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 1【ひとこと】
・新年の御挨拶 … 地方参事官 小野寺 慎司 - 2【お知らせ】
・令和3年度農林水産関係補正予算の成立について
・令和4年度農林水産予算概算決定の概要について
・「みどりの食料システム戦略」を策定しました
・高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う監視体制の強化について
・農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」をスタート
・農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう
・MAFFアプリのご利用をおすすめします
・玄米及び精米表示の見直し(年月旬表示の導入)について
・「国際果実野菜年2021」おすすめレシピ・食べ方(第2弾)の募集について
・「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンの実施について
・スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害防止対策について - 3【農業に関心がある、農業を始めたい方へ】
- 4【報道発表資料】
・農林水産省及び中国四国農政局 - 5【AFFクイズ】
- 6【コラム】
・全国年明けうどん大会 2021 in さぬき……主任農政推進官 十川 浩司
~日本の農業、もっと強く。~
「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省ホームページで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html
1【ひとこと】
★新年の御挨拶
地方参事官 小野寺 慎司
新年明けましておめでとうございます。
昨年4月に着任して初めての新年を無事に迎えることができました。皆様はどのようなお正月をお過ごしになられたでしょうか。感染力が強いと言われているオミクロン株等による新規感染者の拡大もあり、御自宅で、ゆったり、まったり、のんびりとしたお正月だったでしょうか。私は、お陰様で、9か月ぶりに家族(犬2匹を含む)と一緒に自宅で過ごすことができました。自宅がある地域は昨年緊急事態宣言下であったことから、昨年中はなかなか帰省することができず、久しぶりにのんびりと過ごさせていただきました。
さて、昨年(4月以降)の県内の状況を振り返ってみますと、梅雨入りが平年より20日以上も早く訪れ、統計開始以来最も長い梅雨になったほか、8月には台風第9号による農作物被害がありましたが、その他に大きな自然災害もなく、さすが香川県と思えるほど、災害の少ない年だったのではないでしょうか。
一方、県内の新型コロナウイルスに関しましては、その感染拡大により、4月から県独自の対策が始まり、8月には初めてまん延防止等重点措置区域に加わるなど、10月下旬の感染者数減少までの期間は様々な方面で影響があったのではないでしょうか。香川県拠点といたしましても、小職が着任した4月以降、県内の関係者の皆様はもとより、様々な分野の方々とのネットワークづくりを心がけましたが、年内は思ったほどの交流ができず、歯がゆい状況が続いた年でした。本年は、年末年始の辺りから全国的に再び感染者数が増加傾向にありますが、第6波と言われるほどにならない段階で減少に転じることを祈念してやみません。くれぐれも感染防止に努めていただければ幸いです。
また、引き続き農政を担う最前線の組織として、現場と農政を結び地域の課題を解決するとともに、農林水産業をはじめとした地域の活性化を促すイノベーションを生むような異業種交流の機会を提供できるよう努めて参ります。様々な分野の方々の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、新型コロナウイルスの克服と皆様の御多幸を心から祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2【お知らせ】
★令和3年度農林水産関係補正予算の成立について
12月20日に令和3年度補正予算が成立しました。農林水産省関係では総額8,795億円となり、柱となる米需給対策である「米の需給及び価格の安定に向けた対策の実施」に904億円を確保しました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r3hosei.html
★令和4年度農林水産予算概算決定の概要について
農林水産省は、令和4年度農林水産予算概算決定の概要を取りまとめました。今後、国会での審議が行われることとなります。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r4kettei.html
★「みどりの食料システム戦略」を策定しました
我が国の食料・農林水産業は、大規模自然災害、地球温暖化、生産者の減少等による生産基盤の脆弱化、地域コミュニティの衰退、新型コロナを契機とした生産・消費の変化などの課題に直面しており、将来にわたって食料の安定供給を図るためには、それらの課題も見据えた農林水産行政を推進していく必要があります。
このため、農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html#sakutei
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)みどりの食料システム戦略説明動画
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/video.html
★高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う監視体制の強化について
今シーズンの近県での家きんの高病原性鳥インフルエンザの発生につきまして、愛媛県西条市の採卵鶏農場において、令和3年12月31日に今シーズン国内10例目が、令和4年1月4日には11及び12例目が確認されています。
家畜飼養者の皆様におかれましては、引き続き、徹底した消毒と野生動物等の侵入防止に努めるなど、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。
なお、万が一、飼養する家畜に異常を見つけた場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/220104_8.html