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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第148号 2022(令和4)年2月16日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    ~日本の農業、もっと強く。~
    「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省ホームページで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。

    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

    1【ひとこと】

    ★どっちでも良い話?

    総括広域監視官  山形  和隆

    これまでも、本通信でお知らせしましたが、食品表示基準が改正され、令和4年4月1日から「新しい原料原産地表示制度」が完全施行になり、国内で製造された全ての加工食品(容器包装に入れて販売する食品)を対象に、最も多く使われた原材料の原産地表示が義務付けられます。

    ただし、“全ての”といっても一部対象外となる加工食品があります。それは、この改正時点で他法令によりすでに原料原産地の表示が義務付けられていた加工食品です。

    例えば、米菓やおにぎりなどの米加工品は、「米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律(米トレサ法)」に基づき、すでに原料米の産地情報の伝達が行われています。

    「米菓」の表示例としては、「原材料名:うるち米(国産、アメリカ産)、植物油脂、砂糖・・・」のようになります。

    また、「おにぎり」では、「原材料名:米飯(米(国産))、鮭、のり(国産)、食塩」のようになりますが、この表示例で何かお気づきでしょうか?「米」以外に「のり」にも産地が記載されていますよね。これは、今回の食品表示基準の改正で、個別品目の原産地表示対象となる原材料として、おにぎりに使用した「のり」が追加され、重量割合の順位にかかわらず原そうの原産地表示が義務付けられたためです。したがって「米」は米トレサ法、「のり」は食品表示基準に基づき表示されることとなります。

    2つの法令が絡み複雑そうですが、消費者の方にとっては、原材料の原産地がどの法令によって表示されていようが、知りたい情報が得られれば良い話ですよね。

    2【お知らせ】

    ★消費税インボイス制度の周知のための説明会開催について

    令和5年10月1日から複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として、適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入されます。適格請求書等保存方式(インボイス制度)では、仕入税額の控除のための要件等が現行の制度と変わります。

    農業関係者・流通事業者等の方々に制度を十分理解していただき、制度導入に向けての準備や対応を円滑に行っていただけるよう、説明会を開催します。

    1 開催日時

    1回目  令和4年3月4日(金曜日)  13時30分~15時00分

    2回目  令和4年3月8日(火曜日)  13時30分~15時00分

    3回目  令和4年3月10日(木曜日) 13時30分~15時00分

    2 開催方法

    オンライン(Webex)及び会場での視聴

    ※香川県拠点でご視聴できます。会場関係でそれぞれの開催日毎に20名までとさせていただいていますので、ご留意ください。先着順となります。

    3 申込方法

    以下の参加申込フォームからお申込みください。

    (詳しくはこちら)(オンライン(Webex)参加を希望される方)
    https://www.contactus.maff.go.jp/j/chushi/form/011_20220202_web.html

    (詳しくはこちら)(会場での視聴を希望される方)
    https://www.contactus.maff.go.jp/j/chushi/form/011_20220202_kaijo.html

    ★令和3年度農林水産関係補正予算の概要について

    12月20日に令和3年度補正予算が成立しました。農林水産省関係では総額8,795億円となり、柱となる米需給対策である「米の需給及び価格の安定に向けた対策の実施」に904億円を確保しました。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
     
    https://www.maff.go.jp/j/budget/r3hosei.html

     ★令和4年度農林水産予算概算決定の概要について

    農林水産省は、令和4年度農林水産予算概算決定の概要を取りまとめました。今後、国会での審議が行われることとなります。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/budget/r4kettei.html

    ★「みどりの食料システム戦略」を策定しました

    我が国の食料・農林水産業は、大規模自然災害、地球温暖化、生産者の減少等による生産基盤の脆弱化、地域コミュニティの衰退、新型コロナを契機とした生産・消費の変化などの課題に直面しており、将来にわたって食料の安定供給を図るためには、それらの課題も見据えた農林水産行政を推進していく必要があります。

    このため、農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
     
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html#sakutei

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)みどりの食料システム戦略説明動画
     
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/video.html 

    ★YouTubeにおける「水田農業の未来を考える動画コンテンツ(第2弾)」の公開について

    農林水産省は、「水田農業の未来を考える動画コンテンツ(第2弾)」として、maffchannel(YouTube)により、新市場開拓に向けた水田リノベーション事業編の「生産者向け」及び「事業者向け」の2つの動画を公開しました。

    第1弾の8つの動画と併せ、地域における産地づくりの話し合いの際などに是非ご活用ください。

    (詳しくはこちら)(YouTube)
     https://www.youtube.com/playlist?list=PLMvvhD9xvwfk9GLcOvikBmJfpuEIv33RA 

    (詳しくはこちら)(第1弾の動画YouTube)
     
    https://www.youtube.com/playlist?list=PLMvvhD9xvwfnmJUFbTtWmICaMSWlO6cjC 

    ★高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う監視体制の強化について

    今シーズンにおいては、飼養農場において、国内16例の高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されています。

    家畜飼養者の皆様におかれましては、引き続き、徹底した消毒と野生動物等の侵入防止に努めるなど、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。

    なお、万が一、飼養する家畜に異常を見つけた場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/220128.html

    農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」をスタート

    農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開始しました。

    我が国では食の外部化・簡便化が進む一方、食と農との距離が遠くなり、農業や農村に対する国民の意識・関心は薄れています。

    食についても新たな生活様式を模索する今、これからの日本の、自分たちの食を確かなものとしていくためには、消費者と生産者が一体となって自分たちの課題と捉え、行動変容に繋げていくことが必要です。

    今回の取組は、時代の変化に対応し日本各地の食を支えてきた農林漁業者・食品事業者の努力や創意工夫について消費者の理解を深め、良いところは伸ばし変えるべきことを変え新しいことにもチャレンジする取組を応援する、新しい国民運動です。

    今後、様々なメディアやシンポジウム等を通じて、全国各地の農林漁業者等の取組、地域の食や農山漁村の魅力などを伝えることにより、国産の農林水産物や有機農産物の積極的な選択に向けた行動変容に繋がることを目指し、生産者団体や食品関連事業者等と連携した官民協働による取組を推進していきます。

    (詳しくはこちら)(ニッポンフードシフトホームページ)
    https://nippon-food-shift.maff.go.jp/

    ★農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう

    農業は、自然災害による収入減少や市場価格の低下など、様々なリスクにさらされる産業です。

    このようなリスクに対応して農業経営の安定を図る観点から、農林水産省では、農業経営収入保険制度を設け、平成31年1月から実施しています。

    新型コロナウイルス感染症のような想定外のリスクも含めて幅広く補償される制度ですので、是非とも加入をご検討ください。ご加入やご質問につきましては、NOSAI香川までお問い合わせください。

    (詳しくはこちら)(NOSAI香川ホームページ
    https://nosai-kagawa.jp/

    ★「MAFFアプリ」 のご利用をおすすめします

    「MAFFアプリ」は、皆様に役立つ情報を農林水産省から直接お届けするスマホ用アプリです。

    農業者や農業関係者だけでなく、どなたでも無料※でご利用いただけますので是非ご登録してみてください。

    プロフィールとして設定いただいたお住まいの地域や作目、関心事項等に応じて、役立つ情報をお届けします。

    また、現場の情報を農林水産省に直接届けることができます。

    ※通信に要する費用(データ通信料等)は、利用者の負担となります。 

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/maff-app.html

    ★玄米及び精米表示の見直し(年月旬表示の導入)について

    玄米及び精米商品は、これまで「調製年月日」「精米年月日」「輸入年月日」を表示することとされていましたが、令和2年3月27日より、年月日に加えて「年月旬(上旬/中旬/下旬)」表示もできるようになりました。これにより、食品ロスの削減や物流の効率化が図られることが期待されます。

    なお、米の取扱事業者の皆様は、玄米及び精米に関する表示基準の改正に伴う経過措置期間が終了する令和4年3月31日までに、米袋の一括表示欄の表示事項を「精米年月日」から「精米時期」へ変更いただくようお願いします。あわせて、「調製年月日」「輸入年月日」は、それぞれ「調製時期」「輸入時期」に変更をお願いします。

    (詳しくはこちら)(中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/kome/

    ★スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害防止対策について

    ジャンボタニシは、淡水巻貝の一種で、水稲等を食害します。近年、暖冬の影響でジャンボタニシの発生が全国で増えています。

    秋冬期には、冬期の耕うんにより貝を物理的に破壊するとともに寒風にさらすことが重要です。また、水路の泥上げ等の防除対策を実施することで、越冬個体数を減らすことができます。

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/siryou2/sukumi/sukumi.html

    ★令和3年度「地産地消コーディネーター育成研修会」のインターネット動画配信について

    (一財)都市農山漁村交流活性化機構(まちむら交流きこう)は、学校等施設給食における地場産物の利用拡大促進に向けて、給食事業者側と農林水産関係者側の間をつなぐ調整役となりうる地産地消コーディネーターの育成に資するため、「地産地消コーディネーター育成研修会」の動画をインターネットで配信しています。

    ・配信期間:令和3年12月中旬~令和4年3月31日(木曜日)(ご視聴は無料ですが、事前登録が必要です。)

    (詳しくはこちら)(まちむら交流きこうホームページ)
    https://www.kouryu.or.jp/information/20211210_1968/

    ★中国四国農政局輸出産地等支援プロジェクトチームの設置及び輸出産地サポーターの配置について

    中国四国農政局は、令和2年12月に決定された「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」に基づく輸出産地の輸出事業計画の策定及びその実現に向けた取組を支援するため、令和4年1月4日に「中国四国農政局輸出産地等支援プロジェクトチーム」を設置するとともに、「輸出産地サポーター」を配置しました。

    (詳しくはこちら)(中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/ke_zigyo/220105.html

    ★中国四国「スマート農林水産統計」Ver2.1の公開について

    中国四国農政局は、統計データの携行利用に便利な資料集としてホームページに掲載中の中国四国「スマート農林水産統計」を更新しました。

    この度の更新では、令和2年産指定野菜の市町村別データ、令和3年2月1日現在の主要家畜の飼養状況などを収録しましたので、是非ご活用ください。

    (詳しくはこちら)(中国四国農政局ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/chushi/info/smart.html

    3【農業に関心がある、農業を始めたい方へ】

    ★「興味はあるけど、農業ってどうやって始めたらいいんだろう?」と思っている方へ

    農家を始めるには、農業法人等に就職する、自分で農業を始めるという、大きく分けて二通りの方法があります。

    また、どこで、何を作るのかによっても、仕事の内容は様々です。まずは、気軽に参加できる農業体験や活躍する事業者等の事例を見て、自分の理想のイメージを描いてみましょう。

    以下の農林水産省ホームページには、農業を実践的に学ぶことができる学校や、就農について何でも相談できる総合窓口など、様々な支援施策を掲載していますので一度ご覧になってください。

     (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/index.html

    4【報道発表資料】

    ぴっぴ通信第148号の発行日以前の報道発表は以下でご確認いただけます。

    ★農林水産省の報道発表

    (詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
    https://www.maff.go.jp/j/press/index.html

    ★中国四国農政局の報道発表

    (詳しくはこちら)(中国四国農政局ホームページ)
     
    https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html

    5【AFFクイズ】

    ★今回のクイズは、中国四国のもも収穫量(令和3年産)に関することを出題します

    令和3年産作物統計調査によると、全国のもも収穫量は107,300トンで、岡山県が6位(収穫量5,620トン)です。では、ここで問題です。香川県は全国何位でしょうか。

    (1)  9位  (2)  15位  (3)  20位

    (解答は次号)

    ★前回のクイズは、「牡蠣の旬は、産卵を終えた冬の11月頃から美味しくなり始め、鍋料理によく登場します。最も美味しくなるのは産卵の準備に入る3~4月頃で、身が栄養を蓄えふっくら太って、とっても濃厚クリーミーな味になります。牡蠣は海水を吸い込むことでその中のプランクトンを食べています。

    では、ここで問題です。牡蠣1個が1日に吸い込む海水の量は次のうちどれでしょうか。」でした。おわかりになったでしょうか。

    正解は(1)ドラム缶1本分(約200リットル)   でした。

    6【コラム】

    ★私の自慢

    私は徳島県からJR(高徳線)で通勤しておりますが、県境を越えて香川県に入ると頭の中でブギのリズムが聞こえてきて今日も頑張ろうという気持ちになります。

    私の大好きな歌手である「ブギの女王」こと笠置シヅ子(本名:亀井静子(敬称略))は、1914年(大正3年)8月25日、香川県大川郡相生村(のち引田町、現在の東かがわ市)で生まれました。香川の人以外は大阪出身だと思っている人が多いのではないでしょうか。正確には、香川生まれ大阪育ちですね。

    彼女の歌は、陽気で明るく、心がうきうきし、人を楽しくさせる力があります。そして、全盛期に出演した映画で、歌って踊れる歌手のさきがけというだけでなく、喜劇女優と二刀流であったことが確認できます。

    最後に、私の自慢は笠置シヅ子と誕生日が同じということです。彼女が戦後の日本を明るい歌で元気づけたように、私も微力ながら仕事で地域を元気にする取組ができればと思っています。

    行政専門員  矢木  光昭

     ◆香川県拠点ホームページURL(ぴっぴ通信バックナンバー掲載)
      https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html

     ◆Facebookページ農水省・農業経営者net
      https://www.facebook.com/nogyokeiei

     ◆農業競争力強化プログラム
      https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

     ◆農業保険(収入保険・農業共済)
      https://www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/index.html

     ◆香川県拠点お問い合わせ窓口
      https://www.contactus.maff.go.jp/j/chushi/form/161205_3.html

     ◆配信停止等の手続き
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     ◆発信者
       〒760-0019  高松市サンポート3番33号
       中国四国農政局  香川県拠点地方参事官室
       TEL:087-883-6500(地方参事官ホットライン)
       FAX:087-883-6504
       E-mail:kagawa_merumaga(アットマーク)maff.go.jp
       注)迷惑メール対策のため「@」を「(アットマーク)」と表記しています。送信の際には「@」に変更して下さい。

    お問合せ先

    香川県拠点 地方参事官室
    電話:087-883-6500
    FAX:087-883-6504

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