香川ぴっぴ通信 第149号 2022(令和4)年3月1日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 1【ひとこと】
・令和2年農業産出額及び生産農業所得… 総括統計専門官 越智 眞智子 - 2【お知らせ】
・消費税インボイス制度説明会の開催について
・令和3年度農林水産関係補正予算の概要について
・令和4年度農林水産予算概算決定の概要について
・「みどりの食料システム戦略」を策定しました
・YouTubeにおける「水田農業の未来を考える動画コンテンツ(第2弾)」の公開について
・高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う監視体制の強化について
・農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」について
・農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう
・「MAFFアプリ」のご利用をおすすめします
・玄米及び精米表示の見直し(年月旬表示の導入)について
・スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害防止対策について
・令和3年度「地産地消コーディネーター育成研修会」のインターネット動画配信について
・中国四国農政局輸出産地等支援プロジェクトチームの設置及び輸出産地サポーターの配置について
・地域で支え合うむらづくり 農村RMO推進シンポジウムの開催について
・サツマイモ基腐病(もとぐされびょう)のまん延防止について - 3【農業に関心がある、農業を始めたい方へ】
- 4【報道発表資料】
・農林水産省及び中国四国農政局 - 5【AFFクイズ】
- 6【コラム】
・讃岐七富士の紹介……統計専門職 山﨑 学
~日本の農業、もっと強く。~
「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省ホームページで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html
1【ひとこと】
★令和2年農業産出額及び生産農業所得
総括統計専門官 越智 眞智子
農林水産省は令和3年12月24日に、令和2年農業産出額及び生産農業所得を公表しました。
本統計の目的は、農業生産の実態を金額で明らかにすることで、皆さんに農業の実態をお伝えすることを目的としています。
なお、専門的になりますが農業産出額は、農業生産活動による最終生産物の品目ごとの生産量に、品目ごとの農家庭先販売価格(消費税を含む。)を乗じた額で生産農業所得は、農業産出額から物的経費を控除し、経常補助金を実額加算して求めたもので農業生産活動によって生み出された付加価値と言えます。
香川県について見てみると、令和2年の農業産出額は808億円で、前年に比べ5億円(0.6%)増加しました。これは、主に果実が6億円(9.5%)、米が1億円(0.8%)増加したためです。なお、全国順位は前年同の35位でした。
品目別では、ブロッコリーが53億円で、前年に引き続き全国2位となりました。鶏卵が129億円で15位となり、前年より1つ順位を上げました。
香川県における上位5品目は、鶏卵129億円、米121億円、ブロッコリ-53億円、肉用牛48億円、生乳44億円の5品目で香川県全体の約半分を占めています。
生産量が日本一である香川県のオリ-ブの農業産出額は4億円で、前年に比べて1億円(20.0%)減少しています。また、生産農業所得は290億円で、前年に比べ18億円(6.6%)増加しました。
中国、四国、県別の詳細な数値については、今後、政府統計の総合窓口(e-Stat)ホームページに掲載(令和4年3月予定)される予定です。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/nougyou_sansyutu/index.html#y
2【お知らせ】
★消費税インボイス制度説明の会開催について
令和5年10月1日から複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として、適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入されます。適格請求書等保存方式(インボイス制度)では、仕入税額の控除のための要件等が現行の制度と変わります。
農業関係者・流通事業者等の方々に制度を十分理解していただき、制度導入に向けての準備や対応を円滑に行っていただけるよう、説明会を開催します。
1 開催日時
1回目 令和4年3月4日(金曜日) 13時30分~15時00分
2回目 令和4年3月8日(火曜日) 13時30分~15時00分
3回目 令和4年3月10日(木曜日) 13時30分~15時00分
2 開催方法
オンライン(Webex)及び会場での視聴
※香川県拠点でご視聴できます。会場関係でそれぞれの開催日毎に20名までとさせていただいていますので、ご留意ください。先着順となります。
3 申込方法
以下の参加申込フォームからお申込みください。
(詳しくはこちら)(オンライン(Webex)参加を希望される方)
https://www.contactus.maff.go.jp/j/chushi/form/011_20220202_web.html
(詳しくはこちら)(会場での視聴を希望される方)
https://www.contactus.maff.go.jp/j/chushi/form/011_20220202_kaijo.html
4 申込期限
1回目 申込期限 令和4年3月2日(水曜日)午前中
2回目 申込期限 令和4年3月4日(金曜日)午前中
3回目 申込期限 令和4年3月8日(火曜日)午前中
★令和3年度農林水産関係補正予算の概要について
12月20日に令和3年度補正予算が成立しました。農林水産省関係では総額8,795億円となり、柱となる米需給対策である「米の需給及び価格の安定に向けた対策の実施」に904億円を確保しました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r3hosei.html
★令和4年度農林水産予算概算決定の概要について
農林水産省は、令和4年度農林水産予算概算決定の概要を取りまとめました。今後、国会での審議が行われることとなります。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r4kettei.html
★「みどりの食料システム戦略」を策定しました
我が国の食料・農林水産業は、大規模自然災害、地球温暖化、生産者の減少等による生産基盤の脆弱化、地域コミュニティの衰退、新型コロナを契機とした生産・消費の変化などの課題に直面しており、将来にわたって食料の安定供給を図るためには、それらの課題も見据えた農林水産行政を推進していく必要があります。
このため、農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html#sakutei
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)みどりの食料システム戦略説明動画
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/video.html
★YouTubeにおける「水田農業の未来を考える動画コンテンツ(第2弾)」の公開について
農林水産省は、「水田農業の未来を考える動画コンテンツ(第2弾)」として、maffchannel(YouTube)により、新市場開拓に向けた水田リノベーション事業編の「生産者向け」及び「事業者向け」の2つの動画を公開しました。
第1弾の8つの動画と併せ、地域における産地づくりの話し合いの際などに是非ご活用ください。
(詳しくはこちら)(YouTube)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLMvvhD9xvwfk9GLcOvikBmJfpuEIv33RA
(詳しくはこちら)(第1弾の動画YouTube)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLMvvhD9xvwfnmJUFbTtWmICaMSWlO6cjC
★高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う監視体制の強化について
今シーズンにおいては、飼養農場において、国内16例の高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されています。
家畜飼養者の皆様におかれましては、引き続き、徹底した消毒と野生動物等の侵入防止に努めるなど、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。
なお、万が一、飼養する家畜に異常を見つけた場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
(詳しくはこちら)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/220212.html