香川ぴっぴ通信 第159号 2022(令和4)年8月1日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 1【ひとこと】
・食中毒は年間を通じて発生しています……総括広域監視官 池内 勝也 - 2【お知らせ】
・「ウクライナ情勢に関する農林水産業・食品関連産業事業者向け相談窓口」の設置について
・「令和4年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)」について
・夏休みに食や農林水産業について学べるオンラインプログラム 「マフ塾」の公開について
・「子どものための夏休み企画」~知ってる?農林水産業と私たちの食生活とのつながり~の開設について
・農業経営支援策活用カタログ2022を作成しました
・中国四国「スマート農林水産統計」農林業センサス編を公開しました
・「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト」と「農業版BCP(事業継続計画書)」について
・農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう
・農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中 - 3【ディスカバー農山漁村(むら)の宝】
- 4【報道発表資料】
・農林水産省及び中国四国農政局 - 5【AFFクイズ】
- 6【コラム】
・念仏踊り……農政推進官 星野尾
~日本の農業、もっと強く。~
「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するために策定されたものです。農林水産省ホームページで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html
1【ひとこと】
★食中毒は年間を通じて発生しています
総括広域監視官 池内 勝也
厚生労働省の統計によると、直近5年間の食中毒発生件数は、変動はあるものの700~1,400件の幅で推移しており、昨年は717件(患者数:11,080人)と報告されています。
食中毒とは、食中毒を起こす元となる細菌やウイルス、有害な物質が付いた食べ物を摂取することによって、下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のことで、時には命にも関わるとても怖い病気です。
梅雨時期(5月~6月)と夏(7月~9月)は湿度や気温が高く、細菌が増殖しやすいことから細菌性の食中毒の発生数が増加する傾向にあります。
冬(12月~3月)は、ノロウイルスなどのウイルス性の食中毒の発生が見られます。また春や秋には他の時期に比べて自然毒による食中毒が多く発生し、アニサキスなどの寄生虫による食中毒は年間を通じて発生する傾向にあります。
このように、食中毒は年間を通して様々な形で発生しています。日頃から予防に心がけましょう。
2【お知らせ】
★「ウクライナ情勢に関する農林水産業・食品関連産業事業者向け相談窓口」の設置について
ロシアやウクライナとの農林水産物や食品の貿易など、我が国の農林水産業や食料供給への影響を不安視する声が高まっています。このため、農林水産省では、農林水産業や食品関連産業等の事業者向けに「ウクライナ情勢に関する相談窓口」を設置し、燃油高騰対策や中小事業者向けの資金繰りの支援などの情報発信を強化していきます。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/sodan.html
★「令和4年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)」について
令和4年7月20日、農林水産省は「令和4年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)」を発表しました。
縞葉枯病(ヒメトビウンカ)の発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/220720.html
★夏休みに食や農林水産業について学べるオンラインプログラム 「マフ塾」の公開について
農林水産省では、夏休みに食や農林水産業について学べる特設Webサイト「マフ塾」を公開中です。
小学生から大人まで楽しめる学習ドリルなど、全国どこからでも農・林・水を学べる37のコンテンツをご用意しております。
ぜひ奮ってご参加ください!
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kids/kodomo_kasumi/2022/index.html
★「子どものための夏休み企画」~知ってる?農林水産業と私たちの食生活とのつながり~の開設について
中国四国農政局では、夏休みを迎えた子どもたちを対象に、毎日の食生活を支えている地域の農林水産業の役割等について、考え、理解を深めてもらいたいと考えています。このためいろいろな情報やクイズなどを通じて、楽しみながら学べるリモート版のイベントコーナーを中国四国農政局のホームページ上に開設します。
是非、お子様といっしょにご参加ください!
なお、開設期間は8月1日(月曜日)から8月31日(水曜日)となっております。
・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/seikatsu/220621.html
★農業経営支援策活用カタログ2022を作成しました
農林水産省では、農業を営まれる方の経営発展に役立つ様々な支援策をご用意していますが、「どのような支援策があるのかよく分からない」等のお声をいただくこともあることから、様々な支援策をとりまとめたカタログを作成しました。
是非、ご活用ください。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kobetu_ninaite/n_pamph/180529.html
★中国四国「スマート農林水産統計」農林業センサス編を公開しました
中国四国農政局は、統計データの携行利用に便利な資料集として、ホームページに掲載中の中国四国「スマート農林水産統計」を更新しました。
この度の更新では、農業や林業を行う経営体や従事者の現状等を明らかにした「2020年農林業センサス」のデータを収録しましたので、是非ご活用ください。
・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/t_toukei/220722.html
中国四国「スマート農林水産統計」のURLはこちらです。
https://www.maff.go.jp/chushi/info/smart.html
★「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト」と「農業版BCP(事業継続計画書)」について
台風の影響で、大雨、洪水、暴風、高潮などの災害が発生しやすい季節となりました。
農林水産省では、農業者が自ら自然災害等への備えに取り組みやすくなるよう、「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト」と「農業版BCP(事業継続計画書)」をホームページに掲載しています。
積極的にご活用いただき、今後の自然災害等への備えを進めていきましょう。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/keiei/maff_bcp.html
★農業を経営する皆様へ~収入保険で備えましょう
農業は、自然災害による収入減少や市場価格の低下など、様々なリスクにさらされる産業です。
このようなリスクに対応して農業経営の安定を図る観点から、農林水産省では、農業経営収入保険制度を設け、平成31年1月から実施しています。
新型コロナウイルス感染症のような想定外のリスクも含めて幅広く補償される制度ですので、是非とも加入をご検討ください。ご加入やご質問につきましては、NOSAI香川までお問い合わせください。
・詳しくはこちら(NOSAI香川ホームページ)
http://nosai-kagawa.jp/
★農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中
農林水産省は、「食料・農業・農村基本計画」に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を開催中です。
・詳しくはこちら(ニッポンフードシフトホームページ)
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/
3【ディスカバー農山漁村(むら)の宝】
農林水産省は、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」として、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を選定し、全国に発信する取組を行っています。
この度、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」(第9回選定)として、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる事例の募集を行います。
選定された地区に対しては、選定証が授与されるほか、全国選定に選ばれると、首相官邸での表彰や交流会に参加することになります。また、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」特設Webサイトでの活動の紹介などを通じて、全国的に情報が発信されますので奮って応募ください。
応募締切:令和4年8月26日(金曜日)
・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/shinko/220616.html
4【報道発表資料】
★農林水産省の報道発表
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/index.html
★中国四国農政局の報道発表
・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html
5【AFFクイズ】
★今回のクイズは、瀬戸内国際芸術祭に関することを出題します。
今年は瀬戸内国際芸術祭の開催年であり、夏会期が8月5日(金曜日)から始まります。
この瀬戸内国際芸術祭は毎年行っているわけではなく、数年ごとに行われています。その開催頻度は何年おきでしょう。
(1) 3年に1回 (2) 5年に1回 (3) 10年に1回
(解答は次号)
★前回のクイズは、「これは香川県のある地名ですが、何と読むでしょう。「小村」」でした。おわかりになったでしょうか。
正解は、(3)おもれでした。「小村」は高松市にある町名です。
6【コラム】
★念仏踊り
念仏踊りは、伝説によると、仁和4年(888年)の大干ばつで農民が苦しんでいるのを見て、時の国司 菅原道真が城山の神に降雨を祈願し、断食7日の祈願の結果、大雨が降ったことに喜んだ農民たちが道真の屋敷の庭に集まり感謝の踊りを行ったのが始まりだと言われています。後に、讃岐に流された法然上人が仏教を広めるため「南無阿弥陀仏」をこの踊りに取り入れたことから、「念仏踊り」と呼ばれるようになったと伝えられています。
今期は、雨不足により早明浦ダムの貯水率が低下しており、台風4号による降雨で少し回復したものの、平年の貯水量には届かない状況です。
農業にとって欠くことのできない「水」。節水に努めつつ、降雨があることを祈る今日この頃です。
農政推進官 星野尾
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https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/kagawa/index.html
◆Facebookページ農水省・農業経営者net
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◆農業競争力強化プログラム
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html
◆農業保険(収入保険・農業共済)
https://www.maff.go.jp/j/keiei/nogyohoken/index.html
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〒760-0019 高松市サンポート3番33号
中国四国農政局 香川県拠点地方参事官室
TEL:087-883-6500(地方参事官ホットライン)
FAX:087-883-6504
E-mail:kagawa_merumaga(アットマーク)maff.go.jp
注)迷惑メール対策のため「@」を「(アットマーク)」と表記しています。送信の際には「@」に変更して下さい。
お問合せ先
香川県拠点 地方参事官室
電話:087-883-6500
FAX:087-883-6504