「農」がイノベーションのプラットフォーム

倉敷市 合同会社 ど根性ファーム

（良質な土づくり）                    （周年栽培の青ねぎ）                 （青ねぎの手選別）

 経営規模

• 栽培面積：青ねぎ栽培3.5ヘクタール、ハウス6棟（借入地）
• 年間生産量：約80トン
• 出荷割合：自社加工原料用85％、加工用向け15％
• 労働力：社員8名うち2名障がい者、A型事業所障がい者18名

取組の経緯

  平成24年に福祉事業者の(株)創心會が、農業を通じて障害者等の就労や生きがいづくりの場を提供したいと考え「合同会社 ど根性ファーム」を設立。さらに障害者等が農業分野で活躍できるよう工夫・改善しながら積極的に「農福連携」に取り組んでいる。 

取組の概要

• 農福連携
    障がい者や高齢者等でも従事できるよう積極的に雇用しながら青ねぎを通年栽培し、平成29年に派遣元の就労継続支援事業所が増収効果により、雇用契約を結ばないで利用する就労支援B型から雇用契約を結び利用する就労支援A型に移行した。障害者でも従事できるよう作業工程において、座位でできる作業を取り入れたり、作業効率化のため梱包のロットを500グラムに統一するなどの工夫をしている。現在は、20名の障がい者とともに良い商品づくりに励んでいる。  
  
• ノウフクJAS
    農令和3年9月7日にノウフクJASの認証を受けた。弊社はノウフクJASを取得することにより、農産物の社会的価値を高め、農福連携を広めていきたい。今後の販売戦略として、ノウフクJASをデザインしたパッケ－ジを作成し、量販店で販売を行い、農福連携に関心を深めるためのキッカケになるとよい。
• チャレンジ
    国の事業を活用して、6棟あるハウスのうち2棟をいちご栽培用に改修することとにしている。この取組は、障がい者や高齢者等に対して青ねぎに加え新たないちご栽培の作業を提供することにより、各種作業に幅広くチャレンジできるようになってもらいたい。
  

代表者からのメッセージ

• ハンドトラクターから始めて今日に至ります。やり続けることで「無理でしょ」→「とめはしないけどやめておき」→「できちゃいましたね」無理かどうかはやってみないとわからないことばかりです。可能性を諦めない。そんなチャレンジをこれからも！

お問い合わせ先

合同会社 ど根性ファーム

倉敷市茶屋町2102-14
TEL：086-420-1500
ホームページアドレス：http://dokonjou-farm.com/company/

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