プレスリリース
香川県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認(国内3例目)に伴う中国四国農政局の対応について
本日、香川県三豊市の肉用種鶏農場において、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認(国内3例目)されました。本事案に的確に対応するため、「中国四国農政局鳥インフルエンザ対策本部会議」(本部長:中国四国農政局長)を持ち回りで開催し、今後の対応方針について確認しました。1.経緯
11月10日(火曜日)、香川県は、家きんの死亡羽数増加の通報を受けて、当該農場への立入検査を行いました。死亡鶏について簡易検査を実施したところ、陽性を確認しました。本日、遺伝子検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが判明しました。当該農場は、11月5日に高病原性鳥インフルエンザ(本年国内1例目)が発生した同市の養鶏場から半径3km以内に位置しています。
2.今後の対応
(1)本事案に的確に対応するため、連絡員として職員を県庁に引き続き派遣(2)生産者、消費者、流通業者等への正確な情報の提供
(3)関連情報の収集
(4)相談窓口の設置(済)
※これまでに三豊市における発生農場(国内1例目)に防疫作業支援要員及び現地連絡職員を派遣(延べ300名以上)
3.相談窓口
中国四国農政局消費・安全部畜水産安全管理課(全般)電話 086-227-4302 FAX 086-224-4530
中国四国農政局消費・安全部消費生活課(消費者向け)
電話 086-224-9428 FAX 086-224-4530
4.その他
(1)我が国では、これまでに家きん肉及び家きん卵を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染した事例は報告されていません。また、食品安全委員会からも鶏肉・鶏卵は「安全」という考え方が公表されています。(食品安全委員会パンフレットhttp://www.fsc.go.jp/sonota/tori/tori_iinkai_kangaekata_140424.pdf)
(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、飼養者の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いいたします。
(3)今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。
お問合せ先
消費・安全部 畜水産安全管理課
担当者:西小森、秋山、名藤
代表:086-224-4511(内線2351、2766、2767)
ダイヤルイン:086-227-4302
FAX番号:086-224-4530