新十津川町スマート農業実証コンソーシアム水管理現地研修会
新十津川町では、生産者の高齢化が進み、2015年には300戸を超えていた水田作農家が、2040年には約半分の150戸まで減少し、4,300haの水田をカバーしなければならない状況が予測されています。
近い将来1農業経営体当たり30haの大規模水田経営が求められる中で、消費者に選ばれる高品質・良食味米を生産するためには、適切で細やかな水管理が必要となります。
スマート農業技術の開発・実証プロジェクト実証農場である白石農園で行われた研修会では、(株)インターネットイニシアティブの齋藤氏より「水田センサー・無線基地局」についての動画説明と(株)笑農和(えのわ)代表取締役の下村氏より「水管理からはじめるスマート水田農業」の説明を受けた後、実際に設置された水田センサーと自動給水装置が水管理ソフトウエアにより動作する状況を見学しました。
また、会場では「ロボットトラクタ」「自動操舵トラクタ」「自動飛行ドローン」「ラジコン草刈機」等のデモンストレーションが行われました。行政、JA、農業関係団体は、「オール新十津川」でこれらのスマート農業技術の普及を図り、家族経営型スマート農業一貫体系の構築を目指しています。
撮影データ
◯撮影年月日:令和3年7月20日(火曜日)
◯撮影場所:北海道樺戸郡新十津川町花月(白石農園)
【実証農家 白石農園】
【実証代表者 熊田新十津川町長(左)、白石学氏(右)】
【(株)笑農和代表下村氏】
【水田センサー】
【遠隔操作で開閉する自動給水装置「パディッチゲート」】
【スマートフォンで水管理】
【スマホの操作で水門が開いたところ】
【無人運転するロボットトラクタ】
【ラジコン草刈機】
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