上川地域管内5番目の酒蔵が始動(東川町)
「写真の町」で有名な東川町は、「おいしい地下水」や「米どころ」としても知られており、その良質な資源を活かすために、道内初の公設民営方式の酒蔵が誕生しました。
醸造を担当するのは、140年以上の歴史をもつ岐阜県中津川市の老舗「三千櫻(みちざくら)酒造」です。
三千櫻酒造の山田耕司社長は、現施設の老朽化の問題を抱えていることもあって、思い切って北海道への移転を考えており、様々な縁があって、東川町の地が選ばれました。
東川町としては、環境的なことも検討し、日本酒造りは地域の産業振興に適していると考え、公設民営での酒蔵の開設を決めました。
町内の西2号北23番地にある町有地に、鉄骨造り2階建て、延べ床面積約700平米で、店舗も併設した施設が完成し11月7日に落成式が行われました。
これから、この施設で東川町産の酒造好適米(彗星・きたしずく)と、良質な地下水を用いた酒造りが始まります。
今年の仕込みは11月から始まり、年明けの初出荷を目指します。
撮影データ
◯撮影年月日:令和2年11月7日(土曜日)◯撮影場所:東川町西2号北23番地(東川町酒造施設)





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