AIを活用しミニトマト栽培
長万部町と東京理科大学が連携して進めている先進的アグリビジネス「高糖度トマト植物工場」(地方創生事業)の2棟目が完成しトマトの生産が始まりました。
植物工場ではAIを活用してハウス内の環境や施肥等の管理をする他、町内で採れるホタテの粉砕貝殻やサンゴ等を使った培地を使用しアルカリ性の水を与え高糖度のミニトマトを栽培しています。
栽培されたミニトマトは、エンリッチトマト※というブランド名で、生食用やトマトジュースに加工され、近隣市町村を始め首都圏にも出荷されています。
4月からは隣接する太陽光発電を活用し、今後は温泉熱も使用した分散型再生可能エネルギー化を目指すことにしています。
また、ミニトマトを使ったドライトマトへの加工やジュースの絞りカスを活用した商品の開発も進められています。
※エンリッチ(ENRICH)とは、「豊かにする」という意味があり、人(食・健康・美容)・環境・地域を豊かにすることを目指して名付けられました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和元年5月23日(木曜日)◯撮影場所:長万部町
【制御装置】
【灌水装置】
【ホタテ殻等を使った培地】
【色付き始めたトマト】
【隣接するソーラーパネル】
【移植準備中のハウス内部(奥行き105メートル)】
【2棟のハウス外観】
お問合せ先
函館地域拠点地方参事官室
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FAX:0138-26-7744