道南農業試験場の取組公開デーが開催されました。
北海道立総合研究機構道南農業試験場(奥村正敏場長)が研究成果などを披露する公開デーが8月8日に同場で開催されました。
場内見学会では、水稲の試験品種の観察や、さつまいものマルチ栽培におけるマルチシートの色の違いによる生育状況の違いを実際に掘り起こして確認したり、畑の土壌断面を実際に見て、作土(さくど)と心土(しんど)の地層の違いを観察し、畑の土壌の役割の解説がされました。
試食コーナーでは、受粉しなくても実がなる単為結果性トマトと通常品種トマトの食べ比べや、ふっくりんこ(極良食味米)とえみまる(新品種直播用良食味米)、赤毛(道産米のルーツ)の食べ比べが行われました。
この他に、奥村場長によるミニセミナーや大野農業高校で生産された農作物の販売、家庭菜園での困りごとに応える栽培相談などが行われ、訪れた多くの市民が理解を深めていました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和元年8月8日(木曜日)◯撮影場所:北斗市(地方独立行政法人北海道立総合研究機構 道南農業試験場)
【さつまいもの掘り起こし】
【土壌断面の観察】
【土の健康について説明】
【ユリノキ】
道南農試のシンボルツリー
(樹齢100年超)
お問合せ先
函館地域拠点地方参事官室
TEL:0138-26-7800
FAX:0138-26-7744