ホタテ貝殻の有効利用を進めたい
鹿部町の株式会社北海道スカラップは、地元特産の養殖ホタテの貝殻を有効活用し、廃棄物の排出抑制に大きく貢献したことが評価され、令和元年度「北海道ゼロ・エミ大賞」優秀賞を受賞しました。
ホタテの貝殻を石灰肥料にリサイクル加工し、道内各地の牧草地や畑(そば・アスパラガスなど)で利用され、年間5千トンを生産する工場はフル稼働となっています。
同社の五十嵐一長取締役常務は、「地域の協力で事業を軌道に乗せることが出来た。ホタテの貝殻のリサイクルを全道的な取り組みに広げるためには、関係者に受益者負担の原則について理解を進めていくことが必要」と話されました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和2年8月31日(月曜日)◯撮影場所:鹿部町
ロープが付いている貝を手作業で分別
ロープが残る分別後の貝殻
選別工程の説明
不純物を取り除く作業
貝殻の粉砕機
自動袋詰め機の説明
お問合せ先
函館地域拠点地方参事官室
TEL:0138-26-7800
FAX:0138-26-7744