北海道ブランドを追求し販路の拡大を
函館市の道南食品株式会社は、キャラメル、チョコレート分野の菓子を開発・製造し、国内外に販売しています。
同社は1919年創業の函館菓子製造株式会社を前身とし、現在は株式会社明治100%出資の関連会社となっています。
明治のロングセラー商品「サイコロキャラメル」は、キャラメル市場の縮小などから2016年に生産を終了しましたが、道南食品では「北海道をふりだしに」をコンセプトとして、乳製品などの原材料を道産に切り替え、限定土産品「北海道サイコロキャラメル」としてリニューアル、人気を集めています。
また、道産いちご、メロン(富良野)、あずき(十勝)など北海道素材にこだわったブランド製品を次々に開発しています。
2014年には、函館市内でもいち早く食品安全の国際規格「FSSC22000」を取得、明治グループ全体の品質管理ルールを基に、食の安全・安心の取組にも注力されています。
関利也代表取締役は、「FSSCの取組は、国内外における信頼性を高めるためにも有用と考えている。新型コロナウイルス感染症の影響で、インバウンド需要が大きく落ち込んだことから、国内外への販路拡大のために、テーマパークや玩具メーカーとのコラボ商品の開発、電子商取引の拡充などに取り組みたい」と話されました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和2年12月15日(火曜日)◯撮影場所:函館市(道南食品株式会社)
安全管理の取組を紹介
(左 関代表取締役)
道産原料へのこだわりを語る
FSSC22000の認証
キャラメル製造ライン
厳しくチェック
見学者通路
お問合せ先
函館地域拠点地方参事官室
TEL:0138-26-7800
FAX:0138-26-7744