コロナ禍においても輸出を拡大
函館市の函館米穀株式会社は、2014年から精米の輸出に取り組み、国のコメ海外市場拡大戦略プロジェクトにも参加しています。アメリカ、オーストラリア、香港、ベトナム等に向けななつぼしやふっくりんこなどの北海道産品種に加え、バイヤーの希望に応えコシヒカリ(富山県産)などの輸出を行っています。
2016年には輸出促進に向け、食品安全の国際規格FSSC22000を取得。現地でのプロモーション活動や包装資材にコメの炊き方、レシピを相手国の言語で記載するなど様々な工夫をしながら取り組んでいます。
石上嘉孝代表取締役は「FSSC22000の認証取得と継続にあたっては既存設備を有効活用し、社員が自主的に継続的改善に取り組む仕組みと環境を作るために様々な工夫をした。昨年はコロナの影響を受けつつも小売り向けを中心に輸出を大きく伸ばすことが出来た。渡航制限が無くなれば商談もスムーズになり更なる拡大につながるのではないか」と話されました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和3年1月19日(火曜日)◯撮影場所:函館市
輸出拡大への取組を語る
石上代表取締役
輸出関連施策を紹介する
地方参事官
精米工程の説明
新型自動計量包装機
(函館米穀株式会社提供)
包装フィルム
精米施設外観
お問合せ先
函館地域拠点地方参事官室
TEL:0138-26-7800
FAX:0138-26-7744