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北海道農政事務所

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北海道農政事務所メールマガジン「ホカグリ通信」第54号

目次

【1】ホカグリ情報局
【2】現場のきら星☆ 「小中学校に漫画を寄贈し酪農を職業の選択肢に」 浅野達彦さん、善彦さん兄弟(釧路市)
【3】地方参事官こぼれ話  加藤 浩(札幌地域拠点)

1.ホカグリ情報局

(1)令和2年産水稲の作付面積及び予想収穫量(10月15日現在)(北海道)を取りまとめました。

北海道農政事務所は、10月30日付けで、令和2年産水稲の作付面積及び予想収穫量(10月15日現在)(北海道)について取りまとめました。


(2)「Go To Eatキャンペーン事業」について

Go To Eatキャンペーンは、新型コロナウイルス感染症予防対策に取り組みながら頑張っている飲食店を応援し、食材を供給する農林漁業者を応援するものです。
このキャンペーンを利用する場合は、感染予防対策への協力、付与ポイント以上の飲食が必要となります。お店が定めるポイント付与などの条件を守りながら、飲食店を応援していただきますようお願いします。

また、参加飲食店の募集も令和3年1月20日(水曜日)まで行っております。
Go To Eat北海道キャンペーンについてはこちら(外部リンク)をご覧ください。


(3)食品ロス削減のための消費者啓発に取り組む小売・外食事業者数の中間報告を公表しました。

農林水産省は、令和2年8月31日から、ポスターなど普及啓発資材を活用した消費者に対する食品ロス削減のための啓発活動を行う小売・外食店舗等を募集したところ、10月15日(木曜日)までに、71事業者より応募がありましたので中間報告いたします。

(4)国産ジビエ認証制度に係る認証機関により、食肉処理施設が「国産ジビエ認証施設」に認証されました。

国産ジビエ認証委員会により登録された認証機関(一般社団法人日本ジビエ振興協会)において、認証申請のあった食肉処理施設の審査が行われた結果、制度に規定する全ての要件を満たすと認められたため、「国産ジビエ認証施設」の食肉処理施設に認証されました。

国産ジビエ認証施設(第16号):「株式会社サロベツベニソン(北海道豊富町)」

国産ジビエ認証施設(第17号):「北海道シュヴルイユ浦臼工場(浦臼町ジビエ処理加工センター)(北海道浦臼町)」

(5)経営継続補助金の1次募集分の採択者一覧を公表しました。また、2次募集を受け付けています。

経営継続補助金について、令和2年10月16日に1次募集分の採択者一覧が公表されました。また、令和2年10月19日に2次募集の受付を開始しました。(11月19日締切)

制度の詳細はこちらご覧ください。

(6)農産物検査データを更新しました。

令和2年産米穀検査実績(速報値)(令和2年9月30日現在)

(7)令和2年産の水田における地域農業再生協議会別の作付状況を取りまとめました。

北海道農政事務所は、令和2年産の水田における管内の地域農業再生協議会別の作付状況(確定値)を取りまとめました。


(8)令和2年度「北海道農業をめぐる事情」を作成しました。

北海道農政事務所は、令和2年度「北海道農業をめぐる事情」を作成しました。ぜひご活用ください。

(9)農林水産省SNS発信プロジェクト「BUZZ MAFF(ばずまふ)」をご覧ください。(外部リンク)

農林水産省は、我が国の農林水産物の良さや農林水産業、農山漁村の魅力を伝えるため、職員がスキルや個性を活かして、省公式YouTubeチャンネルで情報発信しています。北海道農政事務所でも「なまらでっかい道」というチームが発信しています。最新の動画は「超公務員級YouTuber『アライサン』獲得!!!」です。

(10)統計情報

(11)子ども向けページに新コンテンツを追加しました。

北海道農政事務所は、小学校4年生~6年生を主な対象とした子ども向けページにおいて、「北海道でとれる食べ物写真当てクイズ」等の他に、新たに「栽培体験コーナー」を開設しました。随時情報を充実させていきますので、ぜひご覧いただき、感想をお寄せください。

(12)家畜の盗難被害防止のポイントをまとめました。

国内において、家畜の盗難被害が発生しています。盗難被害防止等のポイントをまとめました。

(13)令和2年度「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテストの応募を募集しています。

北海道農政事務所は、北海道の食文化の保護・継承を目的とした動画コンテストの応募作品を募集しています。北海道の食文化、食材の料理の魅力を発信してみませんか?個人、団体、企業、プロ・アマ、年齢は問いません。未来へ受け継いでいきたい北海道の食にまつわる動画をご応募ください。

募集期間:令和2年8月28日(金曜日)~令和2年11月24日(火曜日)必着

なお、昨年度の入賞作品はこちらをご覧ください。

(14)北海道銀行の店舗で昨年度の「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテスト優秀賞作品動画を配信します。

北海道農政事務所は、北海道の食のおいしさと技術、食材の魅力、熱意ある背景を伝えている、昨年度の「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテストで優秀賞を受賞した作品動画を、北海道銀行本支店において発信します。

対象店舗:北海道銀行の店舗131店(道内129店、道外2店)
配信期間:令和2年9月1日(火曜日)~令和2年11月末を予定

動画配信作品:芦別の郷土料理【ガタタン】、ウケシコロ~受け継ぐ~、オホーツク枝幸「鮭の焼き付け」、知る人ぞ知る保存食「しばれ芋」~三平汁で味わう先人の味~、新十津川の願い母子の村「めはり寿司」、北海道天塩町(てしおちょう)伊藤家の飯寿司(いずし)

(15)「#元気いただきますプロジェクト」(国産農林水産物のPRプロジェクト)

新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛や輸出の停滞などにより、国産農林水産物等に在庫の滞留や価格の低下、売上げの減少等の影響が生じています。そこで、影響が顕著な品目について販売を促進し、消費者の皆様においしく味わっていただく機会の提供、提案などを行うため、「#元気いただきますプロジェクト」を始めました。
今後、#元気いただきますプロジェクト事務局が、事業内容の周知や日本の食を担う生産者の声などの紹介、販売促進活動を後押しするキャンペーンの展開などのPR活動を行います。

(16)令和3年度農林水産予算概算要求、組織・定員要求、税制改正要望について取りまとめました。

農林水産省は、9月30日付けで、令和3年度農林水産予算概算要求、組織・定員要求、税制改正要望について取りまとめました。

令和3年度農林水産予算概算要求の概要について

(17)新型コロナウイルス感染症に関する農林漁業者・食品関連事業者への支援策を取りまとめたウェブサイトを公開しています。

農林水産省は、新型コロナウイルス感染症に伴う各省の支援策について、農林漁業者や食品関連事業者の方々が探しやすいよう、目的別、事業者別に取りまとめたウェブサイトを公開しています。

令和2年度農林水産関係補正予算の概要

令和2年度第2次農林水産関係補正予算の概要

事業目的別、事業者別等により分類整理した支援策(当初予算、補正予算(第1次、第2次)を網羅しています)



(18)「動画で分かる!令和元年度食料・農業・農村白書」を公開しています。

食料・農業・農村基本法に基づき、政府が毎年、国会に報告している「食料・農業・農村白書」を、農林水産省の職員自らが解説しています。
なお、令和元年度 食料・農業・農村白書は、こちらに掲載しています。

(19)「MAFFアプリ(マフアプリ)」を提供しています。~農業に役立つ情報が直接届く、現場の声を直接届ける~

農林水産省は、農業者と農林水産省をつなぐ新たなコミュニケーションツールとして開発した「MAFFアプリ(マフアプリ)」(スマートフォン用アプリケーション)について、5月1日より提供しています。 今後、MAFFアプリを通じ、農業に役立つ政策情報等がお手元に直接届くようになるとともに、皆様の声を農林水産省に直接お送りいただけるようになります。

(20)農林水産省広報誌「aff(あふ)」をご覧ください。

「aff(あふ)」は、消費者の皆さん、農林水産業関係者、そして農林水産省を結ぶウェブマガジンです。これまでは月刊でしたが、6月から毎週水曜日に発行され、スマートフォンでも見やすくなりました。10月は、「#残さずいただきます」(食品ロスについて)を特集しています。

 2.現場のきら星☆

 ★今月のきら星・・・「小中学校に漫画を寄贈し酪農を職業の選択肢に」 浅野達彦さん、善彦さん兄弟(釧路市)

  釧路市山花地区で酪農を営む浅野ファームの浅野達彦さんと釧路市営牧場に勤務している善彦さんの双子の兄弟は、昨年12月動画投稿サイト「ユーチューブ」に酪農技術チャンネルを立ち上げました。
  達彦さんは大学などで学生に講義することも多く、その際出された「酪農の現場を見たい」という声に応え、今年3月から生産現場を「見える化」しようと動画発信を始めました。今では動画は200本を超えています。毎朝、兄の達彦さんが出演し、弟の善彦さんがスマートフォンで撮影と編集を行ってユーチューブにアップしているそうです。
 動画時間は4、5分にまとめ、酪農を簡潔に学べるよう工夫しながらも、「酪農の専門技術」や「牛乳を使ったレシピ」から「義援金ご協力のお願い」など幅広いテーマを取り上げています。
  また、子ども達に農業への理解を深めてもらおうと、農業に関する漫画『銀の匙』全巻と『百姓貴族』(1~6巻)を自費で購入し、今年7月に釧路市立山花小学校に寄贈しました。これに釧路市やJA阿寒などが組織する釧路市担い手育成推進協議会が賛同し、8月には市立阿寒中学校、市立音別小学校・中学校、市立阿寒小学校に寄贈しました。達彦さんは「職業の選択肢の一つに酪農があることを知ってほしい」と、2年以内に市内の41校の小中学校全てに本を贈りたいと意気込んでいます。浅野さん兄弟は、この活動を「全匙(ぜんさじ)」と名付け、今後はクラウドファンディングで協力者を求め活動を進めていきたいと頑張っています。
  達彦さんは、JA阿寒青年部長を務めるなど幅広く活躍しています。動画のチャンネル名は「浅野達彦〔あさのたつひこ〕酪農」ぜひ下のURLからご覧ください。

「浅野達彦〔あさのたつひこ〕酪農」(外部リンク)

3.地方参事官こぼれ話

 ★今月の地方参事官・・・札幌地域拠点 加藤 浩

  恵庭市にあるギター工房Shikagawa Musical Instrumentsでは、道産の木材を使ってエレキギターを製作しています。国内でエレキギターに用いられる木材はほとんどが輸入ものであり、国産材の使用は極めてまれです。代表の鹿川さんは、「北海道は樹種が豊富なので、きっと使えるものがあるはず」と思い立ち、製材所を巡ったそうです。すると、タモ、キハダ、ハン、ダケカンバ、エゾイタヤなど、ギター向けとしてはなじみは薄いものの、輸入ものに引けを取らない良質な木材が見つかりました。製作に当たっては、木材の特徴を踏まえてどこの部分にするかを見極め、最適な板目の取り方で切り出し、細かく加工していきます。また、取り付ける金属・電子部品類についても、木材との相性や音色を考慮して選定・装着します。一連の作業は、完成時のトーンをしっかりイメージしながら進められます。モノ作りの奥深さ・職人の技が感じられます。そして、素材の良さが十分に引き出されたシンプルなモデルとして完成しました。弦振動がスムーズに全体に伝導され、音抜け・反応が抜群で、すばらしい出来映えです。鹿川代表の技術が道産木材のポテンシャルの高さを引き出してくれました。鹿川代表は「折角の良い木材も、誰かが使ってあげないとパルプ原料などになる。木材の生産者も自分の木が形を持って世に出ることを喜んでいる。」と語ります。また、「大手ギターメーカーが大量生産した場合、木材の供給に負担が掛かり良い山を維持するためのバランスが崩れてしまう可能性がある。今後は、確保した木材を他のユーザーにも使ってもらうなどの工夫をしながら、木材の生産・利用の流れが持続されていくような取組を考えていきたい。道産木材を巡るストーリーを大事にした製品作りを目指していく。」と語ってくれました。北海道発のエレキギターが広まっていき、また、道産木材の付加価値が高まってくれることを願っています。

「Shikagawa Musical Instruments」(外部リンク)


  北海道農政事務所の各地域拠点では、Webサイトを開設しています。地域の取組や身近な情報の発信などを行っていますので、ぜひご覧ください。

【Webサイトをリニューアルしました!】 北海道農政事務所及び、各地域拠点のWebサイトをリニューアルし、各地域拠点独自のコーナーを新設しました。ぜひご覧ください。

札幌)  (函館)  (旭川)  (帯広)  (釧路)  (北見

 


4.イベント情報

「農林水産物及び食品の輸出促進セミナー」を開催します(帯広地域拠点)。

北海道農政事務所帯広地域拠点は、新型コロナウイルス感染症の世界的なまん延に対応した輸出の促進を図るため、令和2年11月18日(水曜日)に、めむろ駅前プラザ「めむろーど」にて、セミナーを開催します。

令和2年度農林水産省経験者選考採用試験対象業務説明会を開催します。

北海道農政事務所において、農林水産省経験者選考採用試験を対象とした業務説明会を実施します。農林水産省ではどんな仕事をしているのか、どんな職員が働いているのか、という疑問に答えることが出来ると思います。また、職場の空気を感じることが出来る貴重な機会ですので、興味のある方は是非ご参加ください。今後、令和2年11月4日(水曜日)に、札幌市の北海道農政事務所にて行われます。

令和2年度食品表示・製造工程管理セミナーを開催します。

北海道農政事務所は、(独)農林水産消費安全技術センター札幌センターと共催で、食品事業者等における食品表示制度等に関する知識と意識の向上を図るため、平成29(2017)年9月から全ての加工食品に義務化された原料原産地表示制度やHACCPをテーマとしたセミナーを開催します。

令和2年度食品の原料原産地表示制度個別相談会を開催します。

北海道農政事務所は、平成29年9月の食品表示基準の改正によって全ての加工食品に義務化された原料原産地表示制度に関する知識と意識の向上を図るため、令和4(2022)年3月で猶予期間が終了する加工食品の原料原産地表示制度に関する事業者向け個別相談会を開催します。加工食品の表示切替えがお済みでない事業者や原料原産地の記載方法でお悩みの事業者の皆様は、ぜひご参加ください。


 

  編集後記

 食欲の秋ということで秋らしいものが食べたくなり、さつまいもご飯をつくりました!なぜかは覚えていないのですが、レシピ通りの分量(2合分)で作ってしまい、炊けた時に1人で食べきれない量だと気付きました…。結局、次の日の昼も夜もさつまいもご飯でした(さつまいもは甘くておいしかったです)。

             (担当:佐賀井)

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次回は11月末日に配信を予定しています。

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編集・発行:農林水産省北海道農政事務所 企画調整室

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