このページの本文へ移動

北海道農政事務所

メニュー

北海道農政事務所メールマガジン「ホカグリ通信」第14号



 いつもご愛読いただき、ありがとうございます。 ようやく朝晩も過ごしやすい気温になってきまして、秋の気配を感じる今日この頃。夏野菜からリレーバトンを引継ぐ実りの秋が気になります。

目次

【1】ホカグリ情報局
【2】現場のきら星☆ファーマーズ
    「at LOCAL」社長  堀田悠希さん(士幌町)
【3】地方参事官こぼれ話
【4】イベント情報

1.ホカグリ情報局

農政に関係する新着情報などを、ピックアップしてお知らせします。

(1)「日EU・EPA交渉の大枠合意に関する畜産関係説明会」について

▽先般、日EU・EPA交渉の大枠合意に至ったことから、北海道においては、札幌はじめ4ヵ所で既に説明会を開催したところですが、北海道農政事務所では関係機関・団体等の畜産関係者に合意内容をご理解いただくため、今般、「日EU・EPA交渉の大枠合意に関する畜産関係説明会」を稚内市、北斗市で開催いたします。
【申込期限:平成29年9月4日(月曜日)13時】※申込期限が迫っています

(2)「平成29年度 利活用技術指導者育成研修事業研修会」のご案内について

▽株式会社一成は、農林業の被害防止対策の一環で捕獲された鳥獣を、食肉等に利活用及び資源的処理(ペットフード・微生物による減量化等)する知識・技術を有した人材の育成を目的に、本研修会を開催いたします。

(3)農商工等連携促進法に基づく「農商工等連携事業計画」の認定について(平成29年度第2回)

▽農林水産省北海道農政事務所及び経済産業省北海道経済産業局は、平成29年8月10日付けで、農商工等連携促進法に基づき「農商工等連携事業計画」5件の認定を行いました。

(4)平成28年度食料自給率等について

▽農林水産省は、8月9日に、平成28年度食料自給率及び食料自給力指標について、公表しました。平成28年度食料自給率について、カロリーベースでは前年度から1ポイント減少し38%となった一方、生産額ベースでは2ポイント増加し68%となりました。

(5)第2回「全国子ども和食王選手権」PR動画を掲載しました

▽農林水産省は、日本の伝統的な食文化である「和食」やふるさとの「郷土料理」に対して、子どもたちの強い関心と理解を育むことを目的に、「第2回 全国子ども和食王選手権」を開催し、参加する小学生を募集します。

<PR動画>
https://www.youtube.com/watch?v=HfNqVVyK3fc

<第2回「全国子ども和食王選手権」の概要>
https://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/wasyoku/170612.html

(6)9月1日は『防災の日』

▽『防災の日』は、大正12年(1923年)9月1日に発生した「関東大震災」に由来し、国民が地震等の災害について認識を深め、災害に対処する心構えを準備するため、昭和35年(1960年)に制定されました。本州に比べ災害発生が少ないといわれる北海道においても、近年、地震や台風による被害が発生しており、北海道民の防災意識も高まっています。9月1日は「防災の日」です。この機会に、家庭用食料品の備蓄状況について確認してみてはいかがでしょうか。

★緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド(農林水産省)
 https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/gaido-kinkyu.html
★考えていますか、災害時の食料のこと~いつもの食品で無理なく家庭備蓄~(農林水産省公式チャンネル)
 https://youtu.be/5V5h-SPRcns

(7)通常展示「平成28年台風 農業被害と復旧状況について」のご案内(9月4日更新予定)

▽北海道農政事務所1階消費者コーナーにおいて、上記のパネル展示を行っております。ぜひ一度お立ち寄りください。
展示期間:平成29年9月1日(金曜日)~10月31日(火曜日)まで(土日、祝日を除く)
 

(8)「食と農林漁業大学生アワード2017」における出場グループの募集について【平成29年11月4日(土曜日)】(再掲載)

▽農林水産省は、「食と農林漁業の祭典」の一環として、「食と農林漁業大学生アワード2017」を開催します。開催に当たり、食や農林漁業について、自主的な取組を行っている大学生の出場グループを募集します。
【申込期限:平成29年9月20日(水曜日)】

(9) 「まるみえアグリ」の開設(再掲載)

▽農業者の所得向上を図るためには、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決していくことが必要です。

この一環として、「農業競争力強化プログラム」においては、農林水産省が、民間のノウハウ等を活用して、農業者が資材の購入先や農産物の出荷先を比較して選択できる環境を整備することとしており、農業の研究成果の情報と併せ、このような農業者に役立つ「見える化」ウェブサイトをまとめて、「まるみえアグリ」として開設することとしました。

(10) 消費税軽減税率の導入について(再掲載)

▽平成31年10月から消費税の軽減税率制度の導入が予定されています。軽減税率制度に関することや中小事業者等向けの支援につきましては、以下のホームページ等をご覧ください。
▽国税庁は、消費税の軽減税率制度について、ホームページに掲載しています。
https://www.nta.go.jp/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/
▽中小企業庁は平成29年3月、中小企業・小規模事業者の方々向けに分かりやすく解説した「消費税軽減税率対策に関するパンフレット」を公表しています。
https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/2017/170307zeiseikaisei.htm 


農林水産省広報誌「aff(あふ)」をぜひご覧ください

◯「aff(あふ)」は、消費者の皆さん、農林水産業関係者、そして農林水産省を結ぶ広報誌です。
施策の現場のリポートやインタビューのほか、暮らしに役立つ情報も満載し、農林水産業における先駆的な取組や、農山漁村の魅力、食卓や消費の現状などをビジュアルに分かりやすくお伝えします。

なお、これ以外の情報については、農林水産省本省又は北海道農政事務所ホームページをご覧ください。

https://www.maff.go.jp/ (農林水産省本省ホームページへリンク)
https://www.maff.go.jp/hokkaido/ (北海道農政事務所ホームページへリンク)

 

2.現場のきら星☆ファーマーズ

農業経営の発展に向けた取組、地域を元気にする取組など、キラリと光る現場の取組を紹介します。

★今月のキラ星・・・「at LOCAL」社長  堀田悠希さん(士幌町)

  今年4月、新装オープンした道の駅「ピア21しほろ」内に、地場産食材にこだわった「にじいろ食堂」と、「カフェ寛一」などの飲食事業者として出店した、「at LOCAL」社長の堀田悠希さん。

  堀田さんは、中札内村出身で、「夢想農園」を経営するご主人と結婚されて士幌町に。農林水産省が推進する農業女子プロジェクトに参画。また、平成26年に、女性がこれまで培ってきた経験やスキルが活かせる活動の場を作っていくことを目的に、十勝管内の女性農業者等13名で「農と暮らしの委員会」を結成。その委員長として、自分たちが生産した野菜を、ファーマーズマーケット等で直接消費者に販売して、消費者との触れ合いと対話を楽しむ活動を行ってきました。

  そうした中、今回、道の駅の改修にあたって、町民懇話会のメンバーとなり、道の駅の運営は地元でやるべき、ローカルの良さを、みんなと一緒に発信したいとの思いから立ち上がり、「ピア21しほろ」の食堂などの運営を担うこととなりました。

今後は、道の駅を拠点として、街に賑わいを生み出し、町内の飲食店等とイベントの開催等を企画しつつ、来場者を増やしていきたいと考えておられるとのことです。

3.地方参事官こぼれ話

地域拠点に常駐し、現場と農政を結ぶ役割を担う「地方参事官」から、身近なメッセージをお届けします。

★今月の地方参事官・・旭川地域担当  阿部  洋介(地方参事官・旭川地域拠点)

  昨年8月17日以降、4度にわたる台風に見舞われ、全道各地で大きな打撃を受けまた。なかでも台風10号による被害が最も多く、十勝管内や上川管内で、河川の氾濫、土砂災害などが発生し、農業も大きな被害を受け、再開が心配されました。

  そのような状況の中で、昨年9月8日、矢倉政務官に現地視察を行っていただいた際に、南富良野町に新規就農して10年目を迎える鳥羽さんとの出会いがありました。鳥羽さんは、台風災害時に自分のミニトマトのハウス12棟がすべて流され、ジュースを作る加工場も浸水してしまい、被災直後は離農の考えも頭をよぎったそうです。矢倉政務官からの激励や関係者の支援、協力によって、営農を再開するために頑張っています。今年は、3haの農地すべてが復旧したものの2haでは地力が弱いため、スイートコーンなどの栽培は見送り、ミニトマト用のハウス8棟を再建し、収穫の最盛期に向けて農作業に追われる日々を送っています。

  5月下旬、北海道新聞に「南富良野 再起の春」と題して、鳥羽さんや被災された農家の再生に向けた取組などの記事が掲載され、この記事を読まれた矢倉政務官が、農家の復旧に向けた取組に思いを熱くされ、激励メッセージを伝えてほしいとの依頼をいただき、6月下旬に鳥羽さんの農場を訪れ、メッセージを代読させていただきました。メッセージをお伝えした後で、鳥羽さんに素直な感想を伺ったところ、「メッセージに感激して、うるっときました」とおっしゃっていたのが印象に残っています。

   激励メッセージを伝えて帰る際に、ミニトマトが収穫できるようになったら、矢倉政務官にお届けしたいとの話をいただきました。矢倉政務官に連絡させていただいたところ支援の意味も含めて購入したいとの申し出をいただき、後日、発送させていただきました。

   鳥羽さんをはじめ、被災された多くの農家の方々は、完全復旧には至ってはいませんが、今やれることを、前向きに、一生懸命に取り組んでいる姿に心を打たれました。

  今年は、昨年のような台風被害がなく、豊作の年になることを祈るばかりです。

注)矢倉農林水産政務官は平成29年8月7日退任


   各地域拠点では、ホームページを開設しています。地域の優良取組や身近な情報の発信などを行っているほか、農政に関するご相談、事業や制度へのご質問などを受け付けています(地方参事官ホットライン)。ぜひご利用ください。

札幌)  (函館)  (旭川)  (帯広)  (釧路)  (北見

 

4.イベント情報

道内で開催される農業に関する説明会やセミナー等を紹介します。

(1)【札幌市】第22回「食生活と健康講座」の開催について

▽有限会社コンフォート栄養食物研究所は、「食と農の安全性」をテーマに、健康に貢献できる農産物を作る中澤農園の中澤由幸氏を講師に迎え、本講座を開催いたします。
【申込期限:平成29年9月20日(水曜日)】

詳しい日時や場所等については下記のWebサイトをご覧ください。
http://blog.r-comfort.net/article/180762782.html

(2)【札幌市】2017年度日本線虫学会第25回大会シンポジウムin札幌「発生確認から2年、ジャガイモシロシストセンチュウ対策研究の最前線」

▽北海道において一昨年、国内初の発生が確認されたジャガイモシロシストセンチュウは、発見当初に比べ研究が進み、当初の悲観的な状況から問題解決の糸口が徐々に見えてきました。農研機構北海道農業研究センターは、話題提供者からの情報を元に、参加者の皆さんと共に今後目指すべき研究方向と取るべき防除対策を探るため、本シンポジウムを開催します。
【申込期限:平成29年9月14日(木曜日)】

詳しい日時や場所等については下記のWebサイトをご覧ください。
http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2017/08/076575.html

(3)【札幌市】こどものまち「ミニさっぽろ2017」の開催について

▽ミニさっぽろ2017実行委員会は、子どもたちが職業体験や消費体験を通して、働くことの楽しさや大変さを身をもって経験し、社会の仕組みを学ぶことを目的に、こどものまち「ミニさっぽろ」を開催いたします。北海道農政事務所も出展予定です。

詳しい日時や場所等については下記のWebサイトからご覧ください。
http://www.mini-sapporo.com/


 

  編集後記

【人在りて我在り】
私は、人との関わりを最も大事にしています。
自分に関わる全ての人が、自分に影響を与えているといっても過言ではありません。
中でも、「言葉」の持つ力はとてつもなく大きく、辛いときや悩んでいるときに家族や友人からの何気ない一言に救われたり、疲れているときに癒してくれるのは時々・・・?聞こえてくる、上司の褒め言葉だったりします。(笑)
周りの人に支えられていることを改めて認識し、日々を過ごしていきたいものです。
                                                                                                     (担当:吉田)

======================================================================

次回は9月1日に臨時配信を予定しています。

バックナンバーはこちら
登録解除や他のメールマガジンの購読をご希望の方はこちら
======================================================================
編集・発行:農林水産省北海道農政事務所 企画調整室

  このメールマガジンに掲載された記事の無断転載を禁じます。
  本メールマガジンに関するご意見・ご感想をお寄せください。
  TEL:011-330-8801 FAX:011-552-0530
  E-mail:merumaga@hokkaido.maff.go.jp

  


 

お問合せ先

企画調整室
TEL:011-330-8801
FAX:011-552-0530

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader