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北海道農政事務所

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北海道農政事務所メールマガジン「ホカグリ通信」第16号


いつもご愛読いただき、ありがとうございます。
朝夕は少し肌寒く感じる季節になりましたが、北海道の大自然で育まれたおいしい農産物の収穫時季になりました。
おいしいホカグリ通信vol.16をお届けします。

目次

【1】ホカグリ情報局
【2】現場のきら星☆ファーマーズ
    伊藤まち子さん(苫前町:酪農経営)
【3】地方参事官こぼれ話
【4】イベント情報

1.ホカグリ情報局

農政に関係する新着情報などを、ピックアップしてお知らせします。

(1)加工食品の原料原産地表示に関する相談窓口について

加工食品の原料原産地表示について、平成29年9月1日から、国内で製造した全ての加工食品に対し、製品に占める重量割合上位1位の原材料に産地の表示が義務付けられました。これに伴い、新たな制度への円滑な対応のため、実際に表示を行う事業者等を対象とした相談窓口を設置しました。

(2)地理的表示(GI)をはじめとする農林水産分野の知的財産活用セミナーの開催について【平成29年10月】

北海道農政事務所は、道内産品の更なる登録を目指して、北海道庁の協力の下、道内各地においてセミナーを開催します。農林水産分野の知的財産活用の重要性についての講義の他、登録済み産品の関係者をお迎えして、申請・登録の経緯、登録しての効果や現在の課題・展望について語って頂き、更にはGIサポートデスクによる個別相談会の時間も設けています。

(3)平成29年度「食の安全・安心セミナー」を開催します【平成29年10月~11月】

北海道は、平成29年9月1日に食品表示基準の一部が改定され、全ての加工食品の原材料の産地を商品に表示する「原料原産地表示制度」が始まったため、加工食品の原料原産地表示と栄養成分表示をテーマとした平成29年度「食の安全・安心セミナー」を開催します。
なお、札幌会場につきましては、定員に達したため募集を締め切りました。

(4)第12回「全道しごとおこし・まちおこし人情報交流会2017」について【平成29年11月18日(土曜日)】

「全道しごとおこし・まちおこし人情報交流会2017」実行委員会は、人口減少時代を見据え、地域で「ひと」をつくり、その「ひと」が「しごと」、「まち」をつくるという、地方創生の考え方と軌を一にしており、食と観光など北海道のポテンシャルを一層磨き上げることを目的として、標記交流会を開催します。

(5)農林水産情報交流ネットワーク事業における消費者モニターの募集について

農林水産省では、農林水産行政の円滑かつ効率的な推進、農林水産業の振興及び農村漁村の活性化を図るため、生産者(農業者、林業者及び漁業者)、流通加工業者及び消費者と行政担当者の情報交流が可能となる人的ネットワークを構築し、情報の交流活動を行っています。
北海道農政事務所では本活動に御協力いただく、「消費者モニター」を募集しますので、是非御応募ください。

(6)平成29年度「北海道地域の農業分野における障がい者就労促進ネットワーク」情報交換会を開催しました

北海道農政事務所は平成29年9月20日(水曜日)、平成29年度「北海道地域の農業分野における障がい者就労促進ネットワーク」情報交換会を開催いたしました。

(7) 「がぶりオホーツク怪獣紀行」のページを新設しました【北見地域拠点】

北海道農政事務所北見地域拠点では、オホーツクエリアの形とOkhotskの頭文字OKから、オホーツク怪獣キャラクターが誕生し、このオホーツク怪獣が地域を旅し、「美味しい」、「楽しい」、「魅力ある人」をがぶりと紹介するページを新設しました。
 

(8)平成29年産 水稲の作付面積及び9月15日現在における作柄概況(北海道)について

「平成29年産水稲の作付面積及び9月15日現在における作柄概況(北海道)」について、公表資料のとおり取りまとめました。

(9) 農産物検査データを更新しました

平成29年産麦の農産物検査結果(速報値)(平成29年8月31日現在)

平成29年8月31日現在、普通小麦の1等比率は94.1%で、平成28年産同時期の82.9%を10ポイント以上上回り、平成27年産同時期の94.0%と同程度となっています。

(10) 「まるみえアグリ」の開設(再掲載)

農業者の所得向上を図るためには、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決していくことが必要です。
  この一環として、「農業競争力強化プログラム」においては、農林水産省が、民間のノウハウ等を活用して、農業者が資材の購入先や農産物の出荷先を比較して選択できる環境を整備することとしており、農業の研究成果の情報と併せ、このような農業者に役立つ「見える化」ウェブサイトをまとめて、「まるみえアグリ」として開設することとしました。


農林水産省広報誌「aff(あふ)」をぜひご覧ください

◯「aff(あふ)」は、消費者の皆さん、農林水産業関係者、そして農林水産省を結ぶ広報誌です。
施策の現場のリポートやインタビューのほか、暮らしに役立つ情報も満載し、農林水産業における先駆的な取組や、農山漁村の魅力、食卓や消費の現状などをビジュアルに分かりやすくお伝えします。

なお、これ以外の情報については、農林水産省本省又は北海道農政事務所ホームページをご覧ください。

https://www.maff.go.jp/ (農林水産省本省ホームページへリンク)
https://www.maff.go.jp/hokkaido/ (北海道農政事務所ホームページへリンク)

 

2.現場のきら星☆ファーマーズ

農業経営の発展に向けた取組、地域を元気にする取組など、キラリと光る現場の取組を紹介します。

★今月のキラ星・・・伊藤まち子さん(苫前町:酪農経営)

留萌管内苫前町で酪農を経営するとともに地域で積極的に活動しており、平成18年には管内初の女性指導農業士として認定され、地域のまとめ役として活躍している伊藤まち子さんをご紹介します。
伊藤さんは、これまで市町村または集落を中心に行われていた女性グループ同士の交流を進めることにより女性農業者の視野を広げ、研鑽を積むことでレベルアップしていくことが地域の活性化につながるという思いから、留萌管内の農村女性ネットワークを創設し、活動を牽引してきました。
また、JAの金融部門に勤めた経験から、負債のあった農場の経営を立て直すため、投資にメリハリを付けて負債を軽減し、経営改善にも取り組んで来ました。
子どもが小さいときに一緒にいられる時間が少なかったことや、子どもが病気のときに、「何故、自分の子どもを泣かせて仔牛の哺乳をしなくてはならないのか」との思いがあり、早期の哺乳ロボットの導入等に踏み切りました。
女性ネットワークに期待することは「様々な人と交流し、いろいろな事を知ることによって、次の課題・展望等を見つけて欲しい。女性が集まって話をすることで、いろいろなヒントがある。」とおっしゃっています。
また、「母親が楽しんで農家をやれば子ども達も楽しい。特に家庭内において子どもの進路に対する母親の影響は大きく、担い手対策を考えると私たち女性が楽しく農業をやっていかないと次につながらない。女性が楽しく農業をやれば就農の率も上がると思う。」とも言っておられます。
今後は、飼養頭数を減らし、ゆとりのある経営をして、自ら生産した原料乳を使って地域の特産物等を生産する6次化などの仕組み作りをしていきたいと思っています。
地域の活性化等のため、今後も活躍が期待されます。

3.地方参事官こぼれ話

地域拠点に常駐し、現場と農政を結ぶ役割を担う「地方参事官」から、身近なメッセージをお届けします。

★今月の地方参事官・・北見地域担当中島 英明(地方参事官・北見地域拠点)

 初めての北海道生活がまもなく2年が経とうとしています。この間、管内・管外の各地を訪ね、北海道特有の動植物と絶景を目の当たりにする。それらを記憶(記録)に残そうとデジカメから一眼レフカメラに機種変更し、今となっては多くの四季の顔をPCのデジタル画像に蓄積。その枚数も5,000枚程度となっており、以下に記憶の一端を紹介します。
浅い山の林に生える多年草で花言葉は「隠された美」の”ひとりしずか”。
山地の木陰に生える多年草で細長い花びらが偏って咲く様子を采配に見立てた”さい
はいらん”
低地から山地の草地、海岸沿いの草地に生える多年草で花言葉は「純愛」の”えぞか
わらなでしこ”。
紅葉が始まった山々を背に青い色が映える”大豆のニオ積み”
出会った顔は数知れず。
先月、東京で会議があり、9月の暑さを身に染みて感じ、北の大地の過ごしやすさと短い夏を改めて実感する。そして、ふと1年前を振り返ると、8月の台風の後始末に追われ、あっという間に時が過ぎたことを思い出す。先日の台風18号の足跡がこれからの秋の収穫に影響がないことを願うばかりです。
当職の主な業績目標は、オホーツク地域の特徴(農林水産業、観光等)を最大限に活かし、さらに活力ある地域にすること。
これからも様々な取組を多くの人と語り、計画していきますので、多方面の方々の声をお待ちしています。


   各地域拠点では、ホームページを開設しています。地域の優良取組や身近な情報の発信などを行っているほか、農政に関するご相談、事業や制度へのご質問などを受け付けています(地方参事官ホットライン)。ぜひご利用ください。

札幌)  (函館)  (旭川)  (帯広)  (釧路)  (北見

 

4.イベント情報

道内で開催される農業に関する説明会やセミナー等を紹介します。

(1)【釧路市】「酪農業を応援!牛乳を飲モォ~」パネル展の開催について【平成29年9月30日(土曜日)】

北海道農政事務所釧路地域拠点では、国産農畜産物の需要拡大を目的の一つとして、酪農業を応援する「パネル展」をイオンモール釧路昭和で開催します。
酪農に関するパネル展示の他、子供達に酪農業を身近に感じてもらおうと「搾乳模擬体験」コーナーを設けたり、酪農の魅力を発信する釧路市阿寒町内の女性農業者グループ「Becotto(べこっと)」の紹介も行います。
詳しい日時や開催内容等については、下記のWebサイトをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/press/kushiro/170912.html

(2)【苫小牧市】第11回東胆振地産地食フェア・イン・苫小牧を開催します【平成29年10月25日(水曜日)】

東胆振地産地食フェア・イン・とまこまい実行委員会は、地域の食材を改めて認識・発掘するとともに、その食材を使用した料理を広く一般の方々に提供し、「地産地食」を推進することを目的として、第11回東胆振地産地食フェア・イン・苫小牧を開催します。
なお、当日券の販売はございません。すでに前売り券の残り枚数が少なくなっておりますのでご注意ください。
詳しい日時や開催内容等については、下記Webサイト及びFacebookをご覧ください。
http://tomakomaicci.jp/publics/index/263/
https://www.facebook.com/tomakomai.cci/


 

  編集後記

【食欲は秋に収まらず】
あっという間に夏が終わり、秋風が肌に心地よい季節となりました。さて、秋といえば食欲の秋ですが、私は春夏秋冬問わず食欲が絶えません。おかげさまで4月から9月の間に体重が3キロ増え、スーツが若干きつくなった気がしています。皆様も食べすぎにはご注意を。
                                                    (担当:北田)

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次回は10月31日に配信を予定しています。

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編集・発行:農林水産省北海道農政事務所 企画調整室

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