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北海道農政事務所

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北海道農政事務所メールマガジン「ホカグリ通信」第46号

目次

【1】ホカグリ情報局
【2】現場のきら星☆  希少なブラウンスイス牛を「すべては牛のために」という理念のもとに育てている  有限会社コスモス  安藤智孝代表
【3】地方参事官こぼれ話  田鎖  武(函館地域拠点)

1.ホカグリ情報局

(1)「うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~」ページを新設しました。

農林水産省は、各地域で選定された郷土料理のいわれ・歴史やレシピ等、また、郷土料理を生んだ地域の背景等についてデータベースを作成し、情報発信しています。

(2)(開催中止)令和元年度「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテスト審査結果発表及び表彰式の開催について

予定していた表彰式は、諸般の事情により中止となりました。

(3)農林水産省では「野菜食べよう」プロジェクトを実施しています。

農林水産省では、野菜の消費拡大を推進するため、標記取組を実施しています。

(4)第16回食育推進全国大会の開催の決定について

農林水産省は、毎年6月を「食育月間」と定め、全国規模の中核的な行事として地方公共団体と共催し、食育推進全国大会を開催しています。令和3年は、岩手県との共催により開催します。

(5)統計情報

(6)農産物検査データを更新しました。

(7)消費税軽減税率制度について

令和元年10月から消費税の軽減税率制度が実施されていますが、農林水産省では農業者の皆さんに特にご留意いただきたいことをまとめたパンフレットを作成しています。

(8)農林水産省SNS発信プロジェクト「BUZZ MAFF(ばずまふ)」について

農林水産省は、我が国の農林水産物の良さや農林水産業、農山漁村の魅力を伝えるため、職員自らがスキルや個性をいかして、省公式SNSで情報発信するプロジェクトを立ち上げ発信を開始しています。

(9)農林水産省広報誌「aff(あふ)」をぜひご覧ください。

「aff(あふ)」は、消費者の皆さん、農林水産業関係者、そして農林水産省を結ぶ広報誌です。


 

 2.現場のきら星☆

★今月のきら星・・・希少なブラウンスイス牛を「すべては牛のために」という理念のもとに育てている  有限会社コスモス  安藤智孝代表

  北海道十勝地方の西部の日高山脈からの良質な水と空気に恵まれた清水町で、約1,000頭の肉用牛の飼養を行っている「有限会社コスモス」代表取締役安藤智孝さんをご紹介します。
  安藤智孝さんは、先代も含めて30年以上営まれている牧場を2年前に引継ぎ、「牛にも、人にも、あったかく」をモットーに肉牛を育てている方です。
  なぜなら、畜産業は、家畜としての動物を育て、その命をいただく営みだからこそ、「牛が健やかに暮らしているか」、「牛の一生が満足したものであったのか」に、心を配りながら牛を育てています。また、農場HACCP(ハサップ)の認証を取得し、その手法で整えられたストレスの少ない環境の下、牛が人間に恐怖を抱くことなく、リラックスした状態で多くの時間を過ごせるように飼育しています。そして、それが結果として、質の高い牛肉づくりにもつながるそうです。これが「牛にも、人にも、あったかく」ということ、とのことです。
  飼養している約1,000頭のうち、80頭は希少種のブラウンスイス牛です。このブラウンスイス牛は、14か月育成・肥育して、若齢肥育牛として出荷しておりますが、希少種のため出荷量が少なく市場での認知度が低い牛です。
  しかしながら、若齢肥育で出荷することにより、その肉は瑞々しく、柔らかく、こくがあり、のどの奥でも甘みとこくを感じることができ、その上、牛肉独特の嫌みや臭みがなく、さっぱりといただけるそうです。
  このブラウンスイス牛の肉を加工した商品「ブラウンスイス牛コンビーフ」は、精肉で流通可能なほど高いクオリティの牛肉を使用しているため、コンビーフが苦手な方にもおいしいと言われる商品となっております。
  この度、このブラウンスイス牛の活用法を開拓、ブランド化した取組が評価され、2019年度の「6次産業化アワード」で食料産業局長賞を受賞されました。
  今後のブラウンスイス牛は、大都市圏のシェフ向けに、瑞々しさ等のバランス感覚をよりよくするため、肥育期間を現在の14か月から12か月に短縮していくそうです。

3.地方参事官こぼれ話

 ★今月の地方参事官・・・函館地域担当  田鎖  武

  あらゆる運動の中で「走ること」が最も苦手だった私が最近ハマっているのがマラソンです。42.195kmのフルマラソンに挑戦するにはまだまだのレベルですが、昨年3月には前任地の名古屋でシティマラソン(10.5kmのクォーター)、8月には札幌での北海道マラソン(12.1kmのファンラン)に出場しました。
  普段の練習コースを一人で走るのとは違い、車が走る広い公道を走ることは気持ちのいいもので、大勢の観衆の声援を受ければテンションも上がってきます。
  昨年の北海道マラソンで印象的だったことは、フルマラソンや視覚障がい者、そして我々も同時に大通公園をスタートして途中までは同じコースを走ることです。沿道の声援、交差点で楽器を演奏しながら応援してくれた子供達、帰宅後に中継録画をみれば「ああここに立っていたんだっけ」と思い出すことが出来ます。(もちろん、我々はほぼ映りませんが…^o^;;)
  そして今年の8月、その北海道マラソンのコースを活用し、東京オリンピックの男女のマラソン、競歩が開催されることになったことはご案内の通りです。開会まで5か月を切り、札幌ドームではサッカーも予定されていることから、楽しみにされている方も多いことと思いますが、私もいまからワクワクしています。
  新型コロナウイルスの影響拡大によりイベントの中止が相次いでおりますが、一日も早く終息することを願わずにはいられません。



   各地域拠点では、Webサイトを開設しています。地域の優良取組や身近な情報の発信などを行っているほか、農政に関するご相談、事業や制度へのご質問などを受け付けています(地方参事官ホットライン)。ぜひご利用ください。

札幌)  (函館)  (旭川)  (帯広)  (釧路)  (北見

 


 

  編集後記

最近読んだ本に出てきた主人公の話ですが、彼は国の重臣として貢献していました。しかしあらぬ疑いをかけられて失脚し国を追われ、そのまま生涯を閉じました。彼は、壮年期と老年期に「立派に生きるのは難しい」と2回同じ台詞を言っていましたが、それを読んで、立派に生きるとはどういうことだろうかと考えさせられました。たまの読書もいいものですね。

             (担当:名村)

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次回は3月下旬に配信を予定しています。

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編集・発行:農林水産省北海道農政事務所 企画調整室

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